0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
KORGさんの人気の音楽制作アプリKORG Gadget for iOSのガジェットついての解説動画連動ブログです。
KORG GadgetのiOSデバイス版の解説動画&ブログとは別にガジェットに特化した解説動画&ブログをやっていこうと思います。
KORG Gadgetの「ガジェット」は世界中の地名から名づけられています。『ガジェット』とは「気の利いた小道具」という意味でKORG Gadgetでは厳選されたパラメーター、即戦力となるサウンド/プリセットで誰でもカンタンに楽しくゲーム感覚で音作りや音楽制作が可能です。
今回はPCMドラム音源ガジェットの『LONDON』の基本的な操作についての解説です。
第一回のドラム音源がジェットの
『TOKYO』がオシレーターやノイズの波形をもとに音作りするシンセドラム音源だったのに対して今回の『LONDON』はサンプリングされた波形を鳴らすPCM音源のドラムガジェットです。
【PART 1 ~ 8 EDIT】〔WAVEFORM〕
パートで使用するPCM(サンプリング)波形を選択します。
サンプルは各パッドに自由に割り当て可能です。
【PART 1 ~ 8 EDIT】〔TUNE〕
パートのピッチを調節します。
【PART 1 ~ 8 EDIT】〔TIME〕
ONESHOTのとき、パートのディケイ・タイムを設定します。
GATEのとき、パートのリリース・タイムを設定します。
【PART 1 ~ 8 EDIT】〔TRIGGER〕
ONESHOT / GATEのトリガーのタイプを選択します。
【PART 1 ~ 8 IFX】〔Punch〕
パートの出⼒信号に対して、アタックを強調する効果を設定します。
【PART 1 ~ 8 IFX】〔Low Boost〕
低域のブースト量を設定します。
【PART 1 ~ 8 IFX】〔REV (Reverse)〕
リバース・エフェクトをオン/オフします。
【PART 1 ~ 8 IFX】〔MFX (Master Effect Send)〕
パートのサウンドをマスター・エフェクトへ送るかどうかを選択します。
【PART 1 ~ 8 MIXER】〔Pan〕
パートのパンを設定します。
【PART 1 ~ 8 MIXER】〔M (Mute)〕
パートをミュートします。
【PART 1 ~ 8 MIXER】〔Group〕
パートをグループ化します。同じ設定にしたパートが1つのグループになり、
後着を優先しモノフォニックで発音します。
例えば、ハイハットのクローズとオープンをグループ化して発音させると有効です。
【PART 1 ~ 8 MIXER】〔LEVEL〕
パートの音量を設定します。
【EFFECT】〔TYPE〕
エフェクト・タイプを選択します。
【EFFECT】〔EDIT 1〕
選択したエフェクトの1つ目のパラメーターを設定します。
【EFFECT】〔EDIT 2〕
選択したエフェクトの2つ目のパラメーターを設定します。
【Master】〔LEVEL〕
LONDONの全体の音量を設定します。
『LONDON』はドラム音源ガジェットなのでパターン演奏機能を使うことが可能です。タップするだけでさまざまなリズムパターンを演奏することが可能です。
パターン演奏機能は【〇】録音ボタンでそのままシーケンスに記録可能です。
オートメーション機能で『LONDON』の各パラメーターをオートメーションで変化させることが可能です。
8パート分の各パラメーターがありますのでかなり膨大な量ありますね(^^;
動画では【TUNE】やエフェクトの【GrainShift】のパラメーターをオートメーションに書き込みました。
【〇】録音ボタンを押してパラメーターをそのままいじって記録しちゃってもいいですね。
基本的にLONDONはダンスミュージックが得意なドラム音源ですが、サンプルの数が豊富なのでドラムサウンドからパーカッション、SEなどあらゆるジャンルに対応できる音源だと思います。
プリセットサウンド鳴らしてるだけも楽しいですね♪
PCM音源はまずサンプリングされた波形を鳴らすのが基本ですが各パラメーターやエフェクトのオートメーションの使い方次第でかなり化けそうです笑
ではまた次回!
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