0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
KORGさんの人気の音楽制作アプリ
ガジェット解説動画連動ブログです。
KORG Gadgetの
ガジェットに特化した解説動画&ブログをやっていこうと思います。
KORG Gadgetの「ガジェット」は世界中の地名から名づけられています。
『ガジェット』とは
「気の利いた小道具」という意味で
KORG Gadgetでは
厳選されたパラメーター、即戦力となるサウンド/プリセットで
誰でもカンタンに楽しくゲーム感覚で音作りや音楽制作が可能です。
今回は2VCOモノフォニック・セミモジュラー・シンセサイザー
ガジェットの『DUBLIN』(ダブリン)の基本的な操作について
【DUBLIN】は
をモデリングしたガジェット音源です。
「モノフォニック」なので同時に1音のみの発音になります。
といえば
DUBLINはMS-20をさらに
シンプルにわかりやすくして使いやすくした感じですね。
KORG GadgetはそのMS-20自体をガジェット化した
『Memphis』もあります。
…くりっぱーはまだ所持していません笑
※iOS版のiMS-20をインストールすると
KORG Gadget内にガジェットとして
『Memphis』が追加されます。
【DUBLIN】はシンセサイザーの発音の基本
オシレーターの【VCO】が2つあります。
【VCO 1】〔WAVEFORM〕
三角波 / ノコギリ波 / 矩形波⇔パルス波から波形を選択します。
【VCO 1】〔SHAPE〕
【VCO 1】〔SCALE〕
【VCO 1】のオクターブ幅をコントロールします。
【VCO 2】〔WAVEFORM〕
【VCO 2】〔TUNE〕
【VCO 2】のピッチの微調整をコントロールします。
【VCO 2】〔SCALE〕
【VCO 2】のオクターブ幅をコントロールします。
【VCO 1 / 2】をオクターブで重ねたり
【VCO 1 / 2】を同じ音程で鳴らして
【VCO 2】の〔TUNE〕をずらしたりするだけで
厚みのあるサウンドが出せます。
【MIXER】〔VCO 1〕〔VCO 2〕
VCO 1 / 2の音量をコントロールします。
【MIXER】〔NOISE〕
ノイズの音量をコントロールします。
【VCF】〔CUTOFF〕
【VCF】〔PEAK〕(レゾナンス)
周波数のピークを持ち上げて音にクセをつけます。
【VCF】〔KBD AMT〕
音域による音の明るさをコントロールします。
【VCA】〔ATTACK〕
音の立ち上がりの時間をコントロールします。
値が高いほど音の立ち上がりが遅くなります。
【VCA】〔DECAY〕
〔ATTACK〕に達したあとの音の減衰をコントロールします。
【VCA】〔SUSTAIN〕
音の伸びの音量をコントールします。
【VCA】〔RELEASE〕
ノートオフしたあとの音の余韻の時間をコントロールします。
【KEYBOARD】〔PROTA〕
値を上げると音程の変化が遅れて演奏にうねりを出す「ポルタメント」効果を出すことが可能です。
【KEYBOARD】〔LEGATO〕
オンにするとポルタメントによる音程の変化が滑らかになります。
【MASTER】〔VOLUME〕
DUBLINの音量をコントロールします。
【MASTER】〔DRIVE〕
サウンドに歪みを加えます。
【MASTER】〔TONE〕
DUBLINの音質をコントロールします。
【PATCHBAY】のモードでは変調によるパッチングが可能です。
まずはVCO1のピッチを変調します。
【MG 1】〔MG OUT〕▷【PATCHBAY INPUT】【VCO 1】
にパッチングします。
【MG 1 / 2】〔AMOUNT〕
変調の深さをコントロールします。
【MG 1 / 2】〔WAVEFORM〕
三角波 / ノコギリ波 / 矩形波 / サンプル&ホールド(ランダム)波
の中から変調する波形を選択します。
【MG 1 / 2】〔FREQ〕
【MG 1 / 2】の変調のスピードをコントロールします。
【PATCHBAY INPUT】〔VCF / CUTOFF〕や〔NOISE〕に
パッチングするとそれぞれのパラメーターが変調します。
【VCA】のADSRエンベロープは
音量のカーヴをコントロールしますが
【ENVELOPE GENERATOR】でパッチングすれば
ピッチやフィルターのカットオフなどを
ADSRカーヴでコントロール可能です。
【MG 1 / 2】【ENVELOPE GENERATOR】の
〔AMOUNT〕(変調の深さ)は+-にかけることが可能です。
くりっぱーのお気に入りは
【MG】同士の変調ですね♪
DUBLINは【SCALE】【OCTAVE】機能と
アルペジエーターによる自動演奏が可能です。
アルペジエーターをそのままシーケンスに録音して
プリセットサウンドを聴いていきます。
オートメーションによる
各パラメーターのコントロールも可能です。
KORG Gadget DUBLINは
プリセットのサウンドもよくできてますし、
往年のアナログシンセサイザーらしい太い音が得意です。
最初に使うモノフォニックシンセサイザーの
ガジェットとしておすすめです。
基本的にはベースやリード系のサウンドが得意ですが
SEなんかもいけそうですね♪
また簡易パッチングできるのもいいですね。
MS-20もシンプルではあるけど
最初はとまどったりする部分もあるので、、、。
ぶっちゃけくりっぱーは戸惑いました(^^;
そういう意味でDUBLINは
シンプルでとても使いやすいシンセサイザーだと思います。
くりっぱーチャンネルで
ハードウェアの『MS-20 mini』と
プラグインシンセサイザー版の『KORG Collection MS-20』
の解説動画もあるのでよかったらどうぞ笑
『Memphis』もまだ持ってませんが
あとで購入して使ってみたいですね!
ではまた次回!
KORG Gadget 解説 くりっぱーチャンネル再生リスト
KORG Gadget for iOS くりっぱーチャンネル再生リスト
見にきていただけるとうれしいです^^