0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
音楽誌「Player」さんとの連動企画
【0からはじめるギタリストのためのシンセサイザー】
“新世代ウェーブ・シーケンシング・シンセサイザー” KORG Wavestate のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
KORG wavestate コルグウェーブステイト 操作方法
今回はKORG WavestateをPCMシンセサイザーに見立てて音作りする解説です。
前回と同様に【LAYER ABCD】のウェーブシーケンスのStart と EndをA1にします。
サンプルを選択するときに【SHIFT】+【PAGE】を押すとPERFORMと同様にカテゴリーから各サンプル選択可能です。
wavestateは膨大な波形が入っているので目的のサンプルを探しやすくなりますね。
今回は【LAYER A】にアコースティックピアノのサンプルを選択して【ENVELOPES】で音量のカーヴをコントロールします。
【LAYER B】はストリングス
【LAYER C】はブラス
【LAYER C】はクワイアとABCDのレイヤーにサンプルを割り当てます。
レイヤーはもちろんすべて重ねて鳴らすことが可能ですが、今回はベクトルコントロールします。
【ENVELOPES】VECTORを押して【LAYER A】の〔Vector Volume〕をOnにします。
BCDも必要なら設定します。
(今回はOnになってました)
演奏しながらジョイスティックを動かすとABCDにわりあてたレイヤーのボリュームのベクトルコントロールが可能になります。
【PERFOM】(ホームボタン)を押して【SHIFT】+【PAGE+】で〔Layer Program〕でレイヤーの設定をします。
レイヤーごとの音量のコントロール
演奏(ノートオン)の強弱の〔Velocity Zone〕
キーボードの演奏の範囲を設定する〔Keyborad Zones〕
たくさんのPERFORMANCEを使って演奏するときはカテゴリーから検索したとしてもいちいち音色をブラウズするのはかなりのロスですよね。
【SET LIST】機能でセットしておけばワンタッチでたくさんの音色切り替えることが可能です。
1 ~ 16のボタンはセットリストのボタンとしても使えるので
ABCDの各バンクに16個、最大64個のセットを組むことが可能です。
登録したいパフォーマンスを使用中に【WRITE】ボタンを押しながら登録したい1~16のボタンを押します。
さらに【WRITE】【ENTER】ボタンを押せば登録完了です。
自分で作ったパフォーマンスやお気に入りのパフォーマンスをワンタッチで切り替えが可能です。
wavestateはパフォーマンスを切り替えても音が途切れないのでライブ等で問題なく使用することが可能です^^
KORG wavestate コルグウェーブステイト 操作方法
前回 / 今回のKORG wavestateを使った
【0からはじめるギタリストのためのシンセサイザー】では
まずぼく自身が多機能かつ複雑なwavestateと
「まずシンセサイザーとして仲良くしてみよう」
というコンセプトでやってみました♪
wavestateといえばウェーブシーケンシングシンセサイザーというのが大きな特徴でもあり、売りでもありますが同時に4パートのPCMシンセサイザーでもあります。
wavestateは
・KRONOSやKROMEからのサンプルを含む現代のサンプル波形
・Plugin Guruによる高品質なサンプル
・往年のwavestationの内蔵 / オプションの全サンプル波形
と膨大な量のサンプルを扱うことが可能です。
4つ重ねても良し、
今回のようにベクトルコントロールしても良し、
マルチティンバー音源として使っても良し
なのでウェーブシーケンス抜きにして「PCMシンセサイザーとしてだけ」でもかなり可能性がありますね☆
自分なりにカスタマイズしたテンプレートパッチを作っていってセットリストに割り当てしておけば一瞬で呼び出せて便利です♪
次回からいよいよウェーブシーケンスについてやっていこうと思います!
シンセは音作りしてナンボですからね!笑
今月7月号のPlayerさんの
— くりっぱー@0からのシンセサイザー (@Kurippersynth) 2021年6月3日
「0からはじめるギタリストのためのシンセサイザー」
はKORGさんのwavestateを取り上げさせていただきましたー!
かなり多機能で可能性を秘めてますがかなり複雑なシンセなのでまずはいかにこやつと仲良くするかにフォーカスしてます笑#Player#KORG#wavestate pic.twitter.com/494DZd3Znw