0からのシンセサイザーのくりっぱーこと
Kurippertronixxx@Kurippersynthです。
moog music Animoog Zの動画連動ブログです。
moog music Animoog Z モーグ アニモーグ
https://www.moogmusic.com/products/animoog-z
moog Animoog Zはユニヴァーサルアプリなので
どちらかでダウンロード(無料!)すれば両方の端末で使用可能です。
鳴らすだけなら無料で楽しめますがシンセサイズ / エディットは有料になります。
(2021年11月現在$9.99)
今回はmoog music Animoog Zの基本的な操作についての解説です。
もともとmoog Animoogはアナログシンセサイザーのパイオニアのmoogさんが2011年にiOSアプリとして発売したシンセサイザーです。
以前、当ブログとくりっぱーチャンネル動画でも取り上げました。
marronfieldsproduction.hatenablog.com
くりっぱー的にはタッチデバイスの機能を活かしたiOSアプリのシンセサイザーの最高峰と書いてますがいまだにそう思います!
ライブでもよく使いました♪
moogシンセサイザーといえば極太のアナログVCOサウンドというイメージが強いと思いますが
AnimoogはAnisotropic Synthesis Engine(ASE)といってmoogさんにしてはめずらしく(というか唯一?)デジタル波形を使ったシンセサイザーです。
そんなAnimoogが『Animoog Z』としてパワーアップしてリリースされました♪
『Anisotropic Synthesis Engine(ASE)』はウェーヴテーブル波形をXYZ方向に動かしてさまざまな波形を変化させるシンセシスです。
ウェーヴテーブル+ベクトルシンセサイザーといった感じですね。
X(横)Y(縦)にくわえてZ軸もコントロールできるようになりTOP / FRONT / LEFTの3次元の波形コントロールが可能になりました。
オシレーター以降は通常のアナログシンセサイザーとほぼ同じなのでエディット自体はシンプルです。
Animoog Zはタッチキーボードで演奏しますが、ポリフォニックアフタータッチに対応しています。
Animoogのアフタータッチは通常の押し込む強さではなくてキーボードのバーをなぞって変化させます。
キーごとにアフタータッチで変調することが可能です。
【HOLD】をタップしてオンにするとノートオンが持続します。
ドローンやアンビエントサウンドを鳴らして…無限に遊んでられる機能ですね笑
〔Volume〕で音量
〔COR〕〔GLIDE〕でピッチの変化の仕方
をコントロールします。
【SCALE】をタップしてスケールモードに入ります。
さまざまな音階を設定していわゆる外さない演奏が可能です。
このへんは旧Animoogと同じですがAnimoog Zは同時発音数が
4POLYか16POLYの設定が可能になりました!
【ORBS】
moog Animoog Zのメインの機能で波形のコントロールをします。
【VIEW】で〔TOP〕〔FRONT〕〔LEFT〕でそれぞれ波形の動きを可視化が可能です。
【TIMBRE】
波形の選択やエディットをします。
新機能として波形の読み込みに対応しました。
【ENV / LFO】
「AMP」「FILTER」「MOD」をそれぞれカーヴでサウンドを変化させる「エンベロープ」
低い周波数のオシレーターで変調する「LFO」のエディットをします。
【MOD】
モジュレーションのルーティングと設定をします。
4つから10つまで設定可能になりました。
これによってかなり複雑な変調が可能ですね♪
【EFFECTS】
新機能のアルペジエーターやサウンドを変化させるフィルター、チック、ディレイなどのコントロールをします。
【STORE】
エディットのライセンスやプリセットパックの購入をします。
【SETTING】
Animoog Zの各種コントロールをします。
・波形コントロールにZ(奥行き)のパラメーターが追加
・4音ポリフォニック→16音ポリフォニックモードの追加
・ウェーヴテーブル波形の編集 / 読み込み
・LFOが2基から3基
・モジュレーションが4→10まで設定可能
・アルペジエーターの追加
という感じでしょうかね。
moog music Animoog Z モーグ アニモーグ
くりっぱーの中でiOS最強シンセサイザーmoog music Animoogですが
それが『Animoog Z』としてさらにパワーアップしてうれしい限りです♪
旧Animoogでは4ポリでちょっと不満もありましたがAnimoog Zでは4倍の16ポリモードも選択可能です。
三次元になってちょっと複雑になったかなーっていうのが本音ですが笑その分より複雑な変化をあたえることが可能です。
Animoogって基本ウェーヴテーブル+ベクトルシンセシスって感じで今回は上、前、左って3方向から波形のコントロールできるようになった感じかなー。
— くりっぱー@0からのシンセサイザー (@Kurippersynth) 2021年11月30日
遊んでる分には無条件でめっちゃ楽しいけど説明するのは難しい、、、(^◇^;)#moog#Animoogz pic.twitter.com/KVRqMkQADC
音鳴らしながら画面見てるだけでも楽しいですね笑
【音量注意】
— くりっぱー@0からのシンセサイザー (@Kurippersynth) 2021年11月30日
時間が溶けるってこういうことか、、、。#moog#Animoog pic.twitter.com/yXVnisZbBR
シンセサイザー自体登場以来、
アナログ、デジタル、ハードウェア、ソフトウェアなどいろんな形で進化してきたシンセサイザーですがmoogさんのシンセサイザーはプラットフォームが変わっても音、見た目ともに
「シンセサイザーにたいするワクワク」
みたいなのがずっと変わらないところが素晴らしいところですね☆
シンセサイザー好きはもちろん、iPhone / iPadがプラットフォームなのでシンセサイザー使ったことない人が使っても面白いアプリだと思います!
そのくらい完成度が高いアプリだと思います。
音を鳴らすだけなら無料ですし、アンロックしても¥1,200程度なのでぜひいろいろな人に使って欲しいアプリです♪
次回から各機能を使っていこうと思います♪
moog music Animoog くりっぱーチャンネル動画再生リスト
ハードウェア / アプリ等の一発録音のマシンライブ演奏を公開しています。
見にきていただけるとうれしいです^^