0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。
Steinberg HALion強化月間ということで引き続き、
拡張音源のDark Planetをレビューしてみたいと思います。
Dark Planet 主な特徴
・ループ、インストゥルメント (ベース、リード、パッド、ドラム、パーカッション等)、エフェクトを含む800種以上のプリセット
・MorphFilter により自在にフィルタリング
・プラグインインストゥルメント、または HALion シリーズの拡張ライブラリーとして動作
プリセット一覧
リズムは色のついたところの鍵盤は押さえるとテンポに追従したループが鳴ります。( 鍵盤で音程あり )
鍵盤の白い部分は16分で区切られて↓画像のようにキーの順に打ち込んで再生するとループと同じフレーズになります。
入れ替えて別のフレーズを作成することも可能です。
■気に入っている点■
・いわゆる効果音 / SE系の音が豊富に入っている
・パッド / シンセ / ベース音などもそれなり使える
■惜しい点■
・サンプリング系はエディットの幅が限られている( HALion / HALion Sonicで起動すればある程度エディットが可能 )
■個人的評価(★5点満点)■
サウンド ★★★
操作性 ★★★★
視認性 ★★★★
負荷の軽さ ★★★
拡張性 -----
お買い得度 ★★★★
■個人的な使用用途 / シンセサイズの傾向(▲5段階)■
パッド ▲▲▲▲
リズム ▲▲▲▲
SE ▲▲▲
シンセリード ▲▲
■おススメジャンル■
サウンドトラック
インダストリアル
テクノ
トランス
■総評■
HALionのモジュールとしても起動出来ますが、
このDark PlanetもVST / AU インストゥルメントとして単体で起動出来ます。
HALion / HALion Sonic上で起動すればシンセ系の音色はオシレーターから自由にエディット出来ます。
シンセ系の音はHALionのアナログモデリングを使ってるんでしょうね。
こういったシネマティック音源のループサウンドは
Naitive InstrumentsのEvoveやDamageなどがあり、
それはド派手で迫力あってカッコ良いんですが場合によっては音が強すぎると感じることもあります。
Dark PlanetはやはりHALionの音源ということもあり、
派手だったり、歪んだりはしてるけど整ってる感じがして
NIのとは音のキャラクターが被らない気がします。
シネマティック系の製品ですがテクノ系なんかでも十分に使える音源だと思います。
個人的にはパッドやシンセストリングスのサウンドも好きですね。
Dark Planet 製品ページ
https://japan.steinberg.net/jp/products/vst/dark_planet/details.html
HALion 5 製品ページ
https://japan.steinberg.net/jp/products/vst/halion/halion_5.html
HALion Sonic 2 製品ページ
https://japan.steinberg.net/jp/products/vst/halion/halion_sonic_2.html
現在購入するとHALion 6 / HALion Sonic 3 へ無償アップデートが可能です。
( 2017年2月3日現在 )