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KORG Collection TRITON コルグ コレクション トライトン その1 ~基礎操作編〜|初心者でもわかる 操作方法 解説【0からはじめるギタリストのためのシンセサイザー】 

0からのシンセサイザーのくりっぱーこと

Kurippertronixxx@Kurippersynthです。

 

音楽誌「Player」さんとの連動企画

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www.player.jp

 

今回の【0からはじめるギタリストのためのシンセサイザー】 KORG Collection TRITONの動画連動ブログです。

 

KORG Collection TRITON その1 ~基礎操作編〜 ブログ連動動画

 

KORG Collection TRITON コルグ コレクション トライトン

その1 ~基礎操作編〜|初心者でもわかる 操作方法 解説

 【0からはじめるギタリストのためのシンセサイザー】 

 

 


 

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www.korg.com

 


 

 今回はKORG Collection TRITONの基本的な操作についての解説です。

 

KORG Collection TRITONとは?

 

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TRITONKORGさんが1999年に発売したワークステーションシンセサイザーです。
当時はヴァーチャルアナログシンセサイザーサンプラーが全盛でしたがまだDAWもない時代、TRITONは一台で
・キーボード
・デュアルポリフォニックアルペジエーター
を統合して、歴史的名機のM1からワークステーションシンセサイザーを牽引してきたKORGさんが放った決定版のシンセサイザーで大ヒットしました。
 
ポップス、ロック、テクノ、ヒップホップなどなどあらゆるミュージシャン / プロデューサーに使用されていました。国内でも宇多田ヒカルさんやブンブンサテライツなどあらゆるアーティストが使用していました。
 
アメリカだとヒップホップやR&Bのプロデューサーにとても人気があったみですね。
(そのへんの音楽はあまり明るくないので(^^;)
 
サウンドだけじゃなくパターンを演奏するというスタイルもこのTRITONから始まった感じですね。
くりっぱーも実機のTRITONを長年愛用していましたが数年前にガタがきてボタンが効かなくなったり、維持できなくなってしまったので泣く泣く処分しました。。。
 
TRITONは多機能でKORGさんらしい出音の良さ、拡張性の高さが人気だったと思います。
 

1999年の登場以来、00年代~DAWプラグインが普及するまでワークステーションシンセサイザーの決定版として時代を駆け抜けたシンセサイザーでした。

 

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KORG Collection TRITONではオリジナルTRITONの開発者の方が監修でTRITONHI(Hyper Integrated)音源を完全再現して拡張ライブラリーEXB-PCMシリーズもすべて網羅しています。
 

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ソフトウェア版TRITONまたはKORG Collection 3を購入すると2004年のTRITONの最終モデルで真空管「Valve Foece」機能を搭載したTRITON Extremeも使用することが可能です。

 

KORG Collection TRITON おもな4つのモード

 

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KORG Collection TRITON基本的に4つのモードを使います。

 

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【PROG】

基本のサウンドプログラムです。

〔SINGLE〕
1つのオシレーターを使用します。OSC、FILTER、AMP、2つのLFOで構成さ
れています。

〔DOUBLE〕
2つのオシレーターを使用します。各オシレーターごとに OSC、FILTER、AMP、
2つのLFOで構成され、より複雑なサウンドを作ることができます。

〔DRUMS〕
プログラムはSINGLE選択時と同じで、1つのオシレーターを使いますが、マル
チサンプルのかわりにドラムキッ トを割り当てたプログラムになります。OSC、
FILTER、AMP、2つのLFOで構成されています。

 

【PROG】では

・5系統のIFX(インサート・エフェクト)

・2系統のMFX(マスター・エフェクト)

・マスターEQ

・ポリフォニックアルペジエーター

の使用が可能です。

 

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【COMBI】

【PROG】を組み合わせたコンビネーションです。

プログラムを重ねてサウンドに厚みを出したり、鍵盤で分けたりすることが可能です。

【COMBI】は最大8つのプログラムを組み合わせて使用可能です。

・5系統のIFX(インサート・エフェクト)

・2系統のMFX(マスター・エフェクト)

・マスターEQ

・2機のアルペジエーター

を同時に使用可能です。

 

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【BROWSE】

【PROG】【COMBI】をカテゴリーやキャラクター別で各サウンドを素早く探すことが可能です。

また〔Favarite〕機能でお気に入りの音色を登録することも可能です。

 

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【GLOBAL】

TRITON全体の各種設定をします。 

 

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【REALTIME CONTROLLED】

右クリックして4つののつまみに各パラメーターをわりあてしてコントロール可能です。

 

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・2つのスイッチ

ジョイスティック(モジュレーション / ピッチベンド)

・リボンコントローラー

に各コントロールのわりあてが可能です。

 

KORG Collection   シンセサイズの各機能を知ろう!

 

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【EASY】

シンセサイズの各機能の主要なパラメーターをコントロールできます。

【OSC】

2つのオシレーターの設定をします。

オシレーター1つにつき〔HIGH / LOW〕2つの波形を選択可能です。

【FILTER】

サウンドの明るさをコントロールします。

【AMP】

音量の変化をコントロールします。

【PITCH】

音程の変化をコントロールします。

LFO

LFO(Low Frequency Oscillator)でサウンドを変調します。

また〔Modulation〕で変調のわりあてをします。

【IFX / MFX】

5系統のIFX(インサートエフェクト) / MFX(マスターエフェクト)の設定をします。

ARP

ポリフォニックアルペジエーターで様々なパターンを演奏可能です。

 

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 ※ARPの〔LATCH〕機能を使うには【GLOBAL】の「ENABLE LATCH」をオンにする必要があります。

 

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【BROWSE】で各PROGを選択して鳴らします。

懐かしい音ばかりでした笑

時代を感じますがキーボード系なんかはとくにいまも使えるサウンドですね。

 

KORG Collection  TRITON  コンビネーションを使おう!

 

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【COMBI】〔COMBI〕をクリックして各プログラムのキースプリット(音が鳴る範囲)やトランスポーズ(ピッチ)の設定をします。

 

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【COMBI】ではA / Bのアルペジエーターを同時に使い分けることが可能です。

・Aはドラムのパターン

・Bはポリフォニックのシンセのフレーズ

など同時演奏も可能です。

 

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PROG同様に【BROWSE】でコンビネーションを選択できます。

【COMBI】はPROGを重ねてる分サウンドに厚みがあったり、バッキングフレーズのようなものもたくさんあります。

 


 

KORG Collection TRITON その1 ~基礎操作編〜 ブログ連動動画

 

KORG Collection TRITON コルグ コレクション トライトン

その1 ~基礎操作編〜|初心者でもわかる 操作方法 解説

 【0からはじめるギタリストのためのシンセサイザー】 

 

 

KORG Collection  TRITON その1 ~基礎操作編〜 まとめ

 

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TRITONはくりっぱーもDAW導入前は制作、ライブともに常にスタメンシンセだったのでめっちゃ思い入れがありますねー。

 

プリセットサウンド「Romance Layer」「Noise Stabber」とか泣けてきます。

ドラムのサウンドも好きだったなぁ。

 

プラグイン化にともないシーケンサーサンプラーの機能は省かれてますがサンプラーは敢えてあっても良かったのかなって思います。

(いらないといえばいらないのですが(^^;)
 
TRITON以降は音楽制作もDAWプラグインにシフトしていってワークステーションシンセサイザーも当然現行機もより高機能  / 高性能になっていますが、その在り方は変化していったように思います。
 
KORG Collection ProphecyTRITONを組み合わせれば90年代から00年代のサウンドをカバーできますね
サウンド的には時代を感じますが、今でも全然使えるサウンドだと思います。
 
とくにロック / ポップス / J-POP系のサウンドはキーボード、ベル、オーケストラなど普遍的なものがたくさん収録されてるのでオールマイティに使えます♪
 
ある意味「現代の定番」を作ったのがTRITONなのかも知れませんね^^
 
ぽっぷス / バンド系からトラックメーカーまであらゆるジャンルの制作に使えます。
 
基本的にワークステーションシンセサイザー「音を選んで重ねる」シンセサイザーですがTRITONはさまざまな楽器やシンセサイザーの波形を収録しているし、基本的なシンセサイズの機能を使えるのであえてイチから波形を組んで音作りしてみても楽しいかもしれませんね^^
 
ではまた次回! 
 

 

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