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ARTURIA Prophet 5 V アートリア プロフェット 操作方法 その1~基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーこと

Kurippertronixxx@Kurippersynthです。

  

ArturiaさんのプラグインソフトウェアのProphet 5 Vの動画連動ブログです。

 

ARTURIA Prophet 5 V その1~基礎操作編~ ブログ連動動画

 

ARTURIA Prophet 5 V アートリア プロフェット 操作方法 

その1 ~基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

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今回は【Prophet 5 V】の基本的な操作についての解説です。

 

ARTURIA Prophet 5 Vとは?

 
Arturia Prophet 5 VSequential Circuits(現Sequential)社の名機オブ名機のレジェンド・シンセサイザーProphet 5を再現したプラグインソフトウェアです。
 
預言者と名づけられたProphet 5は1978年に発売されて以来、あらゆるミューシャンに愛用されてmoogシンセサイザーとともにアナログシンセサイザーの代名詞的なシンセサイザーです。
 
YMO(とくに坂本龍一さん)やイギリスのバンドJAPANサウンドがProphet 5を活かしたサウンドを作ってましたね。

 

当時のシンセサイザーは単音(モノフォニック)でメモリーできない機種がほとんどだったので5音同時発音できて音色をメモリーできることが革新的だったそうです。

 

和音が鳴らせることによってベース、リード以外にもシンセパッドやシンセブラス、オルガンなど音楽的な音作りの幅もかなり広がったと思います。

 

Prophet 5は定番のアナログシンセサウンドから「ポリモジュレーション」という機能で複雑な倍音を生み出すことができるのが特徴です。

 

以前くりっぱーチャンネルでも取り上げましたがいままでのV-Collectionでは「Prophet V」としてベクトルシンセサイザーProphet VSとドッキングしたシンセサイザーでした。

 

 

f:id:Marronfieldsproduction:20200710043423j:plain

 

名前は同じProphetでも5とVSはサウンドのキャラクターが全然違うので個別 / ドッキングして使えてなかなか面白いソフトでした♪

 

 

今回のV-Collection 9ではProphet 5Prophet  VSそれぞれ独立してリビルドして「Prophet 5 V」「Prophet  VS V」と別々のソフトウェアになりました。

 

Prophet 5 VではProphet 5の再現とArturiaさんらしいモジュレーションやマルチエフェクターの機能の拡張でモダンなサウンドから現代的なサウンドメイクも可能です。

 

ARTURIA Prophet 5 V ポリフォニックで鳴らそう

 

 

Prophet 5といえば最大5音の同時発音が可能ですがARTURIA Prophet 5 Vでは最大16音(ポリフォニック)まで発音数を増やすことが可能です。

 

これによって余韻を含めたポリフォニックサウンドを鳴らす事が可能です。

 

ARTURIA Prophet 5 V VOICE SUSPRETION機能を使おう

 

 

最近のARTURIAさんのエミュレーションに搭載されている【VOICE DISPRETION】はボイスごとに各パラメーターを変化させて不安定さやアナログ感やをあたえることが可能です。

 

ARTURIA Prophet 5 V 波形をミックスしよう!
 

 

【MIXER】のセクションで【OSCILLATOR 1 / 2】【NOISE】の音量をコントロールします。

 

ARTURIA Prophet 5 V オシレーターを鳴らそう!

 

 

シンセサイザーの発音の基本のオシレーターProphet 5 V【OSCILLATOR 1 / 2】2つのオシレーター(VCO)をメインに音作りしていきます。

 

 

【OSCILLATOR 1】

・ノコギリ波(SAW)

・パルス波(PULSE)

 

 

【OSCILLATOR 1】〔SYNC〕をオンにするとオシレーターシンク(オシレーター同士を強制的に同期させて強烈な倍音を生み出す機能)がオンになります。

 

【OSCILLATOR 2】〔FREQ〕をいじるといろいろ変化します。

 

 

【OSCILLATOR 2】

・ノコギリ波(SAW)

三角波(TRIANGLE)

・パルス波(PULSE)

の波形を個別、もしくは同時に鳴らすことが可能です。

 

【OSCILLATOR 1 / 2】共通のパラメーターとして〔FREQ〕で音程〔PW〕でパルス波を選択したときのパルスワイズモジュレーションのパルス幅をコントロールします。

 

【OSCILLATOR 2】のみ〔FINE〕で音程の微調整をします。

 

〔LOFREQ〕オンにするとオシレーターBが低周波になり、LFOになります。

 

〔KBD〕オフにするとオシレーターBの音程がなくなります。

 
このへんはポリモジュレーションの時よく使う感じですね。

 

ARTURIA Prophet 5 V グライド&ユニゾンを使おう!

 

 

 【GLIDE】

値を上げるとピッチの変化が遅くなり演奏にうねりが加わるいわゆる「ポルタメント奏法」が可能になります。

【LEGATO】

オンにすると鍵盤を押しながら次の鍵盤を押したときのみグライドがかかります。

 

 

【UNISON】

オンにするとボイスを重ねてサウンドがブ厚くなります。

ニゾンモードはモノフォニックの発音になります。

【DETUNE】

重ねたボイスのピッチを微妙にずらします。

 

ARTURIA Prophet 5 V 音作りの要!フィルターを使おう!

 

 

〔CUTOFF〕音の明るさをコントロールします。

〔RESO〕周波数のピークを持ち上げて音にクセをつけます。

〔ENV AMT〕エンベロープのかかる量をコントロールします。

〔KBD〕キーボードトラッキング(鍵盤の音域)のによる明るさをコントロールします。

 

ARTURIA Prophet 5 V エンベロープで時間的変化をくわえよう!

 

 

 

カーヴを描いて音量、明るさに時間的な変化をあたえるエンベロープは定番のADSR方式です。

〔Attack〕

値が大きいほど音の立ち上がりが遅くなります。

〔Decay〕

アタックが終わったあとの減衰の時間をコントロールします。

〔Sustain〕

ディケイのあとの伸びの量をコントロールします。

〔Release〕

ノートオフしたあとの音の余韻の時間をコントロールします。

 

 

【AMPLIFIER】(音量)もフィルターと同様にADSRで時間的変化のカーヴを作ります。

 

 

【MASTER TUNE】

マスターのチューニングをコントロールします。

【VOLUME】

全体の音量をコントロールします。

 


 

ARTURIA Prophet 5 V その1~基礎操作編~ ブログ連動動画

 

ARTURIA Prophet 5 V アートリア プロフェット 操作方法 

その1 ~基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

 

 

ARTURIA Prophet 5 V その1~基礎操作編~ まとめ
 
Prophet 5とひさしぶりに向き合ってみてシンプルなインターフェイスでさまざまなサウンドをシンセサイズできるので、その後のポリフォニックシンセサイザーの先を行ってた感を感じました。
 
さらにLFOやポリモジュレーションで独特の変化をくわえることが可能です。
 

 
…そして非常に残念ながらオリジナルのProphet 5の開発者のDave Smith氏が2022年6月1日に永眠されたそうです。
 
デイヴ氏はProphet 5をはじめ、世界初の2次元ベクトルシンセサイザーProphet VSなどさまざまな革新的なシンセサイザーを世に送り出しました。
 
1980年代後半になるとSequential Circuits社は経営が傾いて倒産してしまいますが、2000年代にDSI(Dave Smith Instruments)社を立ち上げてEvolverProphet 08など現代でも活躍するハードウェアシンセサイザーを開発しました。
 
またMIDI規格の制定にも関わるなどシンセサイザー界 / 音楽界への影響は計り知れません。
 
 
同じくシンセサイザー界のレジェンドのトム・オーバーハイム氏とコラボしてDSI社からリリースした「OB-6」はシンセファンを喜ばせてくれました。
 
2015年にSequentialの商標を取り戻してDSI(Dave Smith Instruments)社からSequential社として、なお精力的にシンセサイザーを開発していました。
 
 
最後のプロダクトが自身の最高傑作のProphet 5復刻版というのが40年前に開発したProphet 5の完成度 / 普遍性を感じられますね!
 
シンセサイザー界の「預言者」だったDave Smith氏の長年のシンセサイザー界 / 音楽界への貢献に深い感謝と敬意を表します。
 
次回はProphet 5 Vのモジュレーションについての解説します。
 
ではまた次回! 
 

 

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