0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
UVI Falcon 2 その17 ~IRCAM MULTI GANULAR編〜
フランスのメーカーUVIさんのソフトウェアの
とにかくいろいろすご過ぎる要塞みたいなシンセサイザー、
Falcon 2の動画連動ブログです。
今回は音の粒子を再統合して再生する
【
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IRCAMとはUVIさんのある
フランスの国立の音響・音楽の研究機関だそうです。
IRCAM Multi Granular(イルカムマルチグラニュラー)
~以下マニュアルより
IRCAM Multi Granular(イルカムマルチグラニュラー)オシレーターはIRCAMGranularのマルチボイスバージョンです。グラニュラーで合成した音声にボイスを重ねて、様々なユニゾン効果をもたらすことができます。
VOICES - ボイス
VOICES(ボイス)セクションは、オシレーターボイスに関する設定パラメーターが用意されています:
VOICES(ボイス)パラメーターは、重ねる(ユニゾンする)ボイス数を設定します。
設定値が1の場合、IRCAM Granularと同じ音色を創り出すことができます。
TIME SPREAD(タイムスプレッド)は、トリガーした際のボイスの発音タイミング(間隔)を設定します。
POSITION SPREAD(ポジションスプレッド)は、サンプル再生時のポジション間隔を設定します。
GRAIN - グレイン
GRAIN(グレイン)セクションには、グレインに関するパラメーターが用意されています。これらのパラメーターのほとんどIRCAMGranularと同一のものが装備されています。
• SIZE(サイズ)
• DENSITY(デンシティ)
• JITTER(ジッター)
• WINDOW(ウィンドウ)
• FADE(フェード)
• SYMMETRY(シンメトリー)
• PITCH VARIATION(ピッチバリエーション)
• PITCH CORRECTION(ピッチコレクション)
このモジュールには、IRCAM Granularにはないグレインに関するパラメーターが用意されています:
DURATION VARIATION(デュレーションバリエーション)は、グレインサイズにバリエーション(変化)を加える際に使用します。
REVERSE(リバース)は、グレイン個々の再生方向を設定します。
この再生方向は、サンプル再生全体の方向を決定づけるものではありません。つまり、Reverseをオンにした場合、グレインを逆再生しながら、正方向に発音していきます。
POSITION - ポジション
POSITION(ポジション)セクションには、IRCAM Granularと同一のものが装備されています。
• POSITION(ポジション)
• VARIATION(バリエーション)
• SPEED(スピード)
• DIRECTION(ディレクション)
• LOOP MODE(ループモード)
「マルチ」ということで
複数のグレインの読み出しポイントを操ることによって
複雑でさまざまなサウンドを得ることができます。
【VOICES】〔Voices〕でグレインの数を
増やすことができます(1~8)
【VOICES】〔Position Spread〕で
各グレインの再生ポイントの位置
【VOICES】〔Time Spread〕で
各グレインの再生タイミング
をずらして
複雑な音を得ることが可能です。
【GRAIN】【POSITION】のパラメーターは
【IRCAM GRANULAR】とほぼ同じです。
【MULTI GRANULAR】独自の機能として
【DURATION VARIATION】で
グレインごとのサイズに変化を与えます。
【Reverse】をオンにすると
グレインが逆再生します。
【POSITION】〔Rondom〕は
グレインの再生位置がランダマイズします。
Falconは豊富なモジュレーション機能があるので
グレインの再生位置やタイミングなど各パラメーター
をモジュレーションで動かすとさらに楽しくなります。
個人的にこのへんのサウンドをもっと追及したいですね。
UVI Falcon 2 その17 ~IRCAM MULTI GANULAR編〜
見にきていただけるとうれしいです^^