0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
“新世代ウェーブ・シーケンシング・シンセサイザー”
KORG Wavestate
のくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
KORG wavestate コルグ ウェーブステイト 操作方法
その12 〜ARPEGGIATOR編~|初心者でもわかる 解説
今回はKORG Wavestateの
【ARPEGGIATOR】の
基本的な操作についての解説です。
アルペジエーターとは
アルペジオ(分散和音)からくる機能で
おさえたノートをさまざまな順番で自動演奏する機能です。
現代のシンセサイザーにはおなじみの機能ですね。
【NOTE ADVANCE】 と組み合わせると効果的で、
ノートオンの度に次のステップでスタートします。
Sample レーンで【NOTE ADVANCE】 をオンにすると、
アルペジエーターがトリガーされるたびに
サンプルが次々に変化する設定が作れます。
【Off, On】
ARPEGGIATORボタンで、アルペジエーターのオンとオフとを切り替えます。
切り替えずにページを表示させるときは、ENTER ボタンを押しながらARPEGGIATOR ボタンを押します。
【Pattern】[Up, Down, Alt1, Alt2, Random]
アルペジエーターのノート・パターンを設定します。
【Resolution】[32nd note triple to 1/4 note]
アルペジエーターの演奏スピード(音符)を設定します。
【Swing】[–100% ~ +100%]
アルペジエーターの演奏に「ノリ」をくわえます。
【Octaves】[1 ~ 4]
アルペジエーターが展開する音域をオクターブ単位で設定します。
【Sort】[Off, On]
Off:アルペジエーター・パターンは、ノート・オンした順番に従って展開します。例えば、Up は元の順序でノートを発音し、Down は逆の順序でノートを発音します。
On:ノート・オンした順番にかかわらず、選んだパターンに従って展開されます。
【Gate】[0% ~ 100%]
アルペジオの音の長さをResolution のパーセントで設定します。
【Sync Notes】[Off, On]
Off:鍵盤でノート・オンするとすぐに再生を開始し、必ずしもウェーブ・シーケンスの添付に同期しません。
On:アルペジエーターはあらゆるテンポのウェーブ・シーケンスに同期します。
【Latch】 (SHIFT ボタン-ARPEGGIATOR ボタン)
Off:ノートオンの間のみアルペジエーターは再生し続けます。
On:ノートオフ (鍵盤から手を離しても) でもアルペジエーターの再生が継続します。
【Latch】機能は
【SHIFT】+【ARPEGGIATOR】ボタンを押してOn / Offも可能です。
KORG wavestateは4つのレイヤーを同時演奏できますが
【ARPEGGIATOR】機能もレイヤーごとに使用可能です。
【LAYER ABCD】にそれぞれ
別のサウンド、
【Pattern】【Resolution】を変えた
アルペジエーターパターンを設定して
音を鳴らすと
単音、もしくはコードを押さえるだけで
オケ / アンサンブルの様なサウンドが鳴らせます。
とくに目新しい機能はないですが笑
wavestateはサウンドの最大の武器である
ウェーヴシーケンシングと組み合わせることによって
その真価を発揮します。
【WSEQ】を設定している状態で
【NOTE ADVANCE】機能をオンにすると
アルペジエーターの演奏のノートオンのたびに
ひとつ先のステップを再生します。
【SAMPLE】レーンでこの機能を適用すると
ノートオンの度にステップが進んで面白い効果が得られます。
レイヤー4つ分やるとかなり複雑なサウンドになりますね^^
【SHIFT】+【NOTE ADVANCE】ボタンを押すと
【RANDOM ORDER】機能がオンになって
ステップをランダムに再生するので
こちらも面白いサウンド / 演奏が可能です♪
KORG wavestate コルグ ウェーブステイト 操作方法
その12 〜ARPEGGIATOR編~|初心者でもわかる 解説
動画でやっている通り
オーソドックスなアルペジエーター機能も
【NOTE ADVANCE】【RANDOM ORDER】機能を使って
ウェーヴシーケンシングと連動させると
サンプルが次々に変化する面白いアルペジオが演奏できます。
個人的にはKORGさんのm50とかに搭載されていた
「ポリフォニックアルペジエーター」
の機能とか付いてたらもっと楽しいのに!
とか思いました。
まーくりっぱーだとブン回しすぎてフリーズしそうな気もしなくもないですが、、、(^^;
アルペジエーターの機能自体は定番ですが
ポリフォニックのアルペジエーターってなかなかないですね。
ポリフォニックのシンセサイザーには
ポリフォニックのアルペジエーターの機能も欲しいですね。
ウェーヴシーケンスはコードサウンドも鳴らせるので
プログラムでウェーヴシーケンス、アルペジエーターを
それぞれレイヤーごとに分けて
鳴らしたりすれば面白いことできるかなー
といった感じですね。
アルペジエーターのパラメーターも
モジュレーション可能なので
組み合わせてリアルタイムに音符変えたりして
演奏すると楽しいです♪
複数のレイヤーを組み合わせても良いし
モジュレーション絡めて使っても面白そうですね♪