0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
KORGさんの人気のガジェットシリーズ、
volca sample 2の解説動画との連動ブログです。
KORG volca sample 2 コルグ ヴォルカ サンプル 操作方法
今回のKORG volca sample 2の解説動画はなんと!!!!!!!
音楽誌Playerさんとの連動企画です!
Playerさんといえば1968年創刊から長い歴史を持つ音楽誌です。
くりっぱーもギターをはじめた高校生の頃など購読していました♪
今回ご縁があってシンセサイザーの記事をPlayerさんで
【0からはじめるギタリストのためのシンセサイザー】
として書かせていただけることになりました。
シンセサイザーや電子楽器の楽しさをPlayerさんの読者の方にもお伝えできたらと思います。
Playerさん最新刊はこちら → https://a.r10.to/hDAr5u
今回はKORG volca sample 2の基本的な操作についての解説です。
【USB端子搭載】
専用のライブラリアンソフトで管理 / 転送が可能です。
※いままでと同様に初代volca sampleのサンプル転送方法のiOS専用のアプリ、AudioPocket for volca sampleを使ってSync端子経由で転送することも可能です。
またDAWとの連携もシンク、MIDIノートの送信、個別MIDIチャンネルの割り当てなどかなり強化されました。
【STEP JUMP機能が選択可能】
【Start Delay機能の追加】
任意パートの発音タイミングを遅らせる機能が追加されました。
【パターン、サンプルスロット、サウンドの拡張】
・サンプル容量 初代4MB/65秒 → 8MB/約130秒
・サンプルスロット 初代volca sample 100 →倍の200
・パターンスロット 初代volca sample10 → 16に拡張
KORG volca sample 2はM1 ~ M10のスロットにサンプルを割り当てて演奏することができます。
リバーブを搭載しているのでサウンドに残響を足すことが可能です。
【ANALOGUE ISOLATOR】(アナログアイソレーター)のつまみはBASE(低域)/ TREBLE(高域)の音質をコントロールします。
※コントロール次第で音量レベルもかなり変わるので注意が必要です。
M1 ~ M10のスロットを押すとパートを選択できます。
パートを選択して【SAMPLE】〔SAMPLE〕のつまみをまわすとサンプルを変更できます。
【SAMPLE】〔START POINT〕でサンプルの再生がはじまるポイントをコントロールします。
【SAMPLE】〔LENGTH〕でサンプルの再生する長さをコントロールします。
【SAMPLE】〔HICUT〕で高域の音質をコントロールします。
【PITCH】〔SPEED〕でサンプルの音の高さと再生のスピードをコントロールします。
高い音にするほどスピードが早くなります。
【PITCH】〔EG INT〕〔ATTACK〕〔DECAY〕
EGとはエンベロープジェネレーターの略で音のカーヴを描いて時間的変化をコントロールするシンセサイザーでは定番の機能です。
KORG volca sample 2では
〔ATTACK〕(音の立ち上がり)
〔DECAY〕(ATTACKのあとの音の長さ)
〔EG INT〕で〔ATTACK〕〔DECAY〕の
設定のかかる深さをコントロールします。
【AMP】セクションでは音量のコントロールをします。
【AMP】〔LEVEL〕で音量をコントロールします。
【AMP】〔PAN〕でステレオ定位をコントロールします。
【AMP】〔ATTACK〕〔DECAY〕で【PITCH】のEGと同様に音量のカーヴをコントロールします。
パターンを変更するには【MEMORY】ボタンをおしてM1~M16のパターンを選択します。
【MUTE】ボタンを押しながらM1~10のパートを押すと押したパートをミュートします。
【FUNC】ボタン+【MUTE】でM1~10のパートのソロ演奏が可能です。
【FUNC】ボタン+【REVERSE】でM1~10の任意のパートのリバース(逆再生)が可能です。
【FUNC】ボタン+【REVERB】でM1~10の任意のパートのリバーブ(残響)のオン / オフが可能です。
KORG volca sample 2 コルグ ヴォルカ サンプル 操作方法
KORG volca sampleは初代を使ったことなかったのでKORG volca sample 2との体感的な比較はできませんが実際に使ってみて最初は少し覚えることがありますがvolcaシリーズの特長というか、ちょっと操作をおぼえると感覚に扱えるのでとにかく楽しいです^^
最初の状態で一通りのサウンドは揃っているので買ってきて電源入れればすぐに楽しむことができます♪
もちろんvolcaなのでスピーカー付きで電池稼動も可能です。
サンプルを取り込む方法は冒頭にも書きましたがパソコンでライブラリアンソフトかiOSのAudioPocket for volca sampleを使う方法のみです。
KORG volca sample 2の本体ではサンプリングできません。
(volca sample 3があるとしたら本体サンプリング機能付くかしら)
機能は限られていますが(それがvolcaシリーズの良さでもあると思ってます)サンプリングをリアルタイムに演奏するのは楽しいし、volcaシリーズ全般にいえることですが
「マシンを人力で演奏するという本質を貫いたサンプラー」
という電子楽器の在るべき姿かもしれませんね^^
見にきていただけるとうれしいです^^