0からのシンセサイザーのくりっぱーことKurippertronixxx@Kurippersynthです。
KORG Collectionにアップデートしました!
40年以上の歴史と根強い人気を誇る
についての動画連動記事です。
今回は基本的なパッチング操作について。
パッチングとは
シンセサイザーのモジュール同士をつないで
各機能や変調を可能にします。
ソフトウェアでもハードウェアでも
すべてのシンセサイザーは
モジュラーシンセサイザーのパッチングの
概念をもとに設計されています。
モジュラー・シンセサイザーはパッチングしないと音も出ません笑
通常の(モジュラーでない)シンセサイザーは
すべてパッチングされている状態ということですね。
基本的なモジュール同士はパッチングされていて
それ以外の機能を使いたい時にパッチングするという仕様です。
前回やった通り
基本的な動作はパッチングなしでも
左側のパネルでおこなえます。
それ以上のことをしたいときに右側でパッチングをします。
モジュラーシンセサイザーって
難しいっていうイメージがありますが
信号のINとOUTを理解してつないでいけば
そんなに難しいものではないです^^
※奥が深い世界ではありますが笑
シンセサイザーではおなじみのコントローラーの
モジュレーションホイール。
MS-20ではデフォルトの
パッチングしない状態だと機能しません笑
〔WHEEL OUT〕→〔VCO FREQ IN〕
で接続して
左側の〔Pitch EG / EXT〕のつまみの値を上げると
パッチングによるピッチの変化の深さをコントロールできます。
VCOのFREQUENCY(ピッチ)がコントロールできるようになります。
同様に
〔WHEEL OUT〕→〔HPF / LPF CUTOFF IN〕に
接続すると
モジュレーションホイールで
各フィルターをコントロールできます。
モジュレーションホイールの横にある丸いボタンは
モーメンタリースイッチ
といってボタンを押しているときのみ
パッチングした変調がかかる仕組みになっています。
・〔MOMENTARY SW OUT〕→〔EG1 TRG IN〕
・〔EG 1 OUT〕→〔TOTAL IN〕
に接続すると
モーメンタリースイッチを押している間だけ
EG1のピッチの変化が機能します。
〔WHITE NOISE OUT〕→〔KBD TRIG IN〕
に接続すると音が鳴りっぱなしになります。
〔PG PW OUT〕→〔KBD TRIG IN〕
に接続すると音を連続的に発音します。
【MODULATION GENELATOR】の〔MG Frequency〕で
周期(スピード)をコントロールできます。
ドローンサウンドや即興で
活躍してくれそうな機能だと思いました。
MS-20のMG(LFO)波形は
パッチングなしだと
三角波とノコギリ波のみですが
パッチングによって
矩形波とサンプルアンドホールドが
使えるようになります。
〔SAMPLE HOLD OUT〕→〔VCO FREQ IN〕をHPF / LPFの
それぞれの入力に入れるとフィルターに
サンプルアンドホールドがかかるようになります。
【MODULATION GENELATOR】で波形の形と
〔EG 1 REV OUT〕(エンベロープ1のカーブの逆転)
〔HPF CUTOFF IN〕につなぎます
〔MG PW OUT〕→〔KBD TRG IN〕につなぐと
周期的にキックサウンドが鳴ります。
〔EG 1 REV OUT〕→〔VCO FREQ IN〕
でつなぐとオシレーターのピッチが
EG1の逆転したカーブで鳴ります。
KORG Collection MS-20 コルグ コレクション その2 ~パッチングしよう!編〜|初心者でもわかる 操作方法 解説
いままでMS-20のパッチングは
ほとんどいじったことなかったんですが
KORG Collection MS-20 シンセ 初心者でもカンタン!
見にきていただけるとうれしいです^^