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月額¥3000で使い放題っ! ~East West Composercloud使ってみた~

近年では音楽配信も定額制が定着しつつある今日この頃。

そういったクラウドサービスの波はソフトシンセ界にも来ているようです。

DTM/DAWのクリエーターさんにはお馴染みの古くはAKAIフォーマットのライブラリから高品位なサンプリング音源を制作し続けているハリウッドのソフトメーカーEast Westさんがやってくれました!

 

月々¥3000総額約130万円の高品位なサンプリング音源を使い放題です!

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・The Dark Side
・Fab Four
・Ghostwriter
・Goliath
・Gypsy
・Hollywood Strings Gold
・Hollywood Brass Gold
・Hollywood Orchestral Woodwinds Gold
・Hollywood Orchestral Percussion Gold
・Hollywood Harp Gold
・Hollywood Solo Cello Gold
・Hollywood Solo Violin Gold
・Symphonic Choirs Gold
・Symphonic Orchestra Gold Strings
・Symphonic Orchestra Gold Brass
・Symphonic Orchestra Gold Woodwinds
・Symphonic Orchestra Gold Percussion
・Pianos Gold Bechstein D-280
・Pianos Gold Bosendorfer 290
・Pianos Gold Steinway D
・Pianos Gold Yamaha C7
・Ministry Of Rock 1
・Ministry Of Rock 2
・ProDrummer Spike Stent/Doug Rogers
・ProDrummer Joe Chiccarelli/Doug Rogers
・Ra
・Silk
・Spaces
・Stormdrum 2 Pro
・Stormdrum 3
・Voices of Passion
・56’ Stratocaster
・Adrenaline
・BT Breakz
・BT Twisted Textures
・Drum n Bass
Electronica
・Funky Ass Loops
・Guitar & Bass
・Hypnotica
・Ill Jointz
Aerosmith's Joey Kramer Drums
・Percussion adventures 1
・Percussion adventures 2
Phat & Phunky
Public Enemy
・Scoring Tools
・Smoov Grooves
Steve Stevens Guitar
・Stormdrum 1 Loops
・Stormdrum 1 MuItiSamples
・Symphonic Adventures

 

とこれだけの音源が使い放題です!!!!!!!!!

・Student Plans (学生/教員向け)

・Composercloud (月額使い放題)←これ契約してみました。

・Composercloud X (↑の年間契約でセカンドマイクポジションのライブラリも使用可能)

 

必要なもの

・クレジットカード

・ilokアカウント

・サンプルライブラリ用HDD(SSD推奨もしくは7600回転以上のHDD)

 

クレジット情報を入力後ダウンローダーをインストールしてあとはサンプル音源を動かすソフト「Playエンジン」と各ソフトをインストールしていくだけです。

大きいソフトだと50~80GBくらい容量があるのでダウンロードに2~3日かかります。HDDは最低1TBくらいは必要ですかね。

もちろん使いたい音源だけダウンロードして使うっていうやり方も可能です。

 

「これでオレもハリウッドばりの音楽が作れるせっ!」って思いながらダウンロードしました。

 

…で実際使ってみて「う~ん」(^^;

 

もともと民族音源の「RA」は持っていたのでPlayエンジンの使いにくさには免疫あったんですが、ん~やっぱりあわないかなと。。。

 

まずループものがDAWのテンポに同期しない。

ピアノ、ストリングスなどオケものとかはさすがに音はリアルですが容量が大きいために読み込みに時間がかかるし、さらに(うちだけだと思いますが。。。)MIDI鍵盤で音鳴らしてると音止まらなくなったりするし…。

実際生音系の音はかなり良いですし、プロ/アマ問わずEast West社のソフトで素晴らしい曲を作っている方はたくさんいるので僕とパソコンのスペックが足らないと言われればそれまでですが。。。(^^;

個人的にサンプルライブラリーソフトはNative Instruments KONTAKTに分があるかな。基本DAWのマルチ音源モードって使い辛いのであまり好きじゃないです。

NI KONTAKTサンプラー自体の動作は軽いので音源ごとに立ち上げて使ってます。

 

残念ながら僕には合わなかったの多分解約すると思いますが(^^;月額¥3000でEast West社の音源全部使えるって十分試す価値はあると思うし、素晴らしいサービスだと思います。

 

また使いたくなったら利用すればいいですしね^^ 

 

実際に自分のシステムに組み込んで使ってみてしばらく使って気に入ったソフトを買うとかでもいいと思うし何万円もするソフト買って「こんなはずじゃなかったのにっ!」ってなるより全然いいと思います。

 

reFX Nexusとかもやってくれないかなぁ。

 

興味のある方は試してみてください^^

(インストール/ダウンロードは自己責任でお願いします。)

Composercloudページ

10,000+ Instruments for $29.99/month

 

 

 

 

Windows 7 環境でWAVESがインストール出来ない ~解決へ~

今やDAWで音楽制作する人には定番中の定番プラグインWAVES

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昔は値段も高くて「プロが使うプラグインソフト」ってイメージだったけど最近はかなり買いやすくなって手軽に音楽制作に導入できるようになりました。実際使ってみるとDAW付属のエフェクトプラグインよりさらにワンランク上のソフトというのが体感できます。

 

先日Windowsの壊れたパソコンにクリーンインストールを終えて殆んど復旧終わったんですが最後のWAVESのソフトがインストール出来ないという問題が発生しました。。。

 

近年WAVESWaves Central」というソフトを使ってソフトのインストールやライセンスの管理を行うシステムを採用しています。

 

早速Waves Central」をインストールしてみるとエントリポイントが見つかりません」とのエラーメッセージが。。。

一応ソフトは起動したので自分の持ってるプラグインを選んで「INSTALL」を実行するもまたエントリポイントが…」エラー。。。

 

「ほぼまっさらなWindowsでなんでこんなエラーが起こるんだ??」と思いながら代理店さんに問い合わせてみるとWindowsのアップデートすればこの問題は解決すると思われます」との回答が来ました。…

何かとWAVESはトラブル多いけどメディアインテグレーションさんの対応は素晴らしく良いです^^

 

「ほぼまっさらなWindowsというのが問題だったんですね^^; 

 

早速言われたとおりWindowsのアップデートを実行してると一向に進まない感じ。。。

(ここはかなり時間掛かると思われます。)

 

一日くらい放置してたらなんとか終わって再起動。

 

そしてWaves Central」を起動するとエントリポイントが…」エラーメッセージが出ない!^^

 

そのままログインして自分がライセンス持ってるソフトのインストールが無事に完了出来ました。

 

WAVESってWindows環境でトラブル多いのかなぁ。

今は全然問題ないけどライセンスの認証もトラブったし。

ネットでも意見が分かれるみたいですし、実際Mac使ってる音楽仲間は「WAVESでトラブるイメージない」って言ってました。

 

Windows環境でもしこういうトラブルにあった方がいたらWindowsアップデートを実行してみてください。

起動しないWindowsのデータの復旧

しばらく空いてしまいました。。。

 

夏の暑さも落ち着いてこれからバシバシ曲作るぞー!と思っていた矢先。。。

 

メインで制作に使用してるWindows 7のマシンが電源は入るものの、Windowsが起動しなくなりました。。。

 

パソコンのトラブルって突然来るんですよねぇ。。。

とりあえずいろいろ調べてWindowsの起動ディスクを入れてスタートアップの修復やコマンドプロンプトによる修復も試みてみましたが一向に症状は改善されませんでした。

HDDやメモリは正常に動作しているみたいなのですがどうやらWindowsを起動するプログラムが壊れて修復不能といった状態みたいです。

ここまで来たらもし復旧出来たとしてもWindows自体が不安定だし、クリーンインストールは避けられないな~って感じでした。
クリーンインストールすれば余計なデータもきれいになって安定しますしね。

制作用予備機もあるし、基本的に制作データやサンプリング音源などは外部HDDで処理してるし、バックアップも一応取っているのでそこまで深刻な状況ではないのですがちょっとまだ取り出したいデータがあったのでどうにかならないものかなぁて思っていろいろ調べてたら「Ubuntu」っていうソフトの存在をしりました。

 

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https://www.ubuntulinux.jp/home

Ubuntuとは無料で配布されているLinuxベースのOSソフトで別のパソコンでダウンロードしてDVDに焼いてDVDからそのOSを起動してディスクのデータを移すといった感じの作業です。USBメモリなどに入れて起動させたりもできそうですが今回はやりませんでした。

 

早速ダウンロードしてWindowsの壊れたマシンのDVDから起動するとUbuntu立ち上がりました!(HDDのデータの取り出しのみ行いたい場合はここでインストールを選択してはいけません。Ubuntuを試す」を実行します。)

操作はほぼWindowsみたいな感じで普通にパソコン使える方なら問題なく使える感じです。DVDからの起動からかちょっと動作が遅いです。

USBのHDDを繋ぐと認識してくれてデータをうまく移すことが出来ました!

 

※あくまで一例ですのでダウンロード及びデータの移動作業は自己責任でお願いします。HDDやメモリ自体が破損していたら無理かもしれません。

 

かんたんに手順をまとめてみます。

①正常に動作するパソコンでUbuntuのサイトからISOイメージファイルをダウンロードする。

②ダウンロードしたISOイメージファイルをライティングソフトでDVDに焼く。

Windowsの立ち上がらないマシンにディスクを入れて「リムーバルディスクからの起動」に設定して起動。

Ubuntuが立ち上がったらUbuntuを試す」を実行。

⑤USBのHDDやフラッシュメモリをつないで必要なデータを移す。

 

今回の僕と同じようなWindowsが起動しないといったトラブルがあって、どうしてもデータだけは取り出したいという方には「Ubuntu」試してみる価値はあると思います^^

 

まさに衝撃特価!AIR Music Technologyのソフトウェアシンセ「Xpand!2」が99%OFF!

ドイツのソフトウェアメーカーAIR Music Technologyのソフトウェアシンセの「Xpand!2」8月31日まで99%OFFのセールをしています。

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なんと日本円で約100円です!

かつてSteinberg系のソフトシンセを作っていたWizooというチームが現在のAIRみたいですね。

そういえばWizooのHyper Sonicもマルチ音源で人気ありました。

 

この「Xpand!2」はいわゆるプリセットタイプの「マルチ音源」で音を作るというよりあらかじめ用意された波形を組み合わせて使う感じです。プリセットは2500以上!

 

基本的にA〜Dの4パートに個別の音を読み込んで別々のに鳴らすもよし、レイヤー(重ねて)0鳴らすもよしといった感じの使い方が出来ます。

 

アルペジエーター、フィルターもエンベローブもあるのでいわゆるアナログシンセ的な使い方もできます。

 

僕は先日購入したAlesisのVX49にバンドルされていたので手に入れてあるんですが「使える」ソフトだと思います。

ソフト音源はリアルなアナログシンセを再現したものやハイファイなデジタルシンセなどたくさんありますがこういった手軽に使えるマルチ音源ってあんまりないので個人的には90年代のPCM音源が感じられてとても好感が持てますね。

MacWindows両対応、VST/AU両フォーマット対応です。

 

ソフトなので邪魔になるものでもないし動作も軽いのでコンポーザー/DTMerは持っていて損はないと思うのでおすすめです!

Alesis VX49 vol.2 ~インストール編~

先日買ったAlesisのUSB/MIDIキーボードのVX49が届きました。

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中々存在感ありますね。

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 早速セットしていろいろ試したいところですが…

マニュアルは日本語なし、ソフトウェアも特になし。。。

最近の流れからするとソフトウェアやドライバはダウンロードするんだろうなというのは察しがつきますが、何の情報もありません。 

 

代理店のInMusicさんのサイトでもVIPソフトウェアのマニュアルしかない。。。

何にもわからないのでInMusicさんに直接問い合わせると

「本国AlesisのサイトのHPでアカウント作って製品登録すれば各ソフトのダウンロードとシリアルがわかりますよ」との事。

 

でAlesisのサイトでアカウントの作成と元箱もしくは本体に書いてあるバーコードを入力【(21)~で始まるコード】して製品登録をしてVIPソフトや付属のソフトをダウンロードしました。

 

VIPソフトウェアのインストール(この中に「Hybrid 3」、「VACUUM PRO」、「LOOM」「XPAND! 2」のソフトウェアも含まれてます。)そして、いざソフトの立ち上げ!って思ったら何やらエラーメッセージが…

 

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要iLokアカウントとのことです!

 

僕は別のソフトでiLok使ってたのですぐにシリアルコード入れてライセンスの認証が出来ましたが持ってない方はiLokライセンスマネージャーのソフト(フリーウェア)が必要です。

HPの製品情報にもiLokの記載は確認出来ませんでした…。

 

代理店のInMusicさんはとても丁寧に対応して頂きましたがHPに情報のせるとか、製品の中にプリント一枚でもいいからクイックインストールガイド的なものが欲しかったですね。これDAWとかパソコンに慣れてない方だと何もわからないですよ。。。

 

ハードウェアとしての日本語マニュアルはないかと問い合わせたらAKAIのUSB/MIDIキーボードのADVANCEと大体同じだからそっちを参考にして下さい」とのこと。。。

 

せめてPDFで日本語のマニュアル欲しかったなぁ。。。

というわけで価格もお手ごろで使える音源満載なので初心者の方にもうってつけだと思いますが使い出す前の時点である程度のDAWの経験が必要かもしれません。

 

ざっくりまとめると

①Alesisのサイトにアカウント作成+製品コードの入力

②VX49のドライバ、VIPソフトウェア、各ソフトウェアのダウンロード&インストール 

③iLokライセンスマネージャーにてライセンス認証

④VIPソフトウェアを立ち上げてソフト内のSTOREから「Eighty Eight Ensemble」「Velvet」「TransFuser」「AIR Creative FX Collection」のダウンロード&インストール 

 

インストールを終えて使ってみてますが価格と比較してもハードウェアの質感や操作性もまずまずだし、付属の音源のクオリティも高い良い商品だと思います。それだけにインストールに関するインフォメーションの悪さが残念というかもったいないなと思ってしまいます。

 

実際の使用レヴューはまた次回しようと思います!

 

Alesis VX49 ~vol.1~

ここ最近ライブで使えるMIDI鍵盤兼コントローラーを探してたんですがPower Rec(IKEBE楽器)さんに行く機会があってこのAlesis VX49を見つけていじってみたんですが気に入ったので買っちゃいました。(まだ届いてないのでレポートは後ほど。)

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ファーストインプレッション&購入の決め手になった点。

・ライブ用としての丁度いい49鍵盤(37鍵盤だとちょっと物足りないし61鍵盤だとサイズが大きくなってしまう。)

・ベロシティ(鍵盤を叩く強さ)&アフタータッチ(鍵盤を押さえた後の指の圧力によるコントロール)対応。この価格帯でアフタータッチ対応は貴重です。

アルペジエーター内蔵

・付属ソフトシンセ多数。

・わりとざっくりな感じのインターフェイスで使い方覚えればライブであまり迷わなそう。

・USBの他に標準5ピンのMIDI入出力端子があるので外部ハードウェアのコントロールも可能

・値段

 

付属ソフトも強力で一昔前ならこのソフトだけでもこのキーボード買うくらいの値段はしました。良いのか悪いのかはわかりませんがお財布にやさしい時代になったものですね。

 

付属ソフト

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Hybrid 3

高解像度アナログ&ウェーブテーブル・シンセ

VACUUM PRO

ポリフォニック・アナログ・チューブ・シンセ

LOOM

加算合成のポリフォニック・シンセ

XPAND! 2

4系統マルチティンバ音源モジュール

Eighty Eight Ensemble

リッチでナチュラルな高品位ピアノ音源

Velvet

ビンテージ感溢れるエレクトリックピアノ音源

TransFuser

リアルタイム・グルーブ制作プラットフォーム

この製品の特徴として4.3インチ高解像度フルカラーディスプレイによるVIPというソフトウェアによってソフト音源をハードシンセのように扱えるというのが売りのようです。

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VIPというソフトはAKAI Professionalが開発して同社のADVANCEというUSB/MIDIキーボードにも搭載されてますね。

 ハードウェアから音色のブラウジング、エディットまで出来るNataive InstrumentsNKSみたいなものですかね。

 

 また実機が来たら使用レポート書いてみようと思います。

KORG Legacy Collection

KORGの往年の名機をソフトウェア化したバンドルコレクション、KORG Legacy Collection期間限定特別セールを実施だそうです。7月4日まで!

www.korg.com

KORGMIDIキーボードやコントローラーの関連製品を買うと¥9980(セール期間なら半額!)で買えちゃいます。(ダウンロード販売)

僕もこのソフト欲しさにコントローラー買いました(笑)

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もともとアナログエディションとデジタルエディションに別れて販売されてましが今はアナログ/デジタル両方のエディションがセットになっています。

Analog

MS-20

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78年発売のモノ(単音)シンセ。コンパクトなシンセながらパッチングなど幅広い音作りが可能。テクノ系のアーティストには常に人気があって現代でもMS-20miniとして復刻版が発売されるほどの人気のシンセです。またDSのソフトやアプリ版などもありKORGのアナログの代名詞ともいえるシンセです。

私的な使い方

特にベース、リードたまにSE作ったりします。 

 

Polysix

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1981年発売。海外のProphet-5に対抗して作られたといわれるポリフォニック(和音)シンセ。Prophetより1音多い6音です(笑)アナログっぽい厚めのストリングスやパッドなどが得意なシンセです。アルペジエーターも装備。

私的な使い方

ストリングスやシンセパッドで使います。シンセベースとしても結構好きで使います。

 

Mono/Poly

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1981年発売。モノ(フォニック)/ポリ(フォニック)なので単音で4つのオシレーターをユニゾン演奏も出来るし、4和音シンセとしても演奏出来ます。ソフト版はエフェクターも装備しているので音作りの幅はかなり広いです。

私的な使い方

このアナログシリーズの中ではかなり優等生なシンセなのでわりと何にでも使えますね。いいのか悪いのかわかりませんが、、、発音数も制限ありませんので。

 

アナログシンセの実機では発音数に制限がありましたがソフト版では発音ポリフォニック数が自由に設定出来るのでさらに幅広い使い方が可能です。

 

Digital

M1

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1988年発売。近年のアプリ化も記憶に新しいKORGシンセサイザーで最もヒットしたミュージックワークステーションの歴史的名機。ソフト版では必要なので省かれていますが8パート/8トラックシーケンサーも内蔵してその後のミュージシャンの制作スタイルをも変えてしまった名機です。あらゆるジャンルの音楽に使われて80年代末~90年代前半のシンセサイザーを使用した音楽には殆どこのM1が使われていると思います。

当時のKORGは経営が厳しく、YAMAHAから資金提供を受けてなんとか開発していたみたいですがこのM1の大ヒットで盛り返したとか。

その後もKORG01/W、TRINITY、TRITONOASYS、KRONOS等常に時代の先端をいくミュージックワークステーションシンセサイザーを発売し続けてます。

 

音を作るというよりはプリセットを選んで使えるシンセという感じです。KORGのPCMらしいガッツがあるというか派手な音がすでに確立されてて大好きです。基本最近のフィルターでウニョウニョ、ミョンミョンみたいた音は出ません(笑)まーそういう音にしたければエフェクトでいくらでも出来ますしね。

現代のソフト音源にくらべれば塵みたいなメモリーですが未だに使える音満載です。

ソフト版では当時別売りだっら音色ROMカードも全て内蔵しているのでこれだけでかなりの音が扱えます。しかも軽い!

クラブミュージックの音ってどうしてもローランドの某マシン系の音になってしまいますが「M1ピアノ」をはじめこのM1の音もかなり使われているのも事実。

僕は大好きなのでよく使いますが現代のソフトシンセなんかにあえてこの古いデジタルシンセを組み合わせてみるのも新鮮かもしれませんね。

私的な使い方

8パートのマルチ音源とてしても使えますが軽いので僕は単体でいくつも挿しちゃいます。とにかく音色数が多いのでどのジャンルにも使えます。ピアノ、オルガン、キーボード、ブラス、ストリングス系はよく使いますね。あとはこの時代の質感が欲しいときにあえてドラムやSEのサンプルやシンセ系の音使ったりとか。

 

WAVE STATION

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1990年発売。Prophet-5、Prophet-VSを開発したデイヴ・スミス氏をアドバイザーに迎えて開発されたシンセ。4つのデジタル波形をジョイスティックでミックスして自由度の高い音作りが可能です。またウェーブシーケンスという波形の再生する順番をシーケンスさせる機能もあり、当時は他にないかなりマニアックな音作りが出来るシンセサイザーでした。

個人的にラック版のWAVESTATION A/D持ってたので思い入れのあるシンセでもあります。

またソフト版はオリジナルより波形が大幅に追加されてるので単純にPCMシンセとしても十分使えます。この時代のデジタルシンセのソフトってなかなかないので重宝しますね。

私的な使い方

M1同様プリセットが多いのでこちらも守備範囲はかなり広いです。基本的な楽器音の波形は網羅してますが民族系楽器の波形が多いのも良いですね。こちらは音色ブラウズ機能がないので久々に使うとどこにあったのか忘れます(笑)

ベース、ベル系、パッド系なんかでよく使います。たまにウェーブシーケンス組んだりとか。

時間があったらもっとじっくりウェーブシーケンス組んでみたいと思ってますが中々実現しません。。。

 

エフェクター

MDE-X

90年代後半に大ヒットしたKORG TRITONの好評だったエフェクター部分をソフトしたもの。確実に良い仕事してくれますね。

私的な使い方

バーブやディレイは結構使います。ただ表示が小さいので見辛いです。。。

 

このレガシー(遺産)コレクション、本家KORGが作ってるだけあってシンセとしてはクオリティも高くて殆ど不満はないのですがさすがに10年以上も前のソフトですのでちょっと設計とかGUIとか新しくして欲しいですね。有料でもいいので。

一時期名機TRITONVST化されるなんてウワサも流れて画面まで出たんですがフェイクだったみたいです。。。

本当にこのソフトは困った時によく助けられてるし、大好きなのでまた気が向いたらこのブログでなんか書いてみたいと思います。

 

製品情報

www.korg.com

こちらのコントローラーを買うともれなくKORG Legacy Collectionが付いてきちゃうみたいです!KORGさん太っ腹っ!

基本パソコン用のコントローラーですがTRITON taktileの方は90年代の名機「TRITON」のシンセ音源まで入ってます!

(出力がピンジャックのみなのが非常に残念です。。。)

 

 こちらの商品についてくる「M1 Le」からだとさらにお得にKORG Legacy Collectionにアップグレードできるみたいですね。