Kurippertronixxxのブログ

音楽を通して楽しみを共有したい音楽クリエーターのブログ

【スポンサーリンク】

初めて買った楽器で人生を振り返る

音楽クリエーターのKurippertronixxx(@MFProducion)です。

 

みなさんにとって初めての楽器や機材って何ですか?
  
   
ピアノ、ギター、ベース、ヴァイオリン、トランペット、サックス、ターンテーブル…などなど楽器をやっている人はみんな初めての自分の楽器って思い入れがあると思います。
    
 
最近自分自身の人生や音楽を振り返る機会があり、この曲を作ったの思い出しました。この曲は僕が初めて買ったシンセサイザーYAMAHAシンセサイザー EOS B700で作った曲です。
  
 
もともと音楽の環境がなかった家庭で育った僕でしたが中学生でテレビでTMN(TM NetWork)のパフォーマンスで音楽に興味を持ちました。シンセサイザーやコンピューターに囲まれてる小室哲哉さんが未来的でとてもカッコよく映りました。
 
  
当時はゲームもファミコンからスーパーファミコンになり身近なところからテクノロジーの急速に発展を感じていました。
  
 
高校に入って特にゲームくらいしかやることがなかった僕は段々打ち込みやシンセサイザーに興味を持つようになります。当時いとこが置いてったFM音源のホームキーボードみたいので音出して遊んだりしてました。

   
インターネットもYoutubeもない時代、近所の本屋で「コンピューターミュージック入門」という本を立ち読みします。そこで音楽の世界に「MIDI」というものが存在するということを知ります。
(結構最近知りましたがこの本の著者のギタリストの渡邉博海さんはTalboのユーザーで僕の現在のメインギターもTalboなのはびっくりしました)
  
 
「打ち込みとは音の高さと長さを配置していくだけの作業。楽器が弾けなくても、楽譜が読めなくても曲は作れる」
  
 
みたいな事が書いてあって
 
  
「…なんかオレにもできんじゃね??」
  
 
って勘違いし始めます笑
 
  
音楽の素養が全くなかったので楽器が演奏出来るようになりたいというより、打ち込みで曲作ってみたいという思いが強くなってきました。
 
    
そしてシンセサイザーの購入を決断しました。
 
  
当時は機材も高くてシンセサイザーシーケンサー、スピーカーなど打ち込みのフルセットを揃えると数十万かかる時代でした。

   
そしてワークステーション型のシンセサイザー(オールインワンシンセサイザーとも呼ばれていました)の存在を知り、小室さんが開発に関わったEOSシリーズを知ることになります。

 

 

f:id:Marronfieldsproduction:20180424081707j:plain

  
 
EOSはシンセサイザー、作曲に必要な曲を作るシーケンサー、スピーカーを統合していたところが大きな魅力でした。
 
  
当時小室さんのファンだったこともあり、EOSの購入を決めました。
 
  
布袋さんやHIDEさんのファンがフェルナンデスのギター買うみたいな感じですね笑
 
  
高校に入ってから始めたバイトで貯めたお金と高二の夏休みのバイト代をかき集めて初めてのシンセサイザーEOS B700を購入します。
 
  
現在プロで活躍されてる方もこのEOSシリーズからシンセ始めたって人も多いと思います。
  
 
当時は中古で¥170,000くらいしました。
 
  
この頃のYAMAHAFM音源を採用した歴史的名機のシンセサイザーDX7の大ヒットや当時の小室さん人気もあり、このEOSはYAMAHAの製品ということもあって教育用のEOSもあるくらい普及してました。
  
 
多分DX7の次に売れたシンセサイザーだと思います。自分の地元の楽器屋にもあったくらいでした。
  
 
EOSはサンプリングを元にしたAWM音源とFM音源を組み合わせた音源を採用していて今聴いたらチープだけど(笑)初めて音出した時は感動しました。


  
 
当時のシンセサイザーは黒いボディのものが多かったので、EOSの丸みを帯びた未来的なデザインも印象的でした。

 
  
 
このEOSを買ったあと、他のシンセサイザー系のアーティストを聴くようになり、Soft Balletに衝撃を受けました。シンセサイザーを駆使した電子ポップだけどドラムやヴォーカルにディストーションがかかっていたりしてそれまで聴いたことない音楽でした。
  
 
Soft Balletとの出会いから僕の音楽観にノイジーでインダストリーな価値が加わり、そういった方向に傾向していくことになります。
  
 
その後、機材も専用のシーケンサーサンプラーハードディスクレコーダーなどグレードアップさせていき、現在の環境DAWに辿り着きました。
   
  
…それから時がたち、30歳前になった僕は一台のシンセサイザーですべてのパートをDAWに多重録音して曲を作るというスタイルで曲作りしてました。
   
  
そして人生で初めて実家を始めて出る時に
  
 
「どうせなら初めて買ったシンセサイザーのEOS B700で何か作ってみようかな」
  
 
と思い久々に引っ張りだして音出してみると10分くらいで曲の完成のヴィジョンが見えました。
  
 
よく作曲家の方やミュージシャンの方が
  
 
「曲が降りてきた!」
  
 
とおっしゃる時がありますが、まさにそんな感じでした。
  
 
当時の僕は曲を作るペースが月2,3曲って感じだったので何とも言えない体験でした。
  
 
何の迷いもなく、あとはDAWに録音していくだけでした。
  
 
そしてこの曲が完成しました。

 


KURI404-The One Machine Orchestra EOS Memories  

 
この曲は荒削りな部分も多いけど僕のルーツのシンセサイザーの電子音とノイジーな要素がミックスした理想の音像が初めて見えた気がしました。
  
 
その後現在に至るまで様々なジャンルの曲を作るようなりましたが、僕の作曲人生の中で初めて手にしたシンセサイザーで作ったとても意義のある曲になりました。
  
 
シンセサイザーもたくさん買いましたが近年はDAW / プラグインシンセがベースの制作なので殆ど手放しましたがこのEOSは手放せずに今も実家にあります。
   
  
いつか機会があればライブで使いたいと思っています笑
  
 
みなさんにとっての初めての楽器や機材って何ですか?
  
 
あなたの体験されたことなどぜひ教えてください^^
  
 
-------------------------------------------------------------------------
  
 
今回のお話を読んでどんなことを感じましたか?
  
 
ぜひコメント、シェア等していただけたら嬉しいです^^