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Native Instruments MASSIVE マッシヴ 解説 その2 ~OSC+VOICING編~

0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。

 

 

現代のプラグインシンセサイザーのスタンダード、 

 

 

Native Instruments社のMASSIVE(マッシヴ)

 

 

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www.native-instruments.com

 

 

今回はシンセサイザーサウンドのキモとなる

 

 

オシレーターボイシングについて。

 

 


 

 

  

 

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オシレーターは 

 

・VA

・Basic

・Analog / Electric

・Digital / Hybrid

・FX / Chords

 

 

かなり種類あります。

 

 

これらを組み合わせたりモジュレーションしたりして

 

 

・クラシックなアナログシンセサイザーサウンド

・80年代のデジタルシンセサイザーサウンド

・トランスやアシッドシンセサイザーサウンド

・実験的なノイズサウンド

・現代のEDM系のダンスミュージックのシンセサイザーサウンド

 

 

などなどあらゆるシンセサイザーサウンドを作成できます。

 

 

MASSIVEはおもに1~3つのオシレーターを使って発音します。

 

 

3オシレーターというとモーグシンセサイザーのmini moogと同じですね。

 

 

【Pitch】

オシレーターのピッチのコントロールをします。

 

【Wt-Position】

ウェーヴテーブルの位置(波形を読み込む場所)のコントロール

 

【Insencity】

オシレーターのハイカットのコントロールや波形の読み出し方のコントロール

 

【Amp】

オシレーターの音量のコントロール

 

 

シンセサイザーの音作りに慣れてない人はまず1つのオシレーターではじめてみるのもいいかもしれませんね。 

 

 

まずはアナログ系の音作りからやっていこうと思います。

 

 

Native Instruments MASSIVE  VOICING

 

 

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〔Max〕

最大発音数

 

 

〔Unisono〕

一度の発音で何音発音させるか

 

 

ボイスはCPUにも依存しますが、最大64音まで重ねられます。

 

 

 【Unisono Spread】で2音以上重ねた音を変化させることができます。

 

 

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〔Pitch Cutoff〕

+/-12のピッチの変化の設定をします。

 

 

Wavetable Position〕

オシレーターの波形を読む位置の設定をします。

 

 

〔Pan Position〕

Pan(定位)の広がりを設定します。

 

 

当時は発音数気にしながら音作りしてたけど今のコンピューターならほぼ余裕だと思います♪

 

 

Native Instruments MASSIVE GLIDE(グライド)

 

 

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〔Time〕で音の遅れを設定してグライド(ポルタメント奏法)することができます。

 

 

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Triggerでグライドのかけ方を設定します。

 

 

〔Always〕

すべてのノート発音にグライドが適用されます。

 

 

〔Legato〕

ノートが重なったときにグライドが適用されます。

 

 

〔Legato Triller〕

ノートが重なったとき新しい音をオフにする(鍵盤を離す等)と前の音が鳴ります。

いわゆるトリル奏法ができるようになります。

 

 


 

 

Native Instruments MASSIVE ブログ連動動画

 

 

Native Instruments MASSIVE その2 ~OSC+VOICING編〜|初心者でもわかる 操作方法 解説 - YouTube

 

 

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Native Instruments MASSIVE  その2 ~OSC+VOICING編~ まとめ
 
 
当時のソフトウェアシンセサイザーでそれまでオシレーターの選択とフィルターでのいわゆる減算式の音作りが多かったですがMASSIVEくらいから波形を積極的に加工するシンセサイザーが増えてきたと思います。
 
 
FMやデジタルのシンセサイザーはわりとオシレーターのエディットが複雑だったりしますが、MASSIVEはアナログシンセサイザーで音作りする感覚でほとんどの音作りができるのでわかりやすいです。
 
 
実際EDM系のサウンドやWobbleベースなどはMASSIVEから生まれました。
 
 
またユニゾンボイシングの機能でかんたんに厚みや広がりをコントロールできるのもすごく良いと思います。
 
 
ではまた次回!
 
 
 

 

 

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