0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
4トラックグルーヴボックスのRoland AIRA MC-101のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
Roland AIRA MC-101 ローランド アイラ 操作方法
今回はRoland AIRA MC-101の【CLIP】機能について基本的な操作の解説です。
【CLIP】とはドラム / トーントラックのシーケンス / サウンド情報、オーディオルーパーのオーディオファイルが入った箱みたいなイメージです。
MC-101はひとつのトラックにつき16の【CLIP】を使用可能でこれらを組み合わせて演奏します。
【DRUM / TONE TRACK】はクリップごとにドラムキット / サウンドを変えることが可能です。
【SHIFT】+【TRACK SEL 1 ~ 4】を押して
【TRACK (GEN):】〔Sound Src〕がデフォルトだと「TRACK」になっているので
「CLIP」に設定するとクリップごとにサウンドの設定が切り替わります。
【CLIP】のエディットは【SHIFT】+PAD【CLIP】を押してエディットモードに入ります。
〔Shuffle〕
再生タイミングの跳ね具合を調整します。
〔Step Length〕
1 ~ 128 クリップの長さを設定します。
〔Scale〕
ステップの解像度を設定します。
〔Mode〕
ステップの再生方法を設定します。
このへんの機能は【MEAS EDIT:】と同じですね。
〔Transpose〕
TONE のみ再生する音階をシフトします。
〔Bend Mute〕
TONE のみMUTE BEND を無効化します。
クリップ・チェイン機能を使うと、任意のタイミングで指定したクリップを再生することができます。(ver.1.3以上)
クリップを連続で再生して曲を作成したり、フィル・インを設定したりすることができます。
〔NEXT CLIP〕
次に再生するクリップや動作を設定します。
〔NEXT CLIP〕STAY
現在と同じクリップを再生します。
〔NEXT CLIP〕STOP
クリップの再生を停止します。
〔NEXT CLIP〕CLIP 1~16
指定したクリップを再生します。
〔LENGTH〕
次の動作をするタイミングを設定します。
OFF クリップが最後まで再生されたタイミングで次の動作をします。
1 ~ 512 次の動作をするタイミングを、ステップ単位で指定します。
※ MEASURE EDIT 画面からも同様に設定できます。
「SCENE」機能では現在の再生クリップの組み合わせを保存します。
PAD【CLIP】ボタンを長押ししてSCENEモードにして
パッド[1]~[8]を「長押し」するとSCENEとして保存されます。
シーンを呼び出すには同様にPAD【CLIP】ボタンを長押ししてSCENEモードにして
パッド[1]~[8]を「長押しではなくふつうに」押します。
ver.1.5以上ではシーンのバンクを切り替えによってより多くのシーンの使用が可能になりました。
〔バンクを切り替える〕
PAD MODE【CLIP】ボタンを押しながらパッド[9]~[16]を押します。
バンク9 〜 16 に切り替えるときは、もう一度同じパッド[9]~[16]を押します。
〔シーンの表示を固定する〕
シーンが画面に表示された状態で【SHIFT】ボタンを押します。
〔シーンの内容を削除する〕
【SHIFT】ボタンと【PROJECT】ボタンを押しながら、パッド[1]~[8]を押します。
ver.1.71以上でシーンチェイン機能によって連続して再生できるようになりました。
【CLIP】ボタンを押しながら【SEQ】ボタンを押します。SCENE画面が表示されます。
【SHIFT】ボタンを押しながら、編集したいシーンのパッドを押します。
〔LENGTH〕
シーンが切り替わるまでの長さを設定します。(小節数)
次のシーンに切り替わるまでのマスタークロックの回数を設定します。
〔CHAIN〕
シーン・チェインのON / OFF を切り替えます。
※ SCENE 画面で[SHIFT]ボタンを押しながら[VALUE]ダイヤルを押すことでも、ON / OFF を切り替えることができます。
シーンの切り替えの順番は1から順番に切り替わっていきます。
Roland AIRA MC-101 ローランド アイラ 操作方法
MC-101は4トラックのグルーヴボックスですが、ドラム / トーントラックでクリップごとにサウンドの設定が切り替えも可能なのでひとつのトラックでも幅広いサウンドを鳴らすことが可能です。
【CLIP】はMC-101の演奏の基本中の基本的な機能ですがもともとクリップを切り替えてリアルタイムに演奏するというスタイルに加えてバージョンアップによってチェイン機能やシーンチェイン機能などより楽曲の構成など作りこめる感じになってますね。
このへんの機能もうまく活用していけたらと思います!