0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
4トラックグルーヴボックスのRoland AIRA MC-101のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
Roland AIRA MC-101 ローランド アイラ 操作方法
その8 〜LOOPER TRACK編~|初心者でもわかる 解説
今回はRoland AIRA MC-101のLOOPERトラックの基本的な操作の解説です。
MC-101の【LOOPER TRACK】はオーディオをタイムストレッチ、ピッチシフト可能でトラックのサウンドを録音 / 再生したりUSB接続したパソコンからの入力を録音/再生したりすることができるトラックです。
長さはテンポに応じた128ステップ(8小節)分の長さのオーディオファイルを鳴らせます。
MC-101はサンプルとは別に(サンプルは6分)
【LOOPER TRACK】では約60秒分のオーディオファイルを扱うことが可能です。
今回動画ではTRACK1~3をLOOPER TRACKに設定してあります。
オーディオファイルはドラムトラックの時のサンプルと同様にストレージモードで
ROLAND▷GROOVEBOX▷SAMPLEフォルダに入れます。
使ってて思ったのですがSAMPLEフォルダの中にもフォルダ作成して目的やサウンドごとに分けたほうが扱いやすそうですね。
【SHIFT】+【SOUND】で【SETTING】モードに入ります。
【VALUE】のダイヤルをまわして〔SAMPLE EDIT〕を選択します。
【SHIFT】+【SOUND】でサウンドのエディットモードに入ります。
【VALUE】のダイヤルをまわして〔SETTING〕を選択します。
〔Level〕
サンプルを再生する音量を設定します。
〔Pan〕
音の定位を調節します。
〔Delay Send〕
トータル・エフェクトのディレイへのセンド量を調整します。
〔Reverb Send〕
トータル・エフェクトのリバーブへのセンド量を調整します。
〔Pitch Chrom〕
音の高さを半音単位(± 2 オクターブまで)で設定します。PAD MODE NOTE でも設定を行えます。
〔Pitch Fine〕
音の高さを微調整します。
〔Pitch Shift〕
音の高さを広範囲で滑らかに変化させます。
〔PitchStrch〕
ピッチ・シフト/タイム・ストレッチの方式を選びます。
OFF:タイム・ストレッチをせず、ピッチを変化させてサンプルを伸長します。
※ OFF の場合、ピッチに関する設定は無効になります(ピッチ・シフトしません)。
TYPE1:メロディーなどに特化したタイム・ストレッチをします。
TYPE2:リズムに特化したタイム・ストレッチをします。
〔Str Window〕
タイム・ストレッチに関するパラメーター
です。値が大きいほど音質が向上します。ピッチ・シフトやタイム・ストレッチによ
る変化が大きいときに違和感がある場合は、値を小さくすると緩和される場合が
あります。
〔Reverse〕
ONにするとサンプルを逆方向に再生します。
〔Start〕
サンプルの再生を始める位置を設定します。
〔End 〕
サンプルの再生を終える位置を設定します。
〔Measure〕
サンプルを再生する小節数を設定します。Strtch をEND POINT に設定している
場合、小節数に合わせて再生速度が変化します。
〔Scale〕
1/8、1/16、1/8TMEASURE の基準となるステップの解像度を設定します。
〔Length〕
MEASURE の基準となるステップの数を設定します。
〔Strtch〕
ORG BPM
タイム・ストレッチの基準となるテンポの設定方法を決めます。
END POINT:End、Start、Measure、Scale からテンポ(BPM)を自動で設定します。ORG BPM:テンポ(BPM)を手動で指定します。
Org BPM
Strtch をORG BPM に設定した際に、サンプルのストレッチ前のBPM を指定します。
【SHIFT】+【TRACK SEL】を押してトラックの設定で〔BPM SYNC〕を設定することも可能です。
【LOOPER TRACK】は内部 / 外部のサウンドを録音することが可能です。
録音の前に【SHIFT】+【●】で設定をします。
【RECORDING :】
〔Rec Meas〕
何小節録音するのか設定します。
〔Rec Source〕
何の音を録音するのか設定します。
PC:USB経由で接続されたPCのサウンド
TRK1~4:MC-101の各トラック
MIXOUT:MC-101の出力
設定が終わったら他のトラックと同様に【●】+【▷】でレコーディングします。
ドラムトラックやトーントラックと同様にルーパートラックも【CONTROL C1~4】のつまみで各パラメーターをコントロール可能です。
Roland AIRA MC-101 ローランド アイラ 操作方法
その8 〜LOOPER TRACK編~|初心者でもわかる 解説
ドラムトラックのサンプルはいわゆる鳴らすのみのプレイバックサンプラー的な感じでしたが、今回の【LOOPER TRACK】ではピッチシフト、タイムストレッチ可能なのでまた別の使い方が可能です。
個人的にルーパーとかほとんど使ったことないのでサンプルとルーパーは一緒に考えてましたが、、、どうやら別物なんですね。
動画制作にあたってループトラックで扱うオーディオファイルをMC-101に入れてたらすぐにメモリーがいっぱいになってしまって「まだそんなに容量使ってないはずなのに??」って思って調べたらルーパートラックで使用できるサンプルは別で60秒とのことなんですね(^^;
※サンプルは約6分、ルーパートラックは約60秒
今回実際使ってみてギターのエフェクターとかに付いてるルーパーをMC-101の「トラック」として使うみたいな感覚なのかと解釈してます。
基本はドラム(サンプル)トラックとトーントラックでサウンドを作ってルーパートラックはここぞという時とかネタ的に使う感じですかね。
ピッチシフト、タイムストレッチは楽しいので何かしらで取り入れていきたいですね♪