0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
4トラックグルーヴボックスのRoland AIRA MC-101のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
Roland AIRA MC-101 ローランド アイラ 操作方法
その4 〜TONE TRACK編①~|初心者でもわかる 解説
※Roland AIRA MC-101のすべての機能を使うためにも常に最新バージョンにしておきましょう。
今回はRoland AIRA MC-101のTONEトラックの基本的な操作の解説です。
※2022年9月ファームウェver.1.8より【PARTIAL】機能の追加によってより細かいTONEの設定が可能になりました。
marronfieldsproduction.hatenablog.com
新しいプロジェクトではあらかじめトラック2がTONEトラックに設定されています。
MC-101は最新のRolandさんのPCM / VAのZEN-Core音源を搭載していて最大128音の発音が可能です。
TONEはなんと3000以上(!)搭載されています
TONEを鳴らすにはパッド【NOTE】モードにします。
16のパッドが鍵盤になってサウンドを鳴らすことが可能です。
【OCT - / +】でオクターブの変更が可能です。
トーンのサウンドを変えるにはパッド【NOTE】モード時に
【VALUE】ダイヤルを押して【BROWSER:】〔▷PRESET〕を選択します。
ナンバー、アルファベット、音色カテゴリー別に選択可能です。
現代的なシンセサウンド、定番のシンセサウンドもたくさん収録されてますが
生楽器系などのサウンドも充実しています。
MC-101は「CHORD モード」で1つのプロジェクトに最大13個までのコードを保存できます。
CHORDモードに入るには
パッド【NOTE】 モードの状態で【NOTE】ボタンを押します。
コードを編集するには【SHIFT】ボタンを押しながら【FILTER】ボタンを押して
CHORD DESIGNERモードに入ります。
【VALUE】ダイヤル表示する項目を切り替えます。
【SOUND】ボタンでコードの音色をプレビューします。
パッド[2][3][5][6][7][9]〜[16]コードを書き込むパッドを選びます。
【SOUND】ボタンを押しながらパッドを押すと、コードが保存されます。
〔KEY〕スケールのキーになる音を設定します。
〔SCALE〕コードの元となるスケールを設定します。
〔ROOT〕コードのルート音を設定します。
〔SPREAD〕コードの構成音を設定します。
ルートを1 番としたスケール上の音階が数字で表示されます。
〔WRITE PAD〕 【VALUE】ダイヤルを押すと、選んだパッドにコードが保存されます。
【SOUND】ボタンを押してコードを確認しながらコードを作って登録する感じですね。
リアルタイムレコーディングする前にまず【SHIFT】+【<>】を押してシーケンスの長さ(ステップの数)の設定をします。
【SHIFT】+【●】でタイミングを補正する〔Input Qtz〕をオンにしておきます。
【●】を押してから【▷】を押すと4カウントのあとレコーディングが始まります。
録音が終わったらを【●】押してレコーディングを終了します。
【TRACK SEL 1 ~ 4】を押しながら【<】を押すとシーケンスが逆再生します。
【TRACK SEL 1 ~ 4】を押しながら【>】を押すとシーケンスがランダム再生します。
【MODE】で設定した場合そのまま再生しつづけますが、
このやり方はボタンを押している間だけかかるのでフィルとか即興的な感じで使えますね♪
【TRACK 3】をTONEトラックにして
【TRACK 2】のコードと同様の手順でリアルタイムレコーディングします。
Roland AIRA MC-101 ローランド アイラ 操作方法
その4 〜TONE TRACK編①~|初心者でもわかる 解説
さすがは老舗シンセサイザーメーカーのRolandさんだけあってZEN-Core音源、想像以上に良かったです♪
サウンドエディットはピッチ、フィルター、エンベロープと最低限という感じなので波形合成してシンセサイズするというよりサウンドを選んでプレイバックするいわゆるROMプラーという感じですが
(Roland Cloudのソフトウェアでフルエディット可能だとか)
クラブ / ダンスミュージック以外のサウンドもたくさん入っているのであらゆるジャンルで使えそうです^^
鍵盤弾きの方はMIDIキーボードつなげば鍵盤演奏も可能なのでMIDIでつないでハイクオリティ小型音源モジュールとしても使用可能です♪
90年代にRolandさんの音源モジュールの名機、JV-1080を愛用してたくりっぱーにとってはZEN-Core音源、往年の波形とかも入ってる感じで懐かしい感じもしますね^^
Rolandさんのシンセサウンドはオケや複数のサウンドで鳴らしたときになじみやすい上品なサウンドという印象です♪
個人的にはPCM音源をいかにフレキシブルに使うかが課題なのでこれから使い込むのが楽しみです♪
次回はステップレコーディングの解説をします。