0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
KORGさんの人気の音楽制作アプリ
ガジェットついての解説動画連動ブログです。
KORG Gadgetの
ガジェットに特化した解説動画&ブログをやっていこうと思います。
KORG Gadgetの「ガジェット」は世界中の地名から名づけられています。
『ガジェット』とは
「気の利いた小道具」という意味で
KORG Gadgetでは
厳選されたパラメーター、即戦力となるサウンド/プリセットで
誰でもカンタンに楽しくゲーム感覚で音作りや音楽制作が可能です。
今回はヴァーチャルアナログ音源ガジェット
『WOLFSBURG』(ウォルフスブルグ)の基本的な操作について
『WOLFSBURG』は
・2つのオシレーター
・4つのフィルター
・2つのLFO
・4つのマトリクスモジュレーション
でさまざまな音作りが可能な
ハイブリッド・ポリフォニック・シンセサイザーです。
【OSCILLATOR 1 / 2】〔WAVEFORM〕
・三角波
・ノコギリ波
・矩形波
・パルス波①
・パルス波②
からオシレーターの波形を選択します。
【OSCILLATOR 1 / 2】〔PITCH〕
オシレーターのピッチを調節します。
【OSCILLATOR 1 / 2】〔LEVEL〕
オシレーターの音量を設定します。
〔DETUNE〕
オシレーターのデチューン量を設定します。
【FILTER】〔FILTER TYPE〕
・LPF 24
・LPF 12
・BPF
・HPF
の中からフィルター・タイプを選択します。
【FILTER】〔CUTOFF〕
フィルターのカットオフ周波数(サウンドの明るさ)を設定します。
【FILTER】〔RESONANCE〕
周波数のピークを持ち上げて音にクセをつけます。
【FILTER】〔ENVELOPE〕
EGによるカットオフ周波数へのモジュレーション量を設定します。
【OSCILLATOR COMMON】〔VOICE MODE〕
発音のしかたを設定します。
【OSCILLATOR COMMON】〔NOISE〕
ノイズの音量を設定します。
【OSCILLATOR COMMON】〔OUTPUT〕
出力レベルを設定します。
【OSCILLATOR COMMON】〔PORTAMENTO〕
音の移行時間を設定します。
【AMP】〔ATTACK〕
ノート・オンからアタック・レベルに到達するまでの時間を設定します。
【AMP】〔DECAY〕
アタック・レベルに到達してからサステイン・レベルへ移行するまでの時間を設定します。
【AMP】〔SUSTAIN〕
サステイン・レベルを設定します。
【AMP】〔RELEASE〕
ノート・オフからレベルが0になるまでの時間を設定します。
【EFFECT 1 / 2】〔TYPE〕
エフェクト・タイプを選択します。
【EFFECT 1 / 2】〔EDIT 1〕
選択したエフェクトの1つ目のパラメーターを設定します。
【EFFECT 1 / 2】〔EDIT 2〕
選択したエフェクトの2つ目のパラメーターを設定します。
【LOW FREQUENCY OSCILLATOR 1 / 2】〔WAVEFORM〕
・三角波
・ノコギリ波
・矩形波
・サンプル & ホールド(ランダム波形)
の中からLFOの波形を選択します。
【LOW FREQUENCY OSCILLATOR 1 / 2】〔BPM SYNC〕
Onにすると、LFOのスピードがソングのテンポに同期します。
【LOW FREQUENCY OSCILLATOR 1 / 2】〔SPEED〕
LFOのスピードを設定します。
【LOW FREQUENCY OSCILLATOR 1 / 2】〔KEY SYNC〕
Onにすると、ノート・オンのたびにLFOがリセットします。
※LFOを使うには【MODULATION MATRIX】の設定が必要です。
【MODULATION ENVELOPE】〔ATTACK〕
ノート・オンからアタック・レベルに到達するまでの時間を設定します。
【MODULATION ENVELOPE】〔DECAY〕
アタック・レベルに到達してからサステイン・レベルへ移行するまでの時間を設定します。
【MODULATION ENVELOPE】〔SUSTAIN〕
サステイン・レベルを設定します。
【MODULATION ENVELOPE】〔RELEASE〕
ノート・オフからレベルが0になるまでの時間を設定します。
【MODULATION MATRIX】では各変調のわりあて変調の深さをコントロールします。
【MODULATION MATRIX】〔SOURCE A, B, C, D〕
モジュレーション・ソースを選択します。
【MODULATION MATRIX】〔DESTINATION A, B, C, D〕
モジュレーション先を選択します。
【MODULATION MATRIX】〔AMOUNT A, B, C, D〕
モジュレーションの深さを設定します。
『WOLFSBURG』の【MODULATION MATRIX】は
LFO同士の変調といったことも可能です。
動画では
【LOW FREQUENCY OSCILLATOR 1】の
ノコギリ波の〔SPEED〕を
【LOW FREQUENCY OSCILLATOR 2】〔S & H〕の
ランダム波形で変調しています。
モジュレーションマトリクスの組み合わせも
たくさんあるのでいろいろ試してみてください。
『WOLFSBURG』は
多彩なフィルターや
モジュレーションを含めた
シンセサイザーの基本的な音作りを網羅しているので
エフェクトと組み合わせて
コード、ベース、リード、シーケンス、パッドと
オールマイティなサウンド作りが可能です。
動画でもやっているように笑
モジュレーション次第で面白い音作りも可能です。
オシレーターは選んで基本設定するくらいですが
エフェクターを駆使すれば
積極的なサウンド作りも可能になります。
基本、ひとつの機能に特化している
デフォルトのガジェットの中では
かなり多機能なシンセですね♪
得意なのに対して
『WOLFSBURG』は
ヴァーチャルアナログらしい
より現代的なサウンドが得意です。
出したい感じのサウンドでチョイスするといいと思います♪
ではまた次回!
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