0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
デジタル波形も使える4音ポリフォニックのアナログ・シンセサイザー
KORG minilogue xd
のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
KORG minilogue xd コルグ ミニローグ 操作方法
KORG minilogue xdは小型かつ本格的なポリフォニック・アナログシンセサイザーとして2016年に発売された『KORG minilogue』の後継モデルとして
発売されたアナログ / デジタルのハイブリッド・シンセサイザーです。
今回はKORG minilogue xdの音を周期的に「揺らす」【LFO】(Low Frequency Oscillator)についての基本的な操作についての解説です。
【LFO】(Low Frequency Oscillator)とは低い周波数のオシレーターで割り当てたパラメーターを「揺らす」機能です。
わかりやすい例だと
・ピッチならビブラート
・フィルターならオートワウ
・ボリュームならトレモロ / ゲート
といった感じになります。
KORG minilogue xdでは
〔CUTOFF〕(音の明るさ)
〔SHAPE〕(オシレーターの形状)
〔PITCH〕(音の高さ)
をLFOの波形で「揺らす」ことが可能です。
KORG minilogue xdは【VCO 1】【VCO 2】【MULTI ENGINE】の3つのオシレーターがありますが、〔SHAPE〕〔PITCH〕は【PROGRAM EDIT】の〔LFO Target Osc〕で
【LFO】を使ってまずピッチを揺らしてみます。
【LFO】〔INT〕でLFOがオシレーターを「揺らす」深さをコントロールします。
値が高いほど「揺れる」幅が大きくなります。
【LFO】〔RATE〕でLFO波形の周期(スピード)をコントロールします。
値が高いほど「揺れる」スピードが速くなります。
【SHIFT】を押しながら【INT】のつまみをまわすとLFOの波形が反転します。
【LFO】〔WAVE〕で
・ノコギリ波
・三角波
・パルス波
からLFOの波形を選択します。
・BPM
minilogue xdのシーケンサーまたは外部のマスターテンポに同期します。
・NOMAL
そのまま〔RATE〕の周期でスピードをコントロールします。
・1-SHOT
一度だけ選択したLFOの半分の波形がかかります。
【LFO】【TARGET】で〔SHAPE〕を選択すると対象となるオシレーターの波形の形状を「揺らし」ます。
※デフォルトだと「All」になっています。
【MULTI ENGINE】のVPMオシレーターは〔SHAPE〕で音がかなり変わるので過激な変化ができます。
【LFO】【TARGET】で〔CUTOFF〕を選択するとサウンドの明るさを「揺らし」ます。
いわゆるオートワウ的な効果を出すことができます。
KORG minilogue xd コルグ ミニローグ 操作方法