0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。
Cherry Audio社さんのヴァーチャル・モジュラー・シンセサイザー Voltage Modularの使い方について解説しています。
現代のモジュラーシンセサイザーの面白いところはアナログだけでなくデジタルのモジュールも多く存在していることですね。
今回はサンプラーのモジュールを使ってみたいと思います。
80年代前半、サンプラー黎明期に活躍した
E-mu社のEmulator Ⅰ(イミュレーター)
を思わせるインターフェイスがシンセ / サンプラーマニアにはたまりませんね笑
使い方はシンプルでSOUND Storageの「LOAD」から鳴らしたいオーディオファイルを読み込むだけです。
モジュールにたいして一つのサンプルを読み込んで鳴らすといった感じですね。
【NORMAL】
CV入力にたいしてサンプルを最後まで再生します。
【GATE】
CV入力のゲートにそってサンプルを再生します。
キーボードなら鍵盤を押さえている時だけ鳴ります
【DRONE】
読み込んだサンプルをループ再生します。
【SAMPLE START】
GATE入力されたあとサンプルの再生する位置を決めます。
【SAMPLE END】
サンプルの再生を終了する位置を決めます。
【LOOP POINT】
【SAMPLE END】の後にループを再生する位置を位置を決めます。
【SAMPLE ROOT】
サンプルのルートキーの設定をします。(デフォルトではC(ド)2)
【WAVE VEIW】
サンプル波形の表示(STステレオ / L/M左モノラル / R右)を設定します。
【NOMALIZE】
サンプルをピーク寸前まで音量を上げます。
【CHOP】
【SAMPLE START】【SAMPLE END】の間を切り取ります。
【SNAP TO TRANSIET】
サンプル波形のヒット音(波形の大きい部分)にスナップする設定です。
※デフォルトではオンになってます。
【CROSSFADE LENGTH】
クロスフェードの長さを調節します。
【LOOP ENABLE】
ループ再生をオンにします。
Trigger Modeで【DRONE】を選択しているときは適用されません。
【FORCE LP TO START】
このボタンを押すと【LOOP POINT】が【SAMPLE START】の位置に移動します。
オクターヴとファインチューンの設定をします。
【Sample Rate】
サンプリングのレートを調節します。(48K~100Hz)
【Bit Depth】
サンプルのビットを調節します(32bitから2bit)
左に回すほどローファイなサウンドになり、ビットクラッシャー的な効果が得られます。
CHERRY AUDIO VOLTAGE MODULAR 操作方法 その14~サンプラーを鳴らそう!編〜|初心者でもわかる 解説 - YouTube
フィルターやエンベロープ、LFOなどのいわゆるシンセサイザー的な機能はないのです。
オシレーターとしてモジュールに組み込んで必要に応じてそれらのシンセサイズ系のモジュールを足していくといいと思います。
現代のサンプラーみたいに
リアルタイムストレッチとかグラニュラーとかできるわけじゃないし、
特別面白い機能があるわけではありませんが笑
モジュラーならではの強みとしてはやはりCVの使い方次第で化けそうですね!
なんか昔、ハードウェア・サンプラー使ってたときのことを思い出しました笑
ではまた次回!
見にきていただけるとうれしいです^^