今日は僕のシーケンサー歴について書いてみようと思います。
「コンピューターミュージック入門」
なる書籍を立ち読みした高校2年のあの日僕は
打ち込みとは
「音の高さと長さを指定して配置していくだけの作業」
というのを真に受けて(笑)僕のシーケンス・ライフは幕をあけました。
さて話を本題に戻してシーケンサーの話をしましょう。
ミュージックシーケンサー (Music Sequencer) は、演奏データを再生することで自動演奏を行うことを目的とした装置、およびソフトウェアをいう。
楽譜が読めなくても、楽器が弾けなくても、シーケンサーさえ
扱えれば誰でも曲は作れます!
何事もそうですが「やる気とセンスと投資」です!
パソコンがまだ全然普及してない時代、
当時のシンセサイザーはオールインワンっていうのが
流行っていて音源+シーケンサー+鍵盤っていう機材が多かったです。
一台買えば演奏も曲作りも出来るっていう。
8トラック+リズムパターンっていう構成の
シーケンサーを内蔵していました。
大手の総合楽器メーカーのYAMAHAだけあって
使い勝手はすごくよかったです。
でもEOS自体のメモリが少ないのと
記録メディアがないっていうこともあって
曲出来たらテープに録音して消去って作業してました(笑)
YAMAHA QY300
16トラック+パターントラックの専門シーケンサー。
音源の内蔵していてこれ一台で曲作りが出来ました。
当時としては大型の画面とジョグダイアル、
鍵盤を模したキーはとても快適に作業が出来ました。
これを音源モジュールやらサンプラーを繋いで鳴らしながら曲作ってました。
孤高のテクノアーティスト
Squarepusherことトム・ジェキンソン
もQYシリーズの愛用者だったそうです。
初期の作品はこのQY300であの超絶打ち込みをやっていてんですね~。
記録メディアはフロッピーの2DD!
よく容量が足らなくなりました。
一番使ったシーケンサーなので病んだ青春時代とともに(笑)
思い出がいろいろありますねぇ。
YAMAHA QY100
QY300に比べてサイズは小さくなりましたが
機能は格段に向上しています。
搭載していていわゆるギタリスト向けの
機材っぽいですが打ち込み(シーケンス)部も
全然クオリティが高いもので作業もしやすかったです。
電池駆動出来てよく単体で曲作ってましたね。
このQYはサイズと扱いやすさからロングセラーだったみたいですね。
YAMAHA RS7000
当時すでにCubaseは持っていましたがライブ用に購入。
当時はクラブミュージックが流行っていて
各メーカーさんもそれクリエイトするための機材を開発していました。
基本的に信頼しているのでがこの機材も打ち込みは
とてもしやすかったです。
基本クラブミュージック向けだけどオールジャンル使えるし。
16トラック+パターントラック、PCM音源+サンプリング音源で
当時は最強のハードシーケンサーでした。
当時はまだUSBが普及していなくてSCSIでパソコンとデータの
やりとりしていました(^^;
…そして記録メディアはスマートメディア。。。
Ceephax Acid Crewことアンディ・ジェキンソン
は現在もこの機材でイカしたイカれたテクノのライブしてますね^^
AKAI Professional MPC1000
ヒップホップ系のトラックメーカーに
絶大な人気を誇るMPCシリーズ。
こちらもライブ用に購入しました。
決して使いづらいわけじゃないんだけど
MPCスタイルは僕にはどうにもこうにも合わなくて
あんまり使わなかった(使えなかった)です(^^;
MIDIの打ち込みとオーディオを統合した
DAW環境を手に入れます。
当時のパソコンは相性とかトラブル多かったし、
最初は慣れるまで大変だったけど慣れたら快適そのものでした。
もともとオーディオ・シーケンサーの
触れ込みでの発売されたソフトでしたね。
live6以降からMIDI機能がついて打ち込みできるようになりました。
僕は8の時に買ったんですがシーケンサーとして
まー打ち込みのしづらいこと(^^;
ハードのシーケンサーに比べれば格段に視認性はいいのに、
人間慣れとは恐いものです笑
慣れればそこそこ使えるんですけどね。
liveでも何曲も作ったし。
電子音系やダンスミュージック向けのイメージありますが
どんなジャンルでも作れます。
liveは通常のDAWのような
アレンジビューとセッションビュー
という機能があるのですが
やはりliveの魅力は
セッションビュー
ですね。
オーディオでもMIDIでもトラックに入れてすべて同期
して鳴らせるってところですかね。
いわゆるDAWがスタジオをパソコンの中で再現
するような感じの中でliveは楽器的というか
超高性能なサンプラー
といったソフトです。
Presonus Studio One
現在のメインDAW。
結構前からありましたが、ここ数年で一気に広まりましたね。
もともとCubaseを開発してた人が興した会社のソフトだけ
あってCubaseユーザーだった僕は違和感なく扱えてます。
VST関連でエラーするのが玉にキズですが。
音の解像度が高くてシンプルで音が良いDAWって印象ですね。