0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。
BEHRINGERさんのセミモジュラーシンセサイザーのPROTONの動画連動ブログです。
その4 ~NEUTRONと鳴らそう!編~|初心者でもわかる 解説
|
|

今回はBEHRINGER PROTONのCVパッチングについての解説です。


PROTON / NEUTRONはそれぞれのCV出力で外部機器を変調することが可能です。
パッチングすることによってそれぞれのマシンにはない機能を補うことが可能です。
動画ではNEUTRON / PROTONをそれぞれ鳴らし比べてみました。

セミモジュラー使いにとっての便利アイテムを紹介します。
Befaco 6 Way Multiple Starsは信号を分割するためのシンプルなパッシブマルチプルアダプターです。
パッシブ設計なので電源不要で1つの入力信号を5つの出力に分配可能(合計6ウェイ)です。
3個パックで¥2,300(2026年1月現在)です。
ユーロラックがっつり組んでる方はマルチプルのモジュールとかも導入してそうですが、セミモジュラー使っててちょっと信号分けたいなって時に電源不要で気軽に使えるのでおすすめです!
Clockface Modularさんで買えます↓
https://ko.clockfacemodular.com/en/collections/befaco/products/befaco-6-way-multiple-stars

NEUTRON OUT:[S & H]▷Befaco 6 Way Multiple Stars▷PROTON IN:[ATT 1 IN]
PROTON OUT:[ATT 1]▷IN:[LFO 1 RATE]
PROTON OUT:[LFO 1 BI]▷IN:[OSC 1]
NEUTRONのサンプル&ホールド機能でPROTONのLFOの周期(スピード)をランダマイズします。

くわえてNEUTRON OUT:[NOISE] ▷PROTON IN:[OSC 1]でオシレーターをノイジーに変調できます。

PROTONOUT:[WF] ▷ NEUTRON IN:[OSC 1]でNEUTRON単体ではできないウェーブフォルダによる過激な変調が可能になります。

さらにNEUTRONのサンプル&ホールド機能でオシレーターのピッチ、波形のシェイプを変調します。

間にアッテネーター / アッテヌバーターを挟むとより細かいサウンドのコントロールが可能になります。
パッチングしてて思うのはやっぱりアッテネーター / アッテヌバーターでの信号のコントロールってかなり重要だなって思いました。
PROTONはくりっぱーが初めて解説動画を作成したセミモジュラーシンセサイザーのBEHRINGER NEUTRONの後継的なシンセサイザーですが、NEUTRONにあったサンプル&ホールドやノイズジェネレーター、オーバードライブ、アナログディレイがなくなっています。
・基本設計
NEUTRON:2つのアナログVCO(電圧制御オシレーター)5種類の波形(トーンモッド、パルス、ノコギリ波、三角波、サイン波)+ノイズジェネレーター
1つのVCF(ローパス/ハイパス/バンドパス、切り替え可能)
オーバードライブ回路とアナログディレイを内蔵
セミモジュラー設計(56のパッチポイント)
PROTON:2つのアナログVCO(同波形対応)+サブオシレーターを追加。
2つのVCF(ローパス/ハイパス/バンドパス、直列/並列接続可能、自己発振対応)。
ウェーブフォルダーを新たに搭載(複雑なハーモニクス生成)。
ノイズジェネレーター、サンプル&ホールド、オーバードライブとディレイは省略。
64のパッチポイント(40入力、24出力)で拡張性向上。
NEUTRON:2つのADSRエンベロープ(フィルターとアンプ用)
1つのLFO(5波形、MIDI同期可能)
サンプル&ホールド
PROTON:2つのASRエンベロープ(リバース、インバース、ループ、バウンス機能付き、VCAやウェーブフォルダー制御用)。
2つのADSRエンベロープ(フィルター用)。
2つのLFO(Neutronと同等だが、フェーズ/デプス調整が追加)。
・VCA(電圧制御アンプ)
NEUTRON:1つのVCA。
PROTON:2つのVCAを搭載し、モジュレーションやパッチングの柔軟性が向上。
・ユーティリティ機能
NEUTRON:基本的なアッテヌバーター、マルチプル、スルーレートリミッター。
PROTON:より多くのユーティリティ(アッテヌバーター、マルチプル、シグナル/CVミキサー、サマー)を搭載し、パッチングの可能性が拡大。
・サウンドキャラクター
NEUTRON:オーバードライブとディレイにより、東海岸思想のmoog系の暖かくダーティなサウンドが特徴。ベースやリードに強い。
PROTON:ウェーブフォルダーと2つのVCFにより、西海岸思想を取り入れたハイブリッドな設計でより複雑で実験的なサウンドデザインが可能
NEUTRONは「汎用性も高く、直感的で何やってもそれなりに音楽的」

PROTONは「わりと操作クセあって複雑だけどハマるとドンピシャ」

って感じですね。
その4 ~NEUTRONと鳴らそう!編~|初心者でもわかる 解説
BEHRINGER PROTON、ひと通り掘り下げてみて、NEUTRONもですがそれぞれ単独で使っても素晴らしいセミモジュラーシンセサイザーだと思います。
さらに2台をCVパッチングでつなげると、まるで1つの大きなシンセのように扱えて、お互いの足りない機能を補い合ったり、厚みのあるサウンドや面白い効果を生み出せます。
BEHRINGER PROTONを導入した当初は、「NEUTRONの後継機だと思ってたけど、なんか違う…」と感じましたが、両方使ってみて機能を比べてむしろ違いがあって良かったと思います。すでにNEUTRONを持っているのでなおさらです(笑)。
PROTONはNEUTRONの後継機というより、「キャラクターの異なる兄弟機」という表現がしっくりきます。くりっぱー的には、セミモジュラー入門にはNEUTRONをおすすめしますが、PROTONを加えると両方のシンセがパワーアップします。^^
NEUTRONとPROTONと去年末揃えたモジュールでBEHRITRONできたー!😁#Behringer#Modular pic.twitter.com/vDTFrMiTzF
— くりっぱー@0からのシンセサイザー (@Kurippersynth) 2026年1月15日
動画制作後、うちのPROTON / NEUTRONはBEHRINGERさんのユーロラックケースのEURORACK GOに入れました。
もともとはユーロラックモジュラーやるつもりなくて(はじめたら沼過ぎるので…)、このシリーズのモジュールをもう一台なんか買って3段のEURORACK STANDに収めて使おうかと思ってましたが結局アダプターとかケーブルとかでごちゃごちゃしそうだったので(^▽^;)「この際ユーロラックケースに入れてNEUTRON / NEUTRONの最強シンセを作ろう」ってコンセプトのもとユーロラックで組んでみました。
PROTONとNEUTRONの組み合わせは最高ですし、他のモジュールやCV機器とも接続して無限のモジュレーションやサウンドメイクを楽しめそうです。
NEUTRONでモジュラー / パッチングの基礎を学んだくりっぱーが今度はNEUTRON / PROTONメインでユーロラックはじめるって運命感じますね^^
|
|
ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。
SONICWARE Lofi-12 XTをメインにしたマシンライブ名義のライブ動画です。


































































