くりっぱーとろにくすのブログ

電子楽器や音楽のワクワクを共有したいブログ

【スポンサーリンク】

ARTURIA SQ80 V 操作方法 アートリア その1 ~基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーこと

Kurippertronixxx@Kurippersynthです。

 

ArturiaさんのプラグインSQ80 Vの動画連動ブログです。

 

ARTURIA SQ80 V その1 ~基礎操作編~ ブログ連動動画

 

ARTURIA SQ 80 V アートリアエンソニック 操作方法

その1 ~基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

ARTURIA SQ80 V 最新価格はこちら!(アフィリエイトリンク)

こちらで購入していただくとくりっぱーの活動資金になるのでよろしくお願いします!

ARTURIA CZ Vは単品購入の他V-COLLECTIONにもバンドルされています。

ARTURIA V Collection 最新価格はこちら!(アフィリエイトリンク)

 

 

www.arturia.com

 


 

今回はARTURIA SQ80 V基本的な操作の解説です。

 

ARTURIA SQ80とは?

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210828085051j:plain

 

SQ80は1988年にENSONIQ(エンソニック社が発売した3DCOのデジタルシンセサイザーです。

 

ENSONIQ社はもともとコモドール64というホームコンピューターを作っていた会社の人達が電子楽器メーカーを立ち上げてシンセサイザーサンプラーを開発していた、というユニークなメーカーさんでした。

 

現在ENSONIQ社は倒産してしまってもうないメーカーさんですがいまだにシンセマニアの間では人気の高いメーカーさんです。

 

ENSONIQ SQ80は「クロス・ウェイヴ・シンセシス」というシンセシスでアナログシンセ波形、デジタル波形、サンプル波形のデジタルオシレーターエンベロープやアナログフィルターで加工して音作りするシンセサイザーです。

 

さらにARTURIA SQ80 Vでは

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210828090051j:plain

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210828090102j:plain

 

SQ80の前身モデルのESQ-1

SQ80の後に発売されたフルデジタル化されたVFX

の波形も搭載していて幅広いサウンド作りが可能です!

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210915042859p:plain

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210915041459p:plain

 

ARTURIA SQ80 Vでは

• MPE (MIDI Polyphonic Expression) 対応
• フェイズディストーション & トランスウェーブシンセシス搭載
• オリジナルよりも多くの波形を搭載
• ユニゾンモード
• アルペジエイター
モジュレーション機能の強化
• 15種類のエフェクトを内蔵した4系統のエフェクト
• 最大16ボイスの同時発音数
• 複数のSQ80 Vをそれぞれ異なるセッティングで同時使用可能
DAWのオートメーション機能でコントロール可能
• 無制限にプリセットをセーブ可能

の機能が追加されています。

 

ARTURIA SQ80 V  3つのモード

 

ARTURIA SQ80 V では

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916025431j:plain

 

【Haedware】

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916025530j:plain

 

【Synthsis】

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916025614j:plain

 

【Effects】

 

の3つのモードを行き来しながらサウンドを作っていきます。

 

ARTURIA SQ80 V  Hardwareモードで演奏しよう!

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916025836j:plain

 

ARTURIA SQ80 Vは現代のシンセでは定番の押さえたノートや分散和音をさまざま方法で鳴らす機能Arpeggiatorの機能が搭載されています。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916030339j:plain

 

【UNISON】のスイッチをオンにして音を重ねてサウンドに厚みや揺らぎをくわえることが可能です。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916030140j:plain

 

【Hardware】モードでは3つのオシレーターとフィルターのコントロールが可能です。

 

ARTURIA SQ80 V  Synthesisモードでエディットしよう!

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916030530j:plain

 

ARTURIA SQ80 Vは3つの【OSCILLATOR】をもとにサウンドを作成します。

 

デジタルオシレーター

〔SQ80 Waveforms〕

オリジナルのSQ 80のデジタルオシレーター

VFX Waveforms〕

SQ 80の後継機VFXのトランスウェーヴオシレーター

トランスウェーヴは波形の読み出し位置(Position)を動かせるのでウェーヴテーブルのようなサウンドを鳴らす事も可能です。

〔ESQ1 / SQ 80 Hidden Waves

SQ 80の前身機のESQ 1 / SQ 80の隠されていた(?)波形

わりとノイジーな感じの波形が多い気がします。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916031636j:plain

 

オシレーターに限らず〔+〕がある各パラメーターはモジュレーションのSource(LFOエンベロープなど)のわりあてが可能です。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916031956j:plain

 

【OSCILLATOR 2】オシレーターシンク、Amp Modが可能です。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916032353j:plain

 

【VOICE】でSQ 80 Vの発音の設定をします。

【UNISON】【GLIDE】の設定も可能です。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916032613j:plain

 

シンセサイザーサウンドの要、フィルターはCEM3379というICを再現したそうで独特の質感がありますね。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916032849j:plain

 

【Synthesis】モードのフィルターはローパスのみですが【Effects】のマルチモードフィルターを選択すればハイパス、バンドパス、コムフィルターなど多彩なフィルターを使用可能です。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916033259j:plain

 

【ENV】ではカーヴを描いて各パラメーターに時間的な変化を与えます。

※【ENV 4】はあらかじめAMP(音量)にわりあてられています。

 

3つのエンベロープから選択可能です。

〔SQ 80〕

オリジナルのSQ 80のエンベロープを再現したもの

〔MSEG〕

ARTURIAさん独自のステップのようなエンベロープ機能

〔DADSR〕

ディレイ、アタック、ディケイ、サスティン、リリースの5つのポイントでカーヴを作成するエンベロープ

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916034003j:plain

 

低い周波数のオシレーターで各パラメーターを「揺らす」シンセサイザーの変調の定番LFOは3つ使用可能です。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916034248j:plain

 

LFO】の上の【MIXER】では2つのモジュレーションをミックスしてより複雑な波形にすることが可能です。

最近のVシリーズのPIGMENTSや最近のVシリーズのJUP 8 VCZ Vでもこういう機能ついてますよね。

 

ARTURIA SQ80 V Effectsを使おう!

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916034837j:plain

 

ARTURIA SQ80 Vは4つのエフェクトを使用可能です。

4つのエフェクトは1~4直列で出力するか【SERIES】

エフェクト1 / 2、エフェクト3 / 4を別々の出力する【PARALLEL】

のどちらかを選択可能です。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916035432j:plain

 

ARTURIA SQ80 VのエフェクトはPIGMENTSと同じような感じなのでマルチモードフィルター、マルチバンドコンプ、ピッチシフトディレイなど現代的なものも多く、また各パラメーターも変調可能なのでサウンドの味付けから現代的な積極的なサウンド作りまで幅広く使えます。

 

ARTURIA SQ80 V  各種設定をしょう!

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916040011j:plain

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210916040025j:plain

 

ARTURIAさんのソフト共通の設定モードで各種の設定をします。

〔Tutorials〕では基本的な音作りの手順を教えてくれます。

シンセに慣れない方とかはやってみても良いかもしれませんね。

 


 

ARTURIA SQ80 V その1 ~基礎操作編~ ブログ連動動画

 

ARTURIA SQ 80 V アートリアエンソニック 操作方法

その1 ~基礎操作編~|初心者でもわかる 解説

 

 

ARTURIA SQ80 V  その1 ~基礎操作編~ まとめ

 

もともとARTURIAさんソフトウェアエミュレーションはアナログヴィンテージのシンセサイザーの再現からはじまりましたが近年ではデジタルシンセサイザーの再現も増えてきてました。

 

くりっぱーは新しいV-Collectionが発表されるたびに「アートリアさん、エンソのシンセはよ!」ってSNS等で発言していましたので笑「ついに!」って感じでめっちゃうれしいです^^

しかもVFXESQの波形も入っているのも良いです。

 

VFXはウェーヴテーブルに近いし、ESQの波形はノイジーなものが多いのでけっこう現代的な使い方もできそうですね。

 

SQ 80の特徴というか、デジタル波形なのにアナログシンセみたいな質感なのはフィルターによるところが大きいんでしょうかね。

 

Ensoniq SQ80自体も人気があるのに市場にもほとんど出てこないというレアというシンセサイザーだったので今回のソフトウェア化はかなり意味があると思います。

 

ソフトウェアシンセサイザーとしても使いやすくなおかつARTURIAさんならではのアレンジがあって現代的でいいですね。

 

ARTURIA SQ80 VVFXの波形はウェーヴテーブルのように波形の位置を動かせますが実機のVFXや後継のTS-10 / 12はもっと高度な波形のエディットが可能だったみたいですね。

 

今後のバージョンアップに期待したいです!

 

トランスウェーヴといえばSQ80やVFXのトランスウェーヴをさらに発展させた

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210915043201j:plain

 

ENSONIQ Fizmoというシンセサイザーが1998年に発売されました。

多分製造台数が100台くらいのレアなシンセサイザーでしたがくりっぱー当時所持していました笑…が未熟すぎて良さがあまりわからず手放してしまいました(^^;

いまの時代ならマッチするかもしれませんね。

 

…なのでARTURIAさんにはFizmo Vも期待したいところです !!!!!

 

ヴィンテージ・デジタルシンセサイザーサウンドも今聴くと新鮮ですね♪

 

しばらくはARTURIA SQ80 Vで念願のエンソニックサウンドを楽しんでいこうと思います♪

 
ではまた次回! 
 

 

ARTURIA SQ80 V 最新価格はこちら!(アフィリエイトリンク)

こちらで購入していただくとくりっぱーの活動資金になるのでよろしくお願いします!

ARTURIA CZ Vは単品購入の他V-COLLECTIONにもバンドルされています。

ARTURIA V Collection 最新価格はこちら!(アフィリエイトリンク)

 

ARTURIA SQ80 V  くりっぱーチャンネル再生リスト

 

Arturia SQ80 V くりっぱーチャンネル再生リスト

 

 

Youtube KURIPPER MACHINE MUSIQ

 

KURIPPER MACHINE MUSIQ】再生リスト

ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210224043540j:plain

 

Youtube【くりっぱーチャンネル】

 

シンセサイザーの解説動画やマシンライブ動画などを公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^

 

www.youtube.com