0からのシンセサイザー のくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
新興メーカーのASM (Ashun Sound Machines)によるウェーブモーフィングシンセサイザーHYDRASYNTHの動画連動ブログです。
ASM Ashun Sound Machines HYDRASYNTH
ここ数年「演奏するためのシンセサイザー」をずっと探していて新興シンセサイザーメーカーのAshun Sound Machines (ASM)さんのウェーブモーフィングシンセサイザーHYDRASYNTHが発表になったとき
「これだっ!!!!!!」
と思い手に入れました!
国内ではELEKTRONさんが取り扱いしています。
www.elektrondistributiongroup.com
このシンセサイザーの魅力は新開発のASM Polytouch® keybedという技術でポリフォニックアフタータッチに対応しています。
ポリフォニックアフタータッチとは鍵盤ごとにアフタータッチが効くので表現の幅が一気広がりますし、演奏していて楽しいです。
鍵盤の上には長いリボンコントローラーも搭載しています。
もちろん純粋なシンセサイザーとしても強力なモジュレーションや機能がたくさん搭載されています。そして!なんとCVまでついていて
モジュラーシンセサイザーをつないでモジュレーションすることも可能です。
ぼくは鍵盤弾きというより、あくまでシンセサイザー奏者で在りたいのでこのシンセサイザーを導入しました。
今回はプリセットを鳴らしたり、基本的な操作について。
リボンコントローラーはリボン上の任意の場所を指で押さえて指をスライドさせる事でポルタメントやビブラートをかけたりするコントローラーです。
HYDRASYNTHではピッチやビブラート以外にも任意のパラメーターを割り当ててコントロールすることも可能です。
HYDRASYNTHはアルペジエーター機能も搭載しているのでコードを押さえてアルペジオの演奏も可能です。
アルペジエーター自体はシンプルなのですぐに扱えると思います。
大きいつまみなのでとても扱いやすいです。
この左手が届きやすい配置もいいですね。
【MASTER CONTROL】は8つまでパラメーターを割り当ててコントロールすることが可能です。
プリセットにはプログラムを活かすパラメーターの設定がされてるのでとにかく音を鳴らしながらつまみを回しているだけでも楽しいです。
HYDRASYNTHは【MODULE SELECT】で各機能を切り替えながら【MASTER CONTROL】でエディットしていきます。
【MODULE SELECT】の配置もシンセサイザーの音作りにそったものなのでわかりやすいですね。
シンセサイザーの音作りにとって重要なフィルターですがマルチモードフィルター、モダンなSEMフィルターの2系統のフィルターをシリアル(直列)/ パラレル(並列)で使用可能です。
HYDRASYNTHはフィルター用のつまみがあるので【MODULE SELECT】でもエディットできますが、独立してコントロールできます。
ASM Ashun Sound Machines HYDRASYNTH
まだ全然使いこなせていませんが、ASM Ashun Sound Machines HYDRASYNTHはサウンドの傾向としてはウェーブテーブルを活かしたデジタルっぽい硬質な感じのベース、煌びやかな音やパッドが得意なのかなって思いました。
ウェーブモーフィングシンセサイザーとのことなのでオシレーターもかなり化けそうなのでエディット次第で多彩なサウンドが出せそうです♪
内蔵エフェクターも効きがいいので気持ち良く演奏できます^^
HYDRASYNTH自体も十分素晴らしいシンセサイザーですがポリフォニックアフタータッチのキーボードとしてソフトウェアシンセサイザーなどの演奏 / コントロールももちろん可能です。
ソフトウェアシンセサイザーはポリフォニックアフタータッチの設定ができるものが多いですが実際ポリフォニックアフタータッチに対応しているキーボード自体が現行では数少ないので(^^;それだけでも貴重です。
ポリフォニックアフタータッチやリボンコントローラー、CV自体は1970年代からある、けっして新しい技術ではありませんがシンセサイザーらしい演奏ができる重要な要素だと思っています。
シンセサイザーのモダンな技術と現代の技術を融合させたとても面白いシンセサイザーだなと思いました。
ASM Ashun Sound Machines HydraSynth くりっぱーチャンネル再生リスト
ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^