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AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法 その12 ~DRUM EDIT編~|初心者でもわかる 解説

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AKAI Professional MPC ONEのくりっぱーチャンネル連動ブログです♪

 

AKAI Professional MPC ONE  その12 ~DRUM EDIT編~  ブログ連動動画

 

AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法

その12 ~DRUM EDIT編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

 

 

 

akai-pro.jp

 


 

今回はAKAI Professional MPC ONE【DRUM プログラム】のエディットの基本的な解説です。

 

AKAI Professional MPC ONE ドラムサウンドをエディットしよう!

 

 

 

ドラムプログラムのエディットをするには任意のドラムプログラムの選択中に【PROGRAM EDIT】ボタンを押すか【MENU】を押して画面上の〔Program Edit〕 をタップします。

 

【SAMPLE EDIT】のCHOPで作成したスライスサンプルも基本的にはドラムプログラムとして使う感じです。

 

ドラムエディットでは以下のパラメーターをエディット可能です。

 

 

【GLOBAL】

ピッチ、音量、パン、サンプルの再生方法など基本的なエディットをします。

 

 

【SAMPLES】

サンプル波形のエディットをします。

 

 

【ENVELOPES】

ドラムサウンドの音量、フィルター、ピッチの時間的変化のカーヴのエディットをします。

 

 

LFO

LFO(Low Frequency Oscillator)波形サウンドを変調します。

 

 

【MODULATION】

ベロシティ(強弱)、LFO波形による変化の設定をします。

 

 

【EFFECTS】

プログラム全体の4つのインサートエフェクト、〔Drum FX〕では各パッドごとの15種類のエフェクトを最大8種類かけることが可能です。

 

AKAI Professional MPC ONE  エディットするゾーンを選択しよう!

 

 

【Edit Zones】

Mode セレクターを使用して選択したパッドをどのようにエディットするかを設定します。

〔Current〕

現在選択されているパッドのみエディットできます。

〔Multiple〕

選択されている全てのパッドを同時にエディットすることができます。

〔All〕

全てのパッドを同時にエディットすることができます。

 

AKAI Professional MPC ONE GLOBALタブでエディットしよう!

 

 

GLOBALタブでは2ページにわたってピッチ、音量、パン、サンプルの再生方法など基本的なエディットをします。

〔Semi〕

プログラムを最大で36 半音上下にトランスポーズすることができます。

〔Fine〕

プログラムを最大99 セントまで上下に微調整することができます。

〔Poly(ポリフォニー)〕

プログラムのパッドの再生モードを設定します。モノラルモードでは、一度に鳴るのは1 つのパッドだけです。ポリモードでは、複数のパッドを同時にトリガーすることができます(使用可能なボイスの総数による制限はあります)

〔Level〕

サンプルのボリュームレベルを調整します。

〔Pan〕

サンプルの音の低位/パンを設定します。

〔Mute Group〕

32 のミュートグループのいずれかに割り当てることができます。同じミュートグループに割り当てられたパッドは同時に鳴らすことは出来ません。ミュートグループは、そのプログラム内のパッドにのみ影響し、他のプログラムのパッドには影響しません。

 

 

【LAYER PLAY】

同じパッドにアサインされた複数のサンプルをどのように再生するかを決定します。〔Cycle〕

パッドを押すたびに、次レイヤーのサンプルが再生されます。つまり、1、2、3、4、1、2、3、4...というように、サンプルはレイヤーを循環します。

〔Velocity〕

パッドを押す強さに応じてレイヤーが切り替わります。

〔Random〕

パッドを弾くたびに、そのレイヤーのサンプルがランダムに再生されます。

 

 

【SAMPLE PLAY】

サンプルの再生範囲を決定します。

〔One Shot〕

サンプルの最初から最後までを再生します。いわゆるドラム系のパーカッシヴな短い音を鳴らしたいときに使います。

〔Note Off〕

パッドを押して離した後、サンプルの最初から最後までを再生します。

〔Note On〕

パッドを押している間だけ、サンプルが再生されます。パッドの長押しで音の長さをコントロールできるので長いサンプルに適しています。


■Pad Polyphony フィルードでは、複数のヒットを登録したときのパッドの音の振る舞いを設定します

〔Mono〕

同時に鳴るのは1 つのパッドだけです。同じプログラム内で使用しているパッドがミュートされます。

〔Poly〕

複数のパッドを同時にトリガーすることができます(利用可能なボイスの総数によって制限されます)。

 

 

〔Simultaneous Play〕

1 つのパッドを押すだけで複数パッド(最大4 つ)を同時(Simultaneous)に鳴らすことが可能になり、より複雑なサウンドを鳴らすことができます。

〔Mute Target〕

一つのパッドに対して、最大4 つのパッド(同一プログラム内)を選択できます。パッドを押すと、ミュートターゲットに設定されている他のパッドが即座に消音されます。

 

AKAI Professional MPC ONE サンプルをエディットしよう!

 

 

【SAMPLES】タブでは4ペ-ジにわたってサンプル波形のエディットをします。

MPC ONEでは各パッドは最大4 つのサンプルをトリガーすることができ、4 つの個別のレイヤーにアサインされています。各レイヤーには、同一の独立したアサイン可能なパラメーターがあります。

 

使うサンプルはあらかじめプロジェクトのサンプルプールにロードしておきましょう。

 

 

【SAMPLES】(2ページ目)ではレイヤーごとのピッチ / ファイン / 音量 / 定位の設定をします。

 

 

【SAMPLES】(3ページ目)

〔OFFSET〕

サンプルの再生位置をずらすことが可能です。

 

 

〔VEL START / END〕

値を設定することによってベロシティ(強弱)でサンプルを切り替えることが可能です。

 

 

【SAMPLES】(4ページ目)ではサンプルのピッチ / レベル / パン / オフセット値をランダマイズします。

 

AKAI Professional MPC ONE エンベロープをコントロールしよう!

 

 

【ENVELOPES】ではAMP(音量)FILTER(明るさ)PITCH(音程)の時間的変化をカーヴによってコントロールします。

 

 

エンベロープ

【AHDS】

ATTACK / HOLD / DECAY / SUSTAIN

【AD】

ATTACK / DECAY

の2種類があります。

 

 

下部の【ENV:】でAMP / FILTER / PITCHを切り替えて画面をタップして音量 /  明るさ / 音程のカーヴを作成します。

 

 

〔FILTER TYPE〕でフィルターの種類を選択します。ローパス / ハイパス / バンドパスをはじめかなりの種類が入ってます。

〔CUTOFF〕

各フィルターの形状を開閉してサウンドの明るさをコントロールします。

〔RES〕

周波数のピークを持ち上げてサウンドにクセをつけます。

 

フィルターとピッチの時間的変化は上部の〔DEPTH〕の値で調整します。

 

 

【ENV:AMP / FILTER / PITCH】〔VELOCITY MODULATION〕でベロシティ(強弱)による各変化をコントロールします。

 

AKAI Professional MPC ONE LFOで変調しよう!

 

 

LFOLow Frequency Oscillatorといって超低周波オシレーターで各パラメーターを変調するシンセサイザーでは定番のテクニックです。

〔WAVEFORM〕

LFO波形を選択します。

Sine サイン波:スムーズなモジュレーションに適しています。
Triangle 三角波スムーズなモジュレーションに適しています。
S&H サンプル&ホールド:ランダムな値をサンプリングし、次の値が生成されるまでそれを保持します。
Saw ノコギリ波:フィルターやボリュームの変化を生成できます。
Saw Down 逆ノコギリ波:フィルターやボリュームの変化を生成できます。
Square 矩形波ハードパン調のモジュレーション効果が得られます。
Noise ノイズ:ランダムな値とグライドを生成します。

〔RATE〕

LFO波形の周期(スピード)をコントロールします。

 

 

〔DESTINATIONS〕

LFO波形でPITCH / FILTER / AMP / PANをどのくらい変調するのか設定します。

 

AKAI Professional MPC ONE モジュレーションで変調しよう!

 

 

【MODULATION】のセクションではベロシティ(強弱)とLFO波形による変化をコントロールします。

 

AKAI Professional MPC ONE エフェクトをかけよう!

 

 

【EFFECTS】ではプログラム全体に前回やったインサートエフェクトを4系統かけることが可能です。

 

 

さらに【DRUM FX】ではパッドごとにリングモジュレーター、ローファイ、ディストーションなどのエフェクトをかけることが可能です。

 


 

AKAI Professional MPC ONE  その12 ~DRUM EDIT編~  ブログ連動動画

 

AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法

その12 ~DRUM EDIT編~|初心者でもわかる 解説

 

 

AKAI Professional MPC ONE  その12 ~DRUM EDIT編~  まとめ

 

MPCサウンドの「核」ともいえるドラムプログラムですが、

「ドラムなんだからちょっと調整してワンショットで鳴ればいいじゃん!」って気もしなくもないですが笑

 

こんな感じにガチガチにシンセエディット可能です笑

 

各パッドごとに本格的なエディットが可能でかなり多機能な分、やっぱりどうしても複雑になってしまいますね(^^;

 

ひさしぶりの本格的なサンプラーだから余計にそう感じるのかもしれません笑

 

シンセサイザーの知識がある方ならだいたいイメージできると思いますが、慣れてない方は画面を切り替えて各パラメーターをエディットしていくのでおぼえるまでちょっと苦労するかもしれません。

 

さらに現代のMPCが難解だと思うところは同じ事をするのに何通りもやり方があったり、似たような機能が多いってことですかね(^^;

 

サンプルエディットも【SAMPLE EDIT】もあれば今回のプログラムエディットにもサンプル編集モードがあったり。

 

最初はちょっとしんどいですが(^^;理解できればなるほどなと思えることも多いです。

 

とはいえMPC ONEはMPC LIVEⅡよりもボタンが多いので目的のモードにすぐいけるのはいいですね。

ちょっと調整してワンショットで鳴らすのもよし、ガチガチにエディットしてもよしって感じですね!【DRUM FX】とか面白そうです。

 

まぁやっぱりMPCに限ったことではありませんが「習うより慣れろ」精神で時間をかけてMPCと仲良くなるしかないですね笑

 

ではまた次回!
 

 

 

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