0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
KORGさんの人気の音楽制作アプリKORG Gadget for iOSのガジェットついての解説動画連動ブログです。
KORG GadgetのiOSデバイス版の解説動画&ブログとは別にガジェットに特化した解説動画&ブログをやっていこうと思います。
KORG Gadgetの「ガジェット」は世界中の地名から名づけられています。『ガジェット』とは「気の利いた小道具」という意味でKORG Gadgetでは厳選されたパラメーター、即戦力となるサウンド/プリセットで誰でもカンタンに楽しくゲーム感覚で音作りや音楽制作が可能です。
今回はアシッドシンセベースのガジェット音源『CHICAGO』の基本的な操作についての解説です。
『CHICAGO』はみんな大好き笑アシッドベースに特化したガジェットです。
CHICAGO自体にアルペジエーターの機能がついているのですぐにアルペジエーターの演奏が可能です。
またガジェット自体のスケール機能も使うことができます。
※CHICAGOはモノフォニックシンセサイザーなのでコード機能はありません。
【OSCILLATOR】
〔WAVE〕
矩形波 / ノコギリ波オシレーターの波形を可変して使うことが可能です。
〔GLIDE〕
音の移行時間を設定します。
【ENVELOPE】
※エンベロープを適用するには【AMPLIFIER】の〔ENV/GATE〕のスイッチを〔ENV〕にします。
〔ATTACK〕
ノート・オンからアタック・レベルに到達するまでの時間を設定します。
〔DECAY〕
アタック・レベルに到達してからサステイン・レベルへ移行するまでの時間を設定します。
〔SUSTAIN〕
サステイン・レベルを設定します。
〔RELEASE〕
ノート・オフからレベルが0になるまでの時間を設定します。
【AMPLIFIER】
〔ENV/GATE〕
音量を変化させるエンベロープ・ソースを選択します。
〔LEVEL〕
出力の音量を設定します。
〔ON〕
アルペジエーターをオン/オフします。
〔RANGE〕
アルペジエーターの演奏範囲を設定します。
〔MODE〕
アルペジオ・パターンを選択します。
〔SPEED〕
アルペジエーターの演奏スピードを設定します。
【FILTER】
〔CUTOFF〕
フィルターのカットオフ周波数を設定します。
〔PEAK〕
フィルターのレゾナンスを設定します。
〔ENV〕
EGによるカットオフ周波数の変化量を設定します。
〔BITE〕
フィルターのドライブ量を設定します。
〔GNAW〕
フィルター・インプットに独特の周波数変化を与えて、攻撃的なサウンドに変化させます。
【EFFECT】
〔TYPE〕
エフェクトのタイプを選択します。
〔EDIT 1〕
選択したエフェクトの1つ目のパラメーターを設定します。
〔EDIT 2〕
選択したエフェクトの2つ目のパラメーターを設定します。
ガジェットのアルペジエーター機能を使ってシーケンスを録音します。
※CHICAGOのアルペジエーターはシーケンスに反映されません。
加えてドラム音源がジェットの【LONDON】を打ち込んで鳴らすだけでイイ感じのアシッドテクノが出来上がります♪
もちろん他のガジェットと同様にオートメーション機能を使って各パラメーターの動きをシーケンスに記録することが可能です。
基本的に『CHICAGO』は定番のアシッドシンセを踏襲した感じですがADSRのエンベロープがあったり〔BITE〕〔GNAW〕でフィルターを変化させたりエフェクトを使ったりして単なるアシッドサウンドの再現にとどまらずけっこういろいろなサウンドを生み出すことが可能です。
オートメーションを駆使すればさらに複雑なサウンドが出来そうですね^^
やっぱりみんな大好きアシッドサウンドは適当にリズムパターンと組み合わせて鳴らしてるだけで楽しいし、気持ちいいですね^^
ではまた次回!
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