0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
“新世代ウェーブ・シーケンシング・シンセサイザー”
KORG Wavestate のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
今回はKORG Wavestateのウェーヴシーケンシング2.0WSEQ【TIMMING】の基本的な操作についての解説です。
〔Preset〕
WSEQ【SAMPLE】のプリセットパターンを選択します。
〔Start / End〕
WSEQ【SAMPLE】の始まりと終わりのステップを選択します。
〔Loop Start / Loop End〕
WSEQ【SAMPLE】の始まりと終わりのループのステップを選択します。
〔Repeats〕
ループする回数を設定します。デフォの「Inf」は無制限でループします。
【Pitch Lane】
〔Only Affects Pitch〕
Pitch レーンは発音するピッチのみが変わり、サンプルが変わることはありません。〔Affects Sample Map〕
Pitch レーンは鍵盤をトランスポーズしたときと同じように作用し、選択したマルチサンプルに応じて、別のサンプルを選択します。
【Step】
選択中のステップ表示されます。
【Chan(Channel)】
[Stereo, Left, Right, n/a]
これはステレオ・マルチサンプルに有効で、モノラル・マルチサンプルのときは “n/a” と表示されます。オリジナルのStereo シグナルを選ぶか、モノラルの Left または Right チャンネルを選びます。
【MS(Multisample)】
このパラメーターを選択し、VALUEノブやENTERボタンを操作するとMultisampleのポップアップ画面が表示されてステップごとのサンプルを選択します。
【Oct(Octave)】
[–2 ~ +2]
マルチサンプルの基本ピッチをオクターブ単位で設定します。
【Semi(Semitones)】[–12 ~ +12]
ピッチを半音単位、±1 オクターブの範囲で設定します。ピッチ関連パラメーターを特定のマルチサンプルに紐づけるときは、Pitch レーンで設定するのではなく、このページのパラメーターを使用します。
【Fine(Fine Tune)】[–99 ~ +99]
ピッチをセント単位(半音の 1/100)で設定します。
【Trim】[–Inf, –84.9 ~ 0.0 dB]
マルチサンプルのボリュームを調節します。
【Offset (Offse )】[0 ~ 8]
単純に最初から発音させるのではなく、マルチサンプルにはあらかじめ設定された最大 8 つのスタート・ポイントから発音させることができます。マルチサンプルによって、ポイントの数が異なります。
【Probability】
ステップを再生するプロバビリティ「確率」を設定します。
100%から値を減らすとステップを飛ばす確率が増します。
【Wave Sequence Utility】(各レーン共通です)
〔Action〕
Cut Steps
A1~D16の指定したステップをカットします。
Copy Steps
A1~D16の指定したステップをコピーします。
Paste Steps
カット / コピーしたステップを指定したステップに貼り付けます。
Insert Steps
カット / コピーしたステップを指定したステップに挿入します。
Add Steps To End
使用するステップの最大値を設定します。
KORG wavestate コルグ ウェーブステイト 操作方法
その6 〜WSEQ / SAMPLE編~|初心者でもわかる 解説
1990年に登場したWavestationのウェーヴシーケンスはサンプル波形がステップごとに変わるという当時かなり斬新な機能だったと思います。
ウェーヴシーケンスはいま聴いても面白いですよね♪
wavestateでは現代的なサンプルも追加されて数も膨大になって
(往年のwavestationのサンプルもすべて収録!)
より進化して多彩な設定が可能になりました。
そしてwavestateのウェーヴシーケンシング2.0ではSAMPLEをはじめ各レーンを独立してリアルタイムに操作したりモジュレーションしたりしてシーケンスすることが可能です。
ユーザーサンプルとか読めたらもっともっとwavestate楽しくなると思うんですが
アップデートでどうにかならないかしら。。。
※ファームウェアのアップデートでユーザーサンプルも使えるようになりました!
marronfieldsproduction.hatenablog.com