0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。
フランスのメーカーUVIさんのソフトウェアの
とにかくいろいろすご過ぎる要塞みたいなシンセサイザー、
Falcon 2の動画連動ブログです。
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今回は【FM】オシレーターの解説です。
FM~以下マニュアルより~
オペレーター
FMシンセシスでは、オシレーターのことをオペレーターと呼びます。FM
モジュールには4つのオペレーターが装備されています。
各オペレーターは、RATIO(レシオ)とHZ(ヘルツ)モードが用意されています。
RATIOは、オペレーター周波数を設定します。
この設定は、基準周波数に比例値でおこないます。例えば、1.0に設定した場合、基準周波数の通りに出力し、2.0に設定した場合は2倍の周波数で出力します。
Hzは、オペレーターの動作モードを固定周波数設定にします。この場合、RATIOノブは周波数(Hz)設定として扱います。
FINEは、オペレーター周波数の微調整に使用します。設定された周波数に対して±1,200セント(RATIOモード)あるいはレンジ(HZモード)設定として機能します。このことで0.001Hz〜20kHz設定を可能にします。
PHASEは、オペレーターのスタートポイントを設定します。
LEVELはオペレーターの出力レベルを設定します。オペレーターのB、C、
Dのレベルパラメーターは、FMアルゴリズムによって音量ではなく、モジュ
レーションインデックスとして扱います。その際、設定範囲も異なります。
Snapは、オペレーター周波数設定を特定の倍音制限する機能です。この
機能はRATIOモード時のみ有効です。
MASTER - マスター
このモジュールのマスターセクションには、Topology(トポロジー)メ
ニューとFEEDBACK(フィードバック)設定が用意されています。
TOPOLOGYは、オペレーター配列=アルゴリズムを選択します。
FEEDBACKは、オペレーターのセルフフィードバック量を設定します。
ぼくはFMシンセサイザーは
サイン波を足して変調っていう解釈で音作りします。
まず【オペレーターA】だけ出力すると
いわゆる「ピー」とか「ポー」の笑サイン波がなります。
通常は〔Ratio〕モード
〔Hz〕モードは周波数を固定します。
〔Fine〕で周波数の微調整します。
FMシンセサイザーはわずかなパラメーターの変化でも音が激変することがあるので〔Fine〕のパラメーターもうまく使うとよいと思います。
〔Phase〕はオペレーターの波形の再生位置を決めます。
〔Snap〕はRatioをおおまかな段階的にコントロールします。
音作りの初期段階は最初〔Snap〕をオンにして目指すサウンドの近いところにきたらオフにして細かく調整するのもいいかもしれませんね。
FM音源の音作りの重要な要素のひとつとして
アルゴリズムがあります。
アルゴリズムというのはオペレーターの組み合わせです。
画像のアルゴリズムは
【オペレーターA/B】【オペレーターC/D】が縦に並んでいます。
オペレーターA/CがそれぞれオペレーターB/Dをモジュレーションして
出力するってイメージです。
【オペレーターD】のみセルフフィードバックが可能です。
12種類あるアルゴリズムをいろいろ試してみてください。
【オペレーターA/B】【オペレーターC/D】が縦に並んでいる
アルゴリズムを選択します。
とりあえず直列の【オペレーターA/B】の2オペレーターだけで音作りするので
※この時点では【オペレーターC/D】はないものだと思ってください笑
オペレーターA以外のBCDの〔Level〕を0にします。
【オペレーターB】の〔Level〕を上げていくと
音が変化していきます。
【Ratio】のつまみを回すと音が大きく変化するので
とりあえず【Fine】のつまみを回して
周波数を微妙に変化させると
金属的な響きのサウンドになりました。
同じように【オペレーターC/D】でも試してみるのもいいと思います。
【オペレーターD】はフィードバックがついてるので
またさらにサウンドを変化させられます。
UVI Falcon 2 その12 ~FM編〜|初心者でもわかる 操作方法 解説
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