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KORG drumlogue ドラムローグ コルグ 操作方法 その1 〜基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。

 

KORGさんのアナログ、デジタル、マルチエンジンの「ハイブリッドドラムマシン」drumlogueのくりっぱーチャンネル連動ブログです♪

 

KORG drumlogue その1 〜基礎操作編~ ブログ連動動画

 

KORG drumlogue ドラムローグ 操作方法

その1 〜基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

 

 

www.korg.com

 

www.youtube.com

 


 

今回はKORG drumlogueの基礎操作についての解説です。

 

KORG drumlogueとは?

 

 

KORG drumlogueは2022年に発売されたアナログサウンドとデジタルサウンドをミックスしたハイブリッドドラムマシンです。

minilogue、monologue、prologueに次ぐKORGさんのlogueシリーズのプロダクトですね。

logueシリーズということでオシレーターエフェクターがカスタマイズ可能な「logue LDKにも対応しています。

 

KORG drumlogueおもな特長

・基本的なドラムの音色を備えたアナログ音源とデジタル音源に加え、ノイズ、VPMオシレーター、自由にデザイン可能な“ユーザー・シンセ”(工場出荷時にはSinevibes社とのコラボレーションで開発されたユーザー・シンセ“Nano”がインストールされています)を実現するMULTI ENGINEを搭載し幅広い音作りが可能。

・よく使われるバスドラム、スネア、タムなどのチューニング、減衰量などを専用ノブで即座にコントロール可能。

・最大128(16個 x 8バンク)のプログラムがあり、すべて書き換え可能。

・最大128(16個 x 8バンク)のドラム・キットがあり、すべて書き換え可能。

・11パート、64ステップの強力なシーケンサーを搭載しています。ループ、チェイン機能と組み合わせて多彩なパフォーマンスが可能。

・リバーブ、ディレイに加えマスター・エフェクトも同時に使用可能。

・シンクすることで他のグルーブ・ギアとセッションすることが可能。

・USB MIDI規格対応のデバイスと接続することでカスタマイズ可能なコントロールを追加可能。

・最大6パラアウト可能。

 

KORG drumlogue  おもなコントロール

 

 

ミキサー・セクション

ドラム・パートごとの音量を調節します。
調節した音量はドラム・キットごとにセーブ/ロードされます。

※AUDIO OUT1〜4はこのノブの影響を受けません。

 


キット・コントロール
ドラム・キットのうち、良く使われるキック、スネア、タム、サンプルパートのパラメーターをリアルタイムに変更できます。

 


3. 【TIME】ボタン

このボタンを押している間、ディスプレイにタイムに関する設定が表示されます。パラメーター・ノブ1〜4を用いて設定を変更できます。

また【SHIFT】ボタンを押しながら【TIME】ボタンを押すとGROOVE機能にアクセスできます。

 

 

【 < (YES)ボタン】【SHRINK】/【< (NO)ボタン】【EXPAND】

現在表示しているバー(小節)を前または後ろに移動します。また上書き保存など、確認を促す操作が出てきた時にこのボタンを使って実行(YES)/キャンセル(NO)を行います。

【SHIFT】+(YES)ボタンを押すと小節数を減らします。(SHRINK)

【SHIFT】+(NO)ボタンを押すと小節数を増やします。(EXPAND)

 

 

【1〜16】ボタン、LED

16個あるボタンは左からアナログ音源(BD、SD、LT、HT)、デジタル音源(CH、OH、RS、CP、SP1、SP2)、マルチ音源(VPM、NOISE、USER)、そして3系統のエフェクト(DELAY、REVERB、MASTER)の設定にアクセスできます。また16個のボタンの上にあるLEDは、パターンのステップ情報を表示しています。

 

 【VOLUME】ノブ
drumlogue全体の音量を調節します。L/MONO、R、ヘッドホン出力に有効です。
※AUDIO OUT1〜4はこのノブの影響を受けません。

 

 【TEMPO】ノブ
本機のテンポをBPMは56.0~240.0の間で調節します。

テンポ情報はプログラムごとに持っています。プログラム切り替え時にプログラムに保存された値を使うか、現在のTEMPOノブの値を優先するかを設定可能です。

 

【PAGE UP / DOWN】ボタン
パラメーター・エディット時に、項目が複数ページにまたがる場合、このボタンを使って次ページ、前のページに進めます。
※ディスプレイの右上に 1/2(2ページのうち1ページ目)のような表示が出ます。

 

 

【MUTE】ボタン
このボタンを押しながら1〜13ボタン(BD〜USER)を押すと、押されたボタンのパートの全ステップが一時的にオフになり、ミュート状態になります。MUTEボタンを押しながらミュート中の1〜13ボタンを押すとミュートが解除されます。

 

【PART】ボタン
このボタンを押しながら1〜16ボタンを押して、エディット対象のドラム・パートやエフェクトを切り替えます。パターン・エディット時などで有効です。また、このボタンを押しながら[VPM][NOISE][USER]ボタンを押してどのMULTI音源を使うか選択します。

 

 【SHIFT】ボタン
このボタンを押しながら、シフト機能が割り当てられているノブやボタンを操作します。例えばSHIFTボタンを押しながらキット・コントロールのLT TUNE(ロー・タムのチューニング)を回すとHT TUNE(ハイ・タムのチューニング)のエディットができます。

 

ディスプレイ
現在のプログラムやドラム・キット、パターンのステップ表示や各種パラメーターの設定値などの情報を表示します。

 

パラメーター・ノブ 1 ~ 4
ディスプレイに表示されている項目を選択したり、パラメーターの値を変更します。設定項目が複数ページある場合ディスプレイの右上に1/2(2ページのうち1ページ目)のような表示が出ます。PAGE UP/DOWNボタンと組み合わせて使用します。

 

】(再生)/(停止)
このボタンを押すたびに本機が再生、停止します。停止後にもう一度ボタンを押すとパターンの頭からスタートします。SHIFTボタンを押しながらこのボタンを押すと、押すたびに一時停止、停止位置から再生をします。

 

【〇】(録音)
リアルタイム・レコーディングに使います。押すたびに記録の開始、停止が切り替わります。ステップのほか、ノブやパラメーターの動き(MOTION)が記録できます。
TIP ステップ・エディットの場合は、STEPボタンを押します。

 

 

 -PROGRAM-【SELECT】プログラム・セレクト
プログラムを選ぶときにこのボタンを押します。【SHIFT】ボタンを押しながらこのボタンを押してプログラムを選ぶと、小節やパターンの終わりで新しいプログラムに切り替えることができます。

 

 -PROGRAM-【SAVE】プログラム・セーブ
変更を加えたプログラムを本機に保存するときにこのボタンを押します。A~Hの8つのバンクに16ずつ、合計128個まで保存できます。


-PROGRAM-【KIT】キット・セレクト
ドラム・キットを選ぶときにこのボタンを押します。SHIFTボタンを押しながらこのボタンを押してドラム・キットを選ぶと、小節やパターンの終わりで新しいドラム・キットに切り替えることができます。


-PROGRAM-【SAVE】キット・セーブ
変更を加えたドラム・キットを本機に保存するときにこのボタンを押します。A~Hの8つのバンクに16ずつ、合計128個まで保存できます。

 

 

【LIVE】 / 【GLOBAL】
このボタンを押すと、LIVEモードに移ります。LIVEモードでは、1〜13ボタン(BD〜USER)を押して音を確認できます。また、【SHIFT】ボタンを押しながらこのボタンを押すと、グローバル・パラメーターの設定ができます。


【CHAIN】
リズム・パターンを複数つなげて演奏できる、チェイン・モードを使うときにこのボタンを押します。

 

【LOOP】
ループ・モードを使うときにこのボタンを押します。

 

KORG drumlogue  3つの再生方法

 

drumlogueは【LIVE】【CHAIN】【LOOP】の3つの再生方法があります。

 

 

【LIVE】では[1~13]のボタンで各パートの選択 / 発音をします。

 

 

【CHAIN】モードでは1〜16ボタンを押すとそれぞれプログラム選択画面になります。1〜16ボタンがそのままCHAIN1〜16に対応しています。
通常のプログラム・セレクトと同様に、パラメーター・ノブを回してプログラムを選択します。
-PROGRAM-【SELECT】を押すとそのプログラムがCHAINに追加されます。
操作2〜4を繰り返して、CHAINにプログラムを追加していきます。
ボタンを押すとプログラムがCHAINで指定した順に再生されます。

 

CHAINからプログラムを削除するには【CHAIN】ボタンを押して、チェイン・モードに入ります。削除したいCHAINの順番に対応する1〜16ボタンを長押しして【YES】を押すとチェイン・モードからプログラムが削除されます。

 

CHAINからすべてのプログラムを削除するにはチェイン・モードに入った状態で【CHAIN】ボタンを長押しして【YES】を押すとチェイン・モードからすべてのプログラムが削除されます。

 

 

【LOOP】モードではパターン再生中にリアルタイムに再生範囲を指定してループさせたり、指定したステップだけを再生させることができます。

 

[MODE]

LOOPの方式を設定します。ボタンはいくつも押すことができます。

MOMENT:1〜16ボタンのいずれか、あるいは複数のボタンを押している間のみ、LOOPが有効になります。1〜16ボタンのすべてから指が離れるとLOOP解除になります。

SELECT:1〜16ボタンのうち、押したボタンがLOOP対象のステップになります。再度ボタンを押すとLOOPが解除されます。

※MOMENTでボタンを押している間にSELECTに変更した場合、LOOPを引き継ぎます。

※SELECTからMOMENTに変更した場合、SELECTで選択したボタンは一括解除されます。

 

[PLAY]

複数のステップを選択した場合の再生順を設定します。

FORWARD:LOOP対象のステップを、ボタン1から16に向かって再生します。

RAND:LOOP対象のステップをランダムに再生します。

 

[SPEED] 
LOOP時の再生スピードを設定します。現在のテンポの値に対して1/4〜4倍速まで選べます。

[RESUME]
LOOP解除時の動作を設定します。

SYNCED:パターンのタイミング位置に戻ります。

FREE:LOOPが解除された位置から再生を続けます。

※LOOP中にモードを切り替えてもLOOPは解除されません。

 

KORG drumlogue  3つのパラメーターエディット

 

 

drumlogueは【STEP】【ACCENT】【MOTION】の3つのモードでシーケンスのパラメーターをエディットします。

 

 

-PATTERN EDIT-【STEP】
パターンの各ステップについて、ステップのオン/オフ、オンの場合の発音確率など、ステップに関するパラメーターを設定するときにこのボタンを押します。

 


-PATTERN EDIT-【ACCENT】
パターンの各ステップについてアクセントに関するパラメーターを設定するときにこのボタンを押します。

 


-PATTERN EDIT-【MOTION】
パターンの各ステップについて各種パラメーターの値を記録するときにこのボタンを押します。

drumlogueはすべてのパラメーターを各ステップに記録可能です。

停止中は任意のステップを長押しして各パラメーターを動かして記録します。

再生中に【〇】を押すとリアルタイムにパラメーターを記録することが可能です。

シンセエンジンの音程などもここで入力します。

 

KORG drumlogue   タイムとグルーブをコントロールしよう!

 

 

クロックに対するタイムスケールを変更したりパターンのステップ数を編集するには【TIME】ボタンを押しながらパラメーター・ノブを回します。

また【PART】ボタンを押しながら【TIME】ボタンを押すことでパートごとの設定も可能です。

 

【RATE】 [Global(パートでの設定のみ)
クロックに対するパターンの再生速度を変更します。デフォルトは16thです。8thにすると速度が半分に、また32ndにすると速度が倍になります。

【TRIPLET】 [Global(パートでの設定のみ),
オンにすると、3連符1.5倍のスピードになります。

【LENGTH】 [1...64]
1ステップ単位でパターンの長さを変更できます。


スウィングや代表的な楽器の奏法などを再現したグルーブ・タイプをパターン・データに適用することで、さまざまなグルーブ感を与えることができます。

【SHIFT】ボタンを押しながら【TIME】ボタンを押し【TIME】ボタンを押したままパラメーター・ノブを回します。

【SHIFT】ボタンと【PART】ボタンを押しながらTIMEボタンを押すことでパートごとの設定も可能です。

 

 

[TYPE] [Global(パートでの設定のみ), Swing16, ... , CrescendoHalf]
グルーブ・タイプを選びます。グルーブ・タイプは、ステップごとのタイミングとベロシティ変化量を16ステップ分まとめたプリセット・テンプレートです。

 

Swing16:16分音符単位での規則的な揺れを与えます。偶数のステップを遅く弱く、奇数のステップを強くします。

Swing8:8分音符単位での規則的な揺れを与えます。拍頭に対する裏拍を遅く弱く、表拍を強くします。

ConstOffset:すべてのステップを均一に遅らせたり、強めたりすることができます。

Conga1, 2, 3:コンガの演奏をシミュレートするタイプです。

Bongo1, 2, 3:ボンゴの演奏をシミュレートするタイプです。

Cabasa1, 2:カバサの演奏をシミュレートするタイプです。

Claves1, 2:クラベスの演奏をシミュレートするタイプです。

Cowbell:カウベルの演奏をシミュレートするタイプです。

Agogo1, 2:アゴゴの演奏をシミュレートするタイプです。

Tambourine:タンバリンの演奏をシミュレートするタイプです。

Finger1, 2:フィンガー・ドラミングで得られるような大胆でトリッキーな揺れと、拍頭の強調を与えます。

Lofi1, 2:拍頭以外を弱く遅めるような、レイドバックしたもたつきを与えます。

Baile1, 2:付点8分のリズムに合わせて強く早めるような、つんのめったグルーヴを与えます。
OvalGroove:1,3拍へ向けては加速し、2,4拍へ向けて減速するような、楕円(だえん)状の揺れを与えます。

Syncopation:16ステップ目に、小節頭よりも強いアクセントを与えます。

Crescendo:16ステップかけてだんだんと強まり、加速していくような変化を与えます。
CrescendoHalf: 8ステップかけてだんだんと強まり、加速していくような変化を与えます。


[VELO]
ステップのベロシティ強弱の変化量(-100%...100%)を設定します。
※マイナスの値に設定すると、選んだグルーブ・タイプの特徴とは逆の変化を与えることができます。
[TIME]
ステップのタイミングの変化量(-100%...100%)を設定します。
※マイナスの値に設定すると、選んだグルーブ・タイプの特徴とは逆の変化を与えることができます。

 

KORG drumlogue  SHIFT機能を使おう!

 


SHIFT】ボタンを押しながら[1〜16]ボタンを押すとサウンドやシーケンスのコピーやランダマイズなどさまざまなSHIFT機能にアクセスできます。

シーケンサーのステップをエディットする際に便利な機能が数多くあります。

 

【SHIFT】+[ボタン1]AUDIO IN
AUDIO IN端子に接続された音源に対する設定をします。

LEVEL:外部音源の音量を調節します。

ROUTE(ROUTING):ルーティングの設定をします。そのままOUTPUTから出したり、エフェクトをかけたりエフェクトのSIDECHAIN入力にルーティングしてダッキング効果をかけたりできます。

 

【SHIFT】+[ボタン2]CHOKE

複数のパートを同時にトリガーしたときに再生させるパートの優先順位を設定します。例えばOHとCHを同時に鳴らないようにすると、本物のハイハットと同様の発音になります。ボタン1〜13で設定するパートを選択します。

GROUP:優先順位を反映させるグループを設定します。ボタン1〜13を押すたびにそのパートがOFF、1と切り替わります。

PRIORITY:パートの優先順位を設定します。

 

【SHIFT】+[ボタン3]RAND.PART(KIT)

現在のパートのパラメーター(PARAMETERSページにある各種パラメーターとSOUND
SELECT)をランダムな値でセットします。何度かボタンを押すと、そのたびに異なったランダム値でセットされます。

 

【SHIFT】+[ボタン3]RAND.PART(KIT)

現在のパートのパラメーター

(リセット前のパラメーターの状態を復元)します。

 

【SHIFT】+[ボタン4]CLEAR PART(KIT)
パートの音色をリセットします。
もう一度ボタンを押すと操作をリセット前にアンドゥ(復元)します。

 

【SHIFT】+[ボタン5]CLEAR ALL(KIT)

すべてのパートの音色をリセットします。もう一度ボタンを押すと、操作をアンドゥ(リセット前のパラメーターの状態を復元)します。

 

【SHIFT】+[ボタン6]ON/OFF

モーション・シーケンスのオン/オフを設定します。

 

【SHIFT】+[ボタン7]CLEAR STEP

現在のパートのモーションをステップごとにリセットします。リセット後にもう一度ボタンを押すと、操作をアンドゥ(リセット前のパラメーターの状態を復元)します。

 

【SHIFT】+[ボタン8]CLEAR PART(MOTION)

現在のパートのモーションをすべてリセットします。リセット後にもう一度ボタンを押すと、操作をアンドゥ(リセット前のパラメーターの状態を復元)します。

 

【SHIFT】+[ボタン9]CLEAR ALL(MOTION)

すべてのパートで設定したモーションをリセットします。リセット後にもう一度ボタンを押すと、操作をアンドゥ(リセット前のパラメーターの状態を復元)します。

 

【SHIFT】+[ボタン10]SYNC

現在のパートの再生位置を先頭ステップに戻します。

 

【SHIFT】+[ボタン11]POLY

パターン再生の先頭を最長パターンのパートに合わせず各パートを独立させます。

 

【SHIFT】+[ボタン12]COPY PART

パターン・データのコピー / ペーストを行います。現在のパートのパターン・データがコピーされ、ペースト先のボタン1〜13のLEDが点滅します。ペーストしたいパートのボタンを押すとパターン・データがペーストされます。

 

【SHIFT】+[ボタン13]RANDOM PART(PATTERN)

現在のパートの各ステップに、ノートをランダムに入力します。

 

【SHIFT】+[ボタン14]CLEAR PART(PATTERN)

現在のパートのパターン・データをすべてリセットします。
もう一度ボタンを押すと、操作をアンドゥ(リセット前のパラメーターの状態を復元)します。

 

【SHIFT】+[ボタン15]CLEAR ALL(PATTERN)

すべてのパートのパターン・データをすべてリセットします。
もう一度ボタンを押すと、操作をアンドゥ(リセット前のパラメーターの状態を復元)します。

 

【SHIFT】+[ボタン16]INIT

現在のプログラム、ドラム・キットをすべて初期化します。初期化のみで保存はされません。必要に応じてセーブを行ってください。
もう一度ボタンを押すと、操作をアンドゥ(リセット前のパラメーターの状態を復元)します。

 

KORG drumlogue  各種設定をしよう!

 

 

【SHIFT】ボタンを押しながら【LIVE】ボタンを押すとグローバルモードに入ります。

グローバル・モードではdrumlogueの入出力やハードウェアに関する設定をおこないます。

 

[ボタン1]OPERATIONS
[QUEUE (QUEUE MODE) ]
パターンの再生中にSHIFTボタンを押しながらプログラムあるいはドラム・キットをロード(QUEUE操作)した場合、プログラムやドラム・キットが切り替わるタイミングを設定します。

BAR:小節の切り替わるタイミングで次のプログラムあるいはドラム・キットがロードされます。

SEQ:前のリズム・パターンを最後のステップまで再生した後、次のプログラムあるいはドラム・キットがロードされます。

[SAVE KIT (SAVE KIT WITH PROGRAM)]
プログラムを保存する時、エディット中のドラム・キットも同時に保存するかどうかを設定します。
OFF:プログラムを保存する時、ドラム・キットは使用するドラム・キットのバンク、キット番号のみを保存します。
ON:プログラムを保存する時、エディット中のドラム・キットのパラメーターも保存します。
※使用中のドラム・キットが上書きされます。1つのドラム・キットを複数のプログラムで使用する場合注意が必要です。

 

[TEMPO]
プログラムごとに指定したテンポを使用するか、現在のテンポを引き継ぐかを設定します。
PROG:プログラムごとに指定したテンポを使用します。プログラムを読み込むとテンポが変わります。
LOCK:プログラムを切り替えても現在のテンポを維持します。


[QUANT(QUANTIZE)] 
リアルタイム録音を行った際、ここで指定した精度でリズムを補正(クオンタイズ)します。
NONE:補正(クオンタイズ)を行わず、入力したタイミングがそのまま記録されます。

32ND, 16TH, 8TH:入力のタイミングのずれを、それぞれ32分音符、16分音符、8分音符の細かさで補正します。ずれた入力は前後の近いほうに記録されます。

 

[ボタン2]UI DEFAULTS

[PRM DISP(PARAMETER DISPLAY)]
NORMAL:プログラムやドラム・キットの名前、SELECT/SAVEなど主要な情報のみをディスプレイに表示します。
ALL:NORMALでの表示に加え、キット・コントロールやパラメーター・ノブを動かした時に値をポップアップ表示します。


[KNOB MODE]
フロント・パネル上のノブの動きを設定します。
Jump:ノブを回すと、パラメーターの値はノブが⽰す値にジャンプします。エディット時には効果がわかりやすいので、この設定をおすすめします。
Catch:ノブを回しても、パラメーターの値はノブが⽰す値と⼀致するまで変化しません。演奏時など唐突に⾳が変化しないようにする場合に、この設定をおすすめします。

 

[EXPAND [BLANK, COPY]
EXPAND(SHIFTボタンを押しながら< ボタン)で最初に小節を増やす時のオプションを設定します。

BLANK::空の小節が追加されます。

COPY:最後の小節をコピーする形で追加します。

 

[ボタン3]METRONOME

[SOUND]
メトロノームのオン、オフ、および音色を設定します。

OFF:メトロノームはオフになります。

CLICK:チッチッと鳴る、電子音です。

BLEEPピッピッと鳴る、電子音です。

 

[MODE]
メトロノームの動作についての設定です。

ALWAYS: 常にメトロノームが鳴ります。

REC:リアルタイム録音時のみメトロノーム音が鳴ります。

 

[OUTPUT]

メトロノーム音の出力先を設定します。

MAIN+HP:メインのOUTPUT、ヘッドホン出力、共にメトロノーム音が出力されます。
HP:メトロノーム音はヘッドホンにのみ出力されます。OUTPUTには出力されません。

 

[ボタン4]INDIV. OUT1

[OUT 1 / 2 / 3 / 4]

リア・パネルのAUDIO OUT1 / 2 / 3 / 4端子から出力させるパートを設定します。

 

[ボタン5]INDIV. OUT2

[MUTE 1 / 2 / 3 / 4]

AUDIO OUT1 / 2 / 3 / 4端子に出力するパートをAUDIO OUT L/MONO、AUDIO OUT R、ヘッドホン出力からミュートする場合オンにします。

 

[ボタン7]MIDI ROUTING

[CH]

MIDI送受信に使用するMIDIチャンネルを設定します。1〜16までの単一チャンネルのほか、11のパートを別々のMIDIチャンネルに割り当てることもできます。


[ROUTE]
USB+MIDI入力はUSB TO HOST端子とMIDI IN端子からのメッセージを両方とも受信し、出力は両方に送信されます。
USB:USB TO HOST端子のみで送受信します。

 

[ボタン8]MIDI RX

[PRG CHG (PROGRAM CHANGE)]

プログラム・チェンジ・メッセージの受信フィルターです。受信させる時はONに設定します。

[CC (CONTROL CHANGE)]

コントロール・チェンジ・メッセージ(CC#)の受信フィルターです。受信させる時はONに設定します。

[TRANSP (MIDI TRANSPORT)]

MIDIスタート/ストップ等、MIDIトランスポート・メッセージの受信フィルターです。受信させる時はONに設定します。

 

[ボタン9]MIDI TX

[PRG CHG (PROGRAM CHANGE)]

プログラム・チェンジ・メッセージの送信フィルターです。受信させる時はONに設定します。

[CC (CONTROL CHANGE)]

コントロール・チェンジ・メッセージ(CC#)の送信フィルターです。受信させる時はONに設定します。

[TRANSP (MIDI TRANSPORT)]

MIDIスタート/ストップ等、MIDIトランスポート・メッセージの送信フィルターです。受信させる時はONに設定します。

 

[ボタン10]SYNC IN
[UNIT (SYNC IN UNIT) ]
SYNC IN端子に入力された1パルスに対し、どれだけシーケンサーが進むかを設定します。

8TH:1パルスにつき8分音符進みます。

16TH:1パルスにつき16分音符進みます。

[POLAR]

SYNC IN端子の極性を設定します。

RISE:波形の立ち上がりで同期します。

FALL:波形の立ち下がりで同期します。

 

[ボタン11]SYNC OUT

[UNIT (SYNC OUT UNIT)]

シーケンサーがどれだけ進んだときに、SYNC OUT端子から1パルスを出力するかを設定します。

8TH:8分音符進んだ時に1パルスを出力します。

16TH:16分音符進んだ時に1パルスを出力します。

 

[POLAR]

SYNC OUT端子の極性を設定します。

RISE:波形の立ち上がりで同期します。

FALL:波形の立ち下がりで同期します。

 

[ボタン12]CLOCK SOURCE

シーケンサー再生時にどのクロックに同期するかを設定します。

AUTO:入力がない時は内部クロックに、入力があったときはそれぞれUSB TO HOST端子とMIDI IN端子からのクロックに同期します。

INT:内部クロックに同期します。
MIDIのクロック設定にかかわらず、SYNC IN端子にシンク・ケーブルが挿入されている場合はSYNC IN入力に同期します。

USB:USB TO HOST端子からのクロックに同期します。

MIDI MIDI IN端子からのクロックに同期します。
※SOURCEがUSBまたはMIDIのとき、外部からのクロック入力がないとシーケンサーは停止状態になりますのでご注意ください。

 

[ボタン14]HW SETTINGS

[BRIGHT (BRIGHTNESS)]

ディスプレイの明るさを設定します。
※大きな値に設定して使用し続けると、ディスプレイの寿命に影響します。

 

[AUTO PWR (AUTO POWER OFF)]

オート・パワー・オフ機能を有効にするかどうかを設定します。

OFF:オート・パワー・オフ機能は無効になります。

ON:本体を操作しない状態で4時間経過すると、自動的に電源が切れます。

 


 

KORG drumlogue その1 〜基礎操作編~ ブログ連動動画

 

KORG drumlogue ドラムローグ 操作方法

その1 〜基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

 

 

 

 

 

KORG drumlogue  その1 〜基礎操作編~ まとめ

 

今回ざっと全体的な使い方をやってみました。drumlogueは基本的にはドラムマシンなので操作自体はシンプルですが、かなり多機能なので使い込んで複雑なパターンを作成することも可能です。

 

logueシリーズのデザインを継承しているからか、見た目が地味でちょっと各機能にアクセスするのに慣れがいるかも知れませんね(^^;

 

使ってみて全体が見えてくるとよく設計されてるなとは思いますが初見ではちょいわかりにくい印象です。

クラシックなリズムパターンからステップの確率や連打、ランダマイズなどを駆使して現代的なパターンまでカバーできます。

 

個人的には【LIVE】再生機能はめっちゃお気に入りです^^

あとメインアウトと別に4アウトあるのも良いですね!このクラスのマシンではコスパめっちゃ良いと思います。

1 ~ 4のパラアウトは音量のコントロールは出力先でする感じです。

 

 

drumlogueはリズムマシンですがドラム音源以外にも2つのサンプルパートと1つのシンセパートがあるので軽いグルボみたいな使い方も可能です。

 

 

一応nanoPADでの動作は確認できたけど、シンセパートコントロールするnanoKontrolとかあった方がうれしいかな(^▽^;

 

drumlogueはリリース当初から気になっていましたがたしか当時の市場価格が9万とちょいとハードルが高かったのでスルーしてました(^^;

logue SDKの機能でマルチエンジンのカスタムオシレーターなど追加できるみたいですし本格的なドラムマシンでありながらいろんなユニークな機能があるdrumlogueをこれから使うの楽しみですね^^

 

 

そして…起動時にボタン押したらゲーム始まっちゃいました!笑

minilogue xdにもありましたね^^

 

ではまた次回!
 

 

 

KORG drumlogue  くりっぱーチャンネル 再生リスト

 

KORG drumlogue  くりっぱーチャンネル 再生リスト
 

 


 

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