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UVI Falcon 2 操作方法 その4 ~モジュレーションを使おう!編①〜|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。

 

 

 

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 フランスのメーカーUVIさんのソフトウェアの

 

 

とにかくいろいろすご過ぎる要塞みたいなシンセサイザー

 

 

Falcon 2の動画連動ブログです。

 

 

www.uvi.net

 

 

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今回はシンセサイザーの音作りの要

 

 

Modulation(モジュレーション)について

 

 

UVI Falcon 2 【LFO】を追加しよう!

 

 

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画面中央あたりの【MOD】の+をクリックして

 

 

LFOを追加します。

 

 

LFO(Low Frequency Oscillator)

 

 

人の可聴範囲より低い周波数の波を発振して

 

 

変調(モジュレーション)する信号のことです。

 

 

イメージ的にはオシレーター、フィルター、アンプ等に波を送って

 

 

周期的に揺らすって感じですかね。

 

 

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 【LFOを追加したら

 

 

【OSCILLATOR】〔Pitch〕のところで右クリックして

 

 

Add Modulation > Keygroup > LFO1

 

 

を選択します。

 

 

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もう一度【OSCILLATOR】〔Pitch〕のところで右クリックして

 

 

Edit Modulationを選択します。

 

 

エディット画面にてLFOがピッチにかかる深さを調整します。

 

 

UVI Falcon 2 【LFO

 

 

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LFO以下マニュアルより

 

 

LFO波形は、LFOの変化曲線を決定します。


メニューから伝統的なLFO波形:Sine(サイン)、Square(矩形)、Triangle(三角)、Ramp Up(上昇/ノコギリ)、Ramp Down(下降)および以下の特別な波形を選択することができます:


• ANALOG SQUARE(アナログシンセの矩形波
• RANDOM SAMPLE & HOLD(ランダムサンプル&ホールド)
• CHAOS LORENZ(カオスローレンツ)
• CHAOS ROSSLER(カオスロッスラー)
• USER(ユーザー設定)

 

FREQ(フリクェンシー)パラメーターは、LFO周波数(スピード)を設定します。画面右上のメトロノームアイコン(TEMPO SYNC)をオンにした場合、ここの設定値は音符単位(32小節から64分3連符まで)になり、Falconのテンポと同期します。オフにした場合は、ヘルツ(Hz = 1秒毎の周期)設定となります。

 

PHASE(フェイズ)は、トリガーした際のLFO波形の開始ポイントを変更します。設定値と連動して波形表示が変化します。(ランダムとカオス波形が設定されている場合、画面に変化はありません。これは画面表示はイメージで実際の動作とは異なるためです。)

 

ユーザー波形は、フリーフォームで描いた波形をLFOとして使用します。画面の右クリックで、波形エディターがポップアップ表示され、ドラッグやクリック操作で、LFO波形を描くことができます。この画面の右クリックで、RESET ALL VALUE(リセットオールバリュー)をメニューから選択して、設定値をリセット(=無音)に設定することができます。画面を閉じて編集を終了には、画面以外の箇所をクリックします。

 

DELAY(ディレイ)は、トリガーされてLFOが操作するまでの時間を設定します。

 

DEPTH(デプス)は、LFOの適用量=深さを設定します。

 

RISE(ライズ)は、DEPTHの設定値に達するまでの時間を設定します。

 

SMOOTH(スムーズ)は、LFOによる変化の滑らかさを設定します。これらのパラメーターによって、LFOモジュレーションのキャラクターとニュアンスを調節することができます。例えば、ノートが持続している間だけ、ビブラートを加えるなどの効果を演出できます。

 

BIPOLAR (バイポーラー)は、LFO波形の振幅モードを設定します。通常、LFOサイクルは正負(-1から+1)の双方向に振れます。スイッチをオフにすることで、正方向(0から+1)の間のみに振れます。

 

TRIGGER MODE(トリガーモード)は、ノートトリガーされた際の挙動を設定します:

 

• RETRIGGER(リトリガー):トリガーを受けるごとに、LFOはスタートポイント(PHASE設定)から開始します。


• LEGATO(レガート):レガート演奏をした場合、LFOは再トリガーされず、そのままの周期で動作します。


• NO RETRIGGER(ノートリガー)LFOはトリガー信号を受けず、FALCONの再生と停止と連動して動作します。

 

 

UVI Falcon 2 Step Envelopeを使おう!

 

 

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次はStep Envelope(ステップエンベロープ

 

 

ボリュームをモジュレーションします。

 

 

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【OSCILLATOR】〔Gain〕のところで右クリックして

 

 

Add Modulation > Keygroup > Step Envelope

 

 

でボリュームをStep Envelopeでモジュレーションします。

 

 

UVI Falcon 2 Step Envelope

 

 

Step Envelope(ステップエンベロープは、プログラミング可能なパターンシーケンサーです

 

 

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Step Envelope(ステップエンベロープ)以下マニュアルより

 

画面上のステップをクリックまたはドラッグで、ステップ値を設定します。右クリックのメニューからRESET ALL VALUE(リセットオールバリュー)を選ぶことで、すべてのステップ設定をリセットすることができます。

また、モジュール右上の目のアイコンボタンで拡大画面を表示して、編集することができます。画面を閉じるには、エディター画面以外の箇所をクリックします。


STEPS(ステップ)パラメーターで、ステップ数を1から最大128まで設定できます。


FREQ(フリクェンシー)コントロールで、ステップの長さを設定します。

 

テンポシンク=メトロノームアイコンをオンにした場合、設定単位は音符(=音楽的間隔)で、最長32小節から最小64分3連符に設定できます。オフにした場合Hz単位で時間を設定します。


ステップ範囲はデフォルト設定で0から+1、BIPOLAR(バイポーラー)モードをオンにした場合、設定範囲は-1 から +1になり、LFOのような効果を加える際に便利です。


INTERPOLATION MODE(インターポレーションモード)は、ステップ間の変化を設定します。HOLD(ホールド)モードにした場合、ステップ値通りに、段階的な変化をします。SPLINE(スプライン)モードにした場合、スムーズ連続可変曲線に従った変化をします。


TRIGGER MODE(トリガーモード)は、ノートトリガーを受けた際の挙動を設定します。この動作はLFOモジュールに装備されているものと同じ機能をします。


SMOOTH(スムーズ)は、ステップ間の滑らかさを設定します。

 

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Falconにも【EVENT】でステップシーケンサーもありますが

 

 

いわゆるステップシーケンサーとの違いは

 

 

ステップシーケンサーがノートの高さ、長さ、位置などの演奏情報を送って

 

 

オシレーターを鳴らして演奏させるのに対して

 

 

Step Envelope(ステップエンベロープ)は

 

 

変調によってオシレーターを変化させて演奏状態を生み出している

 

 

ってところですかね。

 

 

個人的に面白いと思ったのが

 

 

SPLINE(スプライン)モードです。

 

 

SMOOTH(スムーズ)がステップごとに

 

 

滑らかになるのに対して

 

 

SPLINE(スプライン)はStep Envelope(ステップエンベロープ)自体が

 

 

波形になるっていう面白いモードです。

 

 


 

 

UVI Falcon 2 ブログ連動動画

 

 

UVI Falcon 2 その4 ~モジュレーションを使おう!編①〜|初心者でもわかる 操作方法 解説 - YouTube

 

 

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UVI Falcon 2 その4 ~モジュレーションを使おう!編①〜 まとめ
 
 
Falconは今回取り上げた
 
 
シンセサイザーモジュレーションの定番、
 
 
シンプルなLFOから
 
 
ほぼステップシーケンサーみたいなStep Envelopeまで笑
 
 
ほとんどのパラメーターにたいして
 
 
モジュレーションを追加できるので
 
 
音作りの幅が無限大にあります。
 
 
ではまた次回! 
 
 
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