0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。
みなさんGlitch(グリッヂ)効果の音は好きですか?
人によって分かれるとは思いますが、僕は大好きです。
グリッヂって手法は最近ではかなり定着して来ましたが
初めてその音を聴いた時は衝撃でした。
BT(ブライアン・トランソー氏)で有名なStutter(スタッター)という手法もおなじみですね。
グリッヂの意味を調べてみると
「欠陥、故障」
「電力の突然の異常」
と出てきます笑
僕がいわゆるグリッヂサウンドを意識したのは20年くらい前
近所のCDショップにテクノコーナーがあって(なんていい時代!)
そこでμ-ziq ( ミュージック )というアーティストの
「Lunatic Harness(ルナティック・ハーネス)」
という作品を手にします。
ふわふわした浮遊感のあるシンセ・サウンドにサンプラーがぶっ壊れたみたいな細かくて不規則なリズムビートを出していて
「なんじゃこりゃ!?」
って感じで衝撃でした。
まさにリズムが
「欠陥、故障」
「電力の突然の異常」
しているような感じでした。
当時はインダストリアルとかも聴きだしていたので
刺激的な音は求めていたとは思うんですが、 そんな音楽聴いたことなかったので
大きなパラダイムシフトが起こりました。
今はそんなことないけど、それ以来しばらく普通のダンスミュージック聴けませんでした笑
僕もその頃AKAIのサンプラーを手に入れたのでそういう手法を自分なりに再現していました。
当時はインターネットもない時代でしたし、雑誌なんかでもグリッヂなんて表現もなかったから自分で真似するしかなかった時代です。
32、64分音符で刻んだり、
ピッチベンドで音程上下させたり、
サンプルのスタートポイントリア ルタイムで動かしてリ・サンプリングし直したり。
DAWに移行してからもしばらくは波形の切り貼りしてた記憶がありますね。
時はたってグリッヂという手法も定着していろいろなところで聴かれるようになりました。
音楽制作の方でもVSTプラグインなどでリアルタイムに処理できる時代になりました。
昔はフリーの方がグリッヂ系のソフト多かった気がします。
このソフトにもお世話になりました。
今はグリッヂ系のエフェクターは沢山ありますが僕はライブでリアルタイムで使いたかったのでSugar Byteというメーカーの「Turneado」というプラグインを導入して今も使っています。
結構古いソフトですがノブを回すだけで直感的に扱えるし、
楽曲制作の時はオートメーションで コントロールしたり、
MIDIコントローラーにアサインしてドラムやマスタートラックに挿してリ アルタイムでグリグリしてかなり使えます。
【グリッヂという壊れた魔法】
— MFP/Kurippertronixxx (@MFProducion) 2018年4月25日
詳しくはブログで#daw#dtm#glitch pic.twitter.com/LXHdDkyVDd
もともと望まれないエラーや欠陥だったグリッヂも今では表現方法の一つとして扱われているのは面白いで すよね^^
みなさんは「グリッヂ」というとどんなものを思い浮かべますか?
思ったこと、感じたこと、体験されたことなど教えていただけると嬉しいです^^
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今回のお話を読んでどんなことを感じましたか?
ぜひコメント、いいね!、シェア等していただけたら嬉しいです^^