0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
Behringerさんのアナログ・セミモジュラー・シンセサイザーCRAVEの動画連動ブログです。
BEHRINGER CRAVE べリンガー クレイブ 操作方法
今回はおさえたコードを分散して自動演奏するアルペジエーター機能について 。
アルペジエーターとはMIDIノートや鍵盤で押さえたコードなどを分散してさまざまな方法で鳴らす(アルペジオ)機能です。
もともと和音の出せないアナログシンセサイザーの演奏をカバーするための機能だったとか。現在ではシンセサイザーの演奏機能として定着してますよね。
Behringer CRAVEでは〔SEQUENCER〕のセクションでアルペジエーターの操作をします。
アルペジエーターを鳴らす場合は【SEQUENCER】の〔ARP / SET END〕のボタンを押してアルペジエーターをオンにしてキースイッチまたはMIDI / USB / CVで接続されたキーボードなどのコード(2音以上の音)を押さえます。
アルペジエーターを鍵盤等から指を離した状態でホールド(鳴らし放し)したい場合は〔HOLD / REST〕ボタンを押します。
〔ARP / SET END〕2度押しでもホールド機能をオンにすることができます。
アルペジエーターの演奏のスピードは〔TEMPO / GATE LENGTH〕でコントロールします。
アルペジエーターのパターンを変えたい場合は〔SHIFT〕ボタンを押しながら1~8のキースイッチを押します。
〔①Up 1 Octave〕
おさえたコードを低い音から高い音に向かって順番に鳴らします。
〔②Down 1 Octave〕
おさえたコードを高い音から低い音に向かって順番に鳴らします。
〔③Up & Down〕
〔UP〕〔DOWN〕を繰り返します。
〔④Random〕
おさえたコードをランダムに鳴らします。
〔⑤Up 2 Octaves〕
おさえたコードを2オクターブの範囲で低い音から高い音に向かって順番に鳴らします。
〔⑥Down 2 Octaves〕
おさえたコードを2オクターブの範囲で高い音から低い音に向かって順番に鳴らします。
〔⑦Up 3 Octaves〕
おさえたコードを3オクターブの範囲で低い音から高い音に向かって順番に鳴らします。
〔⑧Down 3 Octaves〕
おさえたコードを3オクターブの範囲で高い音から低い音に向かって順番に鳴らします。
USB / MIDIでコンピューターと接続してDAWのクロックとCRAVEのアルペジエーターのテンポを同期します。
※各種DAWのMIDIの設定はあらかじめおこなっておいてください
〔SHIFT〕+〔HOLD / REST〕・キースイッチの8を同時押しでクロックの設定モードに入ります。
1~3のキースイッチでクロックのモードを選択します。
①TEMPO CV INPUT MODE(CV)
②TEMPO SINGLE CLOCK ADVANCE MODE
③TEMPO DIN SYNC MODE(MIDI)
今回はMIDIで同期するのでキースイッチの3を押して「③TEMPO DIN SYNC MODE(MIDI)」を選択します。
選択したらもう一度〔SHIFT〕+〔HOLD / REST〕・キースイッチの8を同時押しでクロックの設定モードから出ます。
BEHRINGER CRAVE べリンガー クレイブ 操作方法
Behringer CRAVEの魅力のひとつとして今回のアルペジエーター/ステップシーケンサーの機能の存在は大きいと思います。
同社のNEUTRONやMODEL Dといったシンセサイザーには自動演奏機能はないですしね。(ランダム演奏ならできますが)
NEUTRONは所持しているのであとでCRAVEのアルペジエーターやシーケンサーで鳴らしたり、CVパッチングでムフフなことしたいと思います笑