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Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法 その1 〜基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーこと

Kurippertronixxx@Kurippersynthです。

 

Arturia MiniFreak (アートリア ミニフリーク)のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪

 

Arturia MiniFreak  その1 〜基礎操作編~  ブログ連動動画

 

Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法

その1 〜基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

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ハードウェアのArturia MiniFreakをプラグインで完全互換 / 再現したMiniFreak Vも単体のプラグインとして購入できるようになりました!

 

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今回はArturia MiniFreakの基本的な操作の解説です。

 

Arturia MiniFreakとは?

 

 

Arturia MiniFreakは2019年に発売された

 

f:id:Marronfieldsproduction:20200805045236j:plain

 

エクスペリメンタル・ハイブリッド・シンセサイザー MicroFreakの上位機種にあたるシンセサイザーです。

 

Micro Freakマルチオシレーター+アナログフィルターのハイブリッドシンセサイザーモジュレーションマトリクスやサイクルエンベロープなどサイズからは思えない多機能なシンセでライブで使ったり、解説動画初期に取り上げたシンセでもあるので思い入れもありますね^^

 

いまもうちでイカしたサウンド鳴らしてくれます!

 

 

MicroFreakはサイズ感やタッチキーボードなど良い意味でおもちゃ的な感じでしたがMiniFreakSpontaneous Algorithmic Synthesizer(自発的アルゴリズミック・シンセサイザーというコンセプトでより本格的なシンセサイザーに進化しました!

 

 

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…そしてMiniFreakは購入すると、もれなくプラグイン版のMiniFreak Vも付いてきます!

 

MiniFreak V使ってみてMiniFreakのワークフローをそのままにソフトウェアの利便性や視認性を活かした設計でかなりイイ感じです!

もともとソフトウェアメーカーさんでもあるArturiaさんらしいですね!

(次回V Collectionにも追加されるのかしら)

 

MiniFreakおもな仕様

・6ボイス・ポリフォニック・ハイブリッド・シンセサイザー
・ベロシティセンシティブ37鍵アフタータッチ付きスリムキーキーベッド
・合計22のオシレーターモードを持つ2つのサウンドエンジン
・エンジン 2 を使用してエンジン 1 を処理
・ボイスごとに 1 つのエンベロープ
・ボイスごとに 1 つのサイクリング エンベロープ
・ボイスごとに 2 つの LFO
・ポリフォニック アナログ フィルターと VCA
・6ボイスのポリフォニック、12ボイスのパラフォニック、ユニゾン、またはモノ構成
・インサートまたはセンドモードの 3 つのデジタル FX スロット、10 の FX から選択可能
・ユーザーがカスタマイズ可能な LFO カーブ
・7 つのソースと 13 のディスティネーションを備えた Mod Matrix
・リアルタイムの視覚的フィードバックのための OLED ディスプレイ
・直感的な 64 ステップのシーケンサー (16 ステップの 4 ページ)
・自動変調の 4 レーン
・Ratchet、Octave Randomize などを含むパフォーマンス アルペジエーター コントロール
MIDIイン/アウト/スルー
・USB接続
・サステイン、オーディオイン、クロックイン/アウト接続
・ステレオ出力
・256のファクトリープリセット / 256 ユーザープリセットスロット

 

Micro Freakがモノラル、4パラフォニック、1シンセエンジン、1LFO、エフェクターなしだったのでかなりパワーアップしてますね!MIDIも標準5ピンでMIDI Thruまであるのがうれしいです。

 

…唯一ポリフォニックアフタータッチでないのが残念ですが、、、アフタータッチ自体には対応してます!

 

Arturia MiniFreak 2つのシンセエンジンを鳴らそう!

 

 

シンプルかつ多彩なデジタルオシレーターはMicro Freakでは1つでしたがMiniFreakでは2つのシンセエンジンで鳴らすことが可能です。

〔Select〕ボタンでオシレーターを切り替えて〔Volume〕で各オシレーターの音量のコントロールをします。

 

 

〔Transepose〕で音階のコントロールが可能です。

これはうれしいですね^^

そのままで半音単位、つまみを押すとセント単位、【SHIFT】を押しながらだとオクターヴ単位という感じで音階のコントロールが可能です。

 

 

MiniFreakは定番なものからマニアックなものまで多彩なデジタルオシレーターを搭載しています。

MicroFreakと同様に〔Type〕オシレーターを選択して〔wave〕〔Timbre〕〔Shape〕の3つのパラメーターで各オシレーターをコントロールします。

 

多彩なサウンドを鳴らすことができますが、3つしかパラメーターないのでシンセ慣れてない方でも扱いやすいと思います^^

 

 

 

MicroFreakにあったのでふつうにあると思いこんでいたウェーヴテーブルオシレーターがなかったのが個人的に残念でした。。。(なんで??)

 

アップデートによる追加に期待ですっ!!!!!

※アップデートによりウェーブテーブルオシレーター追加されました。

 

Arturia MiniFreak アナログフィルターを使おう!

 

 

Arturia MiniFreakオシレーターはデジタルですがフィルターはアナログのハイブリッド方式のシンセサイザーです。

LPF / BPF / HPFの三種類から選択して使用可能です。

 

Arturia MiniFreak 3つのエフェクトを使おう!

 

 

【DIGITAL EFFECTS】では3系統のデジタルエフェクトを使用可能です。

揺らぎ系、空間系、歪み系など定番なエフェクトからマルチバンドコンプまで使えるのでかなり幅広いサウンド作りが可能です。

 

Arturia MiniFreak エンベロープで時間的変化をコントロールしよう!

 

 

サウンドの時間的変化をコントロールする【ENVELOPE】は定番のADSR方式になりました。

 

 

【Mode】で発音の設定をします。

〔Mono〕

モノフォニック(単音)の発音をします。

〔Poly〕

ポリフォニック(6音)の発音をします。

〔Para〕

パラフォニック(12音)の発音をします。

※Para使用時はオシレーターの使用は1つのみとなります。

〔Uni〕

最大6音までサウンドを重ねて分厚いサウンドをモノフォニックで鳴らします。

 

 

【CYCLING ENVELOPE】は通常のカーヴとしてのエンベロープのほか、ループさせてLFO的な使い方をすることも可能です。

 

Arturia MiniFreak テンポ / 音符をコントロールしよう!

 

 

【Tempo / Swing】ではMiniFreakのテンポやアルペジエーターシーケンサーで演奏する時の音符割り、前後にタイミングをずらしてノリを出すスウィングのコントロールが可能です。

そのままだとテンポのコントロール、つまみを押すと音符割りのコントロール【SHIFT】ボタンを押しながらだとスウィングのコントロールが可能です。

 

Arturia MiniFreak LFOを使おう!

 

 

低周波オシレーターで各機能を変調するLFO

MicroFreakのときは1つのみでしたが、MiniFreakは2つのLFOを使用することが可能です。

また、MiniFreakではLFOの波形を作ることも可能です。

 

Arturia MiniFreak モジュレーションマトリクスを使おう!

 

 

【MODURATION MATRIX】ではモジュラーシンセサイザーのように各パラメーターを自由に変調することが可能です。

マトリクス上に並べられたパラメーターを合わせてどのくらい変調するのか設定するだけです。

 

 

〔Assign1~3〕に任意のパラメーターをわりあてて変調することが可能です。

MiniFreakでは3ページ分あるので合計9のマトリクスをわりあて可能になります。

【SHIFT】+〔Page〕ボタンで切り替えます。

 

Arturia MiniFreak さまざまな演奏方法を使おう!

 

 

【Glide】

値を上げると音程の変化が遅れて演奏にうねりのでるいわゆる「ポルタメント奏法」が可能です。

設定でレガート(ノートが重なるとき)のみグライドすることも可能です。

また和音演奏にもポルタメント効果をかけることが可能です。

 

 

【Hold】をオンにするとノートンが持続します。

鳴らしっぱなしにして各パラメーターをいじったり、変調させたりしてドローンサウンドとかかんたんに作れそうですね^^

アルペジエーターシーケンサーの持続(ラッチ的な機能)にも使います

 

 

【Chord】オンにすると1ノートでコードを鳴らすことが可能です。

 

Arturia MiniFreak ピッチベンド / モジュレーションを使おう!

 

 

MiniFreakではピッチベンド / モジュレーションホイールのコントロールはタッチ式になっています。

さらに切り替えで2系統のマクロコントロール(4つまでのパラメーターを同時にコントロール)、アルペジエーター / シーケンサーのゲート、スパイス機能のコントロールも可能です。

 

Arturia MiniFreak アルペジエーター / シーケンサーを鳴らそう!

 

 

押さえたノートをさまざま順番で鳴らすいわゆるアルペジオ奏法を可能にするArp】(アルペジエーター

 

MiniFreakでは鍵盤上部のアイコンをタップしてアルペジエーターのコントロールをリアルタイムでおこなうことが可能です。

 

 

【Seq】モードでは16ステップ×4の最大64ステップのシーケンスを演奏可能です。

16のステップは直接オン / オフ可能なのでシーケンスを演奏するといった感じのサウンドも可能です。

 

 

〔Last Step〕で1~64ステップの中で最後のステップを設定してループの位置を変えることが可能です。

 

Arturia MiniFreak スケール機能でピッチをクォンタイズしよう!

 

 

【Sound Edit】▷〔Scale Confimg〕機能で任意のスケールにクォンタイズすることによっていわゆる「外さない」演奏が可能になります。

〔Root〕ではルートキーの設定も可能です。

適当に打ち込んだシーケンスもスケール+ルートキーにそった演奏にしてくれます。

 


 

Arturia MiniFreak  その1 〜基礎操作編~  ブログ連動動画

 

Arturia MiniFreak アートリア ミニフリーク 操作方法

その1 〜基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

 

 

Arturia MiniFreak  その1 〜基礎操作編~  まとめ

 

Micro Freak大好きだったのでさらに進化したMiniFreakはめっちゃ楽しみにしてました。

 

…というか1年前こんなことつぶやいておりました笑

 

 

実現してくれてありがとうArturiaさんっ!^^

 

じつは発売してすぐに買ってMiniFreak鳴らしてヒャッハーしてたのですが、、、

 

うちの筐体は

シフトボタンが効かない!

という重大な欠陥がありました、、、(泣)

 

 

 

メーカーさん / 販売店さんに問い合わせて代替の新品を送っていただいて無事に使うことができるようになりました! 

 

・マルチデュアルオシレーター

モジュレーションマトリクス

・サイクルエンベロープ

アルペジエーター / ステップシーケンサー

・3系統のエフェクター

などなど多彩な機能があるMiniFreakですが、シンセサイザーとしてはシンプルなので基礎的な知識があれば大体初見で使えると思います。

 

一通り使ってみてくりっぱー的にはMinioFreakの本質ってオシレーターモジュレーションマトリクスとアルペジエーター / ステップシーケンサーなのかなって思いました。

 

とくにアルペジエーター / ステップシーケンサーはより演奏性が出せるようになったと思います。

 

これがSpontaneous Algorithmic Synthesizer

(自発的アルゴリズミック・シンセサイザー

 

ってことなんですかね。

 

Arturiaさんらしいシンセ愛と遊び心のある楽しいシンセサイザーだと思います。

 

37鍵のシンセキーボードで最大12音まで発音可能だし、マニアックなサウンドだけじゃなく音楽的な表現も十分可能だと思います!

 

ふつうにあると思っていたウェーヴテーブルオシレーターがないのが残念でした、、、。

 

慣れているというのもありますが、今回MiniFreakを使ったことでMicro Freakの取り回しの良さもあらためて感じることができました。

 

Micro Freakファームウェアのアップデートでオシレーターが増えたり、さまざまな機能が追加されたりとかなり進化しましたが、前述のウェーヴテーブルオシレーターのことも含めて今後MiniFreakも期待しちゃいます!

 

 

そしてプラグイン版のMiniFreak V

ぶっちゃけ「ハードあるならプラグイン別にいらないじゃん」って思ってましたが(Arturiaさんごめんなさい)

 

実際使ってみたらハードウェアのワークフローそのままに視認性 / 利便性活かしためっちゃ良いソフトウェア化でした!

 

何はともあれ進化したポリフォニック・ハイブリッド・キーボードArturia MiniFreakをハードでもソフトでも楽しんでいこうと思います^^

 

ではまた次回!
 

 

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