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moog music Animoog Z モーグ アニモーグ 操作方法 その4 ~ENV / LFO編~|初心者でもわかる 解説

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moog music Animoog Zの動画連動ブログです。

 

moog music Animoog Z その4 ~ENV / LFO編~ ブログ連動動画

 

moog music Animoog Z モーグ アニモーグ

操作方法 その4 ~ENV / LFO編~|初心者でもわかる 解説

 

 


 

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Animoog Zシンセサイザーの王様moogさんがiOS初期にリリースしたAnimoog『Animoog Z』としてアップグレードしたシンセサイザー・アプリです。
 
 
 

https://www.moogmusic.com/products/animoog-z

 

moog Animoog Zはユニヴァーサルアプリなのでどちらかでダウンロード(無料!)すれば両方の端末で使用可能です。

 

鳴らすだけなら無料で楽しめますがシンセサイズ / エディットは有料になります。

(2021年11月現在$9.99)

 


 

今回はmoog music Animoog Zサウンドの時間的変化をコントロールする【ENV/LFOについての解説です。

 

moog music Animoog Z  ENV/LFOとは?

 

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【ENV】(Envelope)

ATTACK / DECAY / SUSTAIN / RELEASEのパラメーターでカーヴを作成し音量、フィルターMOD(わりあてしたパラメーター)の時間的変化をコントロールします。

LFO】(Low Frequency Oscillator)

低い周波数のオシレーターサウンドを揺らしたり、変調したりします。

 

基本的に

エンベロープは一度のカーヴの変化

LFOが周期的(繰り返し)変化

というイメージですね。

 

moog music Animoog Z  エンベロープをコントロールしよう!

 

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【ENV】

【AMP】音量

【FILTER】音の明るさ

【MOD】わりあてしたパラメーター

〔ATTACK〕

ノートオンしてからの音の立ち上がりの時間。値が高いほど立ち上がりが遅くなります。

〔DECAY〕

ATTACKのあとの減衰の時間をコントロールします。

〔SUSTAIN〕

DECAYのあとの伸びの量を時間をコントロールします。

〔RELEASE〕

ノートオフしたあとの減衰の時間時間をコントロールします。

 

moog music Animoog Z  フィルターエンベロープをコントロールしよう!

 

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【AMP ENV】はそのままでカーヴの作成が可能ですが

【FILTER ENV】をコントロールする場合は

EFFECTSセクション【FILTER】〔ENV〕の値と〔FREQUENCY〕〔RESONANCE〕の値を調整しながらエンベロープのカーヴを作成します。

 

moog music Animoog Z  MODエンベロープをコントロールしよう!

 

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【MOD ENV】ではMODセクションで

〔SOURCE〕MOD ENV

DESTINATIONカーヴで変化させたいパラメーター

を選択して〔AMT〕で変化させる量をコントロールします。

 

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ピッチやORBITのXYZ軸などさまざまなパラメーターを変化させることが可能です。

 

moog music Animoog Z  LFOサウンドを変調しよう!

 

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旧AnimoogのときはLFOは2つでしたがAnimoog Zでは3つのLFOを使用可能です。

 

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LFOを使うには【MOD ENV】の時のようにMODセクションでルーティングの設定をします。

〔SOURCE〕LFO1 ~ 3

DESTINATIONLFOで変化させたいパラメーター

を選択して〔AMT〕で変化させる量をコントロールします。

 

わかりやすい例だとDESTINATION

・PITCHにすればビブラート

・FILTERにすればオートワウ

・VOLUMEにすればトレモロ

のような効果を得ることが可能です。

 

Animoog ZならXYZ軸の変調も可能ですね。

 

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〔RATE〕

LFO波形の周期(スピード)をコントロールします。

〔SYNC〕

内部 / 外部のテンポをLFOのRATEと同期させます。

〔SHAPE〕

LFO波形の形状をコントロールします。

旧Animoogでは切り替えの選択式でしたがAnimoog Zでは可変式になっています。

〔KB TRIG〕

オンにするとノートオンの度にLFO波形がスタートします。

 

moog music Animoog Z  LFOを活用しよう!

 

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旧AnimoogでもできましたがLFO波形をLFO波形で変調」といったことも可能です。

 

Animoog ZではLFOを3つ使用できるのでさらに複雑な変調も可能です。

 


 

moog music Animoog Z その4 ~ENV / LFO編~ ブログ連動動画

 

moog music Animoog Z モーグ アニモーグ

操作方法 その4 ~ENV / LFO編~|初心者でもわかる 解説

 

 

moog music Animoog Z その4 ~ENV / LFO編~  まとめ

 

【ENV / LFOのセクションはシンセサイザーの定番の音作りなのでとくに問題なくできると思います。

 

Animoog Zはシンプルながらモジュレーションの自由度が高いのでいろいろな変調をすることが可能です。

 

ぜひいろいろわりあてして変化させてみてください。

 

次回は【MOD】をより掘り下げて解説します。

 
ではまた次回! 
 

 

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