0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
デジタルオシレーター+アナログフィルターを搭載したエクスペリメンタル・ハイブリッド・シンセサイザーARTURIA MicroFreakの動画連動ブログです。
ARTURIA MICROFREAK アートリア マイクロフリーク
操作方法 その9 ~Firmware 2.1編~ | 初心者でもわかる 解説
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今回はMicroFreakのFirmware 2.1の新機能についての解説です。
MicroFreak Vocoder Editionが発表されましたね。
従来のMicroFreakでもファームウェアのアップデートで同等の機能を追加できます。
MicroFreakのファームウェアのアップデートはまず〔MIDI CONTROL CENTER〕というソフトが必要です。
ArturiaさんのHPからDownloads & Manualsに進み
〔MIDI CONTROL CENTER〕をダウンロード&インストールします。
さらにProductsからMicroFreakを選択して
〔MicroFreak Firmware〕をダウンロードします。
(今回はヴァージョン 2.1.3.895です)
〔MIDI CONTROL CENTER〕を立ち上げてファームウェアのアップデートをします。
〔MIDI CONTROL CENTER〕はファームウェアのアップデートのほか、プリセットの追加なども可能です。
MicroFreakはノイジーな音は出せるけどノイズそのもののオシレーターはありませんでしたね。
今回オシレーターに【Noise】が追加されました。
Vocoder(ヴォコーダー)とは入力された音声によって変調をするユニークな機能です。
いわゆるロボットボイス的な効果が得られます。
音声入力には背面のヘッドホン端子を使います。
うちに対応しているマイクなかったので(^^;
KORG volcadrumを入力しました。
MicroFreakを発音させながらvolcadrumの音を出すと(マイクなら発声)ヴォーコーダーサウンドが出せます。
和音やアルペジエーターでの演奏も可能です。
MicroFreakはひとつの音色プログラムにA / B 2つのステップシーケンスを記録できますが今回シーケンスA / B それぞれコピーが可能になりました。
やり方はかんたんでシーケンスのコピーしたいA / Bを押しながらコピー先のA / B を押すだけです。
〔Shift〕ボタンを押しながら【Matrix】のつまみを押すとマトリクスモジュレーションの設定をすべてクリアできます。
個人的にはひとつのパラメーターのクリア機能も欲しいですね。
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操作方法 その9 ~Firmware 2.1編~ | 初心者でもわかる 解説
MicroFreak自体、もともとFMとかでノイジーな音は出せたのでそこまで気にしてませんでしたがいままでノイズのオシレーターがなかったのが意外な感じですね笑
さらに今回の新機能の目玉(?)ヴォコーダーの音声入力にヘッドフォン端子を使うのは意外でした!
個人的にはサンプリングのオシレーターとかシーケンスのランダマイズ機能とか(ないわけじゃないけど)付いてくれたらもっと楽しいだろうなぁって思います。
今回あまり触れていませんがコードメモリーやスケール機能(←このへんは次回)も追加されてさらに楽しい楽器になりました^^
ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^