0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。
アドバンスド・ハイブリッド・シンセサイザーXFER RECORDS SERUM 2の動画連動ブログです。
XFER RECORDS SERUM 2 セラム 操作方法
その9 ~Wavetable Editor編~|初心者でもわかる 解説


www.xferrecords.com
今回はXFER RECORDS SERUM 2のWavetable Editorの基本的な操作についての解説です。

Wavetable Editorではウェーブテーブルの各フレーム(サブテーブル)を編集したり、新しいウェーブテーブルを作成が可能です。
OSC A、OSC B、OSC Cのパネルにある鉛筆ボタンをクリックすると、ウェーブテーブルエディターが表示されます。

初期パッチのオシレーターの「Default Shapes」は9個の波形でひとつのウェーブテーブルオシレーターになっています。
★XFER RECORDS SERUM 2 波形を描こう!
ウェーブテーブルエディターの下部にサムネイルが表示され、ウェーブテーブルを構成するサブテーブルの概要を簡単に確認、選択、並べ替えできます。
クリック:特定のフレーム(サブテーブル)を選択して表示・編集します。
クリック+ドラッグ:フレームを新しい位置に移動。ドラッグ中に黄色の縦線カーソルが表示され、移動先を示します。
Shift+クリック:複数のフレームを選択します。これにより、選択した範囲に対して「削除」や「全て削除(選択範囲を除く)」などの操作が可能です。

描画ツールの使用
ウェーブテーブルエディターには、メイン表示エリアで波形を描くためのツールバーが用意されています。各ツールは、右下で設定したグリッドサイズに応じて動作します。
ツールの種類
Flat Line:デフォルトのツール。グリッドステップ内で平坦な線を描きます。
Sine:サイン波を描きます。グリッドサイズに基づく純粋な高調波を追加するのに便利。例: グリッドサイズが4の場合、基本周波数の2オクターブ上のオーバートーンを追加。
Slope Up:上向きの斜線を描きます。波形に「バズ」感を与える小さなノコギリ波の作成に役立つ。
Slope Down:下向きの斜線を描きます。Slope Upと同様の用途。
Curve Up:1/4サイン波を描きます。
Curve Down:1/4サイン波を描きます。
Half Sine (Peak):ハーフサイン波(ピーク)を描きます。
Half Sine (Valley):ハーフサイン波(谷)を描きます。
Interpolate Linear:エンドポイントを直線で結び、波形を滑らかにします(ローパスフィルター効果)。
Interpolate Curved:より滑らかな遷移でエンドポイントを結びます(高調波が少なく、より滑らか)。
Nudge:波形の一部を上下に移動。強くドラッグするとクリッピング(平坦化)が発生します。
Noise:波形にノイズを追加。上下にドラッグでノイズ量を調整します。
Mirror:中心から対称に波形を描き、シンメトリックなウェーブテーブルを作成します。
★XFER RECORDS SERUM 2 フレーム処理

【PCOCESS】では波形にさまざまな処理をすることが可能です。
SINGLE処理では選択中の波形を処理します。
Normalize:波形を最大振幅に調整します。
Remove DC Offset:DCオフセット(波形の上下バイアス)を除去します。
Flip Vertical (Polarity Invert):極性反転します(位相反転と呼ばれることも)。
Flip Horizontal (Reverse):波形を反転します(短いループ波形では効果が少ない)。
Shift Horizontal to Zero Crossing:波形の端をゼロ交差に調整します。
Init (Silence):現在のテーブルを無音にします。
Fade Edges (Grid Size):グリッドサイズに基づき、左右端をフェードイン/アウトします。
X-Fade Edges (Grid Size):左右端を相互にクロスフェードします。
Filter (Grid Size):高次ハーモニクスをローパスフィルターで除去します。
Sample Redux at Grid Size:サンプルレートを下げてローファイな音にします。
Send to Noise Oscillator:選択フレームをノイズオシレーターに単一サイクル波形として送信します。

全フレーム処理(ALLメニュー)
SINGLEメニューと同様の処理を全フレーム(1~256)に適用します。
Normalize Each (Gained Separately):各フレームを個別に最大振幅に正規化します。
Normalize Same (Max From All Frames):全フレームのピークレベルを基に同一ゲインを適用します。
Remove Fundamental (HPF):基本周波数を除去します(ハイパスフィルター効果)。
Remove Low Spectra/Phases:低周波ビンや位相をゼロにします。
Resize Tables to be Half/Double:フレーム数を半分(2倍のフレーム数)または2倍(半分のフレーム数)に変更します。
Create PWM from This Table to All:現在のフレームを基にPWMシフトを全256フレームに適用します。
Set Spectra/Phases from Other Osc:他のオシレーターのスペクトル/位相を適用します。
Blur Spectra/Phases:隣接ビンやフレーム間でスペクトル/位相をスムージングします。
モーフィング(MORPHメニュー)
・既存フレーム間に補間フレームを作成または削除します。
※フレーム数が1または256の場合は使用不可です。
・補間後、WT POSセレクターに256フレームが表示され、サムネイルには「1, 17, 33」などの間隔で表示します(中間は補間フレーム)。
モーフィングオプション
Morph - Crossfade:隣接フレームをクロスフェードして補間します(伝統的なウェーブテーブルシンセの方法)。
Morph - Spectral:スペクトルと位相を基に加算合成で補間します。
Morph - Spectral (Zero Fund. Phase):基本周波数の位相をゼロにしてスペクトル補間します。
Morph - Spectral (Zero All Phases):全位相を破棄し、最も滑らかな遷移を実現します(音が大きく変化する可能性あり)。
Remove Morph Tables:補間を元に戻します(Undoの方が安全な場合も)。

FFT(高速フーリエ変換)エリアでは、波形のハーモニクス(高調波)とその位相を編集できます。
上部:頻度ビンを表示。左端のビンは基本周波数(演奏するノート)を表し、右に行くほど高次のハーモニクスになります(例: 2:1は1オクターブ上、3:1は19半音上、4:1は24半音上など)。
下部:各ハーモニクスの位相オフセットを表示。右クリックでコンテキストメニューを表示し、Shift+Cmd(Mac)/Ctrl(Windows)+クリックで位相を調整可能です。
FFTメニューのオプション
Clear All:全てのビンをゼロにし、無音状態にします。
Clear HF (Bin 0 to End):クリックしたビンより右の高周波ビンをゼロにします(ローパスフィルター効果)。
Clear LF (Start to 0):クリックしたビンより左の低周波ビンをゼロにします(ハイパスフィルター効果)。
Generate Saw:標準的なノコギリ波を作成します。
Randomize Low x Bins:左端のビンにランダム値を挿入し基本音を変化させつつ高周波を保持します。
Randomize Low x Bins (with Half):ハーモニクスの振幅を50%に制限し多様な音色を提供します。
Randomize All:全てのビンをランダム化し、ノイズ感のある音色を生成します。
Create Random Series Gaps:ハーモニクスをランダムに削除します。
Progressive Fade:高周波を徐々に減衰させ、自然な音色バランスを復元します。
Shift Octave Up:全てのビンを1オクターブ上にシフトします(周波数を2倍に)。
Shift Octave Down:全てのビンを1オクターブ下にシフトします。
Repeat Bin Group:カーソル位置までのハーモニクスを繰り返しコピーします。
Draw Even Harmonics Only:偶数ビンのみ編集可能します。
Draw Odd Harmonics Only:奇数ビンのみ編集可能します。
Snap Vertical Draw to Quarters:描画を0%、25%、50%、75%、100%にスナップ。
Scale Freq Values by Bin Index:高次ハーモニクスの振幅を強調表示します(ノコギリ波が直線で描画される)。
★XFER RECORDS SERUM 2 フレーム(サブテーブル)の管理

[+]をクリックすると選択中の波形が複製されます。
フレームのコピーとペーストはコピーしたいフレームをクリック(またはShift+クリックで範囲選択)して「COPY」ボタンをクリックします。ペースト先の開始フレームを選択し「PASTE」ボタンをクリック。選択したフレームがペーストされます。

Init All (Default):全てのフレームを初期化し、デフォルトの単一ノコギリ波フレームにリセットします。
Insert (at current index):現在選択中のフレームの後に新しいフレームを追加します(「+」ボタンと同じ)。
Remove (current index):現在選択中のフレームを削除します(「-」ボタンと同じ)。
Remove: multiselection:Shift+クリックで選択した複数のフレームを削除します。
Remove: beginning->selected:最初のフレームから選択フレームまで削除します。
Remove: selected->end:選択フレームから最後まで削除します。
Remove All (except Selected):選択フレーム以外を全て削除します(クロップ機能)。
Reduce to:フレーム数を間引き、n番目ごとのフレームのみ保持します。
フレームの並べ替え
手動:サムネイルをドラッグしてフレームを並べ替えます。
SORTメニュー
Sort by spectrum (Peak Spect):ピーク周波数ビンに基づいて並べ替えます。
Sort by spectrum (Average Spect):平均スペクトル内容に基づいて並べ替えます。
Sort by spectrum (Peak Amount):全体のピークエネルギー量で並べ替えます。
Sort by spectrum (Num w/Spect):スペクトルを含むビンの数で並べ替えます。
Sort by spectrum (Highest w/Spect):スペクトルを含む最高周波数ビンで並べ替えます(フィルタースイープに適)。
Sort by spectrum (Fundamental Amt.):基本周波数のエネルギー量で並べ替えます。まず試すべきオプション。
Sort Randomize:フレーム順序をランダム化します。
Reverse Entire Table Order:全てのフレームの順序を逆にします(例: 明るい→暗いから暗い→明るいに)。
★XFER RECORDS SERUM 2 フォーミュラパーサー

フォーミュラパーサーは数学的関数を使用してウェーブテーブルを生成する高度な機能です。

数学に詳しくなくてもSINGLE、MULTIそれぞれプリセットを活用して簡単に試せます。
基本関数
関数名:sin(引数:1)サイン関数
関数名:cos(引数:1)コサイン関数
関数名:tan(引数:1)タンジェント関数
関数名:asin(引数:1)アークサイン関数
関数名:acos(引数:1)アークコサイン関数
関数名:atan(引数:1)アークタンジェント関数
関数名:sinh(引数:1)双曲線サイン関数
関数名:cosh(引数:1)双曲線コサイン関数
関数名:tanh(引数:1)双曲線タンジェント関数
関数名:log2(引数:1)底2の対数
関数名:log10(引数:1)底10の対数
関数名:ln(引数:1)自然対数
関数名:exp(引数:1)eのべき乗
関数名:sqrt(引数:1)平方根
関数名:sign(引数:1)サイン関数(x<0で-1、x>0で1)
関数名:rint(引数:1)最近傍整数に丸める
関数名:abs(引数:1)絶対値
関数名:min(引数:可変)引数の最小値
関数名:max(引数:可変)引数の最大値
関数名:sum(引数:可変)引数の合計
関数名:avg(引数:可変)引数の平均値
バイナリオペレーター
オペレーター:&&(優先順位 1)論理AND
オペレーター:<=(優先順位 4)以下
オペレーター:>=(優先順位 4)以上
オペレーター:!=(優先順位 4)等しくない
オペレーター:==(優先順位 4)等しい
オペレーター:>(優先順位 4)より大きい
オペレーター:<(優先順位 4)より小さい
オペレーター:+(優先順位 5)加算
オペレーター:-(優先順位 5)減算
オペレーター:*(優先順位 6)乗算
オペレーター:/(優先順位 6)除算
オペレーター:^べき乗(優先順位 7)
定数と変数
pi:3.141592653589793
e:2.718281828182818
w:現在の時間値(0.0~1.0、(x+1)/2と同等)
x:現在の時間値(-1.0~1.0)
y:現在のテーブル番号(0.0~1.0)
z:現在のテーブル番号(-1.0~1.0、(y*2)-1と同等)
q:FFTビンのインデックス(1~512、FFTエリアに描画する場合に使用)
in:現在の可視波形の値(全テーブルに適用される場合、各テーブルの値に変化)
sel:選択中のウェーブテーブルの値(処理開始時の選択テーブルのみ参照)
rand:-1.0~1.0のランダム値(全テーブルで固定)
・yやzを含む場合、全テーブルが再生成されます。
・qを含む場合、波形表示ではなくFFTエリアに描画されます。
くりっぱーは関数とか全くわかりませんが(^▽^;興味のある人はチャレンジしてみてください。
★XFER RECORDS SERUM 2 ウェーブテーブルのインポート / エクスポート

ウェーブテーブルのインポートのインポートメニュー、またはMac Finder / Windows Explorer / DAWファイルブラウザから波形をドラッグ&ドロップします。
※ステレオファイルの場合、OSC AとCは左チャンネル、OSC Bは右チャンネルを使用します。
インポートオプション
Dynamic Pitch - Zero Snap:ピッチマップを作成し、ゼロ交差を検出。シンプルな音(ピッチベンドやビブラートのあるノコギリ波など)に適しています。
Dynamic Pitch - Follow:ピッチマップに基づき、可変サイズのセグメントをインポート。複雑な音(コーラスやレゾナンスを含む)に適しています。
Frequency Estimation:音の基本周波数とハーモニクスを分析し、ウェーブテーブルに変換。モノフォニックなシンセリードやボーカルに最適です。
Constant Framesize (Pitch Average):平均ピッチを基に固定長でインポート。固定ピッチの音(シンセのワンショットなど)に最適です。
FFT 256/512/1024/2048:時間領域を周波数領域に変換し、スペクトルインポート。ドラムループやスピーチなど抽象的な音に適しています。大きいFFTサイズ(1024/2048)は高解像度、小さいサイズ(256/512)は処理が速い。
ウェーブテーブルのエクスポート
Export All As 8-bit (.256):8ビット形式でエクスポートします(ハードウェアシンセ用)。
Export All As 16-bit (.wav):16ビット、モノ、44.1kHz、2048サンプル/サブテーブルでエクスポートします。
Export All As 32-bit (.wav):32ビットでエクスポートします。
Export All As Single-Cycle Waves:各フレームを個別の単一サイクルWAVファイルとしてエクスポートします。
Export Selection:選択したフレームのみをSerum形式でエクスポートします。
★XFER RECORDS SERUM 2 ウェーブテーブルの保存
編集後のウェーブテーブルは背景色が変化し、未保存を示します。
「Custom」を右クリックし「Save Table」を選択してファイル名と保存先(Userフォルダ推奨)を指定します。
※ファクトリーウェーブテーブルは上書きしないでください(プリセットの音が変わる可能性があります)。新しい名前で保存しましょう。
プリセット保存時、変更したウェーブテーブルは自動的にプリセットに保存される(ファクトリーを除く)。ディスク容量はフレーム数に応じて8kB~4MB。
XFER RECORDS SERUM 2 セラム 操作方法
その9 ~Wavetable Editor編~|初心者でもわかる 解説

★XFER RECORDS SERUM 2 その9 ~Wavetable Editor編~ まとめ
Serum 2のウェーブテーブルエディターは楽曲の完成度をガツンと上げる必須ツールってわけじゃないけど音作りにとことんハマりたいクリエイターや波形をいじって唯一無二のサウンドを生み出したい人にはめっちゃ最高な機能だと思います。
波形を直感的に描いたり、FFTエリアでハーモニクスを細かく調整したり、さらには画像やオーディオファイルをインポートしてぶっ飛んだ音を作ったりできそうです。たとえばPNG画像の明るさを振幅に変換すると、どんな音になるか予想もつかないし音楽制作のインスピレーションをガンガン刺激してくれそうです。
実際波形の形状や動きを見ながらサウンドデザインするの楽しいですね^^
★XFER RECORDS SERUM 2 まとめ
これまで9回にわたってSerum 2のスゴい機能をガッツリ掘り下げてきましたがクリアでシャープなオシレーター、種類も豊富で柔軟性バッチリなフィルター、自由自在のモジュレーションマトリクスと、どれをとっても「10年以上トップシンセとして愛されてきた理由」をバッチリ納得させるものばかりでした。初心者からプロまで使いやすい設計になってると思います。
シンセとしてのポテンシャルもめっちゃ高いですが、SERUM 2の機能の中で特に衝撃を受けたのは、クリップ機能とアルペジエーター機能です。この二つは現代の音楽制作においてSERUM 2を単なるソフトシンセを超えた「クリエイティブな武器」に変える要素だと感じています。単なるシーケンスを超えランダマイズ、プロバビリティ、スケーリングといった先進的な機能でパターンを生成できます。ランダマイズ機能やプロバビリティ設定を使えば同じパターンが繰り返されることなく毎回微妙に異なるフレーズが生まれトラックのダイナミズムを高めます。
さらにスケーリング機能によりアルペジオのピッチやベロシティを細かく制御でき単純なコード進行から壮大なメロディーまで幅広い表現が可能です。これらの機能はくりっぱーがハードウェアのグルーヴマシンやシーケンサーで追求されてきたクリエイティブなアプローチをソフトウェア環境で高度に実現していると思いました!
うちの現代の統合型ソフトシンセだと
Arturia Pigments、VPS AVENGER 2、今回の
XFER RECORDS SERUM 2がメインになっていくと思いますが実際3つ使ってみた比較内容を書いていこうと思います。
Arturia Pigments・音作りの柔軟性・シンセエンジン
バーチャルアナログ、ウェーブテーブル、グ
ラニュラー、
サンプラー、アディティブ(加算)、フィジカル
モデリングなど多彩。
モジュレーションも豊富でハードをいじってるような感覚でシンセサイズができる。
Arturia Pigments・GUI(操作性)
洗練されたUIで視覚的にわかりやすい。
モジュレーションの動きが見えるのが便利。
アナログ感のある
サウンドも作れるが低音弱めなイメージ。多彩なエンジンで幅広い音作りが可能。グ
ラニュラーエンジンは負荷重め。
Arturia Pigments・モジュレーション / エフェクト
ランダマイズ、プロバビリティ、スケーリングに対応して即興でフレーズ生成可能だが現時点ではモノフォニック発音のみ。
一見、機能が多すぎて少し複雑に感じるが基本的に一画面で完結するので慣れれば何でもできる。スキンも変更可能。
太くパワフルな
サウンド。EDM向けの即戦力プリセットが多い。単体ドラムマシンとしても使用可能。ジャンルごとの豊富な
サウンドパックも魅力。
エフェクトが大量に搭載されており、内部で完結しやすい。
モジュレーションはドラッグとマトリクスでかんたんに設定可能。
ランダマイズ、プロバビリティ、スケーリングに対応して即興でフレーズ生成可能でポリフォニック発音も可能だが設定が面倒。
Xfer SERUM 2・シンセエンジン
高品質なウェーブテーブルシンセ。2からサンプル、グラニュラー、スペクトラルエンジンも搭載。モジュレーションが直感的で音の立ち上がりがクリア。
Xfer SERUM 2・GUI(操作性)
洗練されたインターフェイスで直感的でシンプル。視覚的なウェーブテーブル編集が強い。
Xfer SERUM 2・サウンド
非常にクリアでシャープ。ウェーブテーブルの解像度が高く、デジタル系の音が得意。エディターで波形を細かく調整可能。グラニュラー、スペクトラルエンジンは負荷重め。
Xfer SERUM 2・モジュレーション / エフェクト
モジュレーションはシンプルで直感的。複雑な設定もマトリクスで管理しやすい。FXも優秀だが種類は多くない。
Xfer SERUM 2・アルペジエーター / シーケンサー
クリップ、アルペジエーターともにポリフォニックのシーケンスの作成可能。ランダマイズ、プロバビリティ、スケーリングを駆使して簡単かつ高度なシーケンスを即座に生成可能。
強力なモジュレーションを感覚的に使いたい時はPigments
EDMやトランス系のハードなサウンドやドラムマシンを即戦力で使いたい時はAVENGER 2
クリアでシャープなデジタルサウンドを使いたい時はSERUM 2
といった感じで使いわける感じですかね。
ウェーブテーブルだけでいえば今回のWavetable EditorのあるSERUM 2が抜きんでてますね。
個人的には
DTM制作自体が変わるほどの衝撃かもしれません(当社比)笑
ではまた次回!
★XFER RECORDS SERUM 2 くりっぱーチャンネル 再生リスト
XFER RECORDS SERUM 2 くりっぱーチャンネル 再生リスト

【KURIPPER MACHINE MUSIQ】再生リスト
ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。

SONICWARE Lofi-12 XTをメインにしたマシンライブ名義のライブ動画です。
LowRezo Acid Crew再生リスト

見にきていただけるとうれしいです^^
www.youtube.com