くりっぱーとろにくすのブログ

電子楽器や音楽のワクワクを共有したいブログ

【スポンサーリンク】

STEINBERG RETROLOGUE 2 スタインバーグ レトロローグ 操作方法 | その4 ~MODULATORS編~ | 初心者でもわかる 解説

0からのシンセサイザーのくりっぱーこと

Kurippertronixxx@Kurippersynthです。STEINBERGさんのVST / AU対応ヴァーチャルアナログシンセサイザー RETROLOGUE 2の動画連動ブログです。

 

STEINBERG RETROLOGUE 2 その4 ~MODULATORS編~ ブログ連動動画

 

STEINBERG RETROLOGUE 2 スタインバーグ レトロローグ 操作方法

その4 ~MODULATORS編~ | 初心者でもわかる 解説

 

 


 

f:id:Marronfieldsproduction:20200916041401p:plain

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Steinberg / Cubase Pro 10.5 通常版 DAWソフトウェア (CUBASE PRO/R)
価格:62700円(税込、送料無料) (2020/9/16時点)

楽天で購入

 

 

SteinbergさんのソフトウェアだとCubase専用みたいなイメージがありますがVST / AUに対応しているので他のDAWでも使用することができます。

 

Steinberg Retrologue 2はスタインバーグさんのサイトから単体購入の他、Cubase Pro / Artist、Absolute Collectionに収録されています。

 

Steinberg Retrologue 2は3オシレーターのヴァーチャルアナログシンセサイザーで明快なインターフェイスと多彩な機能でアナログシンセサイザーを学んでみたい!という方には最適なソフトだと思います。

 

new.steinberg.net

 


 

今回はLFOENV 3【MODULATORS】についての解説です。

 

STEINBERG RETROLOGUE 2 MODULATORSの概念

 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001052055j:plain

 

 【MODULATORS】は4つのLFO【ENV 3】を使って音を変調することができます。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001052404j:plain

 

【MATRIX】はパラメーターのわりあてをするセクションでおもに

〔SOURCE〕変調元のパラメーター

DESTINATION変調されるパラメーター

〔DEPTH〕変調する深さでコントロールします。

 

STEINBERG RETROLOGUE 2 LFOとは?

 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001052940j:plain

 

LFO (Low Frequency Oscillator)はその名の通り低い周波数のオシレーターの信号で波形を変調 (変化)させる機能です。

 

わかりやすい使い方だとビブラート、トレモロオートワウ的な効果を出すことができます。

イメージ的には「LFOの波形で揺らす」という感じですね。

 

STEINBERG RETROLOGUE 2 ビブラートをかけよう!

 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001053247j:plain

 

 【MODULATORS】LFO 1】のサイン波を使ってピッチと揺らしてビブラートの効果を出します。

【MATRIX】〔SOURCE〕LFO 1DESTINATION〕Pitchを選択して〔DEPTH〕の値を上げるとピッチが揺れてビブラートがかかります。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001053706j:plain

 

【MATRIX】〔MODIFIER〕〔SOURCE〕を何を使って動かすかを選択します。

 

動画ではMod Wheel(モジュレーションホイール)を選択してLFOのかかる深さをホイールでコントロールできるようにわりあてています。

 

STEINBERG RETROLOGUE 2 LFO波形を理解しよう!

 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001054209j:plain

 

STEINBERG RETROLOGUE 2LFOは6つの波形を〔WAVE〕で選択できます。〔SHAPE〕のつまみでLFOの波形の形を変化させることができます。

〔Sine〕サイン波

スムーズなモジュレーションを生成します。

〔Shape〕は波形にハーモニクスを付け加えます。

〔Triangle〕三角波

〔Shape〕三角形の波形を台形に連続的に変化させます。

〔Saw〕ノコギリ波

〔Shape〕下降から、三角形、上昇へと波形を連続的に変化させます。

〔Pulse〕パルス波

段階的なモジュレーションを生成します。

〔Shape〕は波形のハイの状態とローの状態の比率を連続的に変化させます。〔Shape〕を 50% に設定した場合、純粋な矩形波が生成されます。

〔S & H 1〕サンプルアンドホールド

ランダムに段階化されたモジュレーションを生成します。この場合それぞれのステップはさまざまです。

〔Shape〕は各ステップの間に傾斜を設定し、完全に右に回すと、段階的なモジュレーションがスムーズなランダム信号に変化します。

 

〔S & H 2〕サンプルアンドホールド

各ステップはランダムなハイとローの値の間で交互に切り替わります。

〔Shape〕は各ステップの間に傾斜を設定し、完全に右に回すと、段階的なモジュレーションがスムーズなランダム信号に変化します。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001055317j:plain

 

LFO】〔RETRIGGER〕LFO波形のかかり方を設定します。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001055611j:plain

 

LFO】〔FREQUENCY〕LFO波形の周期(スピード)をコントロールします。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001055909j:plain

 

〔SYNC MODE〕DAW等のテンポと同期することも可能です。

 

STEINBERG RETROLOGUE 2 オートワウをかけよう!

 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001060344j:plain

 

【MATRIX】のわりあては【MODULATORS】の上にある三本線のアイコンをクリック+ドラッグでも可能です。

(他のセクションでも同様にドラッグできます)

 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001060734j:plain

 

〔SOURCE〕LFO 1

DESTINATION〕CUTOFF〔DEPTH〕の値を上げるとオートワウの効果が得られます。

 

STEINBERG RETROLOGUE 2 トレモロをかけよう!

 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001061040j:plain

 

フィルターと同様のやり方で

〔SOURCE〕LFO 1DESTINATION〕Volume 1〔DEPTH〕の値を上げるとトレモロの効果が得られます。

 

STEINBERG RETROLOGUE 2 ENV3を使おう!

 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001061331j:plain

 

【MODULATORS】【ENV 3】は音のカーヴでパラメーターを変調することが可能です。基本的には前回やった【ADSR】と同じですが【ENV 3】は各パラメーターにレベルの値があるのでより複雑なカーヴを描くことが可能です。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001061842j:plain

 

〔SOURCE〕ENV 3

DESTINATION〕OSC 1 Pitch〔DEPTH〕の値を上げると【ENV 3】のカーヴでオシレーター1のピッチが変化します。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001075702j:plain

 

〔SOURCE〕ENV 3

DESTINATION〕OSC 1 SHAPEにわりあてて

 

オシレーターシンク

・クロスモジュレーション

・XORモジュレーション

を変化させたりしても面白いサウンドができます。

 

STEINBERG RETROLOGUE 2 LFOLFOで変調しよう!
 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001081853j:plain

 
STEINBERG RETROLOGUE 2の【MATRIX】
4スロット ×   4ページ = 16
合計16のモジュレーションを設定可能です。
 

f:id:Marronfieldsproduction:20201001081500j:plain

 

 こんな感じでモジュレーションの自由度がとても高い

STEINBERG RETROLOGUE 2ですがLFOLFOで変調させることができるので

 

くりっぱー的にはポイントが高いです^^

 


 

STEINBERG RETROLOGUE 2 その4 ~MODULATORS編~ ブログ連動動画

 

STEINBERG RETROLOGUE 2 スタインバーグ レトロローグ 操作方法

その4 ~MODULATORS編~ | 初心者でもわかる 解説

 

 

STEINBERG RETROLOGUE 2 その4 ~MODULATORS編~  まとめ

 

シンセサイザーの音作りの三大要素
・フィルター
・アンプ 
がありますがその先のサウンドの個性はモジュレーションが重要になります。
 
くりっぱー的にはモジュレーションを制するものはシンセサイザーを制する!」
と思っているので自由にモジュレーションできるRETROLOGUEは楽しいです♪
 
ぜひいろいろいじってみて自分だけのサウンドを作ってみて下さい^^
 
ではまた次回!
 
 

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Steinberg / Cubase Pro 10.5 通常版 DAWソフトウェア (CUBASE PRO/R)
価格:62700円(税込、送料無料) (2020/9/16時点)

楽天で購入

 

 

Steinberg Retrologue 2 くりっぱーチャンネル再生リスト
 
 

 

Youtube KURIPPER MACHINE MUSIQ

 

KURIPPER MACHINE MUSIQ】再生リスト

ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。

 

f:id:Marronfieldsproduction:20210224043540j:plain

 

Youtube【くりっぱーチャンネル】

 

シンセサイザーの解説動画やマシンライブ動画などを公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^

 

www.youtube.com