0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。
フランスのメーカーUVIさんのソフトウェアの
とにかくいろいろすご過ぎる要塞みたいなシンセサイザー、
Falcon 2の動画連動ブログです。
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今回はアナログのシンセドラム【DRUM】と
【Drum Sequencer】
を使ってドラムを鳴らします。
DRUM ~以下マニュアルより~
OSC - オシレーター
ピッチオシレーター(OSC)セクションのWAVEFORM(オシレーター波形)ではサイン、三角、ノコギリ、パルス波を選択できます。
FREQUENCY(フリクェンシー)は、オシレーターのベースピッチを設定します。
PITCH MODULATION(ピッチモジュレーション)はベースピッチに変化を加えます。
DEPTH(デプス)は、モジュレーション量を半音単位で設定します。
RATE(レート)は、ピッチ変化の速さを設定します。
シェイプメニューで、変化曲線を選択します:EXPONENTIAL(エクスポネンシャル)は急激な変化、SINE(サイン)は一般的なLFOによる変化、NOISE(ノイズ)はノイズに従った少しランダムな変化をもたらします。
Amp(アンプリチュード)セクションには、アタック(A)とディケイ(D)のエンベロープパラメーターが用意されています。
NOISE - ノイズ
ノイズジェネレーター(NOISE)には、FILTER(フィルター)が装備されています。フィルタータイプメニューから、フィルターの種類をローパス、バンドパス、ハイパスを選択します。
FREQUENCY(フリクェンシー)はカットオフ周波数、Qはレゾナンスを操作します。
AMP(アンプリチュード)は、ピッチオシレーターと同様、アタック(A)とディケイ(D)のエンベロープパラメーターが用意され、これに加え、ENV(エンベロープ)スイッチで、ディケイ曲線を設定します。
MIXER - ミキサー
MIXER(ミキサー)は、オシレーターとノイズジェネレーターのバランスを設定するのに使用します。中央で、2つのソースは最大値でミックスし、ドラッグした方向と逆側のソースの音量がアッテネート(制限)されます。
つまり、OSC方向に設定すると、オシレーターの音量は変化せず、ノイズの音量が小さくなります。
MASTER - マスター
MASTER(マスター)セクションは、ミキシングされたサウンドに対するオーディオパラメーター:EQ GAIN(イコライザーゲイン)とEQ FREQ(イコライザ ー 周 波 数 )で特 定 の 帯 域をブーストまた はカットし、DISTORTION(ディストーション)で歪みを加え、VOLUME(ボリューム)で
出力音量を設定します。
VEL SENS(ベロシティセンシティビティ)は、オシレーターボリューム(O)、ピッチモジュレーション(P)、ノイズボリューム(N)に対するベロシティ感度を設定します。
基本的にはオシレーターとノイズをブレンドしてドラムサウンドを作っていく感じです。
右サイドバー(今回使うのはじめてかも笑)の
〔波形マーク(プリセットブラウザー)〕をクリックすると
各オシレーターのプリセットが出てきます。
今回は【DRUM】モジュールのサウンドを使うので
まずキックサウンド。
Synthesis > DRUM > Kick > BD809
でプリセットを【MAPPING】の鍵盤のところにドラッグします。
【MAPPING】エディターはドラッグして上に引っ張ることができます。
C1(ド)に【DRUM】オシレーターの〔BD809〕が割り振られました。
【EVENT】+ > Script Proccesor > Sequencing
> Drum Sequencer
を追加します。
Drum Sequencer ~以下マニュアルより~
画面左上の再生(▷)ボタンで、シーケンスの再生と停止をおこないます。
パターンプリセットメニューとナビゲーションボタン(◁と▷)で、予め用意されているリズムパターンを選ぶことが可能です。
メニュー(≡)には、以下のコマンドが用意されています:
• CLEAR(クリア):現在の設定を全消去します。
• LOAD(ロード):保存済みのユーザープリセットを開きます。
• SAVE(セーブ):現在のシーケンス設定を保存します。
• SAVE AS(セーブアズ):現在のシーケンス設定を別名保存します。
• SAVE ALL AS(セーブオールアズ):現在の全設定を別名保存します。
• STATE A/B(ステートA/B):シーケンス設定状況のA/B切替えをします。
• COPY A TO B/B TO A(コピーA > B/B . A):現在のシーケンス状況を
別のステートスロット(AあるいはB)に複製します。
• COPY SEQUENCE PAGE(コピーシーケンスページ):現在表示のシーケンスページの設定をクリップボードに一時コピーします。
• PASTE SEQUENCE PAGE(ペーストシーケンスページ):クリップボードに一時コピーしたシーケンスページ設定を現在表示のページに貼り付けます。
• LOCK MIDI MAP(ロックMIDIマッピング):設定画面の設定値をロックして、プリセットパターン変更時の不要な設定変更を防ぎます。
• LOCK MUTE AND SOLOS(ロックミュート&ソロ):パートミュートとソロ設定をロックして、プリセットパターン変更時の不要な設定変更を防ぎます。
パートコントロール(画面左端)は以下の通りです:
• パート名:パート名を表示します。
• MIDIインジケーター(●):MIDI入力に反応して点灯します。
• ミュート(M):パートミュートボタンです。
• ソロ(S):パートソロボタンです。
• ズームエディット(Q):パートを全画面編集モードに切替えます。
• ナッジ(◁と▷):パートのシーケンス情報を左右に微調整します。
• ファンクション(▽):パートのシーケンス編集コマンドアクセスします。
グリッドエディターは、画面の大半を占める領域で、画面のドラッグ、ダブルクリックによる数値入力でシーケンスを設定します。この部分の右クリックで設定の全クリア(Reset All Values)が実行できます。また、グリッドエディターの上端には再生ポジションを示すビートインジケーターが装備されています。
GRID(グリッド):シーケンスグリッドの細かさを設定します。
EVENT LINK(イベントリンク):グリッドイベント編集操作時のリンク間隔を設定します。(1Bar = 各小節のグリッドを同時編集します。)
SNAP(スナップ):グリッド吸着機能を有効にします。
SWING(スウィング):メニューでスウィングの適用間隔を設定し、ノブでスウィング値の調節をします。
PAGE 1-4(ページ 1-4):シーケンスページの切替をします。
AUTO(オート):シーケンスページ表示のオートスクロールを有効にします。
【SETTINGS(設定画面)】
パート名:パート名のダブルクリックで名称変更が可能です。
⇦ COPY NAME(コピーネーム):パートノートメニューで選択されたノートあるいは楽器名をパート名として適用します。
リフレッシュ:パートノートメニューの表示を更新します。
パートノートメニュー:パートで演奏をするノートを設定します。
Falconのプリセットで、ノートに楽器名が設定されている場合は、ノートではなくその楽器名が表示されます。
TIME(タイム):トリガーのオフセット(±200ms)を調節します。
GAIN(ゲイン):パートゲインを設定します。
PAN(パン):パートのステレオ定位を設定します。
TUNE(チューン):パートピッチの調節をおこないます。
GENERATE MIDI(ジェネレートMIDI)ボタンは、シーケンスパターンのMIDIファイル書出しをおこないます。
DRAG 'N DROP(ドラッグ&ドロップ)ボタンは、GEENERATE MIDIボタンのクリック後に表示されます。このボタンをドラッグして、DAWのインストゥルメントやMIDIトラック、あるいはデスクトップにドロップをすることで、MIDIファイル化したシーケンスパターンを張付けることが可能です。
シーケンスターゲットノートメニューは、シーケンス再生をMIDIノートで制御をする際に使用します。設定したMIDIノートを受信している間、シーケンス再生がおこなわれます。
SLICE(スライス)ボタンをオンにすることで、シーケンスを小節ごとに再生コントロールすることが可能になります。シーケンスターゲットノートを基準に8つのノートがそれぞれ、シーケンスの小節1〜8に割り当てられます。
グローバルゲイン:全パートのゲインをオフセット設定します。
グローバルパン:全パートのステレオ定位をオフセット設定します。
グローバルチューン:パ全パートのピッチをオフセット調節します。
上部の〔VELOCITY〕で鳴らすタイミングと強弱を打ち込みます。
上にドラッグするほどベロシティが高くなります。
【MAPPING】の表示はけっこう細かいですが
右端の+-で拡大 / 縮小がか可能です。
プリセットサウンドをドラッグするときに
カーソルを上下にすることによって範囲の拡大/縮小ができます。
【Drum Sequencer】の〔SETTEING〕で
ドラムのキーの割り当ての確認 / 変更が可能です。
【Drum Sequencer】の初期のトラック設定は
なぜかハイハットがなくてシンバルが3つもある設定なのですが笑
もちろん名前の変更も可能です。
ドラムのサウンドを消したい場合は
消したいキーを右クリック
> Delete Selected Key Group
で消去できます。
〔SETTING〕で
・Timi(タイミング)
・Gain(音量)
・Pan(ステレオ定位)
・Tune(音程)
各種パラメーターのコントロールが可能です。
※ここのパラメーターはモジュレーションできないみたいです笑
【Drum Sequencer】の左下の
〔GENERATE MIDI〕をクリックすると〔DRAG'N DROP〕
に変わるのでそのまま
今回使用した階層を【TREE】で確認します。
今回おもにしようしたのは
【Layer 1】
Script Procceserの【Drum Sequencer】
Keygroup 1~6の【Drum(オシレーター)】
ということになります。
UVI Falcon 2 その8 ~DRUMを鳴らそう!編〜|初心者でもわかる 操作方法 解説
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