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僕にとってのシンセサイザー

0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。

 
 
音楽クリエーターのKurippertronixxx(@MFProducion)です。
 
 
今まで音楽制作を続けてきて沢山のシンセを買いました。
(今はもうほとんど所持してませんが) 
 
 

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最近「なぜ自分はシンセサイザーが好きなのかな?」

 

 

って漠然と思いました笑
 
 
 
みなさんは「シンセサイザー」というとどんなものを思い浮かべますか?
 
 
ネットでシンセサイザーを調べると
 
 
「主に電子工学的手法により楽音等を合成(synthesize:シンセサイズ)する楽器「ミュージック・シンセサイザー」の総称」
 
 
と出てきます。
 
 
実際のヴィジュアル・イメージとしては  
・鍵盤型のコントローラーから鳴らす音
・パソコンから鳴らす音
iPadから鳴らす音 
・その他ガジェットから鳴らす音 
 
 
音としては 
・アナログVCOのブリブリのサウンド
・長い持続音のシンセパッドサウンド
FM音源の硬質で煌びやかな音
・ウェーヴ・テーブルの時間によって変化していくサウンド
チップチューンモデリング、グラニュラー、サンプリング…などなど 
 
 
人それぞれの思い入れや解釈がありますし、
そのどれもがシンセサイザーサウンドだと思います。 
 
 
今日は僕にとってのシンセサイザー感を書いてみたいと思います。 
  
 
初めて買ったシンセがデジタルシンセだったこともあり、その当時の80年代後半~90年代前半に使われていた時代のシンセ、
 
 
KORG M1
Roland D-50 
AKAI Sシリーズ
 
 
などのハードウェアのデジタルシンセ / サンプラーの音をテレビやラジオを通して聴いていました。
 
(もちろんその時は意識してなかったけど、後々シンセの歴史を辿っていくとそれらの機材が当時のJ-POPで多用されていたと知ることになります。)
 
 
当時のシンセのサンプル容量は数MBとかなので音の立ち上がりのアタック部分をサンプリングで鳴らしそれ以降の持続音や衰退音をいかに短い波形をループさせてその楽器の音を再現させるかに開発者の方々が努力されてたと思います。
 
 
現在はギガクラスの容量を扱えるので楽器の奏法などを含めた音を丸ごとサンプリングして鳴らせるので信じられないような話です(笑)
 
 
歴史的大ヒットしたFM音源で有名なDX7も生ピアノやアナログシンセのような柔らかい音の再現は苦手でした。
 
 
当時のサンプラーやシンセで生楽器音を出すだけですごいことだったのかも知れません。 
 
 
DX7のFMエレピや金属的なベース音やパーカッシヴ音
 
 
KORG M1の「Lore」、「Universe」などの非現実音
ハウス / ダンスミュージックで使われまくったM1 ピアノ
 
 
Roland D-50のクワイアやベル
 
 
現行のソフト音源と比べたらリアルさは皆無です笑
 
 
しかしそれこそが「個性」になってそのシンセ自体の「音色」になっていると思います。
 
 
その後90年代後半になるとサンプリングの容量も大幅に上がり、アナログシンセのリバイバルやデジタルでアナログシンセをモデリングしたシンセが主流になってきます。 
 
 
確かに古いシンセの音だし、リアルな楽器音ではないけど今聴いてても開発者や当時のユーザーが新しく生み出したそのシンセにしか出せない
 
 
「新しい未来の音」
   
 
が鳴っているような気がします。 
 
 
それまでのMoog、Prophet、Oberheimなどの代表的なアナログシンセはアメリカ産なのに対して
 
 
80年代以降のDX7、M1、D-50、AKAIサンプラーなどのデジタル音源の代表がすべて国産というのも面白いですね。  
 
 
メイド・イン・ジャパン、すっげーっす。 
 
 
僕にとってシンセサイザーというものは
 
 
「楽器音が出せない未来の音を鳴らす楽器」
 
 
ですね。
  
 
もちろんアコースティックな楽器の音も大好きですけどね。
 
 
みなさんは「シンセサイザー」というとどんなものを思い浮かべますか?
  
 
あなたの思ったこと、感じたこと、体験されたことなどぜひ教えてくださいね。
 

  
 
今回のお話を読んでどんなことを感じましたか?
  
 
感想やコメントいただけたら嬉しいです^^
 
 
 

 
 
 
Youtube【くりっぱーチャンネル】にてシンセサイザーの解説動画などを公開しています。
 
 

見にきていただけるとうれしいです^^

 

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