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Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法 その4 〜FILTER & EFFECTS編~|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーこと

Kurippertronixxx@Kurippersynthです。

 

Arturia MiniFreak (アートリア ミニフリーク)のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪

 

Arturia MiniFreak  その4 〜FILTER & EFFECTS編~  ブログ連動動画

 

Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法

その4 〜FILTER & EFFECTS編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

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今回はArturia MiniFreak【ANALOG FILTER】【DIGITAL EFFECTS】の基本的な操作の解説です。

 

Arturia MiniFreak アナログフィルターを使おう!

 

シンセサイザーの音作りにおいてオシレーターの次に重要なのがフィルターです。

 

Arturia MiniFreakではオシレーターはデジタル、フィルターはアナログ(VCF:Voltage Controlled Filter)というハイブリッドなスタイルを採用しています。

オシレーターの回でやりましたがOSC1はOSC2のデジタルフィルターで加工することも可能です)

 

 

【ANALOG FILTER】〔Type〕で3つフィルターのタイプから選択可能です。

〔LPF〕

低音域を通して高音域を削るフィルターです。基本的にはいちばん使われるフィルターです。

〔BPF〕

中音域を通して低高音を削るフィルターです。

〔HPF〕

高音域を通して低音域を削るフィルターです。

 

 

〔Cutoff〕

フィルターの周波数をコントロールします。

〔Resonannce〕

周波数のピークを持ち上げてサウンドにクセをつけます。

 

 

〔Env / Velo〕

フィルターのエンベロープによる時間的変化の量をコントロールします。

【SHIFT】ボタンを押しながら値を上げるとベロシティ(強弱)によるエンベロープの深さを設定することが可能です。

 

Arturia MiniFreak デジタルエフェクトを使おう!

 

【DIGITAL EFFECTS】では3系統のデジタルエフェクトを使用可能です。

オシレーターと同様に〔Type〕でエフェクトを選択して〔Time〕〔Intensity〕〔Amount〕の3つのパラメーターでエフェクトをコントロールします。

 

 

また【SHIFT】ボタンを押しながら〔Type〕のつまみを回すと選択しているエフェクトの〔Sub Type〕を選択することが可能です。

 

 

【Chorus】

原音をコピーしてそのそれぞれに短いディレイをかけ、ディレイタイムをLFO でゆっくりと(あるいはクイックに) 揺らして揺らぎや厚みのあるサウンドにするエフェクトです。

〔Rate〕

ディレイタイムを揺らすLFO の周期を設定します。遅めにするとリッチなコーラスに、速くするとビブラートのような感じになります。

〔Depth〕

エフェクトの深さを設定します。

〔Dry/Wet〕

ドライ/ウェット(エフェクトがかかっていない音とエフェクト音) のバランスを調整します。

〔Subtypes〕

Default、Lush、Dark、Shaded、Single

 

 

【Phaser】

位相を変化させてサウンドにうねりをくわえるエフェクトです。

〔Rate〕

スウィープのスピードを調整します。超スローで雄大なスウィープから船酔いをしてしまうような疑似ビブラート的なスピードまで変化します。

〔Feedback〕

フィードバックを上げるとピーク感が強くなり、ブライトな音色になります。
トラディショナルな厚いフェイザーサウンドには高めのフィードバックが必要で、低めに設定すればよりマイルドなフェイザーエフェクトになります。

〔Dry/Wet〕

ドライ/ウェットのミックスバランスを調整します。

〔Subtypes〕

Default、Default Sync、Space、Space Sync、SnH、SnH Sync

 

 

【Flanger】

強烈なコムフィルターでいわゆるジェットサウンド効果を作り出します。

〔Rate〕

スウィープのスピードを調節します。超スローからビブラート的なスピードまで変化します。

〔Feedback〕

フィードバックを上げるとコムフィルター効果がより強くなり、ブライトな音色になります。さらに上げればフィルターレゾナンスが発振する寸前のような強烈なエフェクトになります。〔Dry/Wet〕

ドライ/ウェットのミックスです。

〔Subtypes〕

Default、Default Sync、SIlly、Silly Sync

 

 

Distortion

クリップ、オーバードライブからディストーション、ウェーヴフォールディングまでさまざまな歪みを追加します。

〔Gain〕

増幅量、つまり歪みの深さや全体的な音のキャラクターを調整します。ゲインを上げたときの反応はディストーションのタイプによって異なります。また、このエフェクトでは自動ゲイン補正機能が入っており、ゲインを上げるとボリュームが下がり、全体音量を一定に保つようになっています。

〔HPF/LPF〕

ディストーションがかかった信号の全体的なトーンを調節します。設定値をネガティブにするとローパスフィルターのカットオフが変化し、ポジティブにするとハイパスフィルターのカットオフが変化します。

〔Dry/Wet〕

ドライ/ウェットミックスです。

〔Subtypes〕

Classic、Soft Clip、Germanium、Dual Fold、Climb、Tape

 

 

【Bit Crusher】

入力信号の音質を意図的に下げてローファイにしたり破壊的なサウンドにするエフェクトです。

〔Decimate〕

入力信号からデータを間引く大きさを設定します。高い設定値ではデジタル的に破壊されたゴミのような音になります。

〔BitDepth〕

信号のビット数(解像度) を設定します。ノブを上げていくとビット数が下がって音が破壊されていきます。

〔Dry/Wet〕

ドライ/ウェットミックスです。

〔Subtypes〕

なし

 

 

【3 Bands EQ】

Lo / Mid / Hiの3つの帯域をブースとしたりカットしたりするエフェクトです。

〔Low〕

低域をコントロールします。

〔Mid〕

中域をコントロールします。

〔High〕

高域をコントロールします。

〔Sub Type〕

Default、Wide、Mid 1K

 

 

【Peak EQ】

【3 Bands EQ】とは違い1バンドのみですがFrequency、Gain、Width といった一般的なパラメーターが3つあります。

〔Frequency〕

EQ の周波数を 30Hz - 15,000Hz (15kHz) の範囲で設定します。

〔Gain〕

ゲインを -15dB - +6dB の範囲で設定します。

〔Width〕

バンドの帯域幅を調整します。このパラメーターは他のEQ ではQ という名称が付いていることもありますが、設定値を高くすると帯域幅が狭まり、ピンポイントでEQ をか
けることができ、低くすると帯域幅が広くなってより広範な特性調整が行えます。

〔Sub Type〕

なし

 

 

【Multi Comp】

入力信号を複数の周波数帯域に分割した上で、入力信号を圧縮しダイナミックレンジをコントロールします。例えば低音域と高音域で違う動作のコンプレッションを行うことができ非常に便利です。

〔Time〕

アタックとリリースタイムを調節します。

〔Tone〕

コンプレッサーが処理する3つの周波数帯域のレンジや効果を調整します。

〔Amount〕

エフェクトの深さを調節します。

〔Subtypes〕

OPP、Bass Ctrl、High Ctrl、Tighter

 

 

【Delay】

入力信号に対して遅延するサウンドを追加するいわゆるエコー、やまびこ効果的なエフェクトです。

〔Time〕

ディレイタイム、つまりディレイ音がリピートする時間的な間隔を設定します。設定
値は選択したサブタイプによってミリセカンド(ミリ秒:ms) 単位、または小節に対する拍数になります。

〔Feedback〕

ディレイの出力を再入力することでディレイ音の繰り返しを作ります。設定値を100 にするとディレイ音が消えるまで数分かかるようなリピートになり、0 にするとリピートのない1回だけのディレイになります。

〔Dry/Wet またはSend Level〕

ディレイのルーティング設定(Insert またはSend) によってパラメーターの動作が変わります。インサートの場合はドライ/ウェットのミックス、センドの場合はセンドレベルとして動作します。

〔Subtypes〕

Digital、Stereo、Ping-Pong、Mono、Filtered、Filtered Ping-Pong:各サブタイプとも テンポに同期するSync バージョンがあります。

 

 

【Reverb】

入力信号にたいしてシュミレーションした空間の残響を追加するエフェクトです。

〔Decay〕

残響音の長さ (空間の全体的な広さや形状) を設定します。

〔Damping〕

高音域が減衰する早さを調節し壁面反射が控えめな印象にします。

〔Dry/Wet またはSend Level〕

バーブのルーティング設定(Insert またはSend) によってパラメーターの動作が変わります。インサートの場合はドライ/ウェットのミックス、センドの場合はセンドレベルとして動作します。

〔Subtypes〕

Default、Long、Hall、Echoes、Room、Dark Room

 

Arturia MiniFreak ディレイ / リバーブのインサート / センドを設定しよう!

 

 

【Delay】【Reverb】のエフェクトはインサートとセンドを切り替えて使うことが可能です。

【Sound Edit】ボタン▷ 〔FX〕▷〔Delay Routing〕〔Reverb Routing〕で設定します。

〔Insert〕(直列)

入力信号をエフェクトにそのまま通します。直列なので他のエフェクトにも【Delay】【Reverb】の効果がかかります。

〔Send〕(並列)

入力信号とエフェクト音を別々に出力します。

 


 

Arturia MiniFreak  その4 〜FILTER & EFFECTS編~  ブログ連動動画

 

Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法

その4 〜FILTER & EFFECTS編~|初心者でもわかる 解説

 

 

Arturia MiniFreak  その4 〜FILTER & EFFECTS編~  まとめ

 

Arturia MiniFreakの大きな変化のひとつにオシレーターが2つになったのとデジタルエフクターを搭載したのは大きいですね!

 

MicroFreakはエフェクターを別に用意しないといけないのでMiniFreakは単体でもポテンシャルが高いです(^^)

 

内蔵エフェクトも定番モノから最近のモノまでいろいろ使えそうです。

 

個人的にはオシレーターやフィルターのタイプによって出力の差があるのでエフェクトでイイ感じで出来そうだなと思いました!

さらにMiniFreakはモジュレーション機能も自由に組めるのでフィルターやエフェクトのパラメーターをエンベロープLFOなどさまざまな変調することも可能です(^^)

 
ではまた次回!
 

 

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Arturia MiniFreak  くりっぱーチャンネル再生リスト

 

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ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。

 

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Youtube【くりっぱーチャンネル】

 

シンセサイザーの解説動画マシンライブ動画などを公開しています。
 

見にきていただけるとうれしいです^^

 

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Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法 その3 〜オシレーター編~|初心者でもわかる 解説

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Arturia MiniFreak (アートリア ミニフリーク)のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪

 

Arturia MiniFreak  その3 〜オシレーター編~  ブログ連動動画

 

Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法

その3 〜オシレーター編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

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今回はArturia MiniFreakオシレーターの基本的な操作の解説です。

 

Arturia MiniFreak 進化したオシレーターを使おう!

 

 

MicroFreakは多彩デジタルオシレーターを搭載していてとても面白いシンセサイザーでした。

 

MiniFreakではより進化して2つのシンセエンジンを搭載しました。

オシレーター1では15種類のオシレータータイプにオシレーターにくわえてオーディオ入力、

オシレーター2ではオシレーター1の変調やフィルタリングなどを含めた21種類のモードをそれぞれ内蔵してより進化しました。

 

Arturia MiniFreak ピッチとヴォリュームをコントロールしよう!

 

 

Arturia MiniFreakでは〔Select〕ボタンで各オシレーターの切り替え、〔Volume〕で各オシレーターの音量調整が可能です。

 

 

〔Transepose〕で音階のコントロールが可能です。

・そのままで半音単位、

・つまみを押すと[Fine]が点灯してセント単位、

・【SHIFT】を押しながらだとオクターヴ単位

という感じで音階のコントロールが可能です。

 

Arturia MiniFreak オシレーターをコントロールしよう!

 

 

Arturia MiniFreakのデジタルオシレーターはオレンジの4つのつまみでコントロールします。

 

 

[Type]オシレーターの種類を切り替えます。

基本的に各オシレーター[Wave](試験管)[Timbre](ボトル)[Shape](フラスコ)のつまみでコントロールします。

 

 

なぜこういった表示なのかというとMiniFreakを使えば誰でもマッドサイエンティストになれるらしいです笑

 

Arturia MiniFreak  BasicWaves

 

 

BasicWavesはノコギリ波と矩形波のキャラクターをブレンドしています。シンプルながらも豊かな倍音の BasicWaves で、初期のモジュラーシンセサイザーオシレーターの挙動を再現できます。

[Wave / Morph]

矩形波 (値0) からノコギリ波 (50)、2周期分のノコギリ波 (音程が1オクターブ高くなります)(100) へと連続可変します。

[Timbre / Sym]

Morph の値が50 (ピュアなノコギリ波) のときには、このノブを回しても何も起こりません。Morph の値が50以下の場合、Sym で矩形波のパルス幅が変化し、50を超えた場合には2つのノコギリ波の位相が変化します。

[Shape / Sub]

1オクターブ低いサイン波をミックスします。いわゆるサブオシレーター です。

 

Arturia MiniFreak  SuperWave

 

 

SuperWaveは波形のコピーを複数作りそれぞれのチュ ーニングを微妙にズラしてシンセ波形の音を厚くするRoland JP-8000 で有名なSupwe Saw系のサウンドをかんたんに再現できます。

[Wave / Wave]

基本波形を選択します。一般的なノコギリ波以外にも、矩形波三角波、サイン波も選択できま す。  

[Timbre / Detune]

コピーされた波形間のデチューン量を、ほぼデチューンなしの状態からやりすぎと思われるほ どにまで調節できます。

[Shape/ Volume]

元の波形とコピーされた波形の音量バランスを調整します。

 

Arturia MiniFreak  Harmo

 

 

Harmoはハーモニックオシレーターで色々な 倍音 の時間的な音量変化で音色を作り出す アディティブシンセシス (加算合成方式) のオシレーターです。

Harmo は各倍音の周波数比の「テーブル」を数多く用意し、最大8つまでの倍音を選択することで簡単に音を作ることができます。

[Wave / Content]

倍音の周波数比のテーブルを選択します。数値が高いほど倍音が豊富な音になります。

[Timbre / Sculpting]

倍音がサイン波から矩形波に徐々にモーフィングしていき、初期のアディティブシンセでは不可能なキャラクター変化が得られます。

[Shape/ Chorus]

コーラス効果で音の広がりと厚みが少し増します。

 

Arturia MiniFreak  Karplus-Strong

 

 

Karplus-Strong は音源としては最初期の フィジカルモデル の1つです。

Bow (弓) と Strike (打撃) から始まり、それぞれの要素を別々のノブでコントロールします。

[Wave / Bow]

Strike (打撃) 音に加える Bow (弓や弦を弾く) 音の量を設定します。この量によって撥弦系の持続音になったり、ドラムのような減衰音になります。なお、このノブの設定はPosition の設定による音色変化には影響しません。

[Timbre / Position]

ドラムヘッドを叩く位置を設定します。どんなドラマーでもヘッドの中心部を叩いたときとリムに近いところを叩いたときの音に大きな違いがあることを知っているかと思いますが、Position はその音色変化をシミュレートします。なお、このノブの設定は Bow の設定による音色変化には影響しません。

[Shape / Decay]

レゾネーターの振動が減衰する早さ(いわゆるディケイタイム)を設定します。

 

Arturia MiniFreak  VAnalog

 

 

VAnalogはバーチャルアナログの波形モデルで、2つのアナログ波形 (パルス波とノコギリ波) をシミュレ ートし、どちらも波形を大きく変化させることができます。また、アナログらしい感じを出せるデチュー ンパラメーターもあります。 

[Wave / Detune ]

パルス波に対するノコギリ波のピッチを調整します。ごくわずかなデチューンから、最大±2オ クターブまで変化させることができます。 

[Timbre / Shape]

パルス波を変形させます。非常に狭いパルス幅から矩形波に近くなるにつれて、オシレーター シンク (一方のオシレーター位相を他方のオシレーターの位相に強制的に合わせる音作りの手法) のよう な高い倍音が生じてきます。 

[Shape / Wave]

ノコギリ波を三角波からノコギリ波へ変化させます。

 

Arturia MiniFreak  Waveshaper

 

 

Waveshaperオシレーターは2つの波形変化技術を組み合わせて、面白い倍音構成を作ることができます。
ウェーブフォールダー は1970年代に Don Buchla に考案したもので、波形の上端と下端を過大入力しているときのように単にカットするのではなく、それぞれを反対方向へ折りたたむというものです。これにより変わったタイプの倍音構成に変化します。

[Wave / Wave]

ウェーブシェイパーからの出力波形を調節します。

[Timbre / Amount]

ウェーブフォールディングの量を設定します。

[Shape / Asym]

波形の非対称度を設定します。

 

Arturia MiniFreak  Two Op. FM

 

 

Two Op. FM オシレーターは、2オペレーター FM (周波数変調) という意味です。

2つのオペーレーター(オシレーター波形)を超高速変調させてYAMAHA DX-7に代表される煌びやかで硬質なサウンドが得意です。

[Wave / Ratio]

2つのオペレーターの周波数比を設定します。

[Timbre / Amount]

モジュレーション量を調整します。設定値を高くすると倍音が多くなり、FM 特有のブライトな音色になります。

[Shape / Feedback]

オペレーター 2 の出力をオペレーター 2 に再入力させ、それ自身の位相を変化させる量を設定します。こうしたフィードバックは FM シンセシスのもう1つの重要ポイントで、高域まで伸びる密な倍音を作り出したり、場合によってはデチューン効果を作り出すこともできます。このパラメーターもぜひ実験してみてください。

 

Arturia MiniFreak  Formant

 

 

Formantオシレーターはグラニュラーシンセシスを使用し、2つのフォルマントフィルターを通してフィルターがかかった波形などを作ります。
ラニュラーシンセシス は、音を グレイン や パーティクル と呼ばれるごく小さなサイズにスライスし、そのグレインを色々な方法で並べ替えたり操作することで音作りをする方式です。

[Wave / Interval]

2つのフォルマントフィルターの周波数比を設定します。

[Timbre / Formant]

ベースとなるフォルマント周波数を設定します。

[Shape/ Shape]

フォルマントの帯域幅とシェイプを設定します。

 

Arturia MiniFreak  Speech 

 

 

Speechオシレーターテキサス・インスツルメンツ社の Speak & Spell という、1970

代の喋るおも ちゃの技術を利用したものです。

このオシレーターは内部的にはシンプルな音を合成し、ライブラリーやサブライブラ

ーに入っている単 語を発音するというようにかなり忙しく働きますが、あなたは何を

わせるかを選ぶだけですから簡単で す。 

[Wave / Type]

音のライブラリーを選択します。このライブラリーにはいくつかのフォルマントセットがあり、 母音と 二重母音 (「アイ」や「オウ」など) のほか、色や数、字、"modulator" や "waveform" といっ たシンセ関連の単語を生成します。

[Timbre / Timbre ]

言葉のフォルマントを上下に変化させて声質を調整します。

[Shape / Word]

Typeノブで選択したライブラリー内の音韻や単語を選択します。

 

Arturia MiniFreak  Modal

 

 

Modalはシンプルな操作で美しくてクリアで、リアルなパーカッショントーンを作るオシレーターです。
技術的にはエネルギーの放出により発生する振動を共鳴させるというフィジカルモデリングを応用したものでKarplusオシレーターと同様の手法です。

[Wave / Inharm]

不協和な共鳴が発生する量を調整し「ウッディ」な音から「メタリック」な音へ変化します。

[Timbre / Timbre]

振動部分の音の明るさを設定して、低域成分と高域成分のバランスを取ります。これにより発生する倍音成分の量が変化します。

[Shape / Decay]

共鳴が減衰する早さ(ディケイタイム)を調整します。

 

Arturia MiniFreak  Noise

 

 

Noiseオシレーターでは色々な基本波形をノイズをミックスできますので、1つのオシレ

ーターでノイズと音程のある音を同時に出せます。

MiniFreak のNoise オシレーターは、サンプリングのノイズの非常に小さな断片のサンプ

ルレートを下げて作る パーティクルノイズ を含む幅広いノイズタイプを作ることができます。

[Wave / Type]

パーティクルノイズからホワイトノイズ (すべての周波数帯域を均等に含んだノイズ)、

さらにはハイピッチのメタリックノイズまで、ノイズ音を調整します。

[Timbre / Rate]

ノイズのサンプルレートを下げます。メタリックノイズの場合は、ノイズ出力の矩形波

のピッチをコントロールします。

[Shape / Balance]

ノイズに基本波形をミックスします。

ノイズだけの状態からノイズ+サイン波、ノイズ+三角波、ノイズ+矩形波へと変化します。

 

Arturia MiniFreak  Bass

 

 

BASSオシレーターはサイン波と コサイン 波 (サイン波が 0 のときにコサイン波が最大または最小、またはその逆になるサイン波) という2つの波形のモデルです。

[Wave / Saturate]

コサイン波のサチュレーションを設定します。歪んでいない純粋なコサイン波は倍音

なく基音だけですが、サチュレーション (オーバードライブの一種) を上げることで倍音

が生じてきます。

[Timbre / Fold]

BASS オシレーターにはWaveshaperオシレーターと同様に2段階の非対称ウェーブフォールダーが入っており、これにより倍音を生じさせることができます。

[Shape / Noise]

2段階のウェーブフォールダーの間にノイズ信号をミックスする量を設定しサイン波とコ

サイン波で位相変調を行います。これにより、ザラッとした、ランダム要素が多少入っ

たトーンを作れます。

 

Arturia MiniFreak  SAWX

 

 

SAWXオシレーターは古き良きノコギリ波がまだまだ新たなトリックに使えることを物

語るオシレーターです。このオシレーターでは、位相変調されたノコギリ波とサンプル

レートを下げたホワイトノイズをコーラスで厚くすることができ、様々なキャラクター

の豊かな倍音構成の音を作りことができます。

[Wave / SawMod]

ノコギリ波にかける位相変調の強さを設定し倍音構成が劇的に変化します。

[Timbre / Shape]

コーラスの量を設定します。

[Shape / Noise]

ノコギリ波を変調する信号にノイズをミックスする量を調整します。設定値を高くすと

とラジオノイズのようなランダム要素が増えていきます。

 

Arturia MiniFreak  HARM

 

 

HARMオシレーターはHarmo オシレーターは別のモデルで基音に倍音を追加するオシレ

ーターです。

[Wave / Spread]

基音と倍音の周波数比を設定します。設定値が 50 の場合、両者はユニゾンになり、0

か 100 のときは1オクターブ下か上になります。それ以外の場合は平衡変調器を通した

ように音が劇的に変化します。

[Timbre / Rectify]

倍音の整流度を調整します。整流器は少々ウェーブフォールディングに似た効

果を出すアナログ回路で有名です。

[Shape / Noise]

位相変調されたノイズとクリッピングをミックスします。

 

Arturia MiniFreak  Audio In (Osc 1 のみ)

 

 

Osc 1では Audio In端子から入力したオーディオ信号を MiniFreak の シグナルフローに

取り込むことができます。入力したオーディオ信号はデジタル変換され、ウェーブフォ

ールダーとデシメーターで加工され、デジタルノイズをミックスすることもできます。

[Wave / Fold]

ウェーブフォールディングの深さを調節します。Decimate が 0 の場合このパラメーターは単純に入力レベルを調節します。

[Timbre / Decimate]

デシメート (信号を間引く) 量を設定し、キーボードトラッキングにも追従します。

[Shape / Noise]

ノイズのミックス量を設定します。

 

Arturia MiniFreak  Chords (Osc 2 のみ)

 

 

Chordsオシレーターはどんな単音を弾いてもコードにします。2声、3声、それ以上の

コードにすることができ、コードの音域や転回形も設定できます。

[Wave / Interval]

コードの種類を選択します。キーボードで弾いた音がそのコードのルート音になりす。

Octave

• 5th
• sus4

• minor (m)

• m7

• m9

• m11

• 6th + 9th (69)

• Major9 (M9)

• M7

• Major (M)

[Timbre / Inv/Trsp]

コードの種類を変えずにその構成音のオクターブを変化させます。いわゆるコードの 転

回形のことです。

[Shape / Waveform]

オシレーターの波形を選択します。設定値が 0 から 50 までの範囲では、波形が切り替

わり、50 以上からは16種類の波形がスムーズにモーフィングします。

※Chord オシレーターはパラフォニックモードでは使用できません。

 

Arturia MiniFreak  FM/RM (Osc 2 のみ)

 

 

FM/RMはOsc 2でOsc 1を周波数変調 (FM) とリングモジュレーション (RM) の変調をします。

[Wave / Wave]

Osc 1 を変調するOsc 2 の波形を選択します。

[Timbre / FreqMod]

FMの変調量を選択します。

[Shape /  RingMod]

RM(リングモジュレーター)の変調量を選択します。

 

Arturia MiniFreak  Multi Filter(OSC 1のフィルターとして機能します)

 

 

Multi Filter以降はOSC 1を加工するデジタルフィルターになります。アナログのVCFとはまた違った多彩なフィルタリングが可能です。

[Wave / Cutoff]

カットオフフリケンシーを調節します。

[Timbre / Resonance]

カットオフフリケンシーでのレゾナンスを調節します。

[Shape /  Mode]

フィルタータイプ (ローパス、バンドパス、ノッチ) と、スロープ (12、24、36) (dB/oct)

を設定します。

 

Arturia MiniFreak  Surgeon Filter

 

 

Surgeon Filterハウリングのようになってしまう「ウルフトーン」のような不要な周

波数帯域をシャープにカットします。

[Wave / Cutoff]

フィルターのカットオフ周波数または中心周波数を設定します。

[Timbre / Spread]

フィルターのピークまたはカットの帯域幅を設定します。このパラメーターは、Mode

が BP かNotch のときにのみ使用できます。

[Shape /  Mode]

フィルタータイプを選択します。選択できるタイプは、ローパス、バンドパス、ハイバス、ノッチの4タイプです。

 

Arturia MiniFreak  Comb Filter

 

 

Comb Filterはいわゆる櫛形フィルターといわれるものでいわゆるフランジャー効果のザラザラした質感にします。

[Wave / Cutoff]

ディレイタイムを調整することで全体的な周波数特性のバランスを設定します。ディレ

イタイムを長くすると低音域が強調され、短くすると高音域が強調されます。Osc 2 の

他のフィルターとは違い、コムフィルターはキーボードトラッキングマッピングされ

ています。

[Timbre / Gain]

元の信号レベルに対する、遅延をかけた信号のミックスレベルを調節します。設定値が

0 の場合、コムフィルター効果はかかりません。

[Shape /  Damping]

コムフィルター内のフィードバックループの前段でローパスフィルターをかけます。設

定値を高くすると音色がより穏やかになり、コムフィルターの劇的な感じもマイルドに

なります。

 

Arturia MiniFreak  Phaser Filter

 

 

Phaser FilterはComb Filterの原理でサウンドをフェイズシフトしてサウンドにうねりをくわえるフィルターです。

[Wave / Cutoff]

フェイザーノッチの周波数レンジを調節し、強調する帯域を設定します。

[Timbre / Feedback]

フィルターからの出力をもう一度フィルターに入力してエフェクトの効きを強調する量

を調節します。

[Shape /  Pole]

フェイザーフィルターで生じさせるノッチの数を設定します。ポール数が1ペアでノッチが1つできますので、2ポールの場合はノッチが1つ、12ポールならノッチは6個になります。

 

Arturia MiniFreak  Destroy

 

 

Destroyはいわゆるブッ壊し系のフィルターですね笑

Destroyだけ撮影し忘れちゃったのでTwitterにあげたDestroyを使った動画をつけました(^^;

[Wave / Fold]

ウェーブフォールディングの量、つまり、波形の上端と下端を単にカットするのではな

く、それぞれの反対方向へ折りたたむポイントを調節します。設定値を高くするとノイ

ズが増えてレゾナンスがシャープになっていき、クリッピング (歪ませる) よりもクール

な音になることが多めになります。

[Timbre / Decimate]

入力信号からデータを間引くサンプル数を設定します。Fold の設定値を高めにしておく

とパチパチといった不快なノイズが発生していきます。このパラメーターはキーボード

ラッキングマッピングされています。

[Shape / Bitcrush]

入力信号のビット数を下げます。これにより、イヤな感じの独特なノイズや歪みがどん

どん発生していきます。

 


 

Arturia MiniFreak  その3 〜オシレーター編~  ブログ連動動画

 

Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法

その3 〜オシレーター編~|初心者でもわかる 解説

 

 

Arturia MiniFreak  その3 〜オシレーター編~  まとめ

 

今回はArturia MiniFreakのデジタルオシレーターを一通り鳴らしてみました。

定番モノからマニアックなものまでいろいろなオシレーターを2つ使えるのでかなり楽しめそうですね^^

 

MicroFreakもそうだったのですがMiniFreakも[Wave](試験管)[Timbre](ボトル)[Shape]の3つのパラメーターだけで直感的にオシレーターを操ることができるところが素晴らしいと思いました!

 

あとでやりますが、MiniFreakはモジュレーションに機能なども充実しているので複雑なシンセサイズもかんたんにおこなうことが可能です。

シンセ中級者~マニアはもちろんですが、初心者とか慣れてない方にぜひ使ってほしいシンセサイザーですね!

 

とはいえ近年の物価高で10万超えのシンセになってしまいましたからね、、、(^^;でも昔は10万以上なんて当たり前だったからなぁ。。。

 

くりっぱーのファーストシンセのYAMAHA EOS B700も中古で17万くらいで買った気がします。

 

まー分割で買っても月1万で一年以内に終わるし、プラグイン版のMiniFreak Vも使えるし余裕で1年以上使えるシンセだと思うので個人的にはやっぱりおすすめしたいシンセサイザーですね!

 

Arturiaさんのシンセって良い意味でマニアックだし、シンセ愛が深いんですよね^^ 

 

ではまた次回!
 

 

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Arturia MiniFreak
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Arturia MiniFreak  くりっぱーチャンネル再生リスト

 

Arturia MiniFreak  くりっぱーチャンネル再生リスト

 

 

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ARTURIA PIGMENTS 4 アートリア ピグメンツ その19 ~新機能編〜|初心者でもわかる 操作方法 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーこと

 

 

Kurippertronixxx@Kurippersynthです。

 

 

フランスのシンセサイザーメーカー

 

 

ARTURIAさんの

 

 

オリジナルソフトウェアシンセサイザー

 

  

PIGMENTSの動画連動記事です。

 

 

ARTURIA PIGMENTS 4 その19 ~ver4 新機能編~ ブログ連動動画

 

 

ARTURIA PIGMENTS 4 アートリア ピグメンツ

その19 ~ver4 新機能編〜|初心者でもわかる 操作方法 解説

 

 

 

 


 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ARTURIA PIGMENTS 4メーカーHP

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PIGMENTSの既存ユーザーの方は無償でアップデートできます。

 

 

ARTURIA PIGMENTS 4

 

 

豊富なモジュレーションとあらゆるシンセシスを統合して

 

 

クラシックなシンセサイザーサウンドの再現から実験的なサウンド、現代的なサウンドまで

 

 

生み出すことが可能なパワフルなシンセサイザーです。

 

 

 

 

今回はARTURIA PIGMENTS 4

 

 

ver4 新機能についての解説です。

 

 

ARTURIA PIGMENTS  4  Playモードで鳴らそう!

 

 

 

 

オシレーター、フィルター、エンベロープ、マクロ、シンプルなモジュールとハンズオンマクロで、サウンド全体の概観を楽しめるモードです。

 

 

モジュレーションの動きも視覚的でいいですね^^

 

 

ARTURIA PIGMENTS  4 リニューアルしたGUIとライトモード

 

 

 

 

PIGMENTS 4は刷新されたグラフィックインターフェースとより高コントラストなライトモードを選択可能になりました。

 

 

【Theme】をいままでのDarkからLightモードの変更可能になりました。

 

 

くりっぱーはDarkのが好みなのでそのまま使います笑

 

 

ARTURIA PIGMENTS  4  新しいウェーヴテーブル/サンプル波形を鳴らそう!

 

 

 

 

 

 

シンセエンジンのWavetable】【Sample】エンジンにそれぞれ新しい波形が追加されました。

 

 

PIGMENTSはバージョンごとに追加されたサンプルが分かれて表示されるのでわかりやすくていいですね^^

 

 

ARTURIA PIGMENTS  4  MS-20フィルター

 

 

 

 

【FILTER】〔FILTER TYPR〕MS-20が追加されました!

 

 

MS-20の特徴的なLP / HPのフィルターを扱うことが可能です。

 

 

ARTURIA PIGMENTS  4  新エフェクトをかけよう!

 

 

ARTURIA PIGMENTS 4では新エフェクトとして

 

 

 

 

・Super Unison

最大8ボイスのユニゾンを追加します。

 

 

 

 

・Shimmer 

残響をピッチシフトするリバーブです。

 

 

シマーリバーブ好きのくりっぱーにとってはめっちゃうれしい新機能です!

しかもPIGMENTSなので自由にモジュレーションでコントロールも可能です。

 

 

ARTURIA PIGMENTS 4 その19 ~ver4 新機能編~ ブログ連動動画

 

 

ARTURIA PIGMENTS 4 アートリア ピグメンツ

その19 ~ver4 新機能編〜|初心者でもわかる 操作方法 解説

 

 

 

 

ARTURIA PIGMENTS 4 その19 ~新機能編~ まとめ

 

 
あけましておめでとうございます!
 
 
昨年末のアップデートしたARTURIA PIGMENTS 4ですが
 
 
年末バタバタしちゃって動画作れませんでした、、、(いいわけ(^^;)
 
 
もともと完成度の高いシンセサイザーのPIGMENTSですが、今回の新機能追加も好アプデだったと思います。
 
 
いちばん好きなソフトシンセであるPIGMENTSにシマーリバーブまでついちゃってくりっぱー的にはマジで最&高なアプデでした!
 
 
あとはシーケンサーがポリフォニックに対応してくれれば、、、。
 
 
ARTURIA PIGMENTS 4は既存ユーザーの方のヴァージョンアップは無料、
 
 
場所によってはまだ半額で購入できるところもあるみたいです!
 
 
MiniFreak Vも面白いけどやっぱりPIGMENTSはシンセサイザーとして格が違う感ありますね!
 
 
ガッツリ音作りしてみたいソフトシンセです!
 
 
本年も当ブログとYoutubeくりっぱーチャンネルを宜しくお願い致します。
 
 
ではまた次回! 
 
 

 

  

 

 

ARTURIA PIGMENTS ブログ連動動画再生リスト

 

 

ARTURIA PIGMENTS くりっぱーチャンネル再生リスト

 

 

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くりっぱーMNG 2022【今年一年ありがとうございました】

0からのシンセサイザーのくりっぱーこと

 

 

Kurippertronixxx@Kurippersynthです。

 

 

今回は2022年にくりっぱーがMNG(マイニューギア)した

 

 

ハードウェアのまとめ編的な内容です。

 

 

くりっぱー MNG 2022 〜MNG まとめ編〜 ブログ連動動画

 

 

くりっぱー MNG 2022 〜MNG まとめ編〜

 

 

 

 


 

 

くりっぱー MNG 2022 KORG volca FM
 

 

KORG volca FM くりっぱーチャンネル 再生リスト

 

 

 

 

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www.korg.com

 

 

 

youtu.be

 

 

KORGさんの人気のvolcaシリーズの volca FMは2016年に発売された3ボイスのポリフォニックFM音源でサイズはvolcaですが6オペレーター32アルゴリズムで本格的なFMシンセシスが可能です。

 

 

FMシンセサイザーの金字塔YAMAHA DX7の音色フォーマットのSYS-EX/SYXファイルを取り込んで活用することも可能です。

 

 

本家YAMAHAさんのreface DXが4オペレーター12アルゴリズムDX7との互換なしというよくわからん感じです(^^;

 

 

とはいえreface DX自体のサウンドもいいですし、新しいFM音源を提示してる感じですね。

 

 

モジュレーターとキャリアーのATTACK / DECAYのつまみがあってリアルタイムにコントロールできるので直感的なコントロールも可能です。

 

 

アナログに比べてパラメーターも多い複雑なFM音源をvolcaのワークフローに落とし込んだKORGさんの企業努力はすごいと思います!

 

 

 

 

 

…そして今年このvolca FMは第二世代が発売されました。

 

 

www.korg.com

 

 

 

・3音ポリ→6音ポリ

・リバーブの追加

・USBの追加

 

 

かなり良い感じの仕様になってます!やはり6音発音できるのはかなりアドバンテージ高いですね!

 

 

オンラインエディターもあるらしいのでかなり本格的にFMシンセシスの音作りができそうです。

 

 

…volca FM買うのもうちょっとあとだったらこっち買ってたのにっ!笑

 

 

くりっぱー的にも欲しい気がしますが、、、せっかくFM音源買うならopsix欲しいですね。

 

 

youtu.be

 

 
くりっぱー MNG 2022 BEHRINGER TD-3-MO

 

 

 

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www.electori-br.jp

 

 

www.youtube.com

 

 

アシッドシンセサイザーの金字塔、TB-303の改造版Devil Fishをクローン化したTD-3-MO

 

 

こちらはBehringerさんのTB-303のクローン機TD-3をベースにモデファイした感じです。

 

 

 

 

TB / Devil Fishの再現はもちろん、BehringerさんならではのCVの機能とかも使えてTB / Devil Fishでは出せないサウンドも出せて楽しいです^^

 

 

アシッドシンセサイザーの絶対的正義なので今後も使っていきたいですね!

 

 

 

 

Roland AIRA MC-101 くりっぱーチャンネル 再生リスト

 

 

 

 

 

 

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www.roland.com

 

 

youtu.be

 

 

シンセ、リズムマシンサンプラー、ルーパーを統合した現代のグルーヴボックスMC-101

 

 

MIDIやサンプルのトラック、オーディオルーパーを【CLIP】として扱って自由に組み合わせることによってリアルタイムのシーケンスやオーディオの演奏が可能です。

 

 

こちらのMC-101は上位機種のMC-707にくらべてコンパクトな分、物理的な入出力やスライダーやつまみの数のトラックが半分の4パートという以外は基本的な機能はほぼ同等だそうです。

 

 

グルボのオリジネーターRolandさんだけあってこのサイズでめちゃくちゃ多機能かつ高機能です。

内蔵サウンドRolandさんらしい上品なサウンドってイメージですね。

往年の90年代のPCMサウンドから現代的なサウンドまでかなりのサウンドを網羅してます。

 

 

ドラムのサウンドもけっこう入ってるし、TR式の入力でサクッと打ち込めるのもいいですね^^

 

 

 

 

MIDIのトラックは1つのクリップにつき最大128ステップでSMF(スタンダードMIDIファイル)も読み込めるので自分の過去曲をSMF化して読み込ませたり、フレーズをストックしておくことも可能です♪

 

 

ファームウェアのアップデートも頻繁におこなわれていてさまざまな機能が追加されています。ver.1.8の【PARTIAL】機能ではmc-101本体のみでもかなり本格的なシンセサイズが可能になりました。

 

 

このサイズでかなり多機能なので操作は直感的とはいえませんが(^^;

シンセサイザーとして特別難しいわけではないので「習うより慣れろ」ですね。

 

 

4パートの音源としても、シーケンサーとして外部の音源を鳴らすことも可能ですし、可搬性もめちゃくちゃ高いし仕込みをすればかなり化けてくれるマシンだと思います!

 

 

KORG wavestateとともに現在のくりっぱーのマシンライブのツートップですね。

 

 

KORGさんのシンセって海外製品みたいなブッ飛んだ要素があって楽しいけど、Rolandさんの製品って「ザ・国産」って感じでとても丁寧に作られてる印象を感じますね。

 

 

一台でも十分使えますし、MIDI外部でつないだ外部マシンを鳴らすことも可能でかなり使い勝手が良いです!

 

 

シーケンスのランダマイズがお気に入り^^

 

 

wavestateとか他のシンセで無茶してもMC-101がすべて受け止めてくれる感じです笑

 

 

くりっぱー MNG 2022 KORG modwave

 

 

KORG modwave くりっぱーチャンネル 再生リスト
 

 

 

 

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www.korg.com

 

 

 

youtu.be

 

 

KORGさんのデジタルシンセサイザー3兄弟のmodwave

 

 

とくにwavestateと外観 / 設計がほぼ同じです。

 

 

wavestateとの違いはオシレーターが2基のウェーヴテーブル音源+サンプルのPCM音源なのと

 

 

XYコントロールを発展させた【KAOSS PHYSICS】

 

 

wavestateの「ウェーヴシーケンシング 2.0」に対してmodwave「モーションシーケンシング 2.0」を搭載しています。

 

 

基本的な造りはwavestateと同じですが操作性は若干こちらの方がブラッシュアップされて使いやすくなっています。

 

 

たまに違いを聞かれるんですがwavestateが波形を入れ替える感じでサンプラー的な要素もある感じでmodwaveは波形の形を変えるシンセ的な感じかなぁ。

 

 

ホントこの2つのシンセサイザー「似て非なるもの」なので説明難しいですね(^^;

 

 

XYコントロールを発展させた【KAOSS PHYSICS】は球体を転がして各パラメーターを変化させるっていうKORGさんらしい遊び心があって楽しいですね^^

 

 

くりっぱー MNG 2022  AKAI Professional MPC ONE

 

 

 AKAI Professional MPC ONE  くりっぱーチャンネル再生リスト

 

 

 

 

 

 

パッド+サンプラーシーケンサーで根強い人気のMPCシリーズの現代のエントリーモデルのMPC ONE

 

 

今年はサンプラー買おうと思ってついに購入しました。

 

 

サンプリング、シーケンス、プラグインシンセ / エフェクトなど

 

 

めちゃくちゃ多機能ですが

 

 

DAWっぽいけどDAWではない設計なので

 

 

かなり多機能なうえにひとつの機能を使うのに何通りかやり方があったりして困惑する要素が多く、ワークフローがなかなか理解できなくて使い始めは困惑しました(^^;

 

 

その昔MPC1000で挫折したこともあったので苦手意識が強く…ぶっちゃけ最初は何度も挫折しかけました笑

 

 

最初苦労しましたが、使い方わかってくると楽しいですね笑

 

 

パッドを使ってドラムサウンドはもちろん、作曲支援機能がめっちゃ充実してて【PAD PERFORM】機能でパッド叩くだけでイイ感じのコード進行鳴らせたり、ARPEGGIATORでさまざまなパターンを鳴らしたり、ベースやメロディをランダマイズで自動生成すればすぐに曲作れちゃいます♪

 

 

楽器や音楽理論知らなくてもパッド叩いて音楽できるのがMPCの強みですね!

 

 

くりっぱーは基本シンセ+打ち込み野郎なのでMPCのサンプリング+パッドを使った演奏+打ち込みはいままでの打ち込みとはまた違って新鮮です^^

 

 

一通り使えるようにはなったし、個人的にやりたかったスライスしたサンプルをランダム再生するというテクニックもできたし、MPC-1000で挫折したリベンジはできたかな笑

 

 

外部シンセのエフェクターとしても使えるのはうれしいですね^^

 

 

くりっぱーがよく使ってきたKORGさんやRolandさんとはまた違ったMPCは独自の発展をしたハードウェアなのでやっぱりMPCはMPCでしかないと思いました。

 

 

スペック的に上位機種とは違いますが機能はほぼ一緒でサンプリング、シーケンス、プラグインシンセ / エフェクターを高次元で融合したかなりの多機能なマシンなので使いこなせればかなり強力なマシンだと思います。

 

 

「本体のみでフィンガードラムのスタイル!」とかならそうでもないかもですが、マシンライブを視野に入れてるならMIDIコントローラーはマストですね!

 

 

高機能 / 多機能で10万以下っていままでのMPCシリーズではめっちゃコスパはめっちゃ高いけど、DAWを一台買うみたいな感じなので新規で購入される方は…覚悟して挑んでください笑

 

 

おぼえることは多いけどポテンシャルはめっちゃ高いです。

 

 

来年以降本格的に使っていけたらなと思います!

 

 

くりっぱー MNG 2022  KORG SQ-64 

 

 

KORG SQ-64 くりっぱーチャンネル再生リスト

 

 

 

 

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www.korg.com

 

 

昨年お借りして動画を作らせていただいた

 

 

4パート×64ステップのシーケンサー【SQ-64】

 

 

ステップシーケンサーというとモノフォニック(単音)の製品が多いですがSQ-64は8音のポリフォニックのステップシーケンスも可能です。

 

 

さらにスケール機能がついているので音楽的な演奏もかんたんにできます。

 

 

…2022年10月についにver.2.0にアップデートしてタイミングのクォンタイズにも対応しました!!!!!ありがとうKORGさんっ!

 

 

シンプルに2CV / MIDI / USBコントロール可能だし、ランダマイズも可能です。シーケンサーとしてめちゃくちゃ面白いです。

 

 

見た目地味ですが笑コンパクトですし、将来的にモジュラーシンセ導入しても使えますしね。

 

 

動画作らせてもらって、いつかは自分でもMNGしようと思ってましたが、たまたま安く売ってたの発見したので捕獲しておきました笑

 

 

タイミングのクォンタイズ機能も付いたしこれから使うのが楽しみです!

 

 

…ただ使い方忘れちゃったから動画見て復習しないと(^^;

 

 

くりっぱー MNG 2022  Arturia MiniFreak 

 

 

Arturia MiniFreak  くりっぱーチャンネル再生リスト

 

 

 

 

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MiniFreakエクスペリメンタル・ハイブリッド・シンセサイザーMicroFreak

 

 

の上位機種にあたるシンセサイザーです。

 

 

MicroFreakはサイズ感やタッチキーボードなど良い意味でおもちゃ的な感じでしたがMiniFreak

 

 

Spontaneous Algorithmic Synthesizer

(自発的アルゴリズミック・シンセサイザー

 

 

というコンセプトで多彩なデジタルオシーレーター、3系統のデジタルエフェクト、パワーアップしたモジュレーションなどより本格的なシンセサイザーに進化しました!

 

 

 

 

プラグイン版のMiniFreak Vもハードウェアのワークフローはそのままにソフトウェアならではの視認性 / 利便性を実現していて使い勝手がめっちゃよいです^^

(現在MiniFreak Vのライセンスはハードウェア購入者のみ)

 

 

…まさかのSHIFTボタンが効かないというアクシデントがありましたが(泣)

 

 

売店さん、メーカーさんがすぐに対応していただき新品の代替品を送ってもらえました!

 

 

MicroFreakにあったウェーヴテーブルのオシレーターがないのが意外でしたが(^^;

 

 

MicroFreakがそうだったようにアップデートで多彩な機能やオシレーターが追加されたのでMiniFreakもそうなって欲しいと楽しみにしてます。

 

 

来年以降ガンガン使っていきたいと思います^^

 

 


 

 

くりっぱー MNG 2022 〜MNG まとめ編〜 ブログ連動動画

 

 

くりっぱー MNG 2022 〜MNG まとめ編〜

 

 

 

 

くりっぱー MNG 2022 〜MNG まとめ編〜

 

 

KORG volca FM

Behringer TD-3-MO

Roland MC-101

KORG modwave

AKAI Professional MPC ONE

KORG SQ-64

・Arturia MiniFreak

 

 

昨年のMNGしたマシンに比べるとRoland MC-101 / AKAI Professional MPC ONEサンプラー系が入ってます。

 

 

今年はプラグインシンセ買ってないな笑

 

 

というかDAWでのシンセ系はいまので十分間に合ってますね。

  

 

相変わらずコロナの影響でライブ活動はやりにくい状況ではありますが、

 

 

今年はいくつかひさびさにライブが出来てよかったです^^

 

 

マシンライブ自宅ではいろいろ使っていこうと思ってますが外で演る場合しばらくは

 

 

KORG wavestate

Roland MC-101 or AKAI Professional MPC ONE

Behringer Neutron or Behringer TD-3-MO

・ASM HYDRASYNTH or Arturia MiniFreak or Arturia MicroFreak

 

 

を核にしてやっていきたいなイメージですねー。

 

 

mc-101とMPCは状況によって使い分ける感じか共存させるのかって感じですね。

 

 

基本MPCのがハイスペックだけどmc-101は小回り効くんだよなー。

 

 

くりっぱーの代名詞(?)パルックことZOOM ARQ-96はリングコントローラーの不具合多いし、サポートもそろそろ終わるし、代替機もないのでそろそろ新しいパフォーマンス考えないとなーとか思ってます。

 

 

パルック大好きなんだけどなぁ。

 

 

アクション性の高いギター / ベースを導入するか、モジュラーデビューするか…。

 

 

ここ数年の世界情勢的に圧倒的な半導体不足、円安、物価高などわれわれ庶民にとってかなり痛手の時期ですね。メーカーさんもかなり大変な思いで開発されてると思います。

 

 

みんながもっとシンセや音楽を気軽に楽しめる世の中になることを願うばかりです。

 

 

2022年もいろいろありましたが、当ブログの閲覧とくりっぱーチャンネルのご視聴、いいね、コメント等まことにありがとうございました!m(_ _)m

 

 

引き続き、2023年もくりっぱーやみなさまのシンセライフが豊かになるようなコンテンツの制作をしていけたらと思っています^^

 

 

来年も宜しくお願い致します。

 

 

それではみなさま良いお年を☆

 

 

ではまた次回!

 

 


 

 

Youtube KURIPPER MACHINE MUSIQ

 

 

KURIPPER MACHINE MUSIQ】再生リスト

 

 

ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。

 

 

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Youtube【くりっぱーチャンネル】

 

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見にきていただけるとうれしいです^^

 

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Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法 その2 〜MiniFreak V編~|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーこと

Kurippertronixxx@Kurippersynthです。

 

Arturia MiniFreak (アートリア ミニフリーク)のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪

 

Arturia MiniFreak  その2 〜MiniFreak V編~  ブログ連動動画

 

Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法

その2 〜MiniFreak V編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

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Arturia MiniFreak
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※2023年1月18日追記

ハードウェアのArturia MiniFreakをプラグインで完全互換 / 再現したMiniFreak Vも単体のプラグインとして購入できるようになりました!

 

www.youtube.com

 

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www.arturia.com

 

www.youtube.com

 

www.pluginboutique.com

 


 

今回はArturia MiniFreakプラグイン版のMiniFreak V基本的な操作の解説です。

 

Arturia MiniFreak Vを使おう!

 

動画の2回目から各機能の解説を…と思っていましたが、

MiniFreakの日本語マニュアルがまだないのと、プラグイン版を使うことによってMiniFreakの全体像を把握しやすいと思ったので急遽、プラグイン版のMiniFreak Vの解説をすることにしました。

 

ソフトの方が情報量多いし、ハードだと見えないところも見えたりするのでソフト版で理解すればハードもより使いやすくなると思いました。

 

 

www.arturia.com

 

MiniFreakは購入すると、もれなくプラグイン版のMiniFreak Vのライセンスも付いてきます!

本体に同梱されているコードをArturiaさんのサイトで入力するとArturia Software Centerでダウンロード&インストール可能になります。

 

Arturia MiniFreak MiniFreak Vを3つのモードで使おう!

 

MiniFreak Vは3つのモードでコントロールします。

 

 

【Home】

おもにオシレーター、フィルター、エフェクトのかんたんなコントロールをします。

 

 

【Advanced】

MiniFreakのメインのシンセサイズのモードです。

 

 

【Sequencer】

アルペジエーター / シーケンサーのコントロールをします。

 

Arturia MiniFreak プリセットブラウザーを使おう!

 

 

 

MiniFreak Vも他のArturiaさんのソフトウェアと同様にプリセットブラウザー機能で目的のプリセットをすばやく探すことが可能です。

 

Arturia MiniFreak オシレーター / フィルター / エフェクト

 

 

MiniFreak Vではオシレーター〔Type〕が一覧表示されるのでとてもわかりやすいです。

 

 

【OSCILLATOR 1 / 2】は全く同じではなくて【OSCILLATOR 2】にはオシレーター1を変調するオシレーターもあります。

 

 

よりマニアックなオシレーター変調が可能です。

 

 

【FILTER】はハードウェアを使うのとほぼ同じ感覚ですね。

 

 

【FX】

各エフェクトのプリセットもすぐに出せるので扱いやすいです。

〔Delay〕〔Reverb〕Insert / Sendでエフェクトのかけ方を選択可能です。

 

Arturia MiniFreak CHORD / SCALE / VOICES

 

 

CHORD / SCALEもつねに表示されているのですぐに使うことが可能です。

 

CHORD

オンにするとワンノートでコードを鳴らすことが可能です。

エディットの仕方はマニュアル翻訳してみたけどよくわからなかったです(^^;

 

 

SCALEではのルートキー、スケールの選択の他、ユーザースケールを作成することも可能です。

 

 

【VOICES】では発音の設定をします。

〔Mode〕

Mono / Unison / Poly / Paraの発音の仕方を選択します。

〔Hold〕

ノートオンを持続させてオフにするまで音が鳴り続けます。

〔Glide〕

音程の変化を遅らせて演奏にうねりをつけるポルタメント効果を得ることが可能です。

 

 

レンチマークをクリックすると各Modeの設定をすることが可能です。

 

Arturia MiniFreak LFO / ENVELOPE

 

 

低周波で各パラメーターを変調するLFOは2つともつねに表示されているので扱いやすいです。

 

 

【CYCLING ENVELOPE】

ループも可能なエンベロープLFO的な機能も可能です。

 

 

【ENVELOPE】

定番のADSR方式(Attack / Decay / Sustain / Release)サウンドの時間的変化をコントロールします。

 

Arturia MiniFreak モジュレーション / マクロ / マトリクス

 

 

【WHEELS / MACRO / SEQ】

ピッチベンド&モジュレーション、MACRO1&2、GATE&SPICE機能を切り替えて使います。

 

 

【MACRO】

4つの任意のパラメーターを同時にコントロール可能なマクロコントロールを設定します。

【MATRIX】

内部パッチングでさまざまなわりあてをして変調可能です。

 

Arturia MiniFreak  LFO SHAPERで波形を作ろう!

 

 

LFO SHAPER】

LFO波形を作成可能です。最近のArturiaさんの定番のFUNCTION機能っぽい感じですね。

 

 

LFO SHAPER】で作成した波形はLFO】【Wave】のいちばん最後にあります。

 

Arturia MiniFreak アルペジエーターを鳴らそう!

 

 

SEQUENCER【MODE】〔Arp

おさえたノートをさまざまな順番で鳴らします。

 

 

ハードウェアと同じように各パネルをオンにしてコントロールします。

 

 

【SPICE & DICE】

〔Gate〕

ノートの長さをコントロールします。

〔SPICE〕〔DICE〕

〔DICE〕を押している間、シーケンスに変化を付けます。

 

 

【TEMPO】

〔Swing〕

演奏のリズムを前後させて演奏にノリを出します。

〔Time Div〕

アルペジエーター / シーケンサーの音符割りを設定します。

 

Arturia MiniFreak シーケンサーを使おう!

 

 

【MODE】〔Seq〕シーケンサーはピアノロール風に視覚的に打ち込むことが可能です。

左クリックでノートを配置して右クリックで任意のノートを削除します。

動画ではテキトーに打ち込んでいますが(^^;狙ったシーケンスも作りやすいですね。

スケール機能でクォンタイズすれば…なんかイイ感じになっちゃいます笑

 

 

各パラメーターをステップごとに記録して再生するいわゆるモーションシーケンス機能も4つまで使用可能です。

マクロやマトリクスと組み合わせればかなり複雑なシーケンスが使用可能ですね!

 

Arturia MiniFreak 各セッティングをしよう!

 

MiniFreak VはArturiaさんの他のソフトウェアと同様に右上の歯車マークをクリックして各種の設定をおこないます。

 

 

【Setting】

MIDI、シンク、オーディオの設定をします。

 

 

MIDI

MiniFreak VのパラメーターのMIDIのわりあてをします。

〔Learn〕をクリックしてコントロールしたいパラメーターをクリックして任意のコントローラーを動かせばわりあて可能です。

〔Learn〕モードを解除して設定完了です。

 

 

【Tutorials】

MiniFreakの基本的な使い方をレクチャーしてくれます。

サウンドはリセットされるので注意です!

 


 

Arturia MiniFreak  その2 〜MiniFreak V編~  ブログ連動動画

 

Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法

その2 〜MiniFreak V編~|初心者でもわかる 解説

 

 

Arturia MiniFreak  その2 〜MiniFreak V編~  まとめ

 

今回急遽プラグインMiniFreak Vの動画作ったのはくりっぱー自身がハードを少し触ってプラグイン版を使ってみてかなり気づきが多く、ハードウェアを使うにあたっても全体を理解することによってやりやすくなると思ったからです。

 

ソフトウェア / ハードウェア両方開発してるArtuiaさんだけあって違和感感じなく使うことができる印象です。

・ハードウェアならハードウェアのフィジカルなコントロールの良さ

・ソフトウェアならソフトウェアの視認性 / 利便性の良さ

それぞれ出てる感じですね!^^

 

プラグインでもMIDIの設定次第でハードウェアとはまた別の自由なコントロールを設定することも可能です。

 

サウンドも、もともとデジタルオシレーターなのでハードでもソフトでも遜色ない感じですね!

 

 

 

ソフトウェアは単純に複数立ち上げて使うことができますし、オートメーションで細かくコントロールすることも可能です。

 

DAWの制作では積極的に使っていきたいと思いました!

 

今回プラグイン版のMiniFreak Vを一通り使ってみてハードウェアのMiniFreakをもっと使ってみたくなりましたね^^

 

ではまた次回!

 


 

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Arturia MiniFreak  くりっぱーチャンネル再生リスト

 

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Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法 その1 〜基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーこと

Kurippertronixxx@Kurippersynthです。

 

Arturia MiniFreak (アートリア ミニフリーク)のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪

 

Arturia MiniFreak  その1 〜基礎操作編~  ブログ連動動画

 

Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法

その1 〜基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

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ハードウェアのArturia MiniFreakをプラグインで完全互換 / 再現したMiniFreak Vも単体のプラグインとして購入できるようになりました!

 

www.youtube.com

 

www.pluginboutique.com

 


 

今回はArturia MiniFreakの基本的な操作の解説です。

 

Arturia MiniFreakとは?

 

 

Arturia MiniFreakは2019年に発売された

 

f:id:Marronfieldsproduction:20200805045236j:plain

 

エクスペリメンタル・ハイブリッド・シンセサイザー MicroFreakの上位機種にあたるシンセサイザーです。

 

Micro Freakマルチオシレーター+アナログフィルターのハイブリッドシンセサイザーモジュレーションマトリクスやサイクルエンベロープなどサイズからは思えない多機能なシンセでライブで使ったり、解説動画初期に取り上げたシンセでもあるので思い入れもありますね^^

 

いまもうちでイカしたサウンド鳴らしてくれます!

 

 

MicroFreakはサイズ感やタッチキーボードなど良い意味でおもちゃ的な感じでしたがMiniFreakSpontaneous Algorithmic Synthesizer(自発的アルゴリズミック・シンセサイザーというコンセプトでより本格的なシンセサイザーに進化しました!

 

 

www.arturia.com

 

…そしてMiniFreakは購入すると、もれなくプラグイン版のMiniFreak Vも付いてきます!

 

MiniFreak V使ってみてMiniFreakのワークフローをそのままにソフトウェアの利便性や視認性を活かした設計でかなりイイ感じです!

もともとソフトウェアメーカーさんでもあるArturiaさんらしいですね!

(次回V Collectionにも追加されるのかしら)

 

MiniFreakおもな仕様

・6ボイス・ポリフォニック・ハイブリッド・シンセサイザー
・ベロシティセンシティブ37鍵アフタータッチ付きスリムキーキーベッド
・合計22のオシレーターモードを持つ2つのサウンドエンジン
・エンジン 2 を使用してエンジン 1 を処理
・ボイスごとに 1 つのエンベロープ
・ボイスごとに 1 つのサイクリング エンベロープ
・ボイスごとに 2 つの LFO
・ポリフォニック アナログ フィルターと VCA
・6ボイスのポリフォニック、12ボイスのパラフォニック、ユニゾン、またはモノ構成
・インサートまたはセンドモードの 3 つのデジタル FX スロット、10 の FX から選択可能
・ユーザーがカスタマイズ可能な LFO カーブ
・7 つのソースと 13 のディスティネーションを備えた Mod Matrix
・リアルタイムの視覚的フィードバックのための OLED ディスプレイ
・直感的な 64 ステップのシーケンサー (16 ステップの 4 ページ)
・自動変調の 4 レーン
・Ratchet、Octave Randomize などを含むパフォーマンス アルペジエーター コントロール
MIDIイン/アウト/スルー
・USB接続
・サステイン、オーディオイン、クロックイン/アウト接続
・ステレオ出力
・256のファクトリープリセット / 256 ユーザープリセットスロット

 

Micro Freakがモノラル、4パラフォニック、1シンセエンジン、1LFO、エフェクターなしだったのでかなりパワーアップしてますね!MIDIも標準5ピンでMIDI Thruまであるのがうれしいです。

 

…唯一ポリフォニックアフタータッチでないのが残念ですが、、、アフタータッチ自体には対応してます!

 

Arturia MiniFreak 2つのシンセエンジンを鳴らそう!

 

 

シンプルかつ多彩なデジタルオシレーターはMicro Freakでは1つでしたがMiniFreakでは2つのシンセエンジンで鳴らすことが可能です。

〔Select〕ボタンでオシレーターを切り替えて〔Volume〕で各オシレーターの音量のコントロールをします。

 

 

〔Transepose〕で音階のコントロールが可能です。

これはうれしいですね^^

そのままで半音単位、つまみを押すとセント単位、【SHIFT】を押しながらだとオクターヴ単位という感じで音階のコントロールが可能です。

 

 

MiniFreakは定番なものからマニアックなものまで多彩なデジタルオシレーターを搭載しています。

MicroFreakと同様に〔Type〕オシレーターを選択して〔wave〕〔Timbre〕〔Shape〕の3つのパラメーターで各オシレーターをコントロールします。

 

多彩なサウンドを鳴らすことができますが、3つしかパラメーターないのでシンセ慣れてない方でも扱いやすいと思います^^

 

 

 

MicroFreakにあったのでふつうにあると思いこんでいたウェーヴテーブルオシレーターがなかったのが個人的に残念でした。。。(なんで??)

 

アップデートによる追加に期待ですっ!!!!!

※アップデートによりウェーブテーブルオシレーター追加されました。

 

Arturia MiniFreak アナログフィルターを使おう!

 

 

Arturia MiniFreakオシレーターはデジタルですがフィルターはアナログのハイブリッド方式のシンセサイザーです。

LPF / BPF / HPFの三種類から選択して使用可能です。

 

Arturia MiniFreak 3つのエフェクトを使おう!

 

 

【DIGITAL EFFECTS】では3系統のデジタルエフェクトを使用可能です。

揺らぎ系、空間系、歪み系など定番なエフェクトからマルチバンドコンプまで使えるのでかなり幅広いサウンド作りが可能です。

 

Arturia MiniFreak エンベロープで時間的変化をコントロールしよう!

 

 

サウンドの時間的変化をコントロールする【ENVELOPE】は定番のADSR方式になりました。

 

 

【Mode】で発音の設定をします。

〔Mono〕

モノフォニック(単音)の発音をします。

〔Poly〕

ポリフォニック(6音)の発音をします。

〔Para〕

パラフォニック(12音)の発音をします。

※Para使用時はオシレーターの使用は1つのみとなります。

〔Uni〕

最大6音までサウンドを重ねて分厚いサウンドをモノフォニックで鳴らします。

 

 

【CYCLING ENVELOPE】は通常のカーヴとしてのエンベロープのほか、ループさせてLFO的な使い方をすることも可能です。

 

Arturia MiniFreak テンポ / 音符をコントロールしよう!

 

 

【Tempo / Swing】ではMiniFreakのテンポやアルペジエーターシーケンサーで演奏する時の音符割り、前後にタイミングをずらしてノリを出すスウィングのコントロールが可能です。

そのままだとテンポのコントロール、つまみを押すと音符割りのコントロール【SHIFT】ボタンを押しながらだとスウィングのコントロールが可能です。

 

Arturia MiniFreak LFOを使おう!

 

 

低周波オシレーターで各機能を変調するLFO

MicroFreakのときは1つのみでしたが、MiniFreakは2つのLFOを使用することが可能です。

また、MiniFreakではLFOの波形を作ることも可能です。

 

Arturia MiniFreak モジュレーションマトリクスを使おう!

 

 

【MODURATION MATRIX】ではモジュラーシンセサイザーのように各パラメーターを自由に変調することが可能です。

マトリクス上に並べられたパラメーターを合わせてどのくらい変調するのか設定するだけです。

 

 

〔Assign1~3〕に任意のパラメーターをわりあてて変調することが可能です。

MiniFreakでは3ページ分あるので合計9のマトリクスをわりあて可能になります。

【SHIFT】+〔Page〕ボタンで切り替えます。

 

Arturia MiniFreak さまざまな演奏方法を使おう!

 

 

【Glide】

値を上げると音程の変化が遅れて演奏にうねりのでるいわゆる「ポルタメント奏法」が可能です。

設定でレガート(ノートが重なるとき)のみグライドすることも可能です。

また和音演奏にもポルタメント効果をかけることが可能です。

 

 

【Hold】をオンにするとノートンが持続します。

鳴らしっぱなしにして各パラメーターをいじったり、変調させたりしてドローンサウンドとかかんたんに作れそうですね^^

アルペジエーターシーケンサーの持続(ラッチ的な機能)にも使います

 

 

【Chord】オンにすると1ノートでコードを鳴らすことが可能です。

 

Arturia MiniFreak ピッチベンド / モジュレーションを使おう!

 

 

MiniFreakではピッチベンド / モジュレーションホイールのコントロールはタッチ式になっています。

さらに切り替えで2系統のマクロコントロール(4つまでのパラメーターを同時にコントロール)、アルペジエーター / シーケンサーのゲート、スパイス機能のコントロールも可能です。

 

Arturia MiniFreak アルペジエーター / シーケンサーを鳴らそう!

 

 

押さえたノートをさまざま順番で鳴らすいわゆるアルペジオ奏法を可能にするArp】(アルペジエーター

 

MiniFreakでは鍵盤上部のアイコンをタップしてアルペジエーターのコントロールをリアルタイムでおこなうことが可能です。

 

 

【Seq】モードでは16ステップ×4の最大64ステップのシーケンスを演奏可能です。

16のステップは直接オン / オフ可能なのでシーケンスを演奏するといった感じのサウンドも可能です。

 

 

〔Last Step〕で1~64ステップの中で最後のステップを設定してループの位置を変えることが可能です。

 

Arturia MiniFreak スケール機能でピッチをクォンタイズしよう!

 

 

【Sound Edit】▷〔Scale Confimg〕機能で任意のスケールにクォンタイズすることによっていわゆる「外さない」演奏が可能になります。

〔Root〕ではルートキーの設定も可能です。

適当に打ち込んだシーケンスもスケール+ルートキーにそった演奏にしてくれます。

 


 

Arturia MiniFreak  その1 〜基礎操作編~  ブログ連動動画

 

Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法

その1 〜基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

 

 

Arturia MiniFreak  その1 〜基礎操作編~  まとめ

 

Micro Freak大好きだったのでさらに進化したMiniFreakはめっちゃ楽しみにしてました。

 

…というか1年前こんなことつぶやいておりました笑

 

 

実現してくれてありがとうArturiaさんっ!^^

 

じつは発売してすぐに買ってMiniFreak鳴らしてヒャッハーしてたのですが、、、

 

うちの筐体は

シフトボタンが効かない!

という重大な欠陥がありました、、、(泣)

 

 

 

メーカーさん / 販売店さんに問い合わせて代替の新品を送っていただいて無事に使うことができるようになりました! 

 

・マルチデュアルオシレーター

モジュレーションマトリクス

・サイクルエンベロープ

アルペジエーター / ステップシーケンサー

・3系統のエフェクター

などなど多彩な機能があるMiniFreakですが、シンセサイザーとしてはシンプルなので基礎的な知識があれば大体初見で使えると思います。

 

一通り使ってみてくりっぱー的にはMinioFreakの本質ってオシレーターモジュレーションマトリクスとアルペジエーター / ステップシーケンサーなのかなって思いました。

 

とくにアルペジエーター / ステップシーケンサーはより演奏性が出せるようになったと思います。

 

これがSpontaneous Algorithmic Synthesizer

(自発的アルゴリズミック・シンセサイザー

 

ってことなんですかね。

 

Arturiaさんらしいシンセ愛と遊び心のある楽しいシンセサイザーだと思います。

 

37鍵のシンセキーボードで最大12音まで発音可能だし、マニアックなサウンドだけじゃなく音楽的な表現も十分可能だと思います!

 

ふつうにあると思っていたウェーヴテーブルオシレーターがないのが残念でした、、、。

 

慣れているというのもありますが、今回MiniFreakを使ったことでMicro Freakの取り回しの良さもあらためて感じることができました。

 

Micro Freakファームウェアのアップデートでオシレーターが増えたり、さまざまな機能が追加されたりとかなり進化しましたが、前述のウェーヴテーブルオシレーターのことも含めて今後MiniFreakも期待しちゃいます!

 

 

そしてプラグイン版のMiniFreak V

ぶっちゃけ「ハードあるならプラグイン別にいらないじゃん」って思ってましたが(Arturiaさんごめんなさい)

 

実際使ってみたらハードウェアのワークフローそのままに視認性 / 利便性活かしためっちゃ良いソフトウェア化でした!

 

何はともあれ進化したポリフォニック・ハイブリッド・キーボードArturia MiniFreakをハードでもソフトでも楽しんでいこうと思います^^

 

ではまた次回!
 

 

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AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法 その26 〜AIR Mellotron編~|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーこと

Kurippertronixxx@Kurippersynthです。

 

AKAI Professional MPC ONEのくりっぱーチャンネル連動ブログです♪

 

AKAI Professional MPC ONE  その26 〜AIR Mellotron編~  ブログ連動動画

 

AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法

その26 〜AIR Mellotron編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

 

 

 

akai-pro.jp

 


 

今回はAKAI Professional MPC ONEプラグイン音源AIR Mellotronの基本的な操作の解説です。

 

AKAI Professional MPC ONE  AIR Mellotronとは?

 

 

AIR Mellotron】MPC 2.10以降で使用可能なプラグイン音源です。

 

 

www.itmedia.co.jp

 

ビートルズやキングクリムゾンなど往年のクラシックロックやプログレッシヴロックの時代に活躍した元祖アナログテープサンプラー、Mellotron(メロトロン)プラグインとして再現したものです。

 

まだデジタルの技術がない時代のアナログテープならではのストリングス、フルート、クワイアのサウンドは唯一無二の質感で現在も人気のある楽器です。

 

アナログならではの粗いサウンドが好きでくりっぱーもよく使います。

 

さすがにモノがモノだけにいま実機を使えるのは限られた人だけですが(^^;

 

現代ではソフトウェアや音源ライブラリーで手軽にメロトロンサウンドを鳴らす事こと

が可能です。

 

marronfieldsproduction.hatenablog.com

 

当ブログ&くりっぱーチャンネルでもARTURIAさんのMELLOTRON Vを取り上げたこともあります。

 

AIR Mellotron【MODEL】【FLAVOR / COMP / EQ】【DELAY / SPRING】の3つのセクションでサウンド作りをします。

 

 

【MODEL】

メロトロンのサウンドをコントロールします。

 

 

【FLAVOR / COMP / EQ】

サウンドの質感をコントロールします。

 

 

【DELAY / SPRING】

空間系のエフェクトをコントロールします。

 

AKAI Professional MPC ONE  メロトロンサウンドを鳴らそう!

 

 

〔Sample〕

 8 Voice Choir、 BoysChoir、 Flute、 Violins 1、Violins 2、 Violinのテープループのサンプルを選択します。 

〔Clean〕 

クリーンなサンプル音のon/offを選択します。

色が変わります。

 

 

〔Formant〕 

フォルマント周波数の高調波共振をコントロールします。

〔Age〕 

サウンドデグレードの適用量をコントロールします。

 〔Smpl Start〕 

テープループサンプルの開始点をコントロールします。

〔Cutoff〕 

フィルターのカットオフ量をコントロールします。

〔Attack〕 

フルレベルになるまでの時間をコントロールします。

〔Release〕 

ノートオフ後に音が消えるまでの長さをコントロールします。

 

 

〔Vel > Amp〕 

ベロシティがアンプリチュードコントロールに与える影響の大きさをコントロールします。

〔MW Vib〕

Mod Wheel からのビブラート量をコントロールします。

〔AT Vib〕 

アフタータッチでのビブラート量をコントロールします。

〔Vib Speed 〕

ビブラートエフェクトのモジュレーション速度をコントロールします。

 

 

〔Key On〕 

キーアクションのノイズオン/ノートオンのon/offを選択します。

〔Key Off〕 

キーアクションのノイズオン/ノートオフのon/offを選択します。

〔On Vol〕 

キーオン時のノイズ音量をコントロールします。

〔Off Vol〕 

キーオフ時のノイズ音量をコントロールします。

〔Smpl Poly〕 

使用可能なボイス数 1–40を設定します。

〔Level〕

プラグイン全体のレベルをコントロールします。

 

AKAI Professional MPC ONE  サウンドの質感をコントロールしよう!

 

 

【FLAVOR】 

画面右のボタンでフレーバーのon/off 切り替えをします。

〔Timbre(黒枠内)〕 

エミュレーションタイプを32 種類の中から選択します。

〔Depth〕 

サウンドに適用される音色エミュレーション量をコントロールします。

〔Flutter〕 

音揺れの量 をコントロールします。

Distortion 

ヴァイナルディストーションのノイズを信号に加える量をコントロールします。

〔Noise〕 

クリック音やポップ音などのビニールノイズを信号に加える量をコントロールします。

 

 

【COMPRESSOR】

右上のボタンで、コンプレッサーのon/offを選択します。

〔Threshold〕 

コンプレッサーが適用される信号レベルをコントロールします。

〔Ratio〕 

コンプレッション比率をコントロールします。

〔Attack〕 

コンプレッションされる時間をコントロールします。

〔Makeup〕 

コンプレッション後のアウトプットレベルをコントロールします。

 

 

【EQ】 

右上のボタンで、EQ のon/off 切り替えを選択します。

〔Low〕 

低音域の減衰と強調をコントロールします。

〔Low Mid〕 

中低音域の減衰と強調をコントロールします。

〔High Mid〕 

中高音域の減衰と強調をコントロールします。

〔High〕

高音域の減衰と強調をコントロールします。

 

AKAI Professional MPC ONE  空間エフェクトをコントロールしよう!

 

 

【Delay】

画面右のボタンでディレイのon/offを選択します。

〔Time〕

ドライシグナルとディレイシグナルの間の時間をコントロールします。

〔L/R Ratio〕

左/右ステレオフィールドのディレイ設定をコントロールします。

〔Feedback〕

ディレイラインにフィードバックされる信号量をコントロールします。

〔Mix〕

ディレイエフェクトのウェット/ドライ量をコントロールします。

〔Reso LP Freq〕

フィードバックレゾナンスのローパス周波数をコントロールします。

〔Reso Bell Freq〕

フィードバックレゾナンスの中心周波数をコントロールします。

〔Reso Bell Gain〕

フィードバックレゾナンスに適用されるゲイン量をコントロールします。

 

 

【SPRING REVERB】

画面右のボタンで、スプリング・リバーブのon/offを選択します。

〔Pre-Delay〕

ドライ信号と反響音の間の時間をコントロールします。

〔Time〕

バーブテールの長さをコントロールします。

〔Low Cut〕

バーブのローカットフィルターの中心周波数 をコントロールします。

〔Diffusion〕

バーブの反射音の密度の増加率をコントロールします。
低い設定:個々の反射音の存在感が増加
高い設定:反射音は均一

〔Width〕

バーブのステレオ幅をコントロールします。

〔Mix〕

バーブエフェクトのウェット/ドライ量をコントロールします。

 


 

AKAI Professional MPC ONE  その26 〜AIR Mellotron編~  ブログ連動動画

 

AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法

その26 〜AIR Mellotron編~|初心者でもわかる 解説

 

 

AKAI Professional MPC ONE  その26 〜AIR Mellotron編~  まとめ

 

これまでのAIR Bassline、AIR Tubesynth、AIR Hypeが実用的で汎用的なシンセサイザーだったのに対してAIR Mellotronは「これ!」っていうクリティカルな音源ですね。

 

メロトロンは基本的にテープの都合上8秒程度しか鳴らせませんが(サンプルものでもそれを再現したものもあります)AIR Mellotronはサンプルはループになっているので持続音としても鳴らせます。

 

特徴的なサウンドのメロトロンですが、クリーンのモードにしたりキーノイズをオフにしたりすれば使い勝手が変わりそうです。

 

粗く汚いサウンドですがむしろヒップホップや昨今のローファイサウンドとも相性良さそうですね♪

 

個人的にはメロトロンサウンド好きなので使っていこうと思ってます。

 

ではまた次回!

 


 

 

 

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