0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
AKAI Professional MPC ONEのくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法
その8 〜NEXT SEQ&SONG編~|初心者でもわかる 解説
今回はAKAI Professional MPC ONEの【NEXT SEQ】と【SONG】モードの基本的な解説です。
いままでの解説ではイチからドラム、キー、プラグイン、クリップなどのトラックを使って【SEQUENCE】を作成してきました。
1つの【SEQUENCE】でこのまま1曲作ることも可能ですが、ネクストシーケンス機能でトラックの集合体の【SEQUENCE】をパッドにわりあてしてリアルタイムに演奏することが可能な機能です。
その名の通り次のシーケンスを選択するというイメージの機能です。
【NEXT SEQ】では基本的に選択した【SEQUENCE】をループ再生します。
【NEXT SEQ】を押してネクストシーケンスのモードにします。
動画ではいままで作成した【SEQUENCE】のトラックを抜き差しするなどしてイントロ、メイン、エンディングなどの6つの【SEQUENCE】作成しました。
【NEXT SEQ】では画面上のパッドもしくはMPC ONEのパッドを使って次に再生する【SEQUENCE】を「予約」することが可能です。
以下の機能を使ってシーケンスをリアルタイムに演奏することが可能です。
〔Nexe Bar〕
タップすると現在のシーケンスの次の小節から選択したシーケンスに切り替わります。
〔Sudden〕
タップすると瞬時に選択したシーケンスに切り替わります。
〔Hold〕
【NEXT SEQ】でのパッド操作が無効になります。別のモードでパッド演奏したいときなどに使います。
【NEXT SEQ】は選択した【SEQUENCE】をループし続けるので演奏を終わりにしたい場合は【MAIN】モードに移るなどします。
こんな感じでネクストシーケンスはリアルタイムに【SEQUENCE】の切り替えが可能なのでライブ向きの機能ですね。
ソングモードでは作成したシーケンスの再生する順番や回数を指定してひとつの楽曲に仕上げる機能です。
【MENU】画面で〔SONG〕をタップしてソングモードに入ります。
ネクストシーケンスと同様にソングモードでも作成した【SEQUENCE】がパッドに並んでいます。
ソングモードでは画面左側の「ステップ」というところにシーケンスを並べていきます。
「ステップ」にシーケンスを並べるには【REC】を押して各パッドを押してシーケンスを選択して並べていきます。
「ステップ」では並べたシーケンスを上から下に向かって再生していきます。
シーケンスの名前、シーケンスを再生する回数、テンポ、小節が表示されています。
再生回数は変更可能です。
〔Insert〕
選択したシーケンスをステップとして挿入します。
〔Delete〕
選択したステップを削除します。
〔Clear〕
ステップのシーケンスをすべて削除します。
〔Convert > Seq〕
ソングを一本化して1 つのシーケンスにします。
〔Export〕
オーディオファイルとして書き出しします。
AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法
その8 〜NEXT SEQ&SONG編~|初心者でもわかる 解説
【NEXT SEQ】はリアルタイムに【SEQUENCE】を選択して演奏するモード
【SONG】は【SEQUENCE】を決めた順番で再生 / 書き出しするモード
という感じです。
MPC ONE使い始めて各機能はなんとなくわかったのですが、まずどこに向かって何やったらいいかわからなかったのです(^^;
ネクストシーケンスとソングモードがごっちゃになってました、、、。
MPC ONEの動画制作始めていままでイチからトラックやシーケンスを作成してくりっぱー的に
MPCのワークフローは今回のNEXT SEQ&SONGがゴール
という答えが出ました!
逆算していくと
【NEXT SEQ】でシーケンスのリアルタイム切り替え演奏するため
【SONG】でシーケンスを並べて1っ曲にするため
そのためにドラム、サンプル、プラグイン、クリップのプログラムを選択してトラックに打ち込んでシーケンスを作成するという流れですね。
まだまだたくさんの機能がありますが、とりあえずMPC ONEを使う目的がこのネクストシーケンスとソングというこたえが出たのであとはそれに向かって各機能を使えるようにするだけです!
もしMPC ONE買って「イマイチ何やっていいかわなからない」という方はとりあえずネクストシーケンスとソングをゴールにして作業していくとやりやすいと思います。
※2024年2月追記
MPCはサンプルもかなりの容量使うことができるのでリズムパートやおおまかなベーシックトラックをサンプル、クリップ、プラグイン音源でいくつかパターン(MPCでいうSEQUENCE)を作成してネクストシーケンスで鳴らしてリアルタイムにRoland mc-101や他のシンセのシーケンスを重ねて演奏するというスタイルになりつつあります。
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