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SONICWARE Lofi-12 XT ソニックウェア 操作方法 その7 〜SOUND EDIT編~|初心者でもわかる 解説

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SONICWARE Lofi-12 XT その7 〜SOUND EDIT編~  ブログ連動動画

 

SONICWARE Lofi-12 XT ソニックウェア 操作方法

その7 〜SOUND EDIT編~|初心者でもわかる 解説 

 

 


 

 

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今回はSONICWARE Lofi-12 XTサウンドエディットの解説です。

 

SONICWARE Lofi-12 XT サウンドエディットの流れ

 

 

Lofi-12 XTのサウンドエディットの流れは

【SND】サンプルの選択 / エディット / ボイス設定

【FLT】フィルターの設定 / エンベロープ

【MOD】モジュレーション(LFO)での変調

【AMP】音量の設定 / エンベロープ

【EFX】各トラックのエフェクト

【RVB】全体のセンドディレイ / リバーブ

という感じになります。

 

SONICWARE Lofi-12 XT スケール&ルートキーを設定しよう!

 

 

【SND】選択時に【PAD】を押すとPAD モードになり15パッドでスケール演奏することができます。
スケールのルート音がオクターブ毎にピンク(動画では紫)で点灯します。

 

【A:SCALE】スケールを選択可能です。

スケールはメジャー、マイナー、ペンタトニックの定番系の音階から世界中のさまざまな音階を選択可能です。

【B:KEY】ルートキーの設定をします。

 

 

【C:SWEEP RANGE】スイープの量を設定します。マイナス方向でスイープダウン、プラス方向でスイープアップするようになります。

【D:SWEEP RANGE】スイープの速度を設定します。値が小さいほど速度が速くなります。

 

[オグジュアリーボタン右]【SWEEP CURVE】

LINEAR:入力したノートからレンジ分直線的に変化します。

EXP:入力したノートからレンジ分最初ゆっくり変化し後半は急に変化します。

LOG:入力したノートからレンジ分最初急に変化し徐々にゆっくり変化します。

 

SONICWARE Lofi-12 XT フィルターを使おう!

 

 

【FLT】(FILTER)ではサウンドの周波数(明るさ)をコントロールします。

[A:FILTER FREQ]

カットオフ周波数をコントロールします。

[B:FILTER TYPE]

 OFF、LPF、HPF、BPFのフィルタータイプの選択をします。

[C:FILTER RESONANCE]

周波数のピークを持ち上げるフィルターレゾナンスをコントロールします。
BPFを選択した場合はバンド幅になります。

[D:EG DEPTH]
エンベロープモジュレ―ション(時間的変化のカーヴ)の深さをコントロールします。

 

オグジュアリーボタン左を押して編集したいパラメーターのページを表示します。

 

 

[A:EG ATTACK]

エンベロープのアタック(立ち上がりの時間)を設定します。

[B:EG RELEASE]
エンベロープのリリース(長さ / ノートオフ後の時間)を設定します。
[B▼:ASR/AR]
ASR/ARのエンベロープを切り替えます。

ASR:Attack / Sustain / Release タイプのエンベロープ

AR:Attack / Release タイプのエンベロープ

[C:EG DELAY]

エンベロープが開始されるまでの時間を設定します。

[D:EG INVERT]

エンベロープの反転をします。

 

SONICWARE Lofi-12 XT LFOで変調しよう!

 

 

【MOD】では低い周波数のオシレーターで各パラメーターを周期的に変調するLFO】(Low Frequency Oscillator)を2つ使用可能です。

わかりやすい効果は

・ピッチを変調すればビブラート

・フィルターを変調すればオートワウ

・ボリュームを変調すればトレモロ

といった効果を得ることが可能です。

 

 

[A:RATE]

モジュレーション波形の周期(スピード)をコントロールします。

SYNCが設定されている場合、テンポを基準にした相対的な速さになります。

[B:DEPTH]

モジュレーションの深さをコントロールします。

[C:WAVESHAPE TYPE]

SIN、SQR、TRI、SAW、RSAW、RAND、SMRND、LOG、RLOG、PLS10、PLS25、PLS75、PLS90、STEP2、STEP3、STEP4、STEP5、STEP6、STEP7:

LFOの波形タイプの選択をします。

[D:ASSIGN]
押込でモジュレーション対象の選択をしてモジュレーション対象パラメーターの調整をします。

 

オグジュアリーボタンを押して編集したいパラメーターのページを表示します。

左:LFO1 / 2の切り替え

 

 

右:DATEIL

[A:SYNC]

シンクする音符を選択します。

[B:TRIG MODE]
0でトリガーと同時にLFOがリスタートします。
数値が大きいほど最大値までのフェードイン時間が長くなります。

[C:PHASE]

LFO開始位置の編集をします。

[D:COUNT] 
LFO再生回数の設定します。 INFで無限に再生します。

 

SONICWARE Lofi-12 XT 音量のコントロールをしよう!

 

 

【AMP】では音量のコントロールをします。

【FLT】と同様にASR / ARエンベロープで音量の時間的変化をコントロールします。

[A:EG ATTACK]

エンベロープのアタック(立ち上がりの時間)を設定します。

[B:EG RELEASE]
エンベロープのリリース(長さ / ノートオフ後の時間)を設定します。
[B▼:ASR/AR]
エンベロープを切り替えます。

ASR:Attack / Sustain / Release タイプのエンベロープ

トラックパッドを押している間は発音を継続し離してから RELEASE で設定した長さを再生します。

AR:Attack / Release タイプのエンベロープ

トラックパッドを押している長さに関わらずRELEASEで設定した長さを再生します。

[C:PAN]

トラックのパン(左右定位)の調整します。

[D:VOL]

アンプエンベロープの最大ボリュームを設定します。

[オグジュアリーボタン右:ENV]

ON:アンプエンべロープを有効にします。

OFF:アンプエンべロープが無効になります。ワンショットの場合START/END
(LENGTH) で設定したサンプル範囲を全て再生します。

ループの場合、トラックパッドを押している間のみサンプルをループ再生します。
(GATE 再生)

 

[A:DELAY SEND]
トラックのディレイエフェクトへのセンド量をコントロールします。

[B:REVERB SEND]
トラックのリバーブエフェクトへのセンド量をコントロールします。

 

※PAN / DELAY SEND / REVERB SENDはミキサーとパラメーターを共有しています。

 

SONICWARE Lofi-12 XT エフェクトを使おう!

 

 

Lofi-12 XTは【EFX】でトラックごとにエフェクトをかけることが可能です。

[CHORUS]

揺らぎや厚みをくわえます。

[FLANGER]

原音の遅延を利用していわゆるジェットサウンドを生み出します。

[PHASER]

原音の位相を利用してスペーシーで神秘的な響きを追加します。

[INDELAY]

やまびこ機能です。

[VIBRATO]

ピッチを揺らします。

[AUTO WAH]

周期的に明るさ揺らします。

[RING MOD]

非整数倍音で金属的な響きを追加します。

[DETUNE]

ピッチをずらして揺らぎのあるサウンドを追加します。

OVER DRIVE

過大入力によって歪みを生み出します。

[CRUSHER]

音質を下げて粗いサウンドにします。

[LO & HI EQ]

低域と高域の音質をコントロールします。

[LPF][HPF][BPF]

低域と高域と中域の周波数をコントロールします。

[ISOLATOR]

特定の帯域の音を前に出したり引っ込めたり完全に消します。

[TILT FILTER]

低域 / 高域のブースとをバランスでコントロールします。

[VINYL NOISE]

レコードノイズを追加します。

[WOW & FLUTTER]

テープの質感を追加します。

[S. MAXIMIZER]

音圧を上げます。

[STOMP COMP]

ペダルコンプレッサーでサウンドを圧縮します。

[RACKCOMP]

ラックコンプレッサーでサウンドを圧縮します。

 

SONICWARE Lofi-12 XT センドエフェクトを使おう!

 

 

Lofi-12 XTは【EFX】とはべつで【RVB】でディレイ(やまびこ効果) / リバーブ(残響)の全体のセンドエフェクトを使用可能です。

センドとは複数のチャンネルから一台の機器に対して音を送り出して戻ってきた音を各トラックにミックスするエフェクトです。

各トラックで同じエフェクトを共有することも可能です。

 

 

センドは【AMP】SEND

 

 

【MIX】の各トラックの[C:D-SND][D:R-SND]でコントロール可能です。

 

[A:DELAY MIX]

DELAYのミックス量をコントロールします。

[B:REVERB MIX]

REVERBのミックス量をコントロールします。

[C:MUTE]

DELAYへの入力をミュートします。

[D:SEND]

DELAYからREVERBへのセンド量を調整します

 

DELAY

[A:TIME]

ディレイタイムの設定をします。
BPM SYNCを設定すると無効になります。

[B:FEEDBACK]

フィードバック量をコントロールします。

[C:BPM SYNC]

テンポに同期した音符を設定します。

[D:WIDTH]

ディレイのステレオ幅をコントロールします。
127に設定するとピンポンディレイにすることができます。

[オグジュアリーボタン右:GLOBAL OFF/ON ]

OFF:パターンに保存されている設定を使用します。

ON:現在の設定がグローバル設定として保存され使用されます。

 

REVERB

[A:PRE DELAY]

プリディレイの発生時間の設定します。

[B:DECAY]

残響の長さを設定します。

[C:LO CUT]

ローカット EQ のゲイン調整します。数値が大きいほどローカットします。

[D:HI DAMP]

高音域の減衰量の調整します。数値が大きいほど高音域の減衰量が少なくなります。

[オグジュアリーボタン右:GLOBAL OFF/ON ]

OFF:パターンに保存されている設定を使用します。

ON:現在の設定がグローバル設定として保存され使用されます。

 


 

SONICWARE Lofi-12 XT その7 〜SOUND EDIT編~  ブログ連動動画

 

SONICWARE Lofi-12 XT ソニックウェア 操作方法

その7 〜SOUND EDIT編~|初心者でもわかる 解説 

 

 

SONICWARE Lofi-12 XT その7 〜SOUND EDIT編~ まとめ

 

Lofi-12 XTはサンプラーということで基本的にはサンプル波形ありきなのでサウンドエディット自体はシンプルですが、フィルター / アンプの加工はもちろんモジュレーションが充実しているのでかなり気に入ってます!

 

LFOは2つまでですが、パラメーターロック機能でさまざまなパラメーターをステップに記録できるのでランダムシーケンスと組み合わせてモジュラーシンセみたいな使い方もできると思います。

…個人的にLFOあと2つくらい欲しいですね笑

 

 

 

いわゆるサンプラー系のグルボでここまで変調機能が充実してるマシンもなかなかないなーと思います。

 

エフェクトも定番モノから加工系のものが一通り揃っているので音作りしやすいです^^

 

ではまた次回!
 

 

 

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