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SONICWARE LIVEN Evoke ソニックウェア イヴォーク 操作方法 その4 〜GRAIN FX編~|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。

SONICWAREさんのアコーストロニック・シンセサイザー / グラニュラー・ エフェクターLIVEN Evokeのくりっぱーチャンネル連動ブログです♪

 

SONICWARE LIVEN Evoke その4 〜GRAIN FX編~  ブログ連動動画

 

 SONICWARE LIVEN TeXture Lab ソニックウェア 操作方法

その4 〜GRAIN FX編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

 

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今回はSONICWARE LIVEN EvokeのGRAIN FXの基本的な操作の解説です。

 

SONICWARE LIVEN Evoke グレインFXを使おう!

 

【GRAIN FX】とはセンドされた音をリアルタイムに小さな粒状(グレイン)に分解し、それらのグレインを様々なタイミングで発生させ、そのグレインごとに再生方向や
大きさ・ピッチなどを変化させることでサウンドを再構成するエフェクターです。

【GRAIN FX】[SIZE]

グレインのサイズを 10 ミリ秒〜1秒で設定できます

【GRAIN FX】[TIMMING]

グレインの発生周期を 1Hz ~250Hzで設定できます。0が最も発生周期が長く、右に回すと発生する周期が短くなっていきます。

【GRAIN FX】【shift】+[level]

グレインFX の音量レベルを調節できます。

 

SONICWARE LIVEN Evoke グレインのコントロールをしよう!

 

【func】+[10:GRAIN]

FDBK(Feedback):グレインのフィードバック量を調節できます。

DIR(Direction):グレインのスキャン方向と再生方向を順、逆、ランダムから選択します。

SHP(Shape):グレインのシェイプを調節できます。数値が大きいほど、グレインにフェードが強くかかります

BUF(Buffer size):グレインFX 全体のバッファサイズを変更できます。バッファサイズと現在のテンポによって[Timing]の周期が変化します。

 

SONICWARE LIVEN Evoke グレインのピッチをコントロールしよう!

 

【func】+[11:PITCH]

RANG(Range):グレインがピッチシフトする範囲を設定します。ALIGN がOFFの時は 50cent単位でピッチシフトするようになります。

ALLEN(Align):グレインをピッチシフトさせるスケールを選択します。(マニュアル54P)

 

SONICWARE LIVEN Evoke グレインをランダマイズしよう!

 

【func】+[12:RANDOM]

SPLY(Spray):バッファリードポジションに揺らぎを設定します。数値が大きいほど揺らぎの幅が広がります。

DIFF(Diffusion):グレインの発生位置を左右に拡げます。数値が大きいほどステレオ幅が広がります。0の時はセンターでグレインが発生します。

JITT(Jitter):グレインの発生間隔にゆらぎを設定します。

 

SONICWARE LIVEN Evoke グレインフィルターをコントロールしよう!

 

【func】+[13:FILTER]

FREQ(Frequency):グレインにかかるフィルターカットオフを調節します。

RATE(Rate):グレインにかかるフィルターのモジュレーション速度を調節します。

DEPT(Depth):グレインにかかるフィルターのモジュレーション量を調節します。

TYPE(Type):グレインにかかるフィルターのタイプ(LPF / HPF / BPF)を選択します

 

【func】+[14:→ REVERB]

Reverb send(GrainFX):バーブに送るグレイン FX の量を調節します。0に設定すると、グレインFXはセンドされません。

グレインFXをリバーブにセンドすることでシマーリバーブのような効果など様々な空間エフェクトを表現できます。

【func】+[15:RVB TYPE]

バーブのタイプを選択します。(マニュアル41P)

 

※リバーブを切らずにパターンをつなげたい場合はパターンに同じタイプのリバー
ブを設定し【func】+[SYSTEM]「R.RST」を選択してリバーブ・リセットをOFFに設定してください。

 

【shift】+[reverb]

バーブのレベルを調整します。

 

SONICWARE LIVEN Evoke GRAIN PATCHを使おう!

 

LIVEN Evokeはサウンドの設定とは別にグレインFXを簡単に使用できるように、パターンにロード可能な16個のグレイン FX パッチがあらかじめ用意されています。
これらのグレイン FX パッチにはユーザー自身の好みの設定を上書き可能なため、
よく使う設定をパッチに保存することでいつでも素早く設定を呼び戻すことができ
ます。

【func】+[GRAIN PATCH]

LOAD:[1]~[16]を押して使用したいパッチを選択して【OK】を押します。

SAVE:[1]~[16]を押して保存したいパッチを選択して【OK】を押します。

RET:[1]~[16]を押して工場出荷時に戻したいパッチを選択して【OK】を押します。

エフェクトを切らずにパターンをつなげたい場合は、パターンに同じパラメーター
設定のグレイン FX を設定して【func】+[SYSTEM]G.RSTを選択してグレイン・リセットをOFFに設定してください。

 

SONICWARE LIVEN Evoke 外部入力にグレインFXを使おう!

 

LIVEN EvokeはLINE INに入力して外部の音声にグレインFXをかけることが可能です。

【func】+[LINE IN]

→ GR:グレイン FX へのセンド量を設定します。

 


 

SONICWARE LIVEN Evoke その4 〜GRAIN FX編~  ブログ連動動画

 

SONICWARE LIVEN TeXture Lab ソニックウェア 操作方法

その4 〜GRAIN FX編~|初心者でもわかる 解説

 

 

SONICWARE LIVEN LIVEN Evoke その4 〜GRAIN FX編~ まとめ

 

LIVEN Evokeはシンセ部がシンプルな分、グラニュラー・エフェクトでキラキラしたサウンドを足したり、「異次元へのトリップ」を実現してくれるのが魅力です。音を細かく分解して再構築するこのエフェクトは、陶酔感たっぷりのサウンドスケープを生み出し、まるで別次元の音の世界に連れて行ってくれます。パッドやドローン、複雑なテクスチャーを作るのに最適ですし、リバーブにセンドしてシマー的な効果を得たりとイマジネーションを無限に刺激されますね!

LIVEN EvokeのサウンドメイクはAcoustronic Flux Oscillatorで基本的な波形でシンセサイズしてGRAIN FXでサウンドのキャラクターを作る感じですかねー。

 

個人的にはグラニュラー系が大好きで、LIVEN Texture Labも持っていて、プラグインもいくつか使っていますが、まだ自分らしい使い方を模索中です(笑)。

 

またLIVENシリーズはシーケンサーが素晴らしいのでvolcaシリーズやaira compaktシリーズなど他の音源を鳴らしつつ、グレインFXかけたりしても楽しそうですね!

 

エフェクトはリバーブのみなので、外部ディレイはほぼ必須になりそうです。ディレイを加えることで、さらに深いサウンドデザインができそうですね^^

 

4回に渡ってSONICWARE LIVEN Evoke掘下げてみました。

アコースティック楽器のエッセンスと電子音を融合したユニークなサウンドが特徴でランダマイズ、プロバビリティをコントロール可能な4トラック64ステップのシーケンサー、10種類のリバーブを備えたアンビエントやシネマティック、ポストクラシカルな音楽制作に特化したポータブルシンセです。

ワンフィンガコードモード、ノートホールド機能でアンビエント制作を直感的におこなうことが可能です。

「EvokeはAmbient ØとTexture Labのミックス」との声もあるそうですが、Ambient ØとTexture Labの機能を踏襲しつつシンプルで扱いやすくしたミュージックボックスといった感じですかね。Ambient ØとTexture Labにはあるサンプリング機能がないのでそこは目的によって変わってきますね。

あと外部ディレイはあった方が幸せになれます笑

そのうちTexture Labと一緒に鳴らしてみようかな^^

 

ではまた次回!
 

 

SONICWARE LIVENシリーズ くりっぱーチャンネル再生リスト

 

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SONICWARE LIVEN Evoke ソニックウェア イヴォーク 操作方法 その3 〜SOUND EDIT編~|初心者でもわかる 解説

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SONICWARE LIVEN Evoke その3 〜SOUND EDIT編~  ブログ連動動画

 

 SONICWARE LIVEN Evoke  ソニックウェア イヴォーク 操作方法

その3 〜SOUND EDIT編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

 

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今回はSONICWARE LIVEN Evokeサウンドエディットの基本的な操作の解説です。

 

SONICWARE LIVEN LIVEN Evoke サウンドエディット概要

 

LIVEN Evokeは4トラックそれぞれエディットして同時に鳴らすことが可能です。

エディットした各トラックのサウンドはパターンとともに保存します。

LIVEN EvokeにはEASYNORMの2 種類のインストゥルメント選択モードがあります。
出荷状態では複雑なパラメーター操作をすることなくを楽しめるよう、インストゥ
ルメントの変更時にOSCとLFO1のパラメーターが適切な値に連動するEASYモードに設定されています。
NORM モードではすべてのパラメーターの連動を切ることで、一般的なシンセサイザーのようにパラメーターを一つずつ確認しながらエディットが可能です。

 

【func】+【SYSTEM】を1回押して[INST]を選択してVALUEを回して設定を変更します。

EASY:インストゥルメント変更時に OSCとLFO1を連動させます。

NORM:インストゥルメント変更時にパラメーターが連動しません。

※NORM モードに設定している場合でも、attackとAttack Rate はインストゥルメント毎に切り替わります。

 

SONICWARE LIVEN LIVEN Evoke Acoustronic Flux Oscillator

 

LIVEN Evokeはアコースティック楽器のエッセンスをシンセサイズし、独特なアコーストロニック・サウンドを生み出す新しいシンセエンジン「Acoustronic Flux Oscillator」を採用しています。

Acoustronic Flux Oscillatorとはバックタイドモジュレーションを備えた34個のインストゥルメントと、それに対応するブレンド可能な waveの組み合わせによって構成された独自のシンセエンジンです。
34 個のインストゥルメントはアコースティック楽器の音響特性を再現しており、それぞれインストゥルメントによって多様なトランジェントの変化やバックタイドモジュレーションを味わえます。
対応するwaveはブレンド量を調整可能で専用のハーモニックモジュレーションとともにインストゥルメントに豊かな変化を加えます。
またインストゥルメントごとに設定されている wave の組み合わせは変更可能なので、ノブ一つでサウンドの彩りが大きく変わります。

インストゥルメントが持つ美しい音響変化と、個性的な wave の組み合わせでドローンストリングスやベルのようなディケイをしたピアノ、奇妙なビブラフォンなど音作りを簡単におこなえます。

 

バックタイドモジュレーションとはインストゥルメントのアタックステージを発音し
た後に満ち潮と引き潮を繰り返すようにインストゥルメントの波形を揺らし続けるモ
ジュレーションです。
[BACKTIDE]ノブでモジュレーションで揺らす範囲を設定し[SPEED]ノブでその速さを設定します。
モジュレーションの範囲に合わせてモジュレーション速度も相対的に変化するので、
有機的な音の再現やトレモロ、リバースするようなエフェクティブなサウンドも作る
ことができます。

 

[INST]

34のインストゥルメントの選択をします。(マニュアル33、34P)

※SYSTEMのINST設定でNORMモ ードに設定すると、Attack Rateとattackを除いた他のパラメーターを変えずにインストゥルメントのみ選択することができます。

[BLEND]

インストゥメントに混ぜる wave のブレンド量を調整します。0でインストゥルメントのみ発音し127でwave のみ発音するようになります。

[BACKTIDE]

バックタイドモジュレーションの範囲を調整します。0に設定するとバックタイドモジュレーションが止まります。 

[SPEED]

バックタイドモジュレーションの速さを調節します。0に設定することで、モジュレーションが止まります。

【shift】+[attack]

インストゥルメントのアタックステージの読み込みカーブを調整します。
+方向で素早く読み込んでから徐々にゆっくりになる上向きのカーブ、 - 方向でゆっくり読み込んでから徐々に素早くなる下向きのカーブを設定します。

【shift】+[wave]

インストゥルメントに対応する22のwaveを変更します。(リストはマニュアル48P)

インストゥルメントが変更されるとリセットされます。

※WN.LP と WN.HP を選択している場合、harmonicとpitchの動作が変化します。
※WN.LP と WN.HP が選択されている場合、voice mode が MONO/LGTでリリース中の同一ノートのアタックステージのリトリガーがされなくなります。

【shift】+[harmonic]

waveの周波数特性を調節します。「SYNC」に設定するとBACKTIDEモジュレーションに同期します。LFOアサインされている場合、LFO の動作に加算されます。waveがWN.LP またはWN.HP の場合、ノイズ調整用フィルターのカットオフの値を設定します。

【shift】+[pitch]

waveのピッチを半音単位で設定します。Valueノブでセント単位でも変更できます。
waveがWN.LPまたはWN.HPの場合、ノイズ調整用フィルターのレゾナンスの値を設定します。

 

SONICWARE LIVEN LIVEN Evoke フィルター

 

【func】+【1 FILTER TYPE】でフィルターのタイプを選択します。

OFF:フィルターオフ
LPF:高域をカットするローパスフィルター
HPF:低域をカットするハイパスフィルター
BPF:特定の帯域のみを通過させるバンドパスフィルター

 

【FILTER】[FILTER CUTOFF]

フィルターの周波数(音の明るさ)コントロールします。

[RESO]

周波数のピークを持ち上げてサウンドにクセをつけます。

※BPFでは 0.5 ~ 3.3オクターブの範囲で帯域が変化します。

 

SONICWARE LIVEN Evoke LFO

 

LIVEN Evokeは2基のLFOを搭載しています。

LFOとは「Low Frequency Oscillator」といって低い周波数のオシレーターで各パラメーターを周期的に変調する機能です。ピッチにかければビブラート、フィルターにかければオートワウ、アンプにかければトレモロといった効果を得ることが可能です。

 

LFO 1 RATE】

LFO 1の周期(周期)をコントロールします。

LFO 1 DEPTH】

LFO 1の変調の深さをコントロールします。

【shift】+【lfo 2 Rate】

LFO 2の周期(周期)をコントロールします。

【shift】+【lfo 2 depth】

LFO 2の変調の深さをコントロールします。

 

【func】+【2:SHAPE】

LFO 1の波形をVALUEで選択します。(マニュアル39P)

【func】+【3:ASSIGN】

LFO 1で変調するパラメーターVALUEで選択します。(マニュアル39P)

【func】+【4:SETTING】[TRIG]

モジュレーションのトリガー設定をVALUEで選択します。

OFF:リトリガーオフにします。

INF:リトリガーオンにします。

1~8:リトリガー後に設定したサイクル回数モジュレーションがかかります。

【func】+【4:SETTING】[DLY]

モジュレーションがかかり始めるまでの時間をVALUEで設定します。

【func】+【5:SHAPE】

LFO 2の波形をVALUEで選択します。(マニュアル39P)

【func】+【6:ASSIGN】

LFO 2で変調するパラメーターVALUEで選択します。(マニュアル39P)

 

SONICWARE LIVEN Evoke リバーブで残響をくわえよう!

 

【shift】+[→reverb]

バーブエフェクトへのセンド量を調節します。0でリバーブへセンドされません。

【func】+[LINE IN ]

LINE IN入力のリバーブへのセンド量も調節できます。

※リバーブへのセンド信号はプリフェーダーレベルです。LEVEL を 0 にしてもリバーブへのセンド信号は消えません。すべての音を消したい場合は LEVEL と shift + → reverb の両方を 0 に設定してください。

【shift】+[reverb]

バーブエフェクトの音量を調節します。

【func】+[15:RVB TYPE]

バーブのタイプを選択します。(マニュアル41P)

バーブを切らずにパターンをつなげたい場合はパターンに同じタイプのリバー
ブを設定し【func】+[SYSTEM]R.RSTを選択してリバーブ・リセットをOFFに設定してください。

 


 

SONICWARE LIVEN Evoke その3 〜SOUND EDIT編~  ブログ連動動画

 

SONICWARE LIVEN Evoke  ソニックウェア イヴォーク 操作方法

その3 〜SOUND EDIT編~|初心者でもわかる 解説

 

 

SONICWARE LIVEN LIVEN Evoke その3 〜サウンドエディット編~ まとめ

 

LIVEN Evokeの新開発「Acoustronic Flux Oscillator」アコースティック・シンセシス音源は、「リアルな楽器音」を再現するというより、アコースティック楽器の波形のエッセンスを抽出したような、シンセサイザーらしいサウンドが魅力ですね。34種類のアコースティック楽器のスライスと22種類のデジタル波形をブレンドし、Backtide Modulationやハーモニックで音を構築していくスタイルは、伝統的な楽器の再現ではなく、抽象的で現代的なシンセ音を生み出すアプローチ。シンプルな音源構造ながら、エディット次第でめっちゃ化けるポテンシャルを秘めている気がします!

このユニークな発想、SONICWAREさんらしいですよね^^

Evokeのサウンド特性上、アタック感の強い短い音よりも、ロングトーンや揺らぎのあるドローン、パッド系のサウンドがバッチリハマるなと感じました。タイ入力を使ったシーケンスで、Backtide Modulationをランダムに効かせると動的で有機的なアンビエントサウンドが作れて最高です!

 

ではまた次回!
 

 

SONICWARE LIVENシリーズ くりっぱーチャンネル再生リスト

 

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SONICWARE LIVEN Evoke ソニックウェア イヴォーク 操作方法 その2 〜シーケンサー編~|初心者でもわかる 解説

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SONICWARE LIVEN Evoke その2 〜シーケンサー編~  ブログ連動動画

 

SONICWARE LIVEN Evoke ソニックウェア イヴォーク 操作方法

その2 〜シーケンサー編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

 

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今回はSONICWARE LIVEN Evokeシーケンサーの基本的な操作の解説です。

 

SONICWARE LIVEN Evoke シーケンサー概要

 

LIVEN Evokeのステップシーケンサーは4つの各トラックに16ステップ × 4ページで最大64ステップのシーケンスの作成が可能です。

【PAGE】【1 / 3】【2 / 4】ボタンで4ページの切り替えをします。

シーケンサーは3つの入力方式があります。

・ステップレコーディング
シーケンサーを停止させた状態で【】を押して各ステップにノートを1音ずつ記録します。

・リアルタイムレコーディング
】【▷】を押してシーケンサーを再生させながら直接鍵盤キーを演奏しながらノートをステップに記録します。

・ダイレクトレコーディング
シーケンサーの再生中にRECボタンを押さずに『鍵盤+ステップキー』でステップ入力します。

・ステップページの切り替え

ステップ 1 ~ 16 の選択 : 1/3 キーを1回押します。【1/3】【2/4】

ステップ 17 ~ 32 の選択 : 2/4 キーを1回押します。【1/3】【2/4】

ステップ 33 ~ 48 の選択 : 1/3 キーを 2 回押します。【1/3】【2/4】

ステップ 49 ~ 64 の選択 : 2/4 キーを 2 回押します。【1/3】【2/4】

・再生中に【1/3】【2/4】を押すと表示中のページが固定されます。【OK】を押すと解除されます。

SONICWARE LIVEN LIVEN Evoke ステップ入力しよう!

 

まず【func】+【9 LENGTH】で1~64のステップの数(シーケンスの長さ)を設定します。

【shift】を押しながらVALUEを回すと2倍複製コピーします。

 

シーケンサーが停止している状態で【】を押して赤く点灯させます。

[1]~[16]の任意のステップを押してキーボードでキーを入力します。

 

CLRを押しながら[1]~[16]のステップのボタンを押すとステップを消去できます。

入力が終ったらを押してステップレコーディングを終了します。

ステップ17以降は【1 / 3】【2 / 4】のボタンを押すことでページを選択できます。

 

SONICWARE LIVEN LIVEN Evoke オートステップモードを設定しよう!

 

オートステップモードはステップレコーディング中入力するたびに次のステップへ自動で移動します。

【func】+【SYSTEM】を数回押してA.STPを選択してオートステップモードのON / OFF を切り替えます。

ステップを入力するたびにステップがひとつ先に進みます。

タイ入力でもオートステップモードは有効です。

 

SONICWARE LIVEN LIVEN Evoke タイ入力をしよう!

 

音符をつなげるタイ入力は【func】+【TIE】を押してキーを赤く点灯させてタイ付きノートの入力が有効にします。

音符を入力開始したい位置の[1]~[16]を押します。

 

キーボードを押しながら終了したい位置のステップを押します。

※17以降のページをまたぐ入力も可能です。

 

SONICWARE LIVEN LIVEN Evoke リアルタイム入力しよう!

 

リアルタイム入力もステップ入力と同様に【func】+【LENGTH PTN】でステップの数(シーケンスの長さ)を設定します。

【func】+【METRONOME】を押してメトロノームをオンにします。

【func】+【SETTING - METRONOME】を押してVOLを選択してVALUEメトロノームの音量を調節します。

【func】+【SETTING - METRONOME】を押してPR.CTを選択してVALUEでプリカウントを設定します。

 

【○】を押して赤く点灯させて【▷】を押してキーボードを演奏して記録します。

【func】+【TIE】を押してタイ付きノートの入力を有効にすればステップをまたぐ長音も入力できます。

 

SONICWARE LIVEN LIVEN Evoke ダイレクト入力しよう!

 

ダイレクトレコーディングでは【】を押さずに停止中、再生中どちらの状態でも直接ステップにノートを入力することができます。

再生中にリアルタイムにシーケンスを組んでいくという感じの演奏も可能です。

 

SONICWARE LIVEN LIVEN Evoke シーケンスの設定をしよう!

 

【func】+ PTN【8 NOTE】を押してステップの音符を設定します。

【func】+PTN【SETTING 】を押して[SWNG]を選択してVALUEでリズムを前後にずらしてノリを出すことが可能です。

【func】+PTN【7 SEQ】

GATE:【VALUEを回してシーケンスのゲートタイムの設定が可能です。

TRPS:VALUEを回して入力したキーを+-12音のトランスポーズが可能です。

RAND:【VALUEを回してランダムシーケンスのオンと音符の設定が可能です。

SWNG:【VALUEを回してリズムを前後にずらしてノリを出すことが可能です。

 

【OK】を押しながらステップキーを押してVALUEを回すとそのステップのプロバビリティ(発音確率)を25 ~100%の範囲で設定できます。

 

SONICWARE LIVEN LIVEN Evoke シーケンスエフェクトを使おう!

 

【func】+[rnd seq]でランダムシーケンスをオンにします。

シーケンスをランダマイズさせたいTRACK 1 ~ 4の【func】+PTN【7 SEQ】[RND.S]を選択してOFF /  1 / 2 / 4 / 8 / 16(ステップ)VALUEで選択します。[rnd seq]がオンでもこちらがOFFだとランダムステップは機能しません。

※ランダムのオン/ オフ設定はパターンに保存されます。

オフにするには再度【func】+[rnd seq]押します。

 

【DICE】のつまみをまわすとシーケンスのプロバビリティ(発音確率)を25%~100%の範囲でコントロール可能です。

ステップボタンを【DICE】押しながらまわすとステップごとの発音確率を設定可能です。

和音のステップの場合はボイスごとに確率がランダマイズされるのでバリエーションのあるシーケンス演奏が可能です。

 

SONICWARE LIVEN LIVEN Evoke パラメーターロックを使おう!

 

パラメーターロック機能はいわゆるモーションシーケンス的的な機能でノブの操作をステップに記録させることができる機能です。

 

・ダイレクト入力
[1]~[16] を押しながらノブを回して各ステップに直接入力する方法

・リアルタイム入力
再生中にリアルタイムにノブを操作しその動きを記録する方法

 

SONICWARE LIVEN LIVEN Evoke パターンを保存しよう!

 

パターンの保存は【func】+【PTN / save】を押して【OK】を押すと[DONE]と表示され保存されます。

保存先を変えたい場合、またはパターンをコピーしたい場合は【func】+【save】を押してOCTAVE < >】で保存先バンクを選択して(VALUEでも保存先の選択が可能です)[1]~[16]で保存先パターンを選択して【OK】を押すとDONEと表示され保存されます。

 

SONICWARE LIVEN Evoke シーケンスのクリア

 

CLR】+[1]~[16]を押すとそのステップのノート情報やパラメータロック情報がクリアされます。~

CLR】+【TRACK 1~4】

NOTE:選択トラックの全ステップに入っている全ノートがクリアされます。

P.LCK:選択トラックの全ステップに入っている全パラーメーターロックがクリアされます。

SND:選択トラックのシーケンスの音色だけ前回保存した状態に戻ります。

ALL:選択トラックの全ステップに入っているデータがクリアされます。

CLR】+【PTN】

パターンの初期化をします。

 


 

SONICWARE LIVEN Evoke その2 〜シーケンサー編~  ブログ連動動画

 

SONICWARE LIVEN Evoke ソニックウェア イヴォーク 操作方法

その2 〜シーケンサー編~|初心者でもわかる 解説

 

 

SONICWARE LIVEN LIVEN Evoke その2 〜シーケンサー編~ まとめ

 

シーケンサーの打ち込み方法は自体は他のLIVENシリーズと一緒です。

一部の機能のやり方やボタンの配置などは他のLIVENシリーズと若干操作が違いますが慣れれば問題ないと思います。

 

LIVEN Evokeもサウンドの特性上、短いサウンドより持続音系で使うことが多いと思うのでタイ入力は多用すると思います。

 

個人的にはリズムっぽいサウンドを出すときはシーケンサー、リアルタイムで持続音系のサウンドを鳴らす時はキーボードをホールドしてパラメーターいじっていくていう感じですかねー。

 

LIVENシリーズ(XFM、Mega Synthesis、Texture Lab、Bass & Beats、Evoke)、LoFi-12 XT、CydrumsなどSONICWAREさんのマシンをいろいろ使ってきてやはりのシーケンサーの幅広いランダマイズや確率の設定などが出来るので気に入っています。

本体のサウンドはもちろん、MIDIでつないで他のシンセを鳴らすというのも楽しいですしLIVEN Evokeは4トラック使えるので他のシンセを鳴らしたりとハイブリッドなシーケンスも可能ですね^^

 

ではまた次回!
 

 

SONICWARE LIVENシリーズ くりっぱーチャンネル再生リスト

 

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SONICWARE LIVEN Evoke ソニックウェア イヴォーク 操作方法 その1 〜基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

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SONICWARE LIVEN Evoke その1 〜基礎操作編~  ブログ連動動画

 

SONICWARE LIVEN Evoke ソニックウェア イヴォーク 操作方法

その1 〜基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

 

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今回はSONICWARE LIVEN Evokeの基本的な操作の解説です。

 

SONICWARE LIVEN Evokeとは?

 

SONICWARE LIVEN Evoke(イヴォーク)はアコースティックシンセサイズとグラニュラー・エフェクトを組み合わせた4トラックのオールインワンミュージックボックスです。

SONICWARE LIVEN Evoke おもな特長

■ ノスタルジーを誘うアンビエント・ミュージック・ボックス
シネマティック・アンビエントからポスト・クラシカルまで、ドラムレスな4楽器編成が織り成すノスタルジック・アンサンブル

■ 新しいシンセエンジン Acoustronic Flux Oscillator
アコースティック楽器のエッセンスをシンセサイズし、独特なアコーストロニック・サウンドを生み出す新しいシンセエンジン

■ Grain FX:音楽的なグラニュラー・エフェクト
フレーズを極小グレインに分解し、音楽的なグリッチやテクスチャーへと変換・再構築

■ 濃密で奥行きのある多彩な空間リバーブ
ベールに包まれたような空間「MIRAGE」をはじめとする多彩な10種類のリバーブ

■ オールインワン 4トラック・シーケンサー
演奏の録音と音色の変化が記録できる LIVENシリーズ伝統の4トラック・シーケンサー

 

SONICWARE LIVEN Evoke 概要

 

LIVEN Evokeは最大同時発音数11ボイス4トラック、最大64ステップのシーケンスを作成可能です。

LIVEN Evokeは他のLIVENシリーズと同様に電池駆動可能で内蔵スピーカーを搭載しているのどこでもサウンドを鳴らすことが可能です。

内蔵スピーカーは【func】+一番右のスピーカーアイコンのボタンを押すとオン / オフの設定が可能です。

 

LIVENシリーズはマシンライブに特化したマシンでもあるのでさまざまな機器と接続して同期することが可能です。

SYNC IN / OUT:LIVENシリーズやKORG volcaシリーズを接続可能です。

MIDI IN / OUT:さまざまなMIDI機器と接続可能です。

LINE IN / OUT:オーディオの入力やELZシリーズ、Teenage EnginaringのPOシリーズと同期が可能です。

 

LIVEN Evoke

・16のコントロールノブ

・27のキーボード

・16のステップボタン

・【func】【shift】ボタン

を使ってコントロールします。

【shift】を押しながら各つまみを回すと小文字のパラメーターをコントロールします。

【func】を押しながら【shift】を押すと【shift】をホールドします。

 

【TRACK】で各トラックの選択をします。

【func】を押しながらトラック[1]~[4]を押すと各トラックミュートします。

OCTAVE <>】

オクターヴの設定をします。

[LEVEL]

各トラックの音量レベルをコントロールします。

【shift】+[pan]

各トラックの左右定位をコントロールします。

【PTN】

[1]~[16]のボタンでパターンを選択します。

【OK】(HOLD)

各パラメーターの決定と【OK】を押しながらキーボードを押すとノートを持続するHOLD機能が可能です。

CLR

各種クリアするときに使います。

【HOLD】(OK)

【OK】+鍵盤キーでノートがホールドされます。

もう一度同じ鍵盤を弾くかCLR】+【OK】を押すと解除されます。

シーケンスの再生 / 停止をします。

【○】

シーケンスやサンプルの録音をします。

【func】+[rnd seq]

ランダムシーケンスをオンにします。

 

【func】+【latch】でつまみ操作時にラッチ処理をするか設定します。

Jump:ノブを操作したときに直ちにパラメーターが反映されます

Latch:ノブの位置がパラメーター値に来るまではパラメーターが変化せずノブがパラメーター値に来た後は追従します。

※つまみの挙動がおかしいときはこの設定をチェックしてみてください。

 

SONICWARE LIVEN Evoke パターンを再生しよう!

 

パターンの再生は【PTN】を押してステップ[1]~ [16]のボタンでパターンを選択してで再生 / 停止します。

パターン再生中に他のパターンを選択すると次のパターンが「予約」されて現在再生中のパターンの再生が終ると予約したパターンに切り替わります。

パターン17以降は[<] [>]のボタンを使ってバンクを切り替えます。

LIVEN Evokeは16パターン ×  最大8バンク合計128のパターンを使用可能です。

【PTN】を押して【OK】を押すとリロードされるのでライブの時など元のサウンドに戻したいときに使用します。

 

パターンのチェイン再生は【PTN】2回押してオレンジに点灯させます。

[1]~[16]のボタンでチェイン再生させたい順番でパターンを選択してで再生します。

※再度押すと解除されます。

チェイン再生を抜けるには【PTN】を押します。

 

BPMモードは2種類あり【func】キーを押しながらBPMキーを押して、PTN/GLBLを選択します。

〔PATTERN(PTN 表示)〕

パターンで設定されたBPMが使用されます。

〔GLOBAL(GLBL 表示)〕

グローバルBPMが使用されます。

 

SONICWARE LIVEN Evoke ボイスモードを設定しよう!

 

【func】+[<]でボイスモードの設定になります。

POLY(Polyphonic):ポリフォニック出力モード

MONO(Mono):リトリガーありの1ボイス出力のモード

LGT(Legato):リトリガー無しの1ボイス出力のモード

ARPArpeggiator):押さえている鍵盤を1音ずつ発音するモード

 

SONICWARE LIVEN LIVEN Evoke コードモードを使おう!

 

LIVEN Evokeはキーボードを押すだけで簡単にコードを演奏できる機能が搭載されています。
和音の発音する構成音を変化させることができ、パターンへの素早いコード入力やホールド機能を使ったドローン演奏に役立ちます。

 

【CHORD】を押してコードモードに入ります。

【func】+【CHORD】

コードセットのスタイルを変更することで様々なボイシングやテンションのコードを演奏することができます。

【func】+【<】

[voice mode]を1回押してVALUE でコードセットのトランスポーズを変更します。

【func】+【>】

[voice adj]を1回押してVALUE でコードセットのトランスポーズを変更します。

C.123:全ての構成音が発音します。

C.13:2 番目の構成音を抜いて発音します。

C.23:1番目の構成音を抜いて発音します。

C.12[]:3 番目の構成音を抜いて発音します。

A.UP:アルペジオの UP で発音します。

A.DN:アルペジオの DOWN で発音します。

A.UAD:アルペジオの UP&DOWN で発音します。

A.UP.T:3 拍子アルペジオの UP で発音します。

A.DN.T:3 拍子アルペジオの DOWN で発音します。

A.UD:アルペジオの UP DOWN で発音します。

A.UP+:アルペジオの UP +1で発音します。

A.DN-:アルペジオの DOWN-1で発音します。

 

SONICWARE LIVEN Evoke  各種設定をしよう!

 

LIVEN Evokeは他のLIVENシリーズと同様に【func】を押しながら鍵盤キーを押して各種設定が可能です。

【func】+[GRAIN PATCH]

グレイン FX を簡単に使用できるように、パターンにロード可能な 16 個のグレイン FX パッチがあらかじめ用意されています。
これらのグレイン FX パッチにはユーザー自身の好みの設定を上書き可能なため、よく使う設定をパッチに保存することでいつでも素早く設定を呼び戻すことができ
ます。

【func】+[SAVE]

[1]~[16]のスロットにグレインFXパッチを保存します 。

【func】+[DATA]

PT.RN:パターンをリネームします 。

PT.EX:MIDI データの受信側を待機状態にして【OK】を押します。

1つのパターンをインポートするには 通常モードにし送信側でデータの送信を開始します。受信したパターンは自動で保存されません。必要に応じてパターンを保存してください。

【func】+PTN[COPY]

ステップレコーディング中に[1] 〜 [16] のステップをコピーします。

【func】+PTN[PASTE]

コピーしたステップを[1] 〜 [16] のステップに貼り付けします。

【func】+[BPM

BPM モードを設定します。

PTN:パターンBPMモード 

GLBL:グローバルBPMモード 

【func】+[METRONOME]

メトロノームのオン/ オフを切替します。

【func】+[SETTING]

VOL:メトロノームの音量を設定します。

PR.CT:メトロノームのプリカウントを設定します。

【func】+[CLOCK]

SRC:クロックソースを設定します。

INT(デフォルト):LIVEN Evokeを単体で使う、もしくは同期のマスターにする場合はに設定します。

MIDIMIDI INに接続した外部MIDI機器に同期します。

SYNC:SYNC INに接続した外部SYNC機器に同期します。

LINE:LINE INに接続した外部ELZ_1、POシリーズに同期します。

くりっぱーもたまにやらかしますが笑この手のマシンで「単体でシーケンスが再生しない!」っていうときはここがクロックの設定がINT以外になってるってパターンが多いです(^^;

A.OUT:Audio Sync 出力にはヘッドホン端子を使用するためA.OUTをONにしてください。

S.I.PO:SYNC IN の極性を設定します。

S.O.PO:SYNC OUTの極性を設定します。

【func】+[MIDI CH]

T1~4.CH:各トラックのMIDI CH を押し、MIDI チャンネルを設定します。 

PT.CH:パターン用パラメーターの MIDI チャンネルを設定します。

AT.CH:選択したトラックにアクセスするための MIDI チャンネルを設定します(オートチャンネル)。

O.CH:鍵盤を弾いたときに出力される MIDI チャンネルを設定します。

TX.CC: コントロールチェンジの送信を ON/OFFします。

TX.CK:MIDI クロックの出力を ON/OFFします。

【func】+[MIDI

M.OUT:MIDI OUT / THRUを設定します。

M.CMD:MIDI コマンドの送受信の設定します。

TX.AS:アクティブセンシングの送信の ON/OFFを設定します。

RX.AS:アクティブセンシングの受信の ON/OFFを設定します。

PC.CH:プログラムチェンジの送受信チャンネルの設定します。

TX.PC:プログラムチェンジの送信を ON/OFFします。

RX.PC:プログラムチェンジの受信を ON/OFFします。

【func】+DATA[PTN]

P.N.EDPattern Name EDit)パターンの名前を変更します。

【func】+[SYSTEM]

CN.LP:LOOPを選択するとパターンのチェイン再生がループします。

A.STP:ステップレコーディング時に自動でステップを移動するオートステップモードを有効にします。

【func】+[LINE IN]

GAIN:入力ゲインの変更をします。

MONO:モノラル / ステレオを設定します。

→ RV:バーブへのセンド量を設定します。

→ GR:グレイン FX へのセンド量を設定します。

【func】+[SYSTEM]

A.STP:ONにするとステップレコーディング時に自動でステップを移動します(オートステップモード)

【func】+[SPEKER]

内蔵スピーカーのオン / オフをします。

 

SONICWARE LIVEN Evoke サウンドをコントロールをしよう!

 

LIVEN Evokeは上部のつまみでオシレーター、フィルター、LFOなどのサウンドのコントロールをおこないます。

サウンドエディットについてはあとで掘下げようと思います。

 

SONICWARE LIVEN Evoke 各機能を使おう!

 

LIVEN Evokeは【func】を押しながらステップの[1]~[16]ボタンでさまざまな機能を使うことが可能です。

【func】+[1:FLTR TYPE]

OFF:フィルターオフ
LPF:高域をカットするローパスフィルター
HPF:低域をカットするハイパスフィルター
BPF:特定の帯域のみを通過させるバンドパスフィルター

-LFO 1-【func】+[2:SHAPE]

モジュレーションに使用するLFOの波形をVALUEで選択します。

-LFO 1-【func】+[3:ASSIGN]

モジュレーションをかけるパラメーターをVALUEで選択します。

-LFO 1-【func】+[4:SETTING]

モジュレーションのトリガー設定を VALUEで設定します。

OFF:リトリガーオフ

INF:リトリガーオン

1~8:リトリガー後に設定したサイクル回数モジュレーションがかかります。

DLY:モジュレーションがかかり始めるまでの時間を VALUEで設定します。

-LFO 2-【func】+[5:SHAPE]

モジュレーションに使用するLFOの波形をVALUEで選択します。

-LFO 2-【func】+[6:ASSIGN]

モジュレーションをかけるパラメーターをVALUEで選択します。

【func】+[7:SEQ]

GATE:1ステップあたりのゲートの長さを変更します。

TRSP:-12 ~ +12の半音単位でシーケンスをトランスポーズします。

SWIGリズムの揺れ(スウィング)を設定します。

RND:OFF, 1, 2, 4, 8, 16のステップ単位でランダマイズの設定をします。

※OFFにするとランダム再生が ON になっていてもランダマイズされません。

【func】+[8:NOTE]

シーケンスの音符を設定します。

【func】+[9:LENGTH]

シーケンスの長さ(1~64ステップの数)を設定します。

-GRAIN FX-【func】+[10:GRAIN]

グレインの設定を変更します。

-GRAIN FX-【func】+[11:PITCH]

グレイン FX のピッチシフト範囲を調整します。

-GRAIN FX-【func】+[12:RANDOM]

グレインの発生タイミングをランダマイズします。

-GRAIN FX-【func】+[13:FILTER]

グレインフィルターのカットオフ / モジュレーションを調整します。

-GRAIN FX-【func】+[14:→REVERB]

グレイン FX をリバーブにセンドします。

【func】+[15:RVB TYPE]

バーブタイプを変更します。

【func】+[16:PTN LVL]

パターン全体のレベルを調整します。

 


 

SONICWARE LIVEN Evoke その1 〜基礎操作編~  ブログ連動動画

 

SONICWARE LIVEN Evoke ソニックウェア イヴォーク 操作方法

その1 〜基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

 

 

SONICWARE LIVEN Evoke その1 〜基礎操作編~ まとめ

 

昨年、話題を呼んだLIVEN Ambient Øに続き、SONICWAREさんから新たに登場したアンビエント・ミュージック・ボックス「LIVEN Evoke」

「Evoke(呼び起こす)」と名付けられたLIVENシリーズの新たなフラッグシップは、アンビエントミュージック愛好家、マシンライブパフォーマー電子音楽クリエイターの心をガッチリ掴む一台です! 新開発の「Acoustronic Flux Oscillator」が生み出す抽象的で進化するサウンドと、グラニュラーエフェクトによるトリッピーなテクスチャーが、アンビエントの可能性を無限に広げます。64ステップの4トラックシーケンサーやランダマイズ機能も搭載し、ライブでもスタジオでも創造性を刺激。シンプルながらエディット次第で化けるこのマシン、SONICWAREさんらしい革新性に溢れています。

LIVENシリーズといえば、これまで当ブログや「くりっぱーチャンネル」で取り上げてきたXFM、MEGASYNTHESIS、Texture Lab、Bass&Beatsなど個性的で革新的なシンセサイザーやグルーヴボックスが揃っています。

SONICWAREさんはその独自の視点と技術力で、毎回「他とは一線を画す」コンセプトのプロダクトを世に送り出してきましたがLIVEN Evokeもその例外ではありません。演奏性においても、LIVEN Evokeは際立っています。ホールド機能は音を保持しながら新たなレイヤーを重ねる際に非常に便利でライブパフォーマンスや即興演奏での表現力を高めてくれます。また、コードモードは直感的なコード進行の入力が可能で、音楽理論に詳しくないユーザーでも簡単に美しいハーモニーを構築できます。この高い演奏性は、初心者からプロまで幅広いユーザーが楽しめると思います。

 

LIVEN Ambient Øと同様にLIVEN Evokeもアンビエント寄りのマシンなのでシーケンスのスタッター機能は搭載されてないみたいですね。まー他のLIVENやLoFi-12XTとかで鳴らせば可能ではあるのでとくに問題ではないです笑

 

そんなわけでこれからSONICWARE LIVEN Evoke掘り下げていこうと思います!

 

ではまた次回!
 

 
SONICWARE LIVEN Evoke くりっぱーチャンネル再生リスト

 

 

SONICWARE LIVENシリーズ くりっぱーチャンネル再生リスト

 

SONICWARE LIVENシリーズ くりっぱーチャンネル再生リスト

 

 

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SONICWARE Lofi-12 XTをメインにしたマシンライブ名義のライブ動画です。

LowRezo Acid Crew再生リスト

 

 

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KURIPPER MACHINE MUSIQ】再生リスト

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f:id:Marronfieldsproduction:20210224043540j:plain

 

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BEHRINGER JT-4000M MICRO ベリンガー操作方法 その1 ~基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。

BEHRINGERさんのベクトルシンセサイザーJT-4000M MICROの動画連動ブログです。

 

BEHRINGER JT-4000M MICRO その1 ~基礎操作編~ ブログ連動動画

 

BEHRINGER JT-4000M MICRO ベリンガー操作方法 

その1 ~基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

 

www.electori-br.jp

 


 

今回はBEHRINGER JT-4000M MICROの基礎操作的についての解説です。

 

BEHRINGER JT-4000M MICROとは?
 
JT-4000M MICROは、超ポータブルな4ボイス・ハイブリッド・シンセサイザーです。各ボイスに2つのマルチモード・アナログ・モデリングオシレーターを搭載し、ノイズ、ノコギリ波、矩形波、スーパーソー波形2オペレータFMエンジンなどを含む6つの波形オプションを提供します。
 

ローランドの名機「JP-8000」(1996年)のサウンドエンジンを再現し、現代のEDMやトランステクノでは定番のスーパーソー波形を特徴としています。アナログフィルターにより温かみのある自然なサウンドを実現し、32のプリセットサウンドが搭載されています。
 
2022年に発売されたJT-4000 MICROの後継モデルで、2024年にMIDI IN端子(TRS MIDI)を追加したアップデート版としてリリースされました。これにより、ライブパフォーマンスやスタジオでの他のシンセサイザーとの統合が容易になりました。コンパクトな手のひらサイズで、価格は約49ドル(国内では1万程度)と手頃です。
 
 

BEHRINGER JT-4000M MICRO 特長

・ボイスごとに2つのアナログモデリングオシレーターを搭載したプログラマブル4ボイスハイブリッドシンセサイザー
・温かみのあるアナログサウンドを提供するアナログフィルター
・"JP-8000*"シンセサイザーのSuperSaw波形を再現したモデリングを搭載
・表現の幅を広げる2オペレーターのFMエンジンを搭載
・クラシックなサウンドを再現する12bit DAC
・優れた演奏性の16タッチセンシティブキーボード
・SYNTHTRIBEアプリケーション上でも管理可能な32のメモリプリセット
・3パターンから選択可能なホールド機能搭載のアルペジエーター
・VCFおよびVCA用のそれぞれ独立したエンベロープ
・FilterおよびOscillator用に備わった2つのLFO
・シンプルな6ボタンコントロールと視認性の高いOLEDディスプレイ
・モバイルバッテリーやコンピュータから給電可能なUSB Type-Cポート
・3.5mm TRS MIDIコネクタを搭載(3.5mm-DIN変換ケーブル付属)
・全てのパラメーターを外部からコントロール、および呼び出し可能なMIDI機能

BEHRINGER JT-4000M MICROはコンピューターとの通信 / 電源供給をUSB-Cでおこないます。
MIDI変換ケーブルは同梱していますがUSB-Cケーブルは本体に付属していないので事前に用意しておきましょう。

 

 【OSC-X】

シンセサイザーの発音の基本となる2つのオシレーター波形をエディットします。

※SUPERSAW選択時は1つのみです。

LFO-X】

LFO波形でフィルターやピッチを変調します。

【FILTER】
FILTER(VCF-Voltage Controlled Filter)にアクセスしてサウンドの明るさを調節します。
【AMP】
AMP(VCA-Voltage Controlled Amplifer)にアクセスしてサウンドの明るさを調節します。

ARP

押さえたノートをさまざまな順番で鳴らすアルペジエーター機能にアクセスします。

【SETTINGS】
JT-4000M MICROの各設定をします。
 
 

【OSC-X】
オシレーターにアクセスします。

[OSC1 A:Wave]

(波形 - Off,triangle, square, PWM, saw,supersaw, FM, noise/オフ、三角波、スクエア波、パルス幅変調、ノコギリ波、スーパーノコギリ波、FM、ノイズ)からオシレーター波形を選択します。

※supersaw選択時はオシレーターはOSC1のみになります。

[OSC1 B:DETU / PWM / FM]

スーパーノコギリ波選択時にデチューン、FDBK(FM 選択時にフィードバック)PWM選択時にパルス幅を調節します。
OSC1 B: -------
[OSC1 A:Coarse]

OSC1のピッチを調整します。

[OSC1 B:Fine]

OSC1のピッチを微調整します

[OSC2 A: Wave]

(Off, triangle,square, PWM, saw, noise/オフ、三角波、スクエア波、パルス幅変調、ノコギリ波、ノイズ)
OSC2 B: -------
[OSC2 A: PWM(PWM 選択時にパルス幅調節)
OSC2 B: -------

[OSC B:BAL]
SUPSAW以外の2つのオシレーターを使用する時の各オシレーターの音量バランスを調整します
[OSC2 A: Coarse

OSC2のピッチを微調整します
[OSC2 B:Fine]

OSC2のピッチを微調整します

[PORTA A:Amount(量)]

ポルタメント値(ピッチの変化の遅れ)を調節します。

[PORTA B:Mode]

ポルタメントまたはグリッサンドを選択します。

[RING A:Amount]

2 つのオシレーター間のリングモジュレーション量を調節します。
[RING B:Switch]

リングモジュレーションのオン/オフ切替をします。

[PROG NAME EDIT]

プログラム名編集、エンコーダー(5)を回して文字をスクロールし、ENTER で選択して、次へ移動します。

※FMオシレーターのアレンジメント
オペレーター 1( OSC1 )がキャリア、オペレーター2 ( OSC2 )が 0 〜 99% で調節可能なフィードバックを備えたモジュレーターになります。

 

BEHRINGER JT-4000M MICRO LFO
 

LFO-X】
LFOとは「Low Frequency Oscillator」の略で低い周波数のオシレーターで任意のパラメーターを変調する機能です。ピッチにかければビブラート、フィルターにかければオートワウといった効果が得られます。
[LFO1 A:Wave]
三角波、スクエア波、ノコギリ波からLFO波形を選択します。
[LFO1 B:Destination
 VCF、OSC、PWM、Detuneから変調するパラメーターを選択します。
[LFO1 A:Speed]
LFO波形の周期(スピードを調節します。)
[LFO1 B:Amount]
LFOの変調の量を調節します。
[LFO2 A:Wave]
三角波、スクエア波、ノコギリ波からLFO波形を選択します。
[LFO2 B:Destination
 VCF、OSC、PWM、Detuneから変調するパラメーターを選択します。
[LFO2 A:Speed]
LFO波形の周期(スピードを調節します。)
[LFO2 B:Amount]
LFOの変調の量を調節します。

…フィルターとピッチしか変調できない!?(^▽^;

 

BEHRINGER JT-4000M MICRO フィルター(明るさ)をコントロールしよう!
 

【FILTER】
FILTER(VCF-Voltage Controlled Filter)にアクセスしてサウンドの明るさを調節します。
[VCF A:Attack(アタック)]
VCFエンベロープジェネレーターのアタックタイムを0 〜 99 の間で調節します)
[VCF B:Decay(ディケイ]
VCF エンベロープジェネレーターの減衰タイムを0 〜 99 の間で調節します
[VCF A:Sustain(サステイン)]
VCF エンベロープジェネレーターのサステインレベルを 0 〜 99 の間で調節します
[VCF B:Release(リリース)]
VCF エンベロープジェネレーターのリリースタイムを 0 〜 99 の間で調節し
ます)
[VCF A:Amount(量]
VCFのエンベロープ変調の量を0〜99の間で調節します。

 

BEHRINGER JT-4000M MICRO アンプ(音量)をコントロールしよう!
 

【AMP】
AMP(VCA-Voltage Controlled Amplifer)にアクセスしてサウンドの音量を調節します。
[VCA A:Attack(アタック)]
VCAエンベロープジェネレーターのアタックタイムを0 〜 99 の間で調節します。
[VCA B:Decay(ディケイ]
VCAエンベロープジェネレーターの減衰タイムを0 〜 99 の間で調節します。
[VCA A: Sustain(サステイン)]
VCAエンベロープジェネレーターのサステインレベルを 0 〜 99 の間で調節します。
[VCA B:Release(リリース)]
VCAエンベロープジェネレーターのリリースタイムを 0 〜 99 の間で調節します。
[VCA A:Amount(量]
VCAのEG 変調の量を0 〜 99の間で調節します。

 

BEHRINGER JT-4000M MICRO アルペジエーターを使おう!
 

ARP

押さえたノートをさまざまな順番で鳴らすアルペジエーター機能です。JT-4000M MICROはUP、DOWN、UP&DOWNで鳴らすことが可能です。

ARP A:Motif]

UP、DOWN、UP&DOWNからアルペジエーターのパターンを選択します。

ARP B:BPM

アルペジエーターのスピードを 20 bpm〜 240 bpm の間で調節します。

ARP A:Scale]

アルペジエーターのスケール(音符)を選択します。

ARP B:Swing]

アルペジエーターのスイング(前後の揺れ)量を 50% 〜 75%の間で調節します。

ARP A:Source]

アルペジエーターのクロックソースを選択します。

 

BEHRINGER JT-4000M MICRO 各種設定をしよう!
 

【SETTINGS】
JT-4000M MICROの各設定をします。
 [KEY A: OCT]
内蔵キーボードのオクターブを設定)
 [KEY B: HOLD]
ノートまたはアルペジオをホールドします。

[CHO A:ENABLE]
 コードモードをオンオフします。
[CHO B:SET]
  Octave / 4th / 5th / Major / Minor / EDM1 / EDM2 /Jazzからコードセット選択します。
 [VCF A:TRIGGER]
フィルターエ ン ベロ ープ の 再トリガーのオン/オフを切り替えます。
 [MID A:TXCH]
MIDI送信チャンネ ルを選択します。外部コントロール用にOFFに設定可能も可能です。[MID B:RXCH]
MIDI 受信チャンネルを選択します。

[MID A:VEL]

MIDI ベロシティのオン/オフを切り替えます

 [PROG BULK SYX SEND]

すべてのプログラムのSysExデータを送信します。

[PROG SING SYX SEND]

現在のプログラムのみのSysExデータを送信します。

 [SYSEX RECEIVE] 

SysExデータの受信を有効にします。

[FACTORY RESET]

すべてのパラメータを工 場出 荷時のデフォルトに戻し現 在 のファームウェアバージョンを表示します。ENTERボタン (5) を押してリセットを開 始 します。

プログラムの保存方法

編集したプログラムを保存するには、メニューから抜けてメイン画面に戻ります。アクティブなメニューボタを押し、その後「決定(Enter)」ボタンを押して新しい名前でプログラムを保存します。保存が完了すると、アスタリスク(*)が消えます。

 


 

BEHRINGER JT-4000M MICRO その1 ~基礎操作編~ ブログ連動動画

 

BEHRINGER JT-4000M MICRO ベリンガー操作方法 

その1 ~基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

 

 

BEHRINGER JT-4000M MICRO その1 ~基礎操作編~ まとめ
 

JT-4000 Microが発売されたときはMIDIが付いてなくてあまり興味なかったんですが (^^;今回MIDIが実装されたので安いし、購入してみました!
実は注文した日レコーディングだったのですが現場においてあって「使いたいなら使っても良いよ」って言ってくれたのでそのままレコーディングに使いました笑
操作もシンプルなのでマニュアル見なくても操作できました ^^

 

JT-4000M MICROはJP-8000の代名詞のスーパーソーはありますがフィードバックオシレーターがなかったり完全再現というわけではありませんが、FMオシレーターやコード機能が付いてたり独自の機能もあります。

 

FMオシレーターは、金属的で鋭いテクスチャーや複雑なハーモニーを加えるのに最適でスーパーソーだけに頼らない幅広い音作りが可能です。また、コード機能は単音の鍵盤操作で和音を鳴らせるため、ライブパフォーマンスや即興での演奏にも重宝します。

 

JT-4000M MICROから単体でMIDIの接続も可能になったのでシーケンサーエフェクターがあればかなり遊べるシンセサイザーなんじゃないかと思います。

 

サウンドと機能は値段考えたら素晴らしいのですが正直、コントロールのつまみが2つだけってのはちょっと物足りないかな(^^;

個人的には同じBEHRINGERさんのPro VS MINIの筐体がめっちゃ気に入ってるのであのサイズ感でMICROじゃなくて「JT-4000M」として出てたら最高だったかも!と思います。

つまみの感度や質感も、価格相応でちょっとチープな印象も否めないですが圧倒的なコスパサウンドハウスさんで¥9,980(2025年7月現在))考えたらすべて許せます笑

JP-8000の再現というよりは手のひらサイズの超コンパクトなスーパーソーが使える本格的なアナログモデリングシンセ楽しんで使おうと思います^^

 

ではまた次回! 
 

 

 

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KURIPPER MACHINE MUSIQ】再生リスト

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XFER RECORDS SERUM 2 セラム 操作方法 その9 ~Wavetable Editor編~|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。

アドバンスド・ハイブリッド・シンセサイザーXFER RECORDS  SERUM 2の動画連動ブログです。

 

XFER RECORDS  SERUM 2 その9 ~Wavetable Editor編~ ブログ連動動画

 

 XFER RECORDS  SERUM 2 セラム 操作方法 

その9 ~Wavetable Editor編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

 

www.xferrecords.com

 


 

今回はXFER RECORDS  SERUM 2Wavetable Editorの基本的な操作についての解説です。

 

XFER RECORDS  SERUM 2  Wavetable Editorを使おう!

 

Wavetable Editorではウェーブテーブルの各フレーム(サブテーブル)を編集したり、新しいウェーブテーブルを作成が可能です。

OSC A、OSC B、OSC Cのパネルにある鉛筆ボタンをクリックすると、ウェーブテーブルエディターが表示されます。

 

初期パッチのオシレーターの「Default Shapes」は9個の波形でひとつのウェーブテーブルオシレーターになっています。

 

XFER RECORDS  SERUM 2 波形を描こう!

 

ウェーブテーブルエディターの下部にサムネイルが表示され、ウェーブテーブルを構成するサブテーブルの概要を簡単に確認、選択、並べ替えできます。

クリック:特定のフレーム(サブテーブル)を選択して表示・編集します。

クリック+ドラッグ:フレームを新しい位置に移動。ドラッグ中に黄色の縦線カーソルが表示され、移動先を示します。

Shift+クリック:複数のフレームを選択します。これにより、選択した範囲に対して「削除」や「全て削除(選択範囲を除く)」などの操作が可能です。

 

描画ツールの使用
ウェーブテーブルエディターには、メイン表示エリアで波形を描くためのツールバーが用意されています。各ツールは、右下で設定したグリッドサイズに応じて動作します。

ツールの種類

Flat Line:デフォルトのツール。グリッドステップ内で平坦な線を描きます。

Sine:サイン波を描きます。グリッドサイズに基づく純粋な高調波を追加するのに便利。例: グリッドサイズが4の場合、基本周波数の2オクターブ上のオーバートーンを追加。

Slope Up:上向きの斜線を描きます。波形に「バズ」感を与える小さなノコギリ波の作成に役立つ。

Slope Down:下向きの斜線を描きます。Slope Upと同様の用途。

Curve Up:1/4サイン波を描きます。

Curve Down:1/4サイン波を描きます。

Half Sine (Peak):ハーフサイン波(ピーク)を描きます。

Half Sine (Valley):ハーフサイン波(谷)を描きます。

Interpolate Linear:エンドポイントを直線で結び、波形を滑らかにします(ローパスフィルター効果)。

Interpolate Curved:より滑らかな遷移でエンドポイントを結びます(高調波が少なく、より滑らか)。

Nudge:波形の一部を上下に移動。強くドラッグするとクリッピング(平坦化)が発生します。

Noise:波形にノイズを追加。上下にドラッグでノイズ量を調整します。

Mirror:中心から対称に波形を描き、シンメトリックなウェーブテーブルを作成します。

 

XFER RECORDS  SERUM 2 フレーム処理

 

【PCOCESS】では波形にさまざまな処理をすることが可能です。

SINGLE処理では選択中の波形を処理します。

Normalize:波形を最大振幅に調整します。

Remove DC Offset:DCオフセット(波形の上下バイアス)を除去します。

Flip Vertical (Polarity Invert):極性反転します(位相反転と呼ばれることも)。

Flip Horizontal (Reverse):波形を反転します(短いループ波形では効果が少ない)。

Shift Horizontal to Zero Crossing:波形の端をゼロ交差に調整します。

Init (Silence):現在のテーブルを無音にします。

Fade Edges (Grid Size):グリッドサイズに基づき、左右端をフェードイン/アウトします。

X-Fade Edges (Grid Size):左右端を相互にクロスフェードします。

Filter (Grid Size):高次ハーモニクスをローパスフィルターで除去します。

Sample Redux at Grid Size:サンプルレートを下げてローファイな音にします。

Send to Noise Oscillator:選択フレームをノイズオシレーターに単一サイクル波形として送信します。

 

全フレーム処理(ALLメニュー)
SINGLEメニューと同様の処理を全フレーム(1~256)に適用します。

Normalize Each (Gained Separately):各フレームを個別に最大振幅に正規化します。

Normalize Same (Max From All Frames):全フレームのピークレベルを基に同一ゲインを適用します。

Remove Fundamental (HPF):基本周波数を除去します(ハイパスフィルター効果)。

Remove Low Spectra/Phases:低周波ビンや位相をゼロにします。

Resize Tables to be Half/Double:フレーム数を半分(2倍のフレーム数)または2倍(半分のフレーム数)に変更します。

Create PWM from This Table to All:現在のフレームを基にPWMシフトを全256フレームに適用します。

Set Spectra/Phases from Other Osc:他のオシレーターのスペクトル/位相を適用します。

Blur Spectra/Phases:隣接ビンやフレーム間でスペクトル/位相をスムージングします。

 

モーフィング(MORPHメニュー)
・既存フレーム間に補間フレームを作成または削除します。

※フレーム数が1または256の場合は使用不可です。

・補間後、WT POSセレクターに256フレームが表示され、サムネイルには「1, 17, 33」などの間隔で表示します(中間は補間フレーム)。

モーフィングオプション

Morph - Crossfade:隣接フレームをクロスフェードして補間します(伝統的なウェーブテーブルシンセの方法)。

Morph - Spectral:スペクトルと位相を基に加算合成で補間します。

Morph - Spectral (Zero Fund. Phase):基本周波数の位相をゼロにしてスペクトル補間します。

Morph - Spectral (Zero All Phases):全位相を破棄し、最も滑らかな遷移を実現します(音が大きく変化する可能性あり)。

Remove Morph Tables:補間を元に戻します(Undoの方が安全な場合も)。

 

XFER RECORDS  SERUM 2 FFTハーモニクスを調整しよう!

 

FFT高速フーリエ変換エリアでは、波形のハーモニクス(高調波)とその位相を編集できます。
上部:頻度ビンを表示。左端のビンは基本周波数(演奏するノート)を表し、右に行くほど高次のハーモニクスになります(例: 2:1は1オクターブ上、3:1は19半音上、4:1は24半音上など)。

下部:ハーモニクスの位相オフセットを表示。右クリックでコンテキストメニューを表示し、Shift+Cmd(Mac)/Ctrl(Windows)+クリックで位相を調整可能です。

 

FFTメニューのオプション

Clear All:全てのビンをゼロにし、無音状態にします。

Clear HF (Bin 0 to End):クリックしたビンより右の高周波ビンをゼロにします(ローパスフィルター効果)。

Clear LF (Start to 0):クリックしたビンより左の低周波ビンをゼロにします(ハイパスフィルター効果)。

Generate Saw:標準的なノコギリ波を作成します。

Randomize Low x Bins:左端のビンにランダム値を挿入し基本音を変化させつつ高周波を保持します。

Randomize Low x Bins (with Half):ハーモニクスの振幅を50%に制限し多様な音色を提供します。

Randomize All:全てのビンをランダム化し、ノイズ感のある音色を生成します。

Create Random Series Gaps:ハーモニクスをランダムに削除します。

Progressive Fade:高周波を徐々に減衰させ、自然な音色バランスを復元します。

Shift Octave Up:全てのビンを1オクターブ上にシフトします(周波数を2倍に)。

Shift Octave Down:全てのビンを1オクターブ下にシフトします。

Repeat Bin Group:カーソル位置までのハーモニクスを繰り返しコピーします。

Draw Even Harmonics Only:偶数ビンのみ編集可能します。

Draw Odd Harmonics Only:奇数ビンのみ編集可能します。

Snap Vertical Draw to Quarters:描画を0%、25%、50%、75%、100%にスナップ。

Scale Freq Values by Bin Index:高次ハーモニクスの振幅を強調表示します(ノコギリ波が直線で描画される)。

 

XFER RECORDS  SERUM 2 フレーム(サブテーブル)の管理

 

[+]をクリックすると選択中の波形が複製されます。

フレームのコピーとペーストはコピーしたいフレームをクリック(またはShift+クリックで範囲選択)して「COPY」ボタンをクリックします。ペースト先の開始フレームを選択し「PASTE」ボタンをクリック。選択したフレームがペーストされます。

 

Init All (Default):全てのフレームを初期化し、デフォルトの単一ノコギリ波フレームにリセットします。

Insert (at current index):現在選択中のフレームの後に新しいフレームを追加します(「+」ボタンと同じ)。

Remove (current index):現在選択中のフレームを削除します(「-」ボタンと同じ)。

Remove: multiselection:Shift+クリックで選択した複数のフレームを削除します。

Remove: beginning->selected:最初のフレームから選択フレームまで削除します。

Remove: selected->end:選択フレームから最後まで削除します。

Remove All (except Selected):選択フレーム以外を全て削除します(クロップ機能)。

Reduce to:フレーム数を間引き、n番目ごとのフレームのみ保持します。

 

フレームの並べ替え
手動:サムネイルをドラッグしてフレームを並べ替えます。

SORTメニュー

Sort by spectrum (Peak Spect):ピーク周波数ビンに基づいて並べ替えます。

Sort by spectrum (Average Spect):平均スペクトル内容に基づいて並べ替えます。

Sort by spectrum (Peak Amount):全体のピークエネルギー量で並べ替えます。

Sort by spectrum (Num w/Spect):スペクトルを含むビンの数で並べ替えます。

Sort by spectrum (Highest w/Spect):スペクトルを含む最高周波数ビンで並べ替えます(フィルタースイープに適)。

Sort by spectrum (Fundamental Amt.):基本周波数のエネルギー量で並べ替えます。まず試すべきオプション。

Sort Randomize:フレーム順序をランダム化します。

Reverse Entire Table Order:全てのフレームの順序を逆にします(例: 明るい→暗いから暗い→明るいに)。

 

XFER RECORDS  SERUM 2 フォーミュラパーサー

 

フォーミュラパーサーは数学的関数を使用してウェーブテーブルを生成する高度な機能です。

数学に詳しくなくてもSINGLE、MULTIそれぞれプリセットを活用して簡単に試せます。

 

基本関数

関数名:sin(引数:1)サイン関数

関数名:cos(引数:1)コサイン関数

関数名:tan(引数:1)タンジェント関数

関数名:asin(引数:1)アークサイン関数

関数名:acos(引数:1)アークコサイン関数

関数名:atan(引数:1)アークタンジェント関数

関数名:sinh(引数:1)双曲線サイン関数

関数名:cosh(引数:1)双曲線コサイン関数

関数名:tanh(引数:1)双曲線タンジェント関数

関数名:log2(引数:1)底2の対数

関数名:log10(引数:1)底10の対数

関数名:ln(引数:1)自然対数

関数名:exp(引数:1)eのべき乗

関数名:sqrt(引数:1)平方根

関数名:sign(引数:1)サイン関数(x<0で-1、x>0で1)

関数名:rint(引数:1)最近傍整数に丸める

関数名:abs(引数:1)絶対値

関数名:min(引数:可変)引数の最小値

関数名:max(引数:可変)引数の最大値

関数名:sum(引数:可変)引数の合計

関数名:avg(引数:可変)引数の平均値

 

バイナリオペレーター

オペレーター:&&(優先順位 1)論理AND

オペレーター:<=(優先順位 4)以下

オペレーター:>=(優先順位 4)以上

オペレーター:!=(優先順位 4)等しくない

オペレーター:==(優先順位 4)等しい

オペレーター:>(優先順位 4)より大きい

オペレーター:<(優先順位 4)より小さい

オペレーター:+(優先順位 5)加算

オペレーター:-(優先順位 5)減算

オペレーター:*(優先順位 6)乗算

オペレーター:/(優先順位 6)除算

オペレーター:^べき乗(優先順位 7)

 

定数と変数

pi:3.141592653589793

e:2.718281828182818

w:現在の時間値(0.0~1.0、(x+1)/2と同等)

x:現在の時間値(-1.0~1.0)

y:現在のテーブル番号(0.0~1.0)

z:現在のテーブル番号(-1.0~1.0、(y*2)-1と同等)

q:FFTビンのインデックス(1~512、FFTエリアに描画する場合に使用)

in:現在の可視波形の値(全テーブルに適用される場合、各テーブルの値に変化)

sel:選択中のウェーブテーブルの値(処理開始時の選択テーブルのみ参照)

rand:-1.0~1.0のランダム値(全テーブルで固定)

・yやzを含む場合、全テーブルが再生成されます。

・qを含む場合、波形表示ではなくFFTエリアに描画されます。

 

くりっぱーは関数とか全くわかりませんが(^▽^;興味のある人はチャレンジしてみてください。

 

XFER RECORDS  SERUM 2 ウェーブテーブルのインポート  / エクスポート

 

ウェーブテーブルのインポートのインポートメニュー、またはMac Finder / Windows Explorer / DAWファイルブラウザから波形をドラッグ&ドロップします。

※ステレオファイルの場合、OSC AとCは左チャンネル、OSC Bは右チャンネルを使用します。

インポートオプション
Dynamic Pitch - Zero Snap:ピッチマップを作成し、ゼロ交差を検出。シンプルな音(ピッチベンドやビブラートのあるノコギリ波など)に適しています。

Dynamic Pitch - Follow:ピッチマップに基づき、可変サイズのセグメントをインポート。複雑な音(コーラスやレゾナンスを含む)に適しています。

Frequency Estimation:音の基本周波数とハーモニクスを分析し、ウェーブテーブルに変換。モノフォニックなシンセリードやボーカルに最適です。

Constant Framesize (Pitch Average):平均ピッチを基に固定長でインポート。固定ピッチの音(シンセのワンショットなど)に最適です。

FFT 256/512/1024/2048:時間領域を周波数領域に変換し、スペクトルインポート。ドラムループやスピーチなど抽象的な音に適しています。大きいFFTサイズ(1024/2048)は高解像度、小さいサイズ(256/512)は処理が速い。

 

ウェーブテーブルのエクスポート

Export All As 8-bit (.256):8ビット形式でエクスポートします(ハードウェアシンセ用)。

Export All As 16-bit (.wav):16ビット、モノ、44.1kHz、2048サンプル/サブテーブルでエクスポートします。

Export All As 32-bit (.wav):32ビットでエクスポートします。

Export All As Single-Cycle Waves各フレームを個別の単一サイクルWAVファイルとしてエクスポートします。

Export Selection:選択したフレームのみをSerum形式でエクスポートします。

 

XFER RECORDS  SERUM 2  ウェーブテーブルの保存

 

編集後のウェーブテーブルは背景色が変化し、未保存を示します。

「Custom」を右クリックし「Save Table」を選択してファイル名と保存先(Userフォルダ推奨)を指定します。

※ファクトリーウェーブテーブルは上書きしないでください(プリセットの音が変わる可能性があります)。新しい名前で保存しましょう。

プリセット保存時、変更したウェーブテーブルは自動的にプリセットに保存される(ファクトリーを除く)。ディスク容量はフレーム数に応じて8kB~4MB。

 


 

XFER RECORDS  SERUM 2 その9 ~Wavetable Editor編~ ブログ連動動画

 

XFER RECORDS  SERUM 2 セラム 操作方法 

その9 ~Wavetable Editor編~|初心者でもわかる 解説

 

 

XFER RECORDS  SERUM 2 その9 ~Wavetable Editor編~ まとめ

 

Serum 2のウェーブテーブルエディターは楽曲の完成度をガツンと上げる必須ツールってわけじゃないけど音作りにとことんハマりたいクリエイターや波形をいじって唯一無二のサウンドを生み出したい人にはめっちゃ最高な機能だと思います。

波形を直感的に描いたり、FFTエリアでハーモニクスを細かく調整したり、さらには画像やオーディオファイルをインポートしてぶっ飛んだ音を作ったりできそうです。たとえばPNG画像の明るさを振幅に変換すると、どんな音になるか予想もつかないし音楽制作のインスピレーションをガンガン刺激してくれそうです。

実際波形の形状や動きを見ながらサウンドデザインするの楽しいですね^^

 

XFER RECORDS  SERUM 2  まとめ

 

これまで9回にわたってSerum 2のスゴい機能をガッツリ掘り下げてきましたがクリアでシャープなオシレーター、種類も豊富で柔軟性バッチリなフィルター、自由自在のモジュレーションマトリクスと、どれをとっても「10年以上トップシンセとして愛されてきた理由」をバッチリ納得させるものばかりでした。初心者からプロまで使いやすい設計になってると思います。

シンセとしてのポテンシャルもめっちゃ高いですが、SERUM 2の機能の中で特に衝撃を受けたのは、クリップ機能とアルペジエーター機能です。この二つは現代の音楽制作においてSERUM 2を単なるソフトシンセを超えた「クリエイティブな武器」に変える要素だと感じています。単なるシーケンスを超えランダマイズ、プロバビリティ、スケーリングといった先進的な機能でパターンを生成できます。ランダマイズ機能やプロバビリティ設定を使えば同じパターンが繰り返されることなく毎回微妙に異なるフレーズが生まれトラックのダイナミズムを高めます。

さらにスケーリング機能によりアルペジオのピッチやベロシティを細かく制御でき単純なコード進行から壮大なメロディーまで幅広い表現が可能です。これらの機能はくりっぱーがハードウェアのグルーヴマシンやシーケンサーで追求されてきたクリエイティブなアプローチをソフトウェア環境で高度に実現していると思いました!

 

うちの現代の統合型ソフトシンセだとArturia Pigments、VPS AVENGER 2、今回のXFER RECORDS  SERUM 2がメインになっていくと思いますが実際3つ使ってみた比較内容を書いていこうと思います。
 

Arturia Pigments・音作りの柔軟性・シンセエンジン
バーチャルアナログ、ウェーブテーブル、グラニュラー、サンプラー、アディティブ(加算)、フィジカルモデリングなど多彩。モジュレーションも豊富でハードをいじってるような感覚でシンセサイズができる。
Arturia Pigments・GUI(操作性)
洗練されたUIで視覚的にわかりやすい。モジュレーションの動きが見えるのが便利。
Arturia Pigments・サウンド
アナログ感のあるサウンドも作れるが低音弱めなイメージ。多彩なエンジンで幅広い音作りが可能。グラニュラーエンジンは負荷重め。
Arturia Pigments・モジュレーション / エフェクト
モジュレーションがかんたんに設定できて視覚的にわかりやすい。豊富なLFOエンベロープ、カオスジェネレーターで多彩な変調が可能でエフェクトのパラメーターや、シーケンサーモジュレーションが可能。
ランダマイズ、プロバビリティ、スケーリングに対応して即興でフレーズ生成可能だが現時点ではモノフォニック発音のみ。
 

VPS AVENGER 2・音作りの柔軟性・シンセエンジン
最大8オシレーターでウェーブテーブル、バーチャルアナログ、FM、サンプラー、ドラムマシン、多彩なエフェクターなど何でもできる万能型シンセ。
VPS AVENGER 2・GUI(操作性)
一見、機能が多すぎて少し複雑に感じるが基本的に一画面で完結するので慣れれば何でもできる。スキンも変更可能。
太くパワフルなサウンド。EDM向けの即戦力プリセットが多い。単体ドラムマシンとしても使用可能。ジャンルごとの豊富なサウンドパックも魅力。
VPS AVENGER 2・モジュレーション / エフェクト
エフェクトが大量に搭載されており、内部で完結しやすい。モジュレーションはドラッグとマトリクスでかんたんに設定可能。
ランダマイズ、プロバビリティ、スケーリングに対応して即興でフレーズ生成可能でポリフォニック発音も可能だが設定が面倒。
 

Xfer SERUM 2・シンセエンジン
高品質なウェーブテーブルシンセ。2からサンプル、グラニュラー、スペクトラルエンジンも搭載。モジュレーションが直感的で音の立ち上がりがクリア。

Xfer SERUM 2・GUI(操作性)

洗練されたインターフェイスで直感的でシンプル。視覚的なウェーブテーブル編集が強い。

Xfer SERUM 2・サウンド

非常にクリアでシャープ。ウェーブテーブルの解像度が高く、デジタル系の音が得意。エディターで波形を細かく調整可能。グラニュラー、スペクトラルエンジンは負荷重め。

Xfer SERUM 2・モジュレーション / エフェクト

モジュレーションはシンプルで直感的。複雑な設定もマトリクスで管理しやすい。FXも優秀だが種類は多くない。

Xfer SERUM 2・アルペジエーター / シーケンサー

クリップ、アルペジエーターともにポリフォニックのシーケンスの作成可能。ランダマイズ、プロバビリティ、スケーリングを駆使して簡単かつ高度なシーケンスを即座に生成可能。

 

強力なモジュレーションを感覚的に使いたい時はPigments

EDMやトランス系のハードなサウンドやドラムマシンを即戦力で使いたい時はAVENGER 2

クリアでシャープなデジタルサウンドを使いたい時はSERUM 2

といった感じで使いわける感じですかね。

ウェーブテーブルだけでいえば今回のWavetable EditorのあるSERUM 2が抜きんでてますね。

アルペジエーター / シーケンサーにいたってはSERUM 2一択ですね!

PigmentsもAVENGER 2もKONTAKTも全部SERUM 2のシーケンスで鳴らせるし!

個人的にはDTM制作自体が変わるほどの衝撃かもしれません(当社比)笑
 
ではまた次回! 
 

XFER RECORDS  SERUM 2 くりっぱーチャンネル 再生リスト

 

XFER RECORDS  SERUM 2 くりっぱーチャンネル 再生リスト

 

 

Youtube KURIPPER MACHINE MUSIQ

 

KURIPPER MACHINE MUSIQ】再生リスト

ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210224043540j:plain

 

Youtube LowRezo Acid Crew

 

SONICWARE Lofi-12 XTをメインにしたマシンライブ名義のライブ動画です。

LowRezo Acid Crew再生リスト

 

 

Youtube【くりっぱーチャンネル】

 

シンセサイザーの解説動画やマシンライブ動画などを公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^

 

www.youtube.com

Xfer RECORDS SERUM 2 セラム 操作方法 その8 ~MIX & FX編~|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。

アドバンスド・ハイブリッド・シンセサイザーXfer RECORDS  SERUM 2の動画連動ブログです。

 

XferRECORDS  SERUM 2 その8 ~MIX & FX編~ ブログ連動動画

 

 XFER RECORDS  SERUM 2 セラム 操作方法 

その8 ~MIX & FX編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

 

www.xferrecords.com

 


 

今回はXfer RECORDS  SERUM 2のMIXとFX機能の基本的な操作についての解説です。

 

Xfer RECORDS  SERUM ミキサーを使おう!

 

Serum 2の【MIX】シンセサイザーでありながら本格的なミキサー機能を搭載していて、オシレーター、フィルター、バス(BUS)、メイン/ダイレクト出力の信号ルーティングや音量、パン(定位)、エフェクトの調整を行えます。

オシレーター(OSC A、OSC B、OSC C、SUB、NOISE)には音量(レベル)、パン(左右の定位)、信号ルーティングの同じコントロールが用意されています

・ 信号ルーティングの設定  
チャンネルメニューから信号の送り先を選べます。

Filter(フィルター):信号をフィルターモジュールに送ります。上部のノブでFILTER 1とFILTER 2への送り量を調整します。

Main(メイン):メイン出力に送ります。チャンネル左下にエンベロープボタンが表示され、ENV 1(エンベロープ1)で出力レベルを制御可能。無効にすると、ENV 1の影響を受けず、最長のリリース時間で音が終了します。

Direct(ダイレクト):フィルターやエフェクトをバイパスし、クリーンな信号をメイン出力と共に出力。エンベロープボタンも表示します。

None(なし):信号出力を無効にします。変調のモジュレーターのみで使う場合などはオフにします。

 

Xfer RECORDS  SERUM FXセクションの概念

 

Serum 2の【FX】【MAIN】(直掛け)、【BUS 1 / 2】(センドアンドリターン)にそれぞれ13種類の異なるエフェクトプロセッサーを備えたエフェクトセクションがあり、任意の順序や組み合わせで使用できます。また、同じプロセッサーを複数回使用することも可能です。さらに、信号の特定の部分にエフェクト処理を適用できる3種類のスプリッターモジュールも搭載されています。

・モジュールのオプション

Factory:エフェクトモジュールの工場出荷時のプリセットを読み込みます。

Save FX Preset:モジュールの現在の設定をユーザープリセットとして保存します。

Save as Default Preset:現在のモジュール設定を、同じ種類のモジュールをFXラックに追加する際のデフォルトプリセットとして設定します。

Duplicate FX Module:現在のモジュール設定を保持したまま、ラック上にそのモジュールを複製します。

Remove FX Module:モジュールをラックから削除します。

・FXラックのオプション

Add FX Module:ラックに新しいエフェクトモジュールを追加します。

Cut FX Bus:現在のラックからすべてのモジュールをカット(削除)します。その後、カットしたモジュールを別のラックにペーストできます。たとえば、MAINラックからBUS 1ラックにすべてのモジュールを移動したい場合に使用。

Copy FX Bus:現在のラックにあるすべてのモジュールをコピーします。その後、コピーしたモジュールを別のラックにペーストできます。MAINラックのモジュールをBUS 1などに複製したい場合に使用します。

Paste FX Bus:カットまたはコピーしたラックの内容を、現在選択中のラックにペーストします。

Clear FX Bus:現在選択中のラックをクリアし、すべてのモジュールを削除します。

Lock FX Bus:選択したラックのモジュールはプリセット変更時に保持され、新しいプリセットのモジュールは読み込まれません。

※ ロックされたラックのモジュールパラメータに対するモジュレーション割り当ては、プリセット変更時にクリアされます。

Lock All FX Busses:すべてのエフェクトバスを上記のようにロックします。

Load FX Bus:ユーザーが保存したプリセットラックを読み込みます。Serumはダイアログを表示し、適切なラックを選択できます。

Save FX Bus:現在のラックをユーザープリセットとして保存します。

 

Xfer RECORDS  SERUM 各エフェクトのパラメーター

 

【BODE】

Harald Bodeにちなむ周波数シフターで、音声信号の周波数を一定量シフトし、独特な効果(不協和音、フェイジング、動きのあるサウンド)を生み出します。

[MONO INPUT]

モノ入力信号をモジュールにルーティングします。

[SHIFT]

ピッチシフトの適用範囲(パーセント)。右クリックで「Retrig」を選択すると、各ノートでエフェクトがリスタートします。

[RANGE]

ボーデシフトの範囲を調整します。

[DIR]

シフトの方向。中央に設定すると左右チャンネルが逆方向にシフトします。

[WIDTH]

DIRと連動し、上下両方のボーデチャンネルを使うか、単一チャンネルかを指定します。

[DELAY]

ディレイ時間調整します。

BPM

ディレイ時間をBPM同期またはHzで設定します。

[FEED]

ボーデシフターへのディレイのフィードバック量(ピッチ付きディレイを生成)を調整します。

[BALANCE]

上下シフト信号のディレイ入力ミックスします。

BLUR

コーラスやワウ/フラッター効果を生成します。

[MIX]

エフェクトのウェット/ドライ量(0%=ドライ、100%=ウェット)を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します。

 

【CHORUS】

4ボイスのコーラスエフェクト(左右に2つのタップ)で、音に厚みや広がりを追加します。

[RATE]

コーラスの速度。BPMオンで音楽的な時間(8小節~1/32音符)、オフでHz(0~20Hz)を調整します。

BPM

ホストのBPMに同期するかを指定します。

[DELAY 1]

ドライ信号と1番目のステレオペアのコーラスボイスのディレイ時間(ms)を調整します。

[DELAY 2]

2番目のステレオペアのディレイ時間(ms)を調整します。

[DEPTH]

コーラスLFOがディレイ時間をどれだけ変調するか(ピッチの揺れ)を調整します。

[FEEDBACK]

コーラスボイスのフィードバック量(より強い「響き」を生成)を調整します。

[LPF/HPF]

コーラス後のローパス/ハイパスフィルターのカットオフ周波数(Hz)。ラベルをクリックで切り替えます。

[MIX]

エフェクトのウェット/ドライ量(0%=ドライ、100%=ウェット)を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します。

 

【COMPRESSOR】

音のダイナミックレンジを抑える(大きな音を抑え、静かな音を増幅)。シングルバンドまたはマルチバンドを選択します。

[MODE]
SINGLE:全周波数を一括で圧縮。全体のダイナミクス制御に最適です。

MULTIBAND:低域、中域、高域を独立して圧縮。サイドチェインや精密な制御に適しています。

[THRESH]

圧縮開始の閾値(dB)。0=0dB(無圧縮)、100%=-120dB(ほぼ常に圧縮)を調整します。

[RATIO]

ゲインリダクションの強さ(2:1~4:1が一般的)を調整します。最大にするとリミッターに(レイテンシー発生の可能性あり。右クリックで「Limiter Latency Comp」を選択)。

[ATTACK]

ゲインリダクションがかかる時間(ms)。遅いと「パンチ」のあるサウンド、速いとピークを抑えます。

[RELEASE]

ゲインリダクション解除の時間を調整します。

[GAIN]

メイクアップゲイン(最大30dB、またはリミッター時36dB)を調整します。

[X-LOW(マルチバンド時)]

低域と中域のクロスオーバー周波数を調整します。

[BELOW(マルチバンド時)]

閾値以下の圧縮比率を調整します。

[X-HIGH(マルチバンド時)]

中域と高域のクロスオーバー周波数を調整します。

[H/M/L(マルチバンド時)]

高域、中域、低域のゲインを調整します。

[MIX]

エフェクトのウェット/ドライ量(0%=ドライ、100%=ウェット)を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します。

 

CONVOLVE

インパルス応答(IR)を使用して、部屋のリバーブやフィルター特性を音に適用。リアルな空間再現やユニークな効果を再現します。

[IMPULSE]

IRを選択(メニューまたはドラッグ&ドロップ)。「Embed in Preset」でプリセットに埋め込み可能です。

[SIZE]

インパルスの伸縮を調整します。

[TONE]

インパルスのフィルタリングを調整します。

[φ MIN]

最小位相表現に変換し、エコーを排除します。

[PRE-DLY]

インパルスのプリディレイ(BPMまたはms)を調整します。

[ATTACK]

インパルスのフェードインを調整します。

[DECAY]

インパルスの短縮を調整します。

[DAMP]

高周波の減衰を調整します。

[IR GAIN]

インパルスの音量を調整します。

[MIX]

エフェクトのウェット/ドライ量(0%=ドライ、100%=ウェット)を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します。

 

【DELAY】

入力信号を遅らせて再生し、繰り返すエコー効果を生成します。

[MODE]

NORMAL:左右独立のステレオディレイ。

PING-PONG:左右のディレイが相互にフィードバック。

TAP->DELAY:左が単発(タップ)、右が通常ディレイ(フィードバックあり)。

High Quality:高品質レンダリングディレイ。

[Delay Times]

左右のディレイ時間。上段が基本時間を調整します。下段がスケールオフセット(例:1.1=110%、1.33=トリプレット、1.5=ドット)。

BPM/MS]

テンポ同期(拍)またはミリ秒を設定します。

[LINK]

右チャンネルのディレイ時間を左にリンクします。

[FEEDBACK]

ディレイ信号のフィードバック量を調整します。

[FREQ]

ディレイフィルターのカットオフ周波数(Hz)を調整します。

[Q]

ディレイフィルターの帯域幅(大きいほどフィルタリングが弱い)を調整します。

[MIX]

エフェクトのウェット/ドライ量(0%=ドライ、100%=ウェット)を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します。

 

DISTORTION

13種類のディストーション(2つのデュアルウェーブシェイパーを含む)で、音に歪みやテクスチャーを追加します。

[MODE]

ディストーションタイプを選択(デフォルトはTube)します。矢印で切り替えます。

[OFF/PRE/POST]

フィルターの有効/無効(プレ/ポストディストーション)を選択します。

[TYPE]

フィルタータイプ(ローパス→バンドパス→ハイパス)を選択します。

[FREQ]

フィルターのカットオフ周波数を調整します。

[Q]

フィルターのレゾナンス(高いとフィードバックが強まる)を調整します。

[DRIVE]

ディストーションのゲイン(Downsampleではサンプルレート低減、X-Shaperではウェーブシェイプ間のモーフ)を調整します。

[MIX]

エフェクトのウェット/ドライ量(0%=ドライ、100%=ウェット)を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します。

 

EQUALIZER

2バンドのパラメトリックEQで、周波数をブースト/カットします。

[FREQ (L)]

低域バンドの周波数(Hz)を調整します。

[Q (L)]

低域バンドのレゾナンスを調整します。

[GAIN (L)]

低域バンドのゲイン(ハイパス選択時は無効)を調整します。

[FILTER TYPE]

左はロウシェルフ/ピーク/ハイパス、右はハイシェルフ/ピーク/ローパス。

[FREQ (R)]

高域バンドの周波数(Hz)を調整します。

[Q (R)]

高域バンドのレゾナンスを調整します。

[GAIN (R)]

高域バンドのゲイン(ローパス選択時は無効)を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します。

 

【FILTER】

【Main】OSCタブのボイスごとのフィルターと同じ動作のマスターエフェクトです。

[TYPE]

フィルタータイプ(デフォルトはMG Low 6)を選択します。矢印で切り替えます。

[CUTOFF]

主カットオフ周波数(フォルマントフィルターなど一部例外)調整します。

[RES]

フィルターのレゾナンス(フィードバック)調整します。

[DRIVE]

フィルターへのゲイン(軽い歪みを追加)調整します。

[FAT/FREQ/MORPH/etc]

フィルタータイプに応じた可変ノブ(例:デュアルフィルターでは2番目のカットオフ)で各パラメーターを調整します。

[PAN]

左右のカットオフオフセット(50%で無効)

[MIX]

エフェクトのウェット/ドライ量(0%=ドライ、100%=ウェット)を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します。

 

【FLANGER】

信号のコピーに周期的なフェイズシフトを加え、ジェット機のようなうねりをくわえます。

[RATE]

フランジャーの速度(BPMオンで音楽的時間、オフでHz)を調整します。

BPM

ホストBPM同期を設定します。

[DEPTH]

フランジャーLFOの影響度を調整します。

[FEEDBACK]

効果の強さ(響きを強調)を調整します。

[PHASE]

LFOのステレオフェイズオフセット(50%=左右逆相)を調整します。

[MIX]

エフェクトのウェット/ドライ量(0%=ドライ、100%=ウェット)を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します。

 

【HYPER / DEMENTION】

マイクロディレイコーラス(1~7ボイス)で、ユニゾンシミュレーションやステレオ感を強化します。

Hyperコントロール

[RATE]

ハイパーボイスのピッチ揺れ速度を調整します。

[UNISON]

コーラスボイスの数(0でDIMENSIONのみ)を設定します。

[DETUNE]

ピッチ揺れの深さを調整します。

[RETRIG]

各ノートでピッチオフセットをリセットします(レーザー効果)。

[MIX]

エフェクトのウェット/ドライ量(0%=ドライ、100%=ウェット)を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します。

Dimensionコントロール

[SIZE]

フェイズディレイの追加レイヤーを調整します。

[MIX]

エフェクトのウェット/ドライ量(0%=ドライ、100%=ウェット)を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します。

 

【PHASER】

周波数スペクトルにピークとトラフを作り、うねる効果を生み出します。

[RATE]

フェイザーの速度(BPMオンで音楽的時間、オフでHz)を調整します。

BPM

ホストBPM同期を設定します。

[POLES]

フェイザーポールの数を調整します。

[DEPTH]

フェイザーLFOの影響度を調整します。

[DEPTH 2]

フェイザーステージ間のオフセットを調整します。

[FREQ]

フェイザーのベース周波数を調整します。

[FEEDBACK]

効果の強さ(響きを強調)調整します。

[PHASE]

LFOのステレオフェイズオフセットを調整します。

[MIX]

エフェクトのウェット/ドライ量(0%=ドライ、100%=ウェット)を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します。

 

【REVERB】

プレートおよびホールリバーブ(Tal Reverbアルゴリズムの改良版)で、残響 / 空間感を追加します。

コントロール(PLATE)

[TYPE]

バーブタイプ(デフォルトはPLATE)を調整します。

[LO CUT]

低周波数の抑制(0%=無効、100%=低域なし)を調整します。

[HI CUT]

高周波数の抑制を調整します。

[SIZE]

バーブの長さを調整します。

[PRE-DLY]

バーブのオフセット時間を調整します。

[DAMP]

高周波減衰の速度を調整します。

[WIDTH]

ステレオ幅を調整します。

コントロール(HALL)

[LO CUT/HI CUT]

低/高周波数の抑制を調整します。

[SIZE]

部屋のサイズ(リバーブ時間+次元)を調整します。

[PRE-DLY]

バーブ開始までの時間を調整します。

[DECAY]

残響の減衰時間(ms)を調整します。

[SPIN RATE/DEPTH]

LFOによる時間差変調を調整します。

コントロール(VINTAGE / NITROUS / BASIN)

[LO CUT/HI CUT] 

低/高周波数の抑制を調整します。

[SIZE]

バーブの長さを調整します。

[PRE-DLY]

オフセット時間を調整します。

[FEEDBACK(NITROUS / BASIN)]

バーブのフィードバック量を調整します。

[DIFFUSION/DIFF A/DIFF B]

バーブの拡散を調整します。

[CHORUS]

バーブ変調の速度とピッチ深さを調整します。

[MODE(NITROUS)]

Space、Marble、Rectangle、Hexagon、Boxから選択します。

[MIX]

エフェクトのウェット/ドライ量(0%=ドライ、100%=ウェット)を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します。

 

UTILITY

極性反転、基本的なローパス/ハイパスフィルター、ステレオ幅、バランス調整などの機能で位相の修正や低域をモノ化などが可能です。

[POLARITY INV]

左右チャンネルの位相反転を調整します。

[LPF]

ローパスフィルターを調整します。

[HPF]

ハイパスフィルターを調整します。

[MONO BASS/FREQ]

指定周波数以下をモノ化します。

[WIDTH]

ステレオ幅を調整します。

[PAN]

ステレオバランスを調整します。

[MIX]

エフェクトのウェット/ドライ量(0%=ドライ、100%=ウェット)を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します。

 

Xfer RECORDS  SERUM スプリッターモジュールを使おう!

 

Serum 2の【FX】では信号の特定の部分にエフェクトを適用するための3種類のスプリッターモジュールが搭載されています。これにより、エフェクト処理をさらに細かく制御できます。

 

【SPLITTER L/H】 
信号を周波数帯域(低域、高域)に分割し、特定の帯域にのみエフェクトを適用します。低域だけにコンプレッサーをかけてベースを強化したり高域にリバーブを適用して、キラキラ感を強調したりといったことが可能です。OSC Aの低域をフィルターでカットし、高域にディレイをかけて広がりをくわえたりといったことも可能です。

[LOWS/HIGHS]

右クリックでエフェクト追加します。バイパスボタンでラックをオフにします。

[SPLIT FREQ]

低/高のクロスオーバー周波数を調整します。

[MIX]

ウェット/ドライ量を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します。

 

【SPLITTER L/M/H】   
信号を周波数帯域(低域、中域、高域など)に分割し、特定の帯域にのみエフェクトを適用します。

[LOWS/MIDS/HIGHS]

右クリックでエフェクト追加します。バイパスボタンでオフにします。

[SPLIT FREQ]

低/中、中/高のクロスオーバー周波数を調整します。

[MIX]

ウェット/ドライ量を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します

 

【SPLITTER M/S】 
信号をミッド(中央の音)とサイド(左右の音)に分けて処理します。ミッドにEQでクリアさを、サイドにHyperで広がりをくわえたりミックス全体のバランスを整えるといったことが可能です。

[MID/SIDE]

右クリックでエフェクト追加します。バイパスボタンでオフにします。

[MIX]

ウェット/ドライ量を調整します。

[LEVEL]

モジュールの出力レベル(dB)を調整します。

 

Xfer RECORDS  SERUM エフェクトをモジュろう!

 

 

【FX】のほとんどのパラメーターはモジュレーション / マクロでコントロール可能です。

 

Xfer RECORDS  SERUM バス(センドアンドリターン)エフェクトを使おう!

 

Serum 2では、BUS 1やBUS 2に信号を送ってエフェクト処理を施し、その処理された信号をリターン(返送)して元の音(ドライ信号)と混ぜることが可能です。

バス(センドアンドリターン)を使うメリット は 
・統一感のあるサウンドバーブやディレイを共有バスに適用すると、複数のトラックが同じ空間にいるような一体感が生まれます。

・精密なコントロール各トラックからバスへの送り量を調整し、ウェット/ドライのバランスを細かく設定可能です。

・パラレル処理:ドライ信号とエフェクト処理された信号を同時に再生。パラレルコンプレッションなどで元のダイナミクスを保ちつつ強化します。

・CPU負荷の軽減:オシレーターに個別にエフェクトをかける代わりに、1つのバスでエフェクトを処理し、CPU使用量を節約します。

 

 

XFER RECORDS  SERUM 2 その8 ~MIX & FX編~ ブログ連動動画

 

XFER RECORDS  SERUM 2 セラム 操作方法 

その8 ~MIX & FX編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

XFER RECORDS  SERUM 2 その8 ~MIX & FX編~ まとめ

 
SERUM 2のFXセクションは、幅広い音楽ジャンルや制作スタイルに対応します。EDMプロデューサーは、ハイパーディメンションやディストーションを活用して、巨大なドロップやパワフルなリードを作成できます。ポップやヒップホップのクリエイターは、コンプレッサーやEQでサウンドを洗練させ、ミックスに完璧に馴染む音色を構築可能。アンビエントやシネマティックミュージックの制作者は、リバーブやディレイのモジュレーションを駆使して、没入感のあるサウンドスケープをデザインできます。
 
エフェクトの直感的なインターフェースとリアルタイムの視覚的フィードバック(波形表示やモジュレーションカーブ)は、初心者でも簡単に操作できる一方、プロフェッショナルなサウンドデザイナーには細部までこだわった調整を可能にします。エフェクトラックの柔軟性は、プラグインエフェクトを別途追加する手間を軽減し、SERUM 2単体で完結するワークフローを実現します。
 
さらにモジュレーションの組み合わせは、音楽制作の創造的可能性を飛躍的に向上させます。単一のプリセットから無数のバリエーションを生み出せるため、トラックのユニークさを保ちながら、迅速な制作フローを維持できます。また、エフェクトを活用したサウンドデザインは、単なる音色の加工を超え、リズム、テクスチャー、空間感を統合的に制御する手段となり、現代の音楽制作における「サウンドストーリーテリング」を強化します。
 
10年以上にわたりSERUMはプロデューサーやサウンドデザイナーにとって不可欠なツールとして君臨してきました。そのエフェクトセクションは、定番のプロセッシングから実験的なサウンドメイク、高度なスタジオワークまでをカバーし、モジュレーションの柔軟性によって無限のクリエイティビティを引き出します。シンセサイザーの部分と合わせて無限のサウンドメイクが可能になりますね!^^
 
ではまた次回! 
 

 
XFER RECORDS  SERUM 2 くりっぱーチャンネル 再生リスト

 

XFER RECORDS  SERUM 2 くりっぱーチャンネル 再生リスト

 

 

Youtube KURIPPER MACHINE MUSIQ

 

KURIPPER MACHINE MUSIQ】再生リスト

ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。

 

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Youtube LowRezo Acid Crew

 

SONICWARE Lofi-12 XTをメインにしたマシンライブ名義のライブ動画です。

LowRezo Acid Crew再生リスト

 

 

Youtube【くりっぱーチャンネル】

 

シンセサイザーの解説動画やマシンライブ動画などを公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^

 

www.youtube.com