くりっぱーとろにくすのブログ

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KORG Legacy Collection

KORGの往年の名機をソフトウェア化したバンドルコレクション、KORG Legacy Collection期間限定特別セールを実施だそうです。7月4日まで!

www.korg.com

KORGMIDIキーボードやコントローラーの関連製品を買うと¥9980(セール期間なら半額!)で買えちゃいます。(ダウンロード販売)

僕もこのソフト欲しさにコントローラー買いました(笑)

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もともとアナログエディションとデジタルエディションに別れて販売されてましが今はアナログ/デジタル両方のエディションがセットになっています。

Analog

MS-20

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78年発売のモノ(単音)シンセ。コンパクトなシンセながらパッチングなど幅広い音作りが可能。テクノ系のアーティストには常に人気があって現代でもMS-20miniとして復刻版が発売されるほどの人気のシンセです。またDSのソフトやアプリ版などもありKORGのアナログの代名詞ともいえるシンセです。

私的な使い方

特にベース、リードたまにSE作ったりします。 

 

Polysix

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1981年発売。海外のProphet-5に対抗して作られたといわれるポリフォニック(和音)シンセ。Prophetより1音多い6音です(笑)アナログっぽい厚めのストリングスやパッドなどが得意なシンセです。アルペジエーターも装備。

私的な使い方

ストリングスやシンセパッドで使います。シンセベースとしても結構好きで使います。

 

Mono/Poly

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1981年発売。モノ(フォニック)/ポリ(フォニック)なので単音で4つのオシレーターをユニゾン演奏も出来るし、4和音シンセとしても演奏出来ます。ソフト版はエフェクターも装備しているので音作りの幅はかなり広いです。

私的な使い方

このアナログシリーズの中ではかなり優等生なシンセなのでわりと何にでも使えますね。いいのか悪いのかわかりませんが、、、発音数も制限ありませんので。

 

アナログシンセの実機では発音数に制限がありましたがソフト版では発音ポリフォニック数が自由に設定出来るのでさらに幅広い使い方が可能です。

 

Digital

M1

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1988年発売。近年のアプリ化も記憶に新しいKORGシンセサイザーで最もヒットしたミュージックワークステーションの歴史的名機。ソフト版では必要なので省かれていますが8パート/8トラックシーケンサーも内蔵してその後のミュージシャンの制作スタイルをも変えてしまった名機です。あらゆるジャンルの音楽に使われて80年代末~90年代前半のシンセサイザーを使用した音楽には殆どこのM1が使われていると思います。

当時のKORGは経営が厳しく、YAMAHAから資金提供を受けてなんとか開発していたみたいですがこのM1の大ヒットで盛り返したとか。

その後もKORG01/W、TRINITY、TRITONOASYS、KRONOS等常に時代の先端をいくミュージックワークステーションシンセサイザーを発売し続けてます。

 

音を作るというよりはプリセットを選んで使えるシンセという感じです。KORGのPCMらしいガッツがあるというか派手な音がすでに確立されてて大好きです。基本最近のフィルターでウニョウニョ、ミョンミョンみたいた音は出ません(笑)まーそういう音にしたければエフェクトでいくらでも出来ますしね。

現代のソフト音源にくらべれば塵みたいなメモリーですが未だに使える音満載です。

ソフト版では当時別売りだっら音色ROMカードも全て内蔵しているのでこれだけでかなりの音が扱えます。しかも軽い!

クラブミュージックの音ってどうしてもローランドの某マシン系の音になってしまいますが「M1ピアノ」をはじめこのM1の音もかなり使われているのも事実。

僕は大好きなのでよく使いますが現代のソフトシンセなんかにあえてこの古いデジタルシンセを組み合わせてみるのも新鮮かもしれませんね。

私的な使い方

8パートのマルチ音源とてしても使えますが軽いので僕は単体でいくつも挿しちゃいます。とにかく音色数が多いのでどのジャンルにも使えます。ピアノ、オルガン、キーボード、ブラス、ストリングス系はよく使いますね。あとはこの時代の質感が欲しいときにあえてドラムやSEのサンプルやシンセ系の音使ったりとか。

 

WAVE STATION

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1990年発売。Prophet-5、Prophet-VSを開発したデイヴ・スミス氏をアドバイザーに迎えて開発されたシンセ。4つのデジタル波形をジョイスティックでミックスして自由度の高い音作りが可能です。またウェーブシーケンスという波形の再生する順番をシーケンスさせる機能もあり、当時は他にないかなりマニアックな音作りが出来るシンセサイザーでした。

個人的にラック版のWAVESTATION A/D持ってたので思い入れのあるシンセでもあります。

またソフト版はオリジナルより波形が大幅に追加されてるので単純にPCMシンセとしても十分使えます。この時代のデジタルシンセのソフトってなかなかないので重宝しますね。

私的な使い方

M1同様プリセットが多いのでこちらも守備範囲はかなり広いです。基本的な楽器音の波形は網羅してますが民族系楽器の波形が多いのも良いですね。こちらは音色ブラウズ機能がないので久々に使うとどこにあったのか忘れます(笑)

ベース、ベル系、パッド系なんかでよく使います。たまにウェーブシーケンス組んだりとか。

時間があったらもっとじっくりウェーブシーケンス組んでみたいと思ってますが中々実現しません。。。

 

エフェクター

MDE-X

90年代後半に大ヒットしたKORG TRITONの好評だったエフェクター部分をソフトしたもの。確実に良い仕事してくれますね。

私的な使い方

バーブやディレイは結構使います。ただ表示が小さいので見辛いです。。。

 

このレガシー(遺産)コレクション、本家KORGが作ってるだけあってシンセとしてはクオリティも高くて殆ど不満はないのですがさすがに10年以上も前のソフトですのでちょっと設計とかGUIとか新しくして欲しいですね。有料でもいいので。

一時期名機TRITONVST化されるなんてウワサも流れて画面まで出たんですがフェイクだったみたいです。。。

本当にこのソフトは困った時によく助けられてるし、大好きなのでまた気が向いたらこのブログでなんか書いてみたいと思います。

 

製品情報

www.korg.com

こちらのコントローラーを買うともれなくKORG Legacy Collectionが付いてきちゃうみたいです!KORGさん太っ腹っ!

基本パソコン用のコントローラーですがTRITON taktileの方は90年代の名機「TRITON」のシンセ音源まで入ってます!

(出力がピンジャックのみなのが非常に残念です。。。)

 

 こちらの商品についてくる「M1 Le」からだとさらにお得にKORG Legacy Collectionにアップグレードできるみたいですね。