0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。
TD-3を購入しました!
Behringer ベリンガー TD-3 操作方法|その1 ~基礎操作編~|初心者でもわかる 解説
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ここ数年BEHRINGERさんの
伝説の名機のシンセサイザーの
クローンマシンのラッシュが続いていますが
今回ベースシンセサイザーとして超超超有名な
1VCO、VCF、16ステップシーケンサーの
BEHRINGER TD-3
が発売されました。
ベースを自動演奏するマシンとして発売されました。
1VCOでとくにモジュレーションできるわけでもなく、
当時はあまり人気にならずに
忘れ去られそうになっていたころ、
シカゴのDJがその独自のサウンドと
ランダムなシーケンスの魅力に気づき、
ダンスミュージックで使い出したところ
いわゆるあのうにょうにょの笑
アシッドベースといわれる
中毒性のある衝撃のサウンドとして受け入れられ、
ハウス、テクノ、以降の電子音楽において
「絶対的正義」
の地位を確立します。
その後価格は高騰して
改造やクローンマシンが登場します。
(※現在の市場価格は20~30万!)
オリジナルはMIDIすら付いてませんでした。
TB-303の最大の特徴は
フィルター、レゾナンスと
独自のグルーヴを生み出すシーケンサー
にあります。
90年代にTB-303のクローンマシンがいくつかありましたが
このシーケンサーを再現したものはありませんでした。
本家Rolandさんでさえも。
303の真髄はサウンドよりむしろ
アクセントやスライドを組みあせた
独特のグルーヴを生み出すシーケンスにあると思います。
近年は本家Rolandさんの
AIRA TB-3
Boutique TB-03
あのシーケンサーの機能を踏襲した機能がありますが
音源はアナログではなく、モデリングでデジタルです。
BEHRINGER TD-3は
USB/MIDIの搭載はもちろん、
フルアナログでステップシーケンサーも再現、
ディストーションの搭載や
CV入出力など
現在の音楽シーンに適した機能も追加されています。
ぼくが購入したのは
ブルーのBEHRINGER TD-3 BUですが
他にもカラーバリエーションがあります。
こうやっていろいろなカラーがあるのって
選ぶ楽しさがあっていいですよね^^
とはいえ現在(2020年6月)は品薄状態ですが、、、。
今回は基本的な操作について。
【TUNE】
VCOの音程をコントロールします。
【CUTOFF】
音の周波数(明るさ)をコントロールします。
【RESONANCE】
周波数のピークを強調します。
値を上げるとミョンミョン的なサウンドになったり発振したりします。
【ENVELOPE】
DECAYのかかる深さをコントロールします。
【DECAY】
CUTOFFのディケイタイムをコントロールします。
【ACCENT】
シーケンスで設定したアクセントのかかる深さをコントロールします。
【WAVEFORM】
VCO波形のノコギリ波(SAW)かパルス波(PULSE)のいずれかとコントロールします。
【DISTORTION】のスイッチをオンにして
ディストーション(歪み)効果を得ることができます。
歪みの深さをコントロールします。
【TONE】
音の明るさをコントロールします。
【LEVEL】
音量をコントロールします。
入力
〔FILTER IN〕
内蔵VCO(上記SAW / PULSE)の代わりの信号を入力します。
〔SYNC IN〕
外部クロックを入力して演奏を同期させます。
出力
〔CV OUT〕
1/VオクターブCV出力をします。
〔GATE OUT〕
ゲート信号(オン/オフ)の信号を出力します。
〔PHONE〕
ヘッドフォン(音声)出力します。
ためしに〔FILTER IN〕に
BEHRINGERさんのCRAVEの
BEHRINGER TD-3は
LFOの波形を持っていないので
こういうサウンドは外部入力ならでは。
このへんはいろいろ試してみたいですね。
〔SYNC IN〕に
KORG Volca DRUMをつないで同期演奏します。
演奏してない状態で
〔BACK〕〔WRITE / NEXT〕を同時押しして
シンクの設定モードに入ります。
通常は内部クロック〔INT〕なので
〔TRIG〕を選択します。
〔SYNC IN〕に設定すると
無効になり
外部マシンのテンポにTD-3が追従します。
A / B それぞれ8つのパターンで1つのグループになります。
16ステップ×250パターン
のシーケンスを作成することが可能です。
通常は1つのパターンを繰り返し演奏しますが、
1~8の2つ以上のパターンを連結して
繰り返し再生することも可能です。
このシンセサイザーの真髄は
シーケンサーにあり!
といいましたが、
このシーケンサーでの打ち込み、、、
狙ったフレーズ作るのは
めちゃくちゃめんどくさいです!(^^;
そこでBEHRINGERさんのサイトから
Synth Toolというソフトをダウンロードして
USBでつなぐだけで
シーケンスの打ち込み
ファームウェアのアップデート
などもおこなえます。
↓BEHRINGERさんの公式ホームページからダウンロードできます。
まずは任意のパターンを消去します。
パターンの編集をするにはまず
【MODE】で〔PATTERN - WRITE〕を
選択します。
消去したいパターンナンバーのボタンを押しながら
〔CLEAR〕ボタンを押すとパターンが消去されます。
ランダムにパターンを作成するには
〔CLEAR〕〔START / STOP〕
ボタンを押しながら
1~8の任意のパターンナンバーを押すと
シーケンスがランダムに作成されます。
この操作する度に
ランダムにパターンが作成されるので
無限にシーケンスを作成することが可能です笑
Behringer ベリンガー TD-3 操作方法|その1 ~基礎操作編~|初心者でもわかる 解説
このシンセサイザーは単純に
VCOやフィルター、レゾナンスを
ランダムなシーケンスで演奏して
「あの伝説のアシッドサウンドを楽しむ」
ということが大切だと思っています笑
とはいえCVでモジュレーションしたりもできるので
お手持ちのCV機材で
また新たなサウンドを作成することも可能です。
適当に打ち込みだけで
それっぽいサウンドになりますが笑
狙ったフレーズを作りたいときに
シーケンスのエディターはホントに助かります!
とにかくシーケンス鳴らしてるだけで
気持ちいいのでついつい遊んじゃいます笑
見にきていただけるとうれしいです^^