0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
ASM Ashun Sound Machines HYDRASYNTH
その5 ~FILTER編〜|初心者でもわかる 操作方法 解説
新興シンセサイザーメーカーの
Ashun Sound Machines (ASM)さんの
ウェーブモーフィングシンセサイザー、
HYDRASYNTHを手に入れました!
国内ではElektronさんが取り扱いしています。
www.elektrondistributiongroup.com
このシンセサイザーの魅力は
新開発のASM Polytouch® keybedという技術で
ポリフォニックアフタータッチに対応しています。
ポリフォニックアフタータッチとは
鍵盤ごとにアフタータッチが効くので
表現の幅が一気広がりますし、演奏していて楽しいです。
もちろんシンセサイザーとしても強力な機能がたくさん搭載されています。
そして!なんとCVまでついていて
モジュラーシンセサイザーをつないで
モジュレーションすることも可能です。
今回はオシレーターに次ぐ
シンセサイザーの音作りの重要な要素
【FILTER】についての解説です。
【FILTER】〔CUTOFF〕で
音の明るさ(周波数)をコントロールします。
【FILTER】〔Resonance〕で
周波数のピークをコントロールします。
〔FILTER 1〕は11種類もの
さまざまな特性をシュミレーションされた
フィルターを扱うことができます。
〔LP Ldr12〕 12dB Uncompensated Ladder filter
〔LP Ldr24〕 24dB Uncompensated Ladder filter
〔LP Fat12〕 12dB Compensated Ladder filter
〔LP Fat24〕 24dB Compensated Ladder filter
〔LP Gate〕 Low Pass Gate filter
〔LP MS20〕 Low Pass filter with an MS-20 flair
〔HP MS20〕High Pass filter with an MS-20 flair
〔LP 3-Ler〕 The Low Pass flavor of a boutique modular synth
〔BP 3-Ler〕 The Band Pass flavor of a boutique modular synth
〔HP 3-Ler〕 The High Pass flavor of a boutique modular synth
〔Vowel Vocal〕 formant filter
フィルターの出力を歪ませる〔DRIVE〕は
〔DrivRout〕でPre (前) / Post (後)の
どちらでかけるか選択できます。
〔FILTER 2〕はマルチモードのフィルターで
LPF / BPF / HPFを自在に行き来できる
〔Morph〕機能があります。
【FILTER】はデフォルトだと
〔ENV 1〕に割り当てられているので
【FILTER CONTROLS】の〔ENV 1〕のつまみで
エンベロープがフィルターにかかるDEPTH(深さ)を
コントロールできます。
〔CUTOFF〕のつまみを少し絞り気味にして
エンベロープのパラメーターをいじると
フィルターのエンベロープが変化します。
【FILTER CONTROLS】の〔ENV 1〕同様に
【FILTER CONTROLS】の〔LFO 1〕のつまみで
LFOがフィルターにかかるDEPTH(深さ)を
コントロールできます。
フィルターのルーティングは
〔Sirial〕(直列)
FILTER 1 → FILTER 2 →
フィルター1がフィルター2を通って出力します。
〔Pararell〕(並列)
FILTER 1 →
FILTER 2 →
フィルター1とフィルター2をそれぞれ出力します。
ASM Ashun Sound Machines HYDRASYNTH
その5 ~FILTER編〜|初心者でもわかる 操作方法 解説
フィルターは基本コントロールが
独立しているので
ライブなどで扱いやすそうだなと思いました。
【FILTER CONTROLS】でフィルター1を
【MASTER CONTROL】でフィルター2を
直接コントロールする、なんてことも可能です♪
さらにモジュレーションで複雑な変調等も可能なので
いろいろ使い込みできそうです。
ASM Ashun Sound Machines HydraSynth くりっぱーチャンネル再生リスト
見にきていただけるとうれしいです^^