0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
40年以上の歴史と人気を誇るKORGさんのセミ・モジュラーシンセサイザー、MS-20の現代版、MS-20 miniの動画連動ブログです。
今回はKORG MS-20 miniの基本的なパッチングについての解説です。
毎回やっているパッチングですが【NOISE GENERATOR】の【WHITE】/ 【PINK】のアウトから【TRG IN】に入れるとキーボードを押さえなくても音が鳴り続けます。
通常、KORG MS-20 miniのモジュレーション波形は三角波かノコギリ波のみです。
【MODULATION GENERATOR】のアウトを【TOTAL】に入れると矩形波のモジュレーションが可能になります。
【NOISE GENERATOR】の【WHITE】/ 【PINK】のアウトから【TOTAL】に入れるとノイズの波形を足すことができます。
ノイズ波形を【TRIG IN】に入れると音が鳴りっぱなしになりますが【MODULATION GENERATOR】のアウトを【TRG IN】に入れると音をモジュレーションの波形にそって周期的に鳴らします。
ノイズの時との違いは
【ENVELOPE GENERATOR】(EG)が使えます。
【REV OUT】→【TOTAL】につなぐとEGのカーヴが反転します。
まず【NOISE GENERATOR】の〔PINK〕から【SAMPLE & HOLD IN】につなぎます。
【MODULATION GENERATOR】から【CLOCK】につなぎます。
【SAMPLE & HOLD IN】から【VCO FREQUENCY】につなぎます。
【FREQUENCY MODURATION】〔EG 1 / EXT〕でサンプルアンドホールドの変調の深さをコントロールします。
最初にやった【NOISE GENERATOR】の波形を【TRG IN】につなぐとキーボードを押さなくても音を鳴らしっぱなしにできます。
【SAMPLE & HOLD IN】から【VCO FREQUENCY】を【LPF】 / 【HPF】に挿しかえるとローパスフィルター / ハイパスフィルターをランダム変調できます。
モジュレーションホイールの下にあるボタン【モーメンタリースイッチ】ですがパッチングなしでは機能しないのでパッチングしていきます。
【モーメンタリースイッチ】から【EG 1 TRG IN】につなぎます。
【EG 1 OUT】から【TOTAL】につなぎます。
ピッチ / フィルターの各【MG / EXT】のつまみでEG1のかかる深さをコントロールします。
【EG 1 OUT】を【REV OUT】に変えるとエンベロープジェネレーターのカーヴが反転します。
今回はKORG MS-20 miniの基本的なパッチングについてやってみました。
他のモジュラーと比べて独特な感じもするのでちょっとわかりにくいとこもありますがパッチングのセクションでルーティングしてモジュレーションのつまみで深さをコントロールをするというのが基本ですね。
いろいろ試してみてください^^