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BEHRINGER NEUTRON  ベリンガー ニュートロン 操作方法 その36 〜基本操作おさらい編①~|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーこと

Kurippertronixxx@Kurippersynthです。

 

BEHRINGERベリンガー)社のNEUTRON (ニュートロン)のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪

 

BEHRINGER NEUTRON その36 〜基本操作おさらい編①~

 

BEHRINGER NEUTRON  ベリンガー ニュートロン 操作方法

その36 〜基本操作おさらい編①~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

 

 


 

 

www.electori-br.jp

 


 

今回はBEHRINGER NEUTRONの基礎操作のおさらいです。

 

BEHRINGER NEUTRONとは?
 

 
BEHRINGERさんのシンセサイザーといえば「数々の名機のクローンをリーズナブルに」という製品が多い感じですが
 
NEUTRONBEHRINGERさんのオリジナルのセミモジュラータイプのアナログシンセサイザーです。
 
セミモジュラーとは内部モジュールがある程度結線されているのでパッチングなしでも音を鳴らすことが可能です。パッチング機能を使えば内部 / 外部でより自由なサウンド作りが可能になります。
ガチのモジュラーはパッチングしないと音も出ません笑
 
くりっぱーチャンネルでも取り上げたKORGさんの人気シンセのMS-20セミモジュラータイプのシンセサイザーですね。
 
 

 

NEUTRONはUSB / MIDI / CVの接続が可能であらゆる方法で鳴らすことが可能です。基本的には音源モジュールなのでMIDIキーボードやシーケンサーで鳴らす前提ですが

 

【VCA BIAS】の値を上げると単体でも音を出すことが可能です。

 

バイアス機能とホールド機能は全シンセサイザーに取り入れて欲しい機能ですね!

 

BEHRINGER NEUTRON オシレーターを鳴らそう!
 
 

 
シンセサイザーの発音の核となる2つのVCOオシレーターはサイン波 / 三角波 / ノコギリ波 / 矩形波 / トーンジェネレーターの5種類使用が可能です。
 
このクラスのアナログシンセサイザーでサイン波があるシンセサイザーってあんまりないと思うのでココもポイント高いです。
 
また、通常アナログシンセサイザーの場合だとスイッチで切り替えする感じのものが多いですがNEUTRONのオシレーターは可変式なのでウェーヴテーブル的な変化も可能です。
(ソフトウェアによって切り替え式にすることも可能です。)
 
矩形波 / トーンジェネレーターを選択してるときは【WIDTH】のつまみでパルス幅をコントロール可能です。
 
【SYNC】をオンにするとオシレーターを強制的に同期させて強烈な倍音を生み出すオシレーターシンクが可能になります。
 

 
基本的にNEUTRONは2つのオシレーターをモノフォニック(1音の発音)で鳴らす感じですが、【PARAPHONIC】をオンにしてパラフォニックモードにすると2つのオシレーターを2音別々に鳴らす事も可能です。たとえばベースパートとメロディパートを鳴らしたりとか。
 
BEHRINGER NEUTRON フィルターで明るさをコントロールしよう!
 
 

 
音作りの要【VCF】(フィルター)LPF / BPF / HPFの3種類扱えるので幅広いサウンド作りが可能です。
〔CUTOFF〕サウンドの明るさをコントロールします。
〔RESONANCE〕で周波数のピークを持ち上げてサウンドにクセをつけます。
 

 
フィルターはパッチングなしでも〔MOD DEPTH〕の値を上げるとLFOがかかります。
 

 
また〔ENV DEPTH〕のつまみで【ENVELOPE 2】を使って時間的変化をあたえることが可能です。
 
 
BEHRINGER NEUTRON LFOサウンドを揺らそう!
 
LFO「Low Frequency Oscillator」の略で低周波オシレーターを使って各機能を変調する機能です。
また使い方によっては「第3のオシレーターとしても使うことも可能です。
 
BEHRINGER NEUTRON エンベロープで時間的変化をくわえよう!
 

 
カーヴをコントロールして時間的変化を生み出すエンベロープは定番のADSR
Attack:音の立ち上がりの時間のコントロール
Decay:アタックのあとの減衰時間
Sustain:ディケイのあとの音の伸びの時間
Release:ノートオフのあとの余韻の時間
4つのパラメーターでカーヴを作成してサウンドに時間的変化をあたえます。
 
デフォルトでは【ENVELOPE 1】はアンプ(音量)、【ENVELOPE 2】はフィルター(明るさ)にわりあてされています。
 
BEHRINGER NEUTRON ディレイ&オーバードライブを使おう!
 

 
【DELAY】(原音にたいして遅延して衰退していく音を追加するいわゆるやまびこ効果)はアナログのBBD(Bucket Bridge Delay技術)ディレイで値を高くすると発振します。
 

 
OVERDRIVEで〔DRIVE〕歪みと〔TONE〕音質と〔LEVEL〕音量のコントロールが可能です。
 
BEHRINGER NEUTRON ポルタメントを使おう!
 

 
【PORTA TIME】の値を上げると音程の変化遅らせるいわゆる「ポルタメント」奏法が可能になります。
MIDIシーケンサーで鳴らすときはそのまま使えますが、CVで演奏するときは無効になるみたいですね。
 
BEHRINGER NEUTRON オーディオ入力を使おう!
 
 
 
 
今回のおさらい動画では触れてませんが、NEUTRONは背面にフォンのINPUTがあるのでギター、シンセ、サンプラー、ヴォーカル、などの音声信号をNEUTRONで加工することも可能です。

 


 

BEHRINGER NEUTRON その36 〜基本操作おさらい編①~ まとめ

 

ひさしぶりにBEHRINGER NEUTRON、一通り使ってみましたが…やっぱり最高でした!^^

オシレーター、フィルターの完成度が高く、パッチングなしのアナログシンセサイザーとしても十分使えるシンセサイザーです。

 

パッチングすると「かゆいところに手が届く」ようになるのと外部CVマシンと連携や変調したりされたりが可能になります。

 

NEUTORNに出会う前はシンセに対してそれなりの知識はありましたが、「パッチングって面白そうだけど面倒くさそう」…みたいなイメージで敬遠してました(^^;

 

そのあと実際NEUTRONを手に入れて動画を作ることになってとくにパッチングをイチから勉強し直しました。

 

日本語で詳しい解説がなかったので用語の翻訳かけて意味を調べたり、海外のYoutube動画を見漁ったり、その甲斐あってかモジュラーシンセサイザーの仕組みやパッチングの基本的なことはわかった気がします。

 

アナログシンセサイザーやパッチングを学びたいって人にはNEUTRON一択でおすすめしてます!

 

NEUTRONおぼえればだいたいのアナログシンセサイザーは初見で使えるんじゃないかなと思います。

 

次回はパッチングの基礎的な解説をします。

 

ではまた次回!

 


 

BEHRINGER NEUTRON 再生リスト

 

 

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