0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
reface DXの動画を作っていきます。
YAMAHA reface DX ヤマハ リフェイス 操作方法
YAMAHAさんの往年の名機たちを
スピーカー付き、電池駆動可能、コンパクト37鍵盤
の現代仕様で復活させた
YAMAHA reface シリーズ
YAMAHA reface DXはYAMAHA DX-7を
リニューアルしたシンセサイザーです。
YAMAHA DX-7 はFM音源を採用して
・硬質でアタック感の強いベース
・キラキラのベル
・ひんやりしたシンセパッド
などなど
当時アナログシンセサイザーでは成し得ない
硬質なサウンドが特徴です。
アナログシンセサイザーでは当たり前だった
音作りの要のフィルターもなく
つまみを排除して
LCD画面とボタンだけでエディットしていく
80年代を象徴するシンセサイザーになりました。
今回のYAMAHA reface DXは
当ブログでも3年前に取り上げてました笑
購入したのは5年くらい前かしら、、、(^^;
marronfieldsproduction.hatenablog.com
refaceシリーズ自体は
YAMAHAさんの名機と呼ばれる
「気軽に演奏を楽しみましょう」
っていうコンセプトだと思いますが
くりっぱーは鍵盤奏者ではないので笑
シンセサイザーとしてのreface DXを
掘り下げていきたいと思います!
今回は基礎操作についての解説です。
reface DXが他のrefaceと同様にスピーカーがついているので
電源を入れればすぐに演奏することができます。
他のシリーズと
決定的に違う点が2つあります。
・画面が付いている
・音色の保存が本体のみで可能
※他のrefaceシリーズもSoundmondoというiOSデバイスのアプリで保存・管理が可能になります。
YAMAHA refaceシリーズは
【Soundmondo】というソフト / アプリを使って
世界中のrefaceユーザーの音色をシェアすることができます。
YAMAHA reface DXは本体に保存機能があるので
もちろん本体に保存することもできます。
YAMAHA reface DXは
4つの【BANK】に1 ~ 8つの音色 合計32音色
を使うことができます。
【OCTAVE】のスライダーで
演奏しながらオクターブの変更が可能です。
鍵盤自体は37鍵ですがこの【OCTAVE】スライダーで
広い音域をカバーすることができます。
YAMAHA reface DXの鍵盤は
【Velocity〔ベロシティ〕 】(鍵盤を弾く強さ)
にも対応しているので
演奏の強弱で音を変化させることができます。
YAMAHA reface DXの基本操作は
ボタンと
【DETA ENTRY】のタッチパッドでおこないます。
【DETA ENTRY】のタッチパッドは
パッドに触れてフリックして値をコントロールします。
〔PITCHBEND〕(音程)
〔VOLUME〕(音量)
〔OCTAVE〕(オクターブ幅)
でおこないます
YAMAHA reface DXは
4つの【OPELATOR】(オペレーター)を基本に音を出します。
【OPELATOR】はシンセサイザーでいう
いわゆるオシレーターにあたります。
4つの【OPELATOR】をミックスしたり、
変調したりして音作りをします。
【FREQ】はオペレーターの周波数(ピッチ)を
コントロールします。
【LEVEL】はオペレーターの音量を
コントロールします。
FM音源では
・変調するオペレーターのことをモジュレーター
・変調されるオペレーターをキャリアー
といいます。
【ALGO】(ALGORITHM)では
このモジュレーターとキャリアーの
並びや組み合わせを12種類の中から選択します。
【FB】 (FEEDBACK) は
一度外に出した音を再び中に入れて出します。
80年代のDXはこのフィードバックが
1つしかありませんでしたが、
YAMAHA reface DXは
4つのオペレーターにそれぞれ
フィードバックが付いています。
これによってノコギリは重ねるなど
アナログシンセサイザー的な音作りも可能になります。
【BANK】を押すと
1~8の音色を切り替えて鳴らすことができます。
【EDIT】を押すと
エディットモードに入ります。
【VOICE SELECT / EDIT】〔OP1~4〕
オペレーター1~4の設定をします。
【VOICE SELECT / EDIT】〔EG Level 1~4〕
EG (エンベロープジェネレーター)
時間による音色の変化をコントロールします。
【VOICE SELECT / EDIT】〔EG Rate 1~4〕
EG (エンベロープジェネレーター)
時間によるレイトの変化をコントロールします。
【VOICE SELECT / EDIT】〔LFO〕
LFO (Low Frequency Oscillator)
シンセサイザーのポピュラーな変調で
低い周波数のオシレーターで波形揺らします。
ビブラート、オートワウ、フィルター的な使い方が一般的です。
【VOICE SELECT / EDIT】〔Pitch EG〕
ピッチのEGでピッチの時間的変化を設定します。
【FUNCTION】
reface DXの基本設定やMIDI設定、スピーカーのオンオフの設定をします。
【EFFECT】
コーラス / フランジャー / フェザー
の6つのエフェクトを2つ掛けることができます。
【STORE】
作成した音色を保存します。
【LOOPER】
リアルタイム演奏をMIDI録音して重ねて演奏することができます。
YAMAHA reface DX ヤマハ リフェイス 操作方法
EOS B700から始まり、YS100、TG77、TX81Z
など所持していた時期もりましたが
refaceシリーズは取り回しの良さに加えて
音はかなり本格的FM音源。
本機DXは4オペレーターのFM音源です。
すべてにフィードバックがついて
1つのオペレーターでノコギリ波をつくることができます。
このサイズながら
出音も良いシンセサイザーです。
refaceシリーズは全般的に
シンセサイザー / キーボードとして音がめっちゃいいです。
YAMAHA reface DX くりっぱーチャンネル 再生リスト
ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^