0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
ローレゾ・デジタイズ・サンプラーのSONICWARE Lofi-12 XTのくりっぱーチャンネル連動ブログです♪
SONICWARE Lofi-12 XT ソニックウェア 操作方法
今回はSONICWARE Lofi-12 XTのシーケンサーの基本的な操作の解説です。
Lofi-12 XTのシーケンサーは1つのパターンにつき[TRK 1~8]の8つのトラックそれぞれに最大128ステップのシーケンスを使用することが可能です。
1ステップの長さを1小節から64分音符の長さまで自由に設定可能です。
8つのトラックは自由にサンプルを設定できるのでさまざまな使用が可能です。
単純に打ち込んだものを鳴らすだけでなくステップの確率を設定したりランダム再生や指定したステップを連打するSTUTTER機能などマシンライブに特化したLIVEN譲りのユニークで実践的な機能も搭載しています。
つまみの位置や動きを記録してシーケンスとして再生するパラメーターロック機能も使用可能です。
打ち込みしたい[TRK 1~8]にサンプルを読み込みます。
【SND】を押して[A]を押してTAG SEARCHを表示します。
膨大なサンプルの中から目的のサンプルを絞り込んで検索可能です。
SY:Synthesizer シンセ系
ST:Strings ストリングス
WN:Wind 管楽器
VO:Voice ボイス
FX:FX 効果音
EFX:Loop ループ
RVB:Slice スライス
☆ Favorite:お気に入り
BD:Bass Drum バスドラム
SD:Snare Drum スネア
HH:Hi Hats ハイハット
DR:Drum ドラム系
PC:Percussion パーカッション
BS: Bass べ―ス
GT:Guitar ギター
KB:Keyboard キーボード
十字キーでカーソルをプレビュー再生に合わせるとサンプルをプレビュー再生します。
【OK】
サンプルの選択
【CLR】
TAG SEARCHを抜けます。
【D-Pad】
カーソルの移動をします。
【B押込▽】
オーディオファイルのデータベースを最新の状態に更新します。
更新処理は通常 3 分程度かかります。
【C押込▽】
TAG EDIT モードに切り替えます。
【D押込▽】
TAG未設定サンプルを表示します。
新たにサンプリングやインポートしたファイルはTAG付けされていないので素早く見つけられます。
【オグジュアリーボタン左】
BROWSE:SAMPLE POOL 表示に切り替わります。
【オグジュアリーボタン右】
LOAD:選択したファイルをトラックとスロットにロードします。複数選択している場合は、連続した空きスロットにロードされます。
今回はドラムループをスライスしてドラムサウンドとして打ち込みます。
【SND】[A:VOICE]で「SLICE」を選択してオグジュアリー右の[SLICE]を押します。
CHOP / SLICEモードに入ったらオグジュアリー左の[TO AUTO]を押して[A:AUTO]で感度の設定してAを押すと各パッドにスライスされます。
【VALUE】を押してテンポ設定をします。
今回はリアルタイム入力なので[C:METRO]と[D:P-COUNT]をオンにします。
リアルタイム入力の前にトラックのシーケンスの設定をします。
[A:LEN]
1~128のステップの数を設定します。
LIVENシリーズと同様に【func】を押しながら[A:LEN]のつまみを回すとステップが倍コピーされます。
Aを回すとステップが 1、16、32、48、64、80、96、112、128 の順で変化しAを押すことで1ずつ増やすことができます。
[B:NOTE]
全音符から64分音符のステップの音符を設定します。
今回は16分音符で32ステップ(2小節)を打ち込みます。
【PAD】モードにして【●】【▷】を押してパッドをたたいてリアルタイムにシーケンスを記録してます。
[C:TRANSP]
-24 ~+24の半音単位のトランスポーズ設定をします。
[D:CHOKE]
チョーク設定をします。
オグジュアリーボタンを押してSEQ MODEに入ります。
[D:Q-TIZE]
ノートのマイクロタイミングのクオンタイズを調整します。
0%で打ち込んだままのタイミング、100%でタイミングを補正します。
【COPY】を押しながら[TRK]を押すとトラックをコピーします。
【COPY】を押しながら任意の[TRK]を押すとコピーしたトラックのサンプル、ノート、パラメーターの設定を貼り付けします。
※パターンを変えてコピーしたトラックを貼り付けすることも可能です。
先ほど入力したドラムのシーケンスが入っているので【CLR】を押しながら[TRK 2]を押してCLEAR TRACK DATAで「NOTE」を選択して【OK】を押します。
D-Pad(十字キー)を使ってロール演奏も含めて入力します。
ROLL演奏中トラックパッドの押し加減を変えることで音量の強弱をつけられます。
[TRK 3]にベースをアルペジエーターで入力します。
ドラムの時と同様に【SND】でサンプルを読み込んで【AMP】のエンベロープでリリースを調整します。
【PAD】[A:音階スケール][B:ルートキー]の設定をします。
紫に点灯していところがルートキーになります。
【SND】のボイスモードで[A:VOICE]POLY[B:ARP]でアルペジエーターを設定します。
【PAD】モードにして【●】【▷】を押してパッドでアルペジエーターを鳴らしながらリアルタイム入力します。
[TRK 4]にキーボードのコードを入れます。
(動画は表記間違ってます(^^;)
[TRK 3]と同様にサンプルの選択、エンベロープの調整をします。
【PAD】[A:音階スケール][B:ルートキー]の設定をして【●】【▷】を押してコードをリアルタイム入力します。
【CFG】[A:SEQ MODE]
NORMAL:通常のシーケンス再生をします。
RANDOM:シーケンスフレーズのランダマイズ再生をします。
STUTTER:押しているステップをリピート再生します
[B:RND STP]
[A:SEQ MODE]RANDOM選択時にランダム再生時にランダマイズする最小ステップ単位の設定をします。
[C:DICE]
ノートの発音確率を 25~100%の範囲で調整します。
[D:Q-TIZE]
ノートのマイクロタイミングのクオンタイズを調整します。
打ち込んだ[TRK1 ~ 8]をひとつのパターンとしてセーブします。
【func】を押しながら【PTN】saveを押して任意のスロットにセーブします。
別のスロットにセーブすれば実質コピーになるので基本パターンを作ってバリーションや展開を作っていく感じですね。
トラックの追加や変更があったときにはこまめにセーブしましょう。
今回動画ではやってませんがリネームもわかりやすい名前付けておいた方が後々使いやすいと思います。
※パターンのセーブとは別で電源を切る前にプロジェクトに保存しておかないとデータが保存されないのでセーブを心掛けておきましょう。
SONICWARE Lofi-12 XT ソニックウェア 操作方法
普段リアルタイム入力とあまりやりませんがLofi-12 XTはせっかくのローファイサンプラーマシンなのでリアルタイム入力やってみました!
Lofi-12 XTもトラックをまとめたパターンを切り替えて演奏していくスタイルなので感覚的にはMPCに近いかなー。でもランダマイズや確率をリアルタイムでいじれるので面白いです^^
基本的にはLIVENシーケンサーを踏襲しているのでLIVENシリーズをお使いの方はリアルタイムなら初見で使えると思います^^
ディスプレイを搭載しているので打ち込み初心者の方でもわかりやすいインターフェイスで慣れてしまえばとくに難しくはないと思います。
凝ったフレーズや音域の広いフレーズなどの打ち込みはやっぱり外部MIDIキーボードあった方がいいですね。
個人的にSONICWAREさんのシーケンサー気に入っているので単体での使用はもちろんですが外部シンセ鳴らしたりもしたいですね♪
次回はステップ入力とシーケンスのエディットを掘り下げます。
SONICWARE Lofi-12 XT くりっぱーチャンネル再生リスト
ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^