0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
先日KORGさんのシンセサイザー、volca modularを購入しました!
KORG volca modular コルグ ヴォルカ モジュラー操作方法
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ガジェット・シンセサイザーの代名詞のvolcaシリーズですがついにモジュラーまで出てきました!
KORG volca modularは8つのモジュール、50のパッチ・ポイントで実験的でより音色のシンセシスの幅が広い「ウェスト・コースト・スタイル」と呼ばれるシンセサイザーのスタイルを採用して変化に富んだサウンドを構築することが可能です。
(通常の減算式アナログシンセサイザーは「イースト・コースト・スタイル」と言われています。)
volcaシリーズでおなじみのステップシーケンサーもスケール、キー、マイクロ・チューニングなどを設定してより音楽的な演奏が可能です。
今回はKORG volca modularの基本的の操作について。
KORG volca modularはセミモジュラータイプのシンセサイザーである程度内部で結線されているのでパッチングなしでも演奏することが可能です。
下のキーに触れると音が出ます。
【FUNC】ボタンを押しながら〔1 SCALE〕キーを押すと3~16のキーから各スケールを選択できます。
【FUNC】ボタンを押しながら〔2 TONIC〕キーを押すと演奏するキーを選択できます。
【FUNC】ボタンを押しながら〔5 DOWN〕〔6 UP〕キーを押すとオクターブの変更ができます。
ぼく自身モジュラーを学ぶ前は
「ケーブル挿すとこいっぱいあるけど、何がなんだかわかんない」
と思ってましたし、そういう方も多いと思います。
KORG volca modularは
〔cv in〕
〔cv out〕
〔audio in〕
〔audio out〕
4つの入出力を使ってパッチングしていきます。
枠に色がないのがイン(左)色があるのがアウト(右)です。
変化させたいモジュール同士のINとOUTをつなぐ
これだけイメージしながらパッチングするとわかりやすいです。
Module Referenceを見ながらだとイメージしやすくなります。
【SOURCE】
キャリア、モジュレーター、2つの三角波を使ってシンセサイズしていきます。
【FUNCTIONS】
音の時間的変化をコントロールするいわゆるエンベロープのモジュールです。
2系統のファンクション(エンベロープ)・ジェネレーターで構成。
アタック、ホールド、リリース式のAHRジェネレーターに加え、スロープ・ジェネレーターとして知られるRise-Fallジェネレーターは、サウンドに時間的変化を与えるだけでなく、end triggerアウトをtriggerインにパッチしループさせることで、VCOやLFOとしても使用可能です。
【WOGGLE】
ピンクノイズとサンプルアンドホールド波形を出力します。
【SOURCE】につないだりランダムな音の変化を楽しむことができます。
【SPLIT】
1つの入力を2つの出力に分配するモジュール。逆方向に使用することも可能で、2つのコントロールもしくはオーディオ信号を1つにまとめることもできます。
【DUAL LPG】
2系統のローパス・ゲート回路で構成。ウェスト・コースト・タイプの特徴であるフィルターとアンプが一緒になったモジュールで、サウンドの明るさと音量が一緒に変化します。
【UTILITY】
2つの信号を様々な方法で結合するミキシング・スケーリング・モジュール。オーディオ信号だけでなくコントロール信号もミックス可能。
【SPACE OUT】
オーディオ信号に空間系エフェクトを付加するステレオ・モジュール。
いわゆるリバーブです。
【SEQUENCES】
内部シーケンサーに接続するためのモジュール。テンポの設定や、ゲート・カウンターによる周期違いの出力を選ぶことができます。
【WOGGLE OUT】Steooed →【SOURCE IN】Mod
につなぐとWOGGLEのランダム波形でSOURCEのMODが変調します。
本体にも信号の流れが線引いたりしてありますがModule Referenceを見ながらINとOUTの流れとそれぞれのパッチのはたらきを理解するとスムーズにパッチングできるようになります。
KORG volca modular コルグ ヴォルカ モジュラー操作方法
サイズはvolcaでもさすがはKORGさん、しっかりとモジュラーシンセサイザーしてます。
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KORG volca modular くりっぱーチャンネル 再生リスト
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