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AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法 その23 〜AIR TubeSynth編~|初心者でもわかる 解説

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AKAI Professional MPC ONE

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AKAI Professional MPC ONE  その23 〜AIR TubeSynth編~  ブログ連動動画

 

AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法

その23 〜AIR TubeSynth編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

 

 

 

akai-pro.jp

 


 

今回はAKAI Professional MPC ONEAIR TubeSynth】の基本的な操作の解説です。

 

AKAI Professional MPC ONE  AIR TubeSynthとは?

 

 

AIR TubeSynth】はポリフォニックのアナログモデリング音源です。

 

 

2オシレーターにサブオシレーター、2つのLFOモジュレーション、5つのエフェクトなどかなり本格的なアナログモデリングシンセサイザーです。

【OSCILLATOR】【MIXER / FILTER】【ENVELOPE】LFO【SETUP】【CHORUS】【DELAY】【REV / COMP / HYPE

の8つのセクションでサウンド作りをします。

 

AKAI Professional MPC ONE  オシレーターを鳴らそう!

 

 

【Oscillator 1 / 2】

Octave

32'、 16'、 8'、 4'、 2'でオクターブ単位でオシレーターオクターヴを設定します。

〔Fine〕

オシレーターを半音単位で微調整します。

〔Shape Oscillator 1〕

Triangle、 Saw、 Square、Pulse波形を連続可変させます。

〔F-Env→Shape Osc 1 / 2 Shape〕

パラメーターで定義された値からフィルターエンベロープ出力を減算または加算した

〔Quad〕 

オシレーターの4 ボイスエミュレーションを有効または無効にします。

〔Detune〕

追加のQuad ボイスのチューニングを調整します。

Oscillator2のみ

〔Shape Oscillator 2〕

Saw、 Square、Pulse、Noise波形を連続可変させます。

〔Sync〕

Oscillator1 とOscillator2 オシレーターシンクの有効・無効を設定します。

〔Micro Detune〕

Oscillator2 の追加デチューンのコントロールをします。

〔Phase〕

サウンドがトリガーされたときの波型の位置のコントロールをします。

 

 

Sub Oscillator

〔Shape Sub oscillator〕 

 Triangle、 Saw、 Square、Pulse波形の連続可変をコントロールします。

 

AKAI Professional MPC ONE  MIXER / FILTERをコントロールしよう!

 

 

【Osc 2 EQ】 

〔Gain〕 

選択したFrequency に適用されるゲインの量をコントロールします。

〔Frequency〕

イコライズバンドの中心周波数をコントロールします。

〔Drive EQ〕

信号に加えるドライブ量をコントロールします。

〔Keytrack〕

再生するピッチに合わせてEQ の設定を調整します。

 

 

【MIXER】

〔Mixer Osc 1〕

Oscillator 1 のレベルをコントロールします。

〔Osc 2〕

Oscillator 2 のレベルをコントロールします。

〔Sub Osc〕

Sub Oscillator のレベルをコントロールします。

〔Ring Mod〕

高次元倍音のリングモジュレーションのレベルをコントロールします。

〔Drive〕

ドライブエフェクトのレベルをコントロールします。

 

 

【LP Filter】

〔Cutoff〕

ローパスフィルターカットオフの中心周波数(サウンドの明るさ)をコントロールします。

〔Reso〕

ローパスフィルターの共振量をコントロールします。

〔Slope〕

カットオフ周波数以上の減衰量 0–24 dB/oct

〔Saturation〕

ローパスフィルタに適用される彩度の量をコントロールします。

〔Env LP〕

Filter のCutoff からエンベロープ出力を差し引いた、または加えた割合をコントロールします。

〔Keytrack〕

LP Filter のCutoff のカットオフを再生するピッチに合わせます。

 

AKAI Professional MPC ONE  サウンドに時間的変化をくわえよう!

 

 

【Filter  / Amp Envelope】

〔Attack〕

フィルターがフルレベルに達するまでの時間をコントロールします。

〔Decay〕

フィルターがサスティーンレベルに達するまでの時間をコントロールします。

〔Sustain〕

フィルターがサスティーンレベルを維持する時間の長さをコントロールします。

〔Release〕

リリース時のフィルターの原減衰時間の長さをコントロールします。

Amp Envelope

〔Attack〕

ノートがフルレベルに達するまでの時間の長さをコントロールします。

〔Decay〕 

ノートがサスティーンレベルに到達するまでの時間をコントロールします。

〔Sustain〕 

ノートがサスティーンレベルを保持する時間の長さをコントロールします。

〔Release〕 

リリース時のノートの減衰時間の長さをコントロールします。

 

 

【Envelope 3では任意のパラメーターを選択して時間的変化をコントロールすることが可能です。

Destination

Pitch、 Osc 2 Pitch、 LFO 1/2 Rate、Osc1 Quad Det.、 Osc1/2 Shape、 Osc 1/2
Level、 Ring Level

〔Start Level〕

エンベロープの初期ベロシティレベルをコントロールします。

〔Start Time〕

エンベロープが開始するまでの時間をコントロールします。

〔Slope Hold〕

ノートを保持しているときに、Destination からエンベロープを減算または加算した割合をコントロールします。

〔Slope Rel〕

ノートがリリースされた際に、Destination からエンベロープを減算または加算した割合をコントロールします。

Destination

エンベロープが適用される場所をコントロールします。

 

AKAI Professional MPC ONE  LFOで変調しよう!

 

 

LFOは「Low Frequency Oscillator」超低周波オシレーターで各パラメーターを変調する機能です。

Tubesynthでは2つの独立したLFOを使うことが可能です。

 

LFO 1 / LFO 2】

〔Shape〕

 Sine、 Square. SawUp、 Saw Down、Pump、 S&H、 DriftLFO波形の選択をします。

Destination

低周波オシレーターを送るところを選択します。
LFO1: Off、 Pitch、 Filter、Level、 Pan
LFO2: Pitch、 Osc 1/2Shape、 Osc 1/2Pitch、 LPF、 QuadDetune、 Osc EQFreq、 Osc 2 EQGain、 Ring Level

〔Rate〕

LFO波形の周期(スピード)をコントロールします。

〔Depth〕

適用されるモジュレーション量をコントロールします。

〔Fade〕

LFO 信号のフェードインまたはフェードアウトをコントロールします。

〔Sync〕

LFO Rate をGlobal Tempo に同期させるか設定します。

 

 

Modulation

〔Source〕

Filter Env、 Amp Env、Osc 1、 Osc 2のモジュレーション信号の送信元を設定します。 

Destination

Pitch、 Osc 1/2Shape、 Osc 1/2Pitch、 LPF、 Quad Detune、 Osc EQ Freq、 Osc 2 EQ Gain、 Ring Levelのモジュレーション信号を受信する場所 を設定します。

〔Depth〕

適用されるモジュレーション量をコントロールします。

 

AKAI Professional MPC ONE  各セットアップをしよう!

 

 

Controller Destinations
〔Velocity 1 / 2〕

ベロシティ(パッドや鍵盤を弾く強弱)Amp、 Cutoff、 Osc1 Shape、 Osc2 Shape、Osc1&2 Shapeをコントロールします。

〔Depth〕

ベロシティのかかる深さをコントロールします。

〔Modwhee〕

モジュレーションホイールでAmp、 Cutoff、 Osc1 Shape、 Osc2 Shape、Osc1&2 Shapeをコントロールします。

〔Depth〕

モジュレーションのかかる深さをコントロールします。〔Aftertouch〕

アフタータッチ(パッドや鍵盤を押し込む強さ(圧))LFO 1 Depth、 Cutoff、Osc1 Shape、 Osc2 Shape、 Osc1&2 Shapeをコントロールします。

〔Depth〕

アフタータッチのかかる深さをコントロールします。

 

 

〔Setup Polyphony〕

Legato、 Retrigger、 2、3、 4の許容ボイス数、ボイスの発動方法を設定します。 

〔Bend Range〕

ピッチベンドのベンド幅をコントロールします。

〔Glide Time〕

1音の音程から次の音を弾くまでのスライド時間をコントロールします。

〔Glide All〕

レガートノートだけでなく、トリガーされた全てのノートのピッチグライディングの有効/無効

 

〔Doubling〕

ダブリングをオンにします。

〔Detune〕 

Doublingが有効な場合のみ適用されるデチューンの量をコントロールします。

 

 

【Output】

〔Shape〕

信号のドライブの量をコントロールします。

〔Width〕

オーディオ信号のステレオ幅をコントロールします。

〔Level〕

プラグインの全体的な出力音量をコントロールします。

 

AKAI Professional MPC ONE  エフェクトを使おう!

 

 

【CHORUS】

〔Rate〕 

エフェクトのモジュレーション速度をコントロールします。

〔Delay〕 

Wet 信号がDry 信号からオフセットされる時間の長さをコントロールします。〔Voices〕 

コーラスエフェクトで使用する声数 3、 4、 6を設定します。

LFO Wave〕 

コーラスエフェクトのためのTri、 Sine低周波オシレーターの波形を選択します。 

〔Depth〕 

エフェクトのピッチモジュレーション量をコントロールします。

〔Width〕 

コーラスエフェクトのステレオ幅をコントロールします。値が大きいほどより広いステレオ効果になります。

〔Lo Cut〕

コーラス・ローカットフィルターの中心周波数をコントロールします。

〔Mix〕

コーラスエフェクトのWet/dry量をコントロールします。

 

 

【DELAY】

〔Time〕

ドライ信号とディレイ信号の間の時間の長さをコントロールします。

〔Sync〕

ディレイタイムをテンポと同期させるか設定します。

〔Feedback〕

ディレイラインにフィードバックされるディレイ信号の量をコントロールします。

〔Mix〕

ディレイエフェクトのWet/dry量をコントロールします。

〔Damp〕

ディレイ信号を減衰させる中心周波数をコントロールします。

〔Reso〕

フィードバック信号の共振量をコントロールします。

〔Reso Freq〕

フィードバック共振の中心周波数をコントロールします。

〔Ratio〕

Left またはRight ステレオフィールドのTime を減少させます。これはオフセッ
トやパンされたディレイを作成するのに便利

〔HPF〕

ディレイ信号ハイパスフィルターの中心周波数をコントロールします。

〔Width〕

ディレイ信号のステレオ幅をコントロールします。値が大きいほどより広いステレオ効果になります。

 

 

【REVERB】

〔Mode〕

Hall、 Stadium、Room、 Abstractのリバーブの種類を選択します。

〔Time〕

バーブテールの長さをコントロールします。

〔Low Cut〕

バーブ・ローパスフィルターの中心周波数をコントロールします。

〔High Cut〕

バーブ・ハイパスフィルターの中心周波数をコントロールします。

【COMPRESSOR】

〔Threshold〕

コンプレッサーが適用される信号レベルをコントロールします。

〔Ratio〕

適用されるコンプレッション量をコントロールします。

〔Output〕

コンプレッションされた信号の追加出力ゲイン量をコントロールします。

〔Mix〕

コンプレッサーエフェクトのWet/Dry 量をコントロールします。

Knee

しきい値に達した時のコンプレッサーエフェクトの反応をコントロールします。
低い値ではしきい値に近づくにつれてゆっくりと適用され、高い値はしきい値に達するとすぐに圧縮が適用されます。

〔Attack〕

コンプレッサーを適用する時間の長さをコントロールします。

〔Release〕

コンプレッションされた信号が元に戻るまでの時間の長さをコントロールします。

〔On/Off〕

エフェクトの有効または無効を設定します。

HYPE

〔High〕

高域の周波数を減衰または最大化をコントロールします。

〔Low〕

低域の周波数を減衰または最大化をコントロールします。

〔On/Off〕

Hypeエフェクトの有効または無効を設定します。

 


 

AKAI Professional MPC ONE  その23 〜AIR TubeSynth編~  ブログ連動動画

 

AKAI Professional MPC ONE アカイ 操作方法

その23 〜AIR TubeSynth編~|初心者でもわかる 解説

 

 

AKAI Professional MPC ONE  その23 〜AIR TubeSynth編~  まとめ

 

前回のシンプルなAIR Basslineにくらべて今回のAIR TubeSynthはめっちゃ本格的なヴァーチャルアナログシンセサイザーといった感じです。

プリセットも即戦力なものが多くとても使いやすいです。

 

2オシレーター+QUAD機能でポリフォニックでブ厚いシンセサウンドも鳴らせるし、けっこうマニアックな変調も可能で一昔前だったらふつうに有料級のプラグインだと思います。

 

TubeSynthを夢中で使ってるとシンセの機能が充実し過ぎてて

 

「あ、これMPCだったんだ!」ってMPC使ってるの軽く忘れます笑

 

アナログモデリング音源として非常にポテンシャルの高いAIR TubeSynth、動画制作だからひとつしか立ち上げてませんが、たくさん立ち上げたら重くなっちゃうのかな(^^;

 

 

AIR TubeSynthはソフトウェアシンセのAIR Vacuumをベースに開発されてるみたいですね!

AIR Vacuumって見た目は汚いけど笑サウンドはきれいなアナログモデリングシンセでした。

AIRプラグインってバンドルで付いてくるからあんまりインパクトないんですよね(^^;けっこう質は高いと思うけど。。。

 

話逸れましたが、AIR TubeSynthはアナログシンセサイザーの基礎を押さえてますし、サンプルベースであまりシンセになじみのないビートメイカーさん達にもぜひ使って欲しいシンセです。

 

AIR TubeSynthはシンセの基礎も学べるし、クラシックなシンセサウンドから現代的なシンセサウンドまでハイクオリティに再現できるのでぜひ使ってみてください♪

 

ではまた次回!

 

 

 

 

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